トリップアドバイザー、アジア7か国の女性2800名への旅行動向調査を実施
[16/03/17]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
約7割が旅を自分で計画する日本人女性 芸術・歴史・文化そして美味しい食べ物を求め、一人旅にも積極的
旅の計画から予約までをサポートする世界最大の旅行口コミサイト「TripAdvisor(R)」(トリップアドバイザー、本社:マサチューセッツ州ニュートン、NASDAQ:TRIP、CEO:ステファン・カウファー、日本語サイト: https://www.tripadvisor.jp/)は、日本人、中国人、インド人、シンガポール人、マレーシア人、インドネシア人、タイ人の女性、計2846名からの回答をもとに、アジア人女性の旅行動向調査を発表しました。
旅に求める要素はアジア人女性で概ね共通しており、『リラックスしたい』という人が全体の7割以上、それと同時に、『刺激が欲しい』という人が6割以上を占めました。旅は女性たちにとって世界について知る機会であり、新しいことを学ぼう、新しいことに挑戦しようという気持ちを掻き立てるなどポジティブな影響を人生に与えてくれるようです。
[画像: http://prtimes.jp/i/1853/394/resize/d1853-394-456643-1.jpg ]
調査を行った7か国の中でも、日本人女性は旅行について特に積極的な様子が浮かび上がってきました。『自分が旅行の計画を立てる』と回答した日本人女性は約7割と調査実施国の中で最大の割合となりました。また、他のアジアの国々の女性は自然を求めて旅する人が多いのに対し、日本人女性は芸術・文化的なことや美味しい食事を求める人が多く、アクティブに楽しむことに余念がありません。直近の旅行が一人旅だったと回答した人の割合も日本人女性が最も多く、自らが行きたい旅をプロデュースしながら自由に旅行をするライフスタイルが他のアジアの国の女性たちよりも先行しているように見受けられました。
なお、今回の調査で2016年に訪れたい場所と聞いたところ、トップに挙げられたのは『日本』で、2位は『タイ』、3位は『オーストラリア』でした。アジアの女性旅行者が今年注目するデスティネーションとして、2016年も益々インバウンド市場が盛り上がっていくことが期待きそうです。
トリップアドバイザーのアジアパシフィック・コミュニケーション・ディレクターであるジャニス・リー・ファンは次のようにコメントしています。「近年旅行に関するアジア人の女性の行動は変化しきています。アジア人の女性は、旅を計画・予約するだけではなく、旅費を自分で支払うという女性も増えてきました。旅行者に役立つ口コミを多数掲載し、予約可能なハイグレードなホテルを検索・予約できるトリップアドバイザーのサイトは、彼女達が旅の計画や予約をする際に役に立つ情報源です。」
調査期間:2016年2月15日〜3月3日
調査方法:アジア圏の各国トリップアドバイザーユーザーパネルに対してインターネット調査を実施
有効回答数:アジア人女性2846人 (日本人484人、中国人504人、インド人202人、シンガポール人639人、マレーシア人547人、インドネシア人341人、タイ人129人)
■ 旅に出る理由:『リラックスしたい』、『刺激が欲しい』、『自由になりたい』
「旅に出る理由」を聞いたところ、アジア人女性が選択した上位3位の理由は下記の通りでした。
?『人生や仕事のストレスから解き放たれるなど、リラックスしたい』(アジア全体72%、日本73%)
『様々な人と出会ったり新しい文化を学ぶなど、刺激が欲しい』(アジア全体62%、日本69%)
『何の心配ごともなく、自由になりたい』(アジア全体30%、日本23%)
日本人女性はが最も多く選択した回答はの1・2番目はアジア全体と同様『リラックスしたい』と『刺激が欲しい』でしたが、3番目には『ワクワクする冒険心が掻き立てられる』(アジア全体30%、日本42%)が入りました。日本人女性は旅行に普段の生活には無い刺激や冒険心を求める気持ちが強いのかもしれません。
■ 旅が人生に与える影響:世界について学び、新しいことに挑戦する気持ちを掻き立てるなど自分を変えてくれる
「旅が人生に与える影響」を聞いたところ、アジア人女性が選択した上位3位の理由は下記の通りでした。
?『世界について学ぶことができた』 (アジア全体68%、日本63%)
『新しいことを学んだり、新しいことに挑戦したいと思うようになった』 (アジア全体61%、日本64%)
『自分の人生についての生き方や考え方を変えてくれた』 (アジア全体33%、日本37%)
日本人女性の回答上位3位も上記同様でした。興味深かったのはインド人女性で、40%が旅行は『自分に自信を与えてくれた』と回答していました。アジア全体でこの回答を選んだ女性は29%(日本人女性は24%)だったので、11ポイントも高い結果でした。また、シンガポール人女性は40%が『自分の地元をより好きになった』と回答。アジア全体でこの回答を選んだ女性は24%(日本人女性は12%)だったので、16ポイントも高いという結果になりました。
■ 旅先を決める際に重視するポイント:日本人女性は芸術的・文化的なことが楽しめて、美味しいものが食べられる場所に行きたい
「旅行の行き先を決める際に重視するポイント」を聞いたところ、アジア人女性の上位3位は下記の通りでした。
『自然が楽しめる場所かどうか』 (アジア全体65%、日本42%)
『美味しい食事が楽しめる場所かどうか』 (アジア全体61%、日本64%)
『芸術・歴史・文化などが楽しめる場所かどうか』 (アジア全体56%、日本67%)
日本人女性が旅先を決める際に最も重視すると回答した3つのポイントは、『芸術、歴史、文化などが楽しめる場所かどうか』、『美味しい食事が楽しめるかどうか』、そして『見ることややることのバラティに富んだ場所かどうか』(アジア全体53%、日本44%、)でした。他のアジアの国々では『美しいビーチや島があるかどうか』を挙げた人も多く、アジア全体では48%の人が選択したのに対し、日本は27%に留まりました。日本人女性は自然やビーチでのんびりするよりも、芸術・文化的なことを楽しみつつ美味しいものを食べるなど、色々なことをしたいという欲求が強いのかもしれません。
■ 旅行の計画者: 50%のアジア人女性が自ら旅行を計画すると回答。日本人女性は約7割が自分で計画
「旅行の計画を立てるのは誰か」を聞いたところ、『自分が計画を立てる』と回答したアジア人女性は50%にも上りました。調査を行ったアジア7か国の中で、『自分が計画を立てる』と回答した人が最も多かったのは日本で、『配偶者またはパートナーと一緒に計画を立てる』(23%)より3倍近くの68%の人が、『自分が計画と立てる』と回答していました。中国とタイも、『自分が計画を立てる』と回答した人が最も多く、シンガポール、マレーシア、インドネシアは『自分が計画を立てる』人と、『配偶者またはパートナーと一緒に計画を立てる』人が半々ぐらいの割合でした。インドだけは、『配偶者またはパートナーと一緒に計画を立てる』(75%)人が、『自分が計画を立てる』(32%)人の倍以上という結果でした。
旅行の決定権は女性が握っていると言われることがありますが、アジア人女性の中でも日本人が特に決定権を持っているのかもしれません。
■ ホテルや航空券を予約する際に影響する要素: 日本人女性は、マイルで受けられる特典が好き
『航空券や宿泊費が格安価格で提供されている、またはお得なプランがある』(アジア全体78%、日本57%)
『トリップアドバイザーのような口コミサイトの掲載内容』 (アジア全体69%、日本65%)
『航空券と宿泊先がセットになったお得なプランがある』 (アジア全体40%、日本38%)でした。
日本人女性が選んだトップ3には、『トリップアドバイザーのような口コミサイトの掲載内容』、『航空券や宿泊費が格安価格で提供されている、またはお得なプランがある』に次いで、『マイルによる特典やロイヤルティ・プログラムがある』(アジア全体22%、日本41%)が入り、マイルが日本人女性に与える影響は大きいことが分かりました。
■ 一人旅にも積極的な日本人女性たち。『好きなように行動できて自由』なのが一人旅の一番のメリット
「直近のプライベートの旅行は誰と一緒だったか」を聞いたところ、下記が主な回答となりました。
『配偶者、またはパートナーと』 (アジア24全体%、日本31%)
『配偶者、またはパートナーおよび子どもと』 (アジア全体21%、日本15%)
『友人と』 (アジア21全体%、日本19%)
『一人旅だった』 (アジア全体11%、日本20%)
『一人旅だった』と回答したのは日本人女性が最も多いという結果となりました。
実際、日本人女性に一人旅をしたことがあるか聞いたところ、『海外・国内ともにしたことがある』(48%)『国内はしたことがある』(20%)、『海外はしたことがある』(13%)と、ひとり旅経験者は81%にも上りました。未経験者の中でも9%の人は『したことはないがしてみたいと思う』と回答しており、日本人女性の一人旅に対するモチベーションの高さが明らかになりました。
一人旅を経験したアジア人女性に、「一人旅をする理由」について聞いたところ、下記が上位3位の理由でした。日本人女性の回答も同じく下記が上位3位の理由でした。
『好きなように行動できて自由だから』 (アジア全体73%、日本74%)
『人に合わせないで済んでストレスが少ないから』 (アジア全体43%、日本50%)
『日常の生活から抜け出したいから』 (アジア全体34%、日本35%)
実際、ひとり旅経験者の日本人女性の方に一人旅だからこそ良かったことを聞くと、「時間を気にせずひとつの場所にゆっくりしたりでき」、「足の向くまま気の向くまま旅行ができる」、「好きなものを好きな時間に食べられる」、「時間に縛られない」など、自由に行動できることは一人旅の一番の醍醐味のようです。また、「ひとりだと地元の人に親切にしてもらえる」、「現地の人や他の旅行者と話すきっかけができる」、「現地で新たな出会いがある」など、ひとりだからこと新しい出会いに恵まれる機会も多い様子です。ただ、「食事時が淋しい」、「食事のバリエーションが減る」、「レストランに入るのがためらわれる」など、食事についてだけは不便だと感じる人が多く見受けられました。
■ 2016年にアジア人女性が訪れたい場所: トップは『日本』
アジア人女性に2016年に訪れたい場所を聞いたところ、トップには『日本』が挙げられ、『タイ』、『オーストラリア』が次ぐ結果となりました。アジアから多くの旅行者が訪れた2015年でしたが、2016年も益々インバウンド市場が盛り上がることが期待できそうです。
トリップアドバイザーのデータによると、女性旅行者から最も多く口コミをされている日本、タイ、オーストラリアの都市は以下になります。
日本
1. 東京都
お勧め観光地: 新宿御苑、浅草など
トリップアドバイザー経由で予約可能なお勧めのホテル: 渋谷エクセルホテル東急 (1泊平均:約32,000円)
2. 京都府
お勧め観光地: 伏見稲荷大社、清水寺など
トリップアドバイザー経由で予約可能なお勧めのホテル: ロイヤルパークホテル ザ 京都 (1泊平均:約24,000円)
3. 大阪府
お勧め観光地: 道頓堀、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンなど
トリップアドバイザー経由で予約可能なお勧めのホテル: クロスホテル大阪 (1泊平均:約27,000円)
タイ
1. バンコク
お勧め観光地: 涅槃寺(ワット・ポー)など。もし4月13日-15日の間にバンコクに滞在していたら、タイの水かけ祭りカオサン通りのソンクラン フェスティバル参加してみては。
トリップアドバイザー経由で予約可能なお勧めのホテル: アロフト バンコク (1泊平均:約9,600円)
2. チェンマイ
お勧め観光地: ワット・チェディルアンなど
トリップアドバイザー経由で予約可能なお勧めのホテル: ロイヤル プリンセス チェンマイ (1泊平均:約14,000円)
3. パトン(プーケット島)
お勧め観光地: フリーダム ビーチ、バングラー通りなど
トリップアドバイザー経由で予約可能なお勧めのホテル: ザ センシズ リゾート (1泊平均:約11,000円)
オーストラリア
1. シドニー
お勧め観光地: シドニー港に行ったなら、シドニー・ハーバーブリッジを眺めるだけではなく上ってみては
トリップアドバイザー経由で予約可能なお勧めのホテル: キー ウエスト スイーツ シドニー (1泊平均約34,000円)
2. メルボルン
お勧め観光地: メルボルン博物館、戦争記念館『Shrine of Remembrance』など
トリップアドバイザー経由で予約可能なお勧めのホテル: ランガム メルボルン (1泊平均約27,000円)
3. ブリスベン
お勧め観光地: ローン パイン コアラ保護区、ブリスベン川など
トリップアドバイザー経由で予約可能なお勧めのホテル: ロイヤル オン ザ パーク (1泊平均約14,000円)
(※ 1泊平均価格は、トリップアドバイザーが旅行予約サイトやホテルを介して保有する2016年3月〜12月の価格データに基づいて算出しています。また、お勧めの観光地は3月4日時点のトリップアドバイザーのランキングデータをベースに抽出しています。)
「アジア人女性の旅行行動調査」に関するインフォグラフィックスは下記のURLからご覧いただけます。
http://tg.tripadvisor.jp/news/wp-content/uploads/2016/03/TripAdvisor_Female_Traveller_Infographic_JP.pdf
トリップアドバイザーについて
トリップアドバイザーは、旅行者が最高の旅行を計画し、予約できる世界最大*の旅行サイト。何百万もの旅行者のアドバイスと、幅広い旅行の選択肢および数百を超える予約サイトから最安値を検索できるツールとシームレスにつながったプランニング機能を提供しています。世界最大の旅行者のコミュニティとして、世界48の国と地域でサイトを展開し、世界620万軒を超えるホテル、レストラン、観光スポットに対して3億2,000万件以上の口コミ情報を掲載しています。月間ユニークユーザー数は約3億5,000万人**。TripAdvisor, Inc. (本社: 米国マサチューセッツ州ニュートン、NASDAQ:TRIP)は、トリップアドバイザーブランドサイトのほか、以下の23の旅行関連サイトを運営しています:
http://www.airfarewatchdog.com http://www.bookingbuddy.com http://www.cruisecritic.com http://www.everytrail.com http://www.familyvacationcritic.com http://www.flipkey.com http://www.thefork.com (http://www.lafourchette.com http://www.eltenedor.com http://www.iens.nl http://www.besttables.com http://www.dimmi.com.au を含む),http://www.gateguru.com http://www.holidaylettings.co.uk http://www.holidaywatchdog.com http://www.independenttraveler.com http://www.jetsetter.com http://www.niumba.com http://www.onetime.com http://www.oyster.com http://www.seatguru.com http://www.smartertravel.com http://www.tingo.com http://www.travelpod.com http://www.tripbod.com http://www.vacationhomerentals.com http://www.viator.com http://www.virtualtourist.com
*出典: comScore Media Metrix for TripAdvisor Sites, worldwide 2015年11月
**出典: TripAdvisor log files, average monthly unique users, Q3 2015
旅の計画から予約までをサポートする世界最大の旅行口コミサイト「TripAdvisor(R)」(トリップアドバイザー、本社:マサチューセッツ州ニュートン、NASDAQ:TRIP、CEO:ステファン・カウファー、日本語サイト: https://www.tripadvisor.jp/)は、日本人、中国人、インド人、シンガポール人、マレーシア人、インドネシア人、タイ人の女性、計2846名からの回答をもとに、アジア人女性の旅行動向調査を発表しました。
旅に求める要素はアジア人女性で概ね共通しており、『リラックスしたい』という人が全体の7割以上、それと同時に、『刺激が欲しい』という人が6割以上を占めました。旅は女性たちにとって世界について知る機会であり、新しいことを学ぼう、新しいことに挑戦しようという気持ちを掻き立てるなどポジティブな影響を人生に与えてくれるようです。
[画像: http://prtimes.jp/i/1853/394/resize/d1853-394-456643-1.jpg ]
調査を行った7か国の中でも、日本人女性は旅行について特に積極的な様子が浮かび上がってきました。『自分が旅行の計画を立てる』と回答した日本人女性は約7割と調査実施国の中で最大の割合となりました。また、他のアジアの国々の女性は自然を求めて旅する人が多いのに対し、日本人女性は芸術・文化的なことや美味しい食事を求める人が多く、アクティブに楽しむことに余念がありません。直近の旅行が一人旅だったと回答した人の割合も日本人女性が最も多く、自らが行きたい旅をプロデュースしながら自由に旅行をするライフスタイルが他のアジアの国の女性たちよりも先行しているように見受けられました。
なお、今回の調査で2016年に訪れたい場所と聞いたところ、トップに挙げられたのは『日本』で、2位は『タイ』、3位は『オーストラリア』でした。アジアの女性旅行者が今年注目するデスティネーションとして、2016年も益々インバウンド市場が盛り上がっていくことが期待きそうです。
トリップアドバイザーのアジアパシフィック・コミュニケーション・ディレクターであるジャニス・リー・ファンは次のようにコメントしています。「近年旅行に関するアジア人の女性の行動は変化しきています。アジア人の女性は、旅を計画・予約するだけではなく、旅費を自分で支払うという女性も増えてきました。旅行者に役立つ口コミを多数掲載し、予約可能なハイグレードなホテルを検索・予約できるトリップアドバイザーのサイトは、彼女達が旅の計画や予約をする際に役に立つ情報源です。」
調査期間:2016年2月15日〜3月3日
調査方法:アジア圏の各国トリップアドバイザーユーザーパネルに対してインターネット調査を実施
有効回答数:アジア人女性2846人 (日本人484人、中国人504人、インド人202人、シンガポール人639人、マレーシア人547人、インドネシア人341人、タイ人129人)
■ 旅に出る理由:『リラックスしたい』、『刺激が欲しい』、『自由になりたい』
「旅に出る理由」を聞いたところ、アジア人女性が選択した上位3位の理由は下記の通りでした。
?『人生や仕事のストレスから解き放たれるなど、リラックスしたい』(アジア全体72%、日本73%)
『様々な人と出会ったり新しい文化を学ぶなど、刺激が欲しい』(アジア全体62%、日本69%)
『何の心配ごともなく、自由になりたい』(アジア全体30%、日本23%)
日本人女性はが最も多く選択した回答はの1・2番目はアジア全体と同様『リラックスしたい』と『刺激が欲しい』でしたが、3番目には『ワクワクする冒険心が掻き立てられる』(アジア全体30%、日本42%)が入りました。日本人女性は旅行に普段の生活には無い刺激や冒険心を求める気持ちが強いのかもしれません。
■ 旅が人生に与える影響:世界について学び、新しいことに挑戦する気持ちを掻き立てるなど自分を変えてくれる
「旅が人生に与える影響」を聞いたところ、アジア人女性が選択した上位3位の理由は下記の通りでした。
?『世界について学ぶことができた』 (アジア全体68%、日本63%)
『新しいことを学んだり、新しいことに挑戦したいと思うようになった』 (アジア全体61%、日本64%)
『自分の人生についての生き方や考え方を変えてくれた』 (アジア全体33%、日本37%)
日本人女性の回答上位3位も上記同様でした。興味深かったのはインド人女性で、40%が旅行は『自分に自信を与えてくれた』と回答していました。アジア全体でこの回答を選んだ女性は29%(日本人女性は24%)だったので、11ポイントも高い結果でした。また、シンガポール人女性は40%が『自分の地元をより好きになった』と回答。アジア全体でこの回答を選んだ女性は24%(日本人女性は12%)だったので、16ポイントも高いという結果になりました。
■ 旅先を決める際に重視するポイント:日本人女性は芸術的・文化的なことが楽しめて、美味しいものが食べられる場所に行きたい
「旅行の行き先を決める際に重視するポイント」を聞いたところ、アジア人女性の上位3位は下記の通りでした。
『自然が楽しめる場所かどうか』 (アジア全体65%、日本42%)
『美味しい食事が楽しめる場所かどうか』 (アジア全体61%、日本64%)
『芸術・歴史・文化などが楽しめる場所かどうか』 (アジア全体56%、日本67%)
日本人女性が旅先を決める際に最も重視すると回答した3つのポイントは、『芸術、歴史、文化などが楽しめる場所かどうか』、『美味しい食事が楽しめるかどうか』、そして『見ることややることのバラティに富んだ場所かどうか』(アジア全体53%、日本44%、)でした。他のアジアの国々では『美しいビーチや島があるかどうか』を挙げた人も多く、アジア全体では48%の人が選択したのに対し、日本は27%に留まりました。日本人女性は自然やビーチでのんびりするよりも、芸術・文化的なことを楽しみつつ美味しいものを食べるなど、色々なことをしたいという欲求が強いのかもしれません。
■ 旅行の計画者: 50%のアジア人女性が自ら旅行を計画すると回答。日本人女性は約7割が自分で計画
「旅行の計画を立てるのは誰か」を聞いたところ、『自分が計画を立てる』と回答したアジア人女性は50%にも上りました。調査を行ったアジア7か国の中で、『自分が計画を立てる』と回答した人が最も多かったのは日本で、『配偶者またはパートナーと一緒に計画を立てる』(23%)より3倍近くの68%の人が、『自分が計画と立てる』と回答していました。中国とタイも、『自分が計画を立てる』と回答した人が最も多く、シンガポール、マレーシア、インドネシアは『自分が計画を立てる』人と、『配偶者またはパートナーと一緒に計画を立てる』人が半々ぐらいの割合でした。インドだけは、『配偶者またはパートナーと一緒に計画を立てる』(75%)人が、『自分が計画を立てる』(32%)人の倍以上という結果でした。
旅行の決定権は女性が握っていると言われることがありますが、アジア人女性の中でも日本人が特に決定権を持っているのかもしれません。
■ ホテルや航空券を予約する際に影響する要素: 日本人女性は、マイルで受けられる特典が好き
『航空券や宿泊費が格安価格で提供されている、またはお得なプランがある』(アジア全体78%、日本57%)
『トリップアドバイザーのような口コミサイトの掲載内容』 (アジア全体69%、日本65%)
『航空券と宿泊先がセットになったお得なプランがある』 (アジア全体40%、日本38%)でした。
日本人女性が選んだトップ3には、『トリップアドバイザーのような口コミサイトの掲載内容』、『航空券や宿泊費が格安価格で提供されている、またはお得なプランがある』に次いで、『マイルによる特典やロイヤルティ・プログラムがある』(アジア全体22%、日本41%)が入り、マイルが日本人女性に与える影響は大きいことが分かりました。
■ 一人旅にも積極的な日本人女性たち。『好きなように行動できて自由』なのが一人旅の一番のメリット
「直近のプライベートの旅行は誰と一緒だったか」を聞いたところ、下記が主な回答となりました。
『配偶者、またはパートナーと』 (アジア24全体%、日本31%)
『配偶者、またはパートナーおよび子どもと』 (アジア全体21%、日本15%)
『友人と』 (アジア21全体%、日本19%)
『一人旅だった』 (アジア全体11%、日本20%)
『一人旅だった』と回答したのは日本人女性が最も多いという結果となりました。
実際、日本人女性に一人旅をしたことがあるか聞いたところ、『海外・国内ともにしたことがある』(48%)『国内はしたことがある』(20%)、『海外はしたことがある』(13%)と、ひとり旅経験者は81%にも上りました。未経験者の中でも9%の人は『したことはないがしてみたいと思う』と回答しており、日本人女性の一人旅に対するモチベーションの高さが明らかになりました。
一人旅を経験したアジア人女性に、「一人旅をする理由」について聞いたところ、下記が上位3位の理由でした。日本人女性の回答も同じく下記が上位3位の理由でした。
『好きなように行動できて自由だから』 (アジア全体73%、日本74%)
『人に合わせないで済んでストレスが少ないから』 (アジア全体43%、日本50%)
『日常の生活から抜け出したいから』 (アジア全体34%、日本35%)
実際、ひとり旅経験者の日本人女性の方に一人旅だからこそ良かったことを聞くと、「時間を気にせずひとつの場所にゆっくりしたりでき」、「足の向くまま気の向くまま旅行ができる」、「好きなものを好きな時間に食べられる」、「時間に縛られない」など、自由に行動できることは一人旅の一番の醍醐味のようです。また、「ひとりだと地元の人に親切にしてもらえる」、「現地の人や他の旅行者と話すきっかけができる」、「現地で新たな出会いがある」など、ひとりだからこと新しい出会いに恵まれる機会も多い様子です。ただ、「食事時が淋しい」、「食事のバリエーションが減る」、「レストランに入るのがためらわれる」など、食事についてだけは不便だと感じる人が多く見受けられました。
■ 2016年にアジア人女性が訪れたい場所: トップは『日本』
アジア人女性に2016年に訪れたい場所を聞いたところ、トップには『日本』が挙げられ、『タイ』、『オーストラリア』が次ぐ結果となりました。アジアから多くの旅行者が訪れた2015年でしたが、2016年も益々インバウンド市場が盛り上がることが期待できそうです。
トリップアドバイザーのデータによると、女性旅行者から最も多く口コミをされている日本、タイ、オーストラリアの都市は以下になります。
日本
1. 東京都
お勧め観光地: 新宿御苑、浅草など
トリップアドバイザー経由で予約可能なお勧めのホテル: 渋谷エクセルホテル東急 (1泊平均:約32,000円)
2. 京都府
お勧め観光地: 伏見稲荷大社、清水寺など
トリップアドバイザー経由で予約可能なお勧めのホテル: ロイヤルパークホテル ザ 京都 (1泊平均:約24,000円)
3. 大阪府
お勧め観光地: 道頓堀、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンなど
トリップアドバイザー経由で予約可能なお勧めのホテル: クロスホテル大阪 (1泊平均:約27,000円)
タイ
1. バンコク
お勧め観光地: 涅槃寺(ワット・ポー)など。もし4月13日-15日の間にバンコクに滞在していたら、タイの水かけ祭りカオサン通りのソンクラン フェスティバル参加してみては。
トリップアドバイザー経由で予約可能なお勧めのホテル: アロフト バンコク (1泊平均:約9,600円)
2. チェンマイ
お勧め観光地: ワット・チェディルアンなど
トリップアドバイザー経由で予約可能なお勧めのホテル: ロイヤル プリンセス チェンマイ (1泊平均:約14,000円)
3. パトン(プーケット島)
お勧め観光地: フリーダム ビーチ、バングラー通りなど
トリップアドバイザー経由で予約可能なお勧めのホテル: ザ センシズ リゾート (1泊平均:約11,000円)
オーストラリア
1. シドニー
お勧め観光地: シドニー港に行ったなら、シドニー・ハーバーブリッジを眺めるだけではなく上ってみては
トリップアドバイザー経由で予約可能なお勧めのホテル: キー ウエスト スイーツ シドニー (1泊平均約34,000円)
2. メルボルン
お勧め観光地: メルボルン博物館、戦争記念館『Shrine of Remembrance』など
トリップアドバイザー経由で予約可能なお勧めのホテル: ランガム メルボルン (1泊平均約27,000円)
3. ブリスベン
お勧め観光地: ローン パイン コアラ保護区、ブリスベン川など
トリップアドバイザー経由で予約可能なお勧めのホテル: ロイヤル オン ザ パーク (1泊平均約14,000円)
(※ 1泊平均価格は、トリップアドバイザーが旅行予約サイトやホテルを介して保有する2016年3月〜12月の価格データに基づいて算出しています。また、お勧めの観光地は3月4日時点のトリップアドバイザーのランキングデータをベースに抽出しています。)
「アジア人女性の旅行行動調査」に関するインフォグラフィックスは下記のURLからご覧いただけます。
http://tg.tripadvisor.jp/news/wp-content/uploads/2016/03/TripAdvisor_Female_Traveller_Infographic_JP.pdf
トリップアドバイザーについて
トリップアドバイザーは、旅行者が最高の旅行を計画し、予約できる世界最大*の旅行サイト。何百万もの旅行者のアドバイスと、幅広い旅行の選択肢および数百を超える予約サイトから最安値を検索できるツールとシームレスにつながったプランニング機能を提供しています。世界最大の旅行者のコミュニティとして、世界48の国と地域でサイトを展開し、世界620万軒を超えるホテル、レストラン、観光スポットに対して3億2,000万件以上の口コミ情報を掲載しています。月間ユニークユーザー数は約3億5,000万人**。TripAdvisor, Inc. (本社: 米国マサチューセッツ州ニュートン、NASDAQ:TRIP)は、トリップアドバイザーブランドサイトのほか、以下の23の旅行関連サイトを運営しています:
http://www.airfarewatchdog.com http://www.bookingbuddy.com http://www.cruisecritic.com http://www.everytrail.com http://www.familyvacationcritic.com http://www.flipkey.com http://www.thefork.com (http://www.lafourchette.com http://www.eltenedor.com http://www.iens.nl http://www.besttables.com http://www.dimmi.com.au を含む),http://www.gateguru.com http://www.holidaylettings.co.uk http://www.holidaywatchdog.com http://www.independenttraveler.com http://www.jetsetter.com http://www.niumba.com http://www.onetime.com http://www.oyster.com http://www.seatguru.com http://www.smartertravel.com http://www.tingo.com http://www.travelpod.com http://www.tripbod.com http://www.vacationhomerentals.com http://www.viator.com http://www.virtualtourist.com
*出典: comScore Media Metrix for TripAdvisor Sites, worldwide 2015年11月
**出典: TripAdvisor log files, average monthly unique users, Q3 2015