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コクヨが建築・インテリアデザインを手がけた6施設と製品デザイン3件が2022年度「iFデザイン賞」を受賞

コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田英邦)は、当社が建築・インテリアデザインを手がけた6施設と、製品デザイン3件が、ドイツのiFインターナショナルフォーラムデザインが主催する「2022年度 iF(アイエフ)デザイン賞」を受賞しましたので、お知らせいたします。
iFデザイン賞は、iFインターナショナルフォーラムデザインが主催する、世界的に権威あるデザイン賞です。今回、当社が建築・インテリアデザインを手掛けた、「オフィス[JX Nippon Mining & Metals SQUARE LAB & LOUNGE]」、「NISSIN GARAGE」、「CLAYスタジオ2」、「未来コンビニ」、「mot. Mitsui Office for Tomorrow OTEMACHI ONE」、「THE CAMPUS」、の6施設と、文具「EX- (エクス)」、「STACKA」、「積紙」の3製品デザインが同賞を受賞しました。




[画像: https://prtimes.jp/i/48998/395/resize/d48998-395-281a3a45843e9c57a4d0-0.jpg ]


写真(左から): (上段)「オフィス[JX Nippon Mining & Metals SQUARE LAB & LOUNGE]」、「NISSIN GARAGE」、「CLAYスタジオ2」、(中段)「未来コンビニ」、「mot. Mitsui Office for Tomorrow OTEMACHI ONE」、「THE CAMPUS」、(下段)「EX- (エクス)」、「STACKA」、「積紙」

【受賞施設について】

(1)「オフィス[JX Nippon Mining & Metals SQUARE LAB & LOUNGE]」
企業名: JX金属株式会社
施設所在地: 東京都港区虎ノ門二丁目10番4号 オークラ プレステージタワー
施設URL: https://www.nmm.jx-group.co.jp/rd_sp/sqlab/
概要: JX金属は、資源開発から製錬、先端素材供給、そしてリサイクルまで、一貫した事業を展開する非鉄金属メーカーです。これからの社会を支える非鉄金属の更なる可能性を追求する「技術立脚型企業への転身」に向けて、積極的な技術開発を進めると共に、社外の様々なパートナーとの共創を進めています。「技術立脚型企業」を体現するこのフロアに、ショールームとイベントスペースから成る「SQUARELAB」と、社員の交流や憩いの場となる「LOUNGE」を隣接して設置することで、イノベーションを起こす場へ日常的に訪れる計画としました。


(2)「NISSIN GARAGE」
企業名: 日清食品ホールディングス株式会社
施設所在地: 東京都新宿区新宿6丁目27-30 新宿イーストサイドスクエア8階
施設URL: http://nissin.com
概要: 即席麺やその他様々な食品の製造および販売を手掛ける日清食品ホールディングスのオフィスです。「ニューノーマルな働き方の追求」をコンセプトに、「生産性200%の達成」と「原点回帰によるハングリー精神の再燃」の2つを軸として、創業者・安藤百福氏が「チキンラーメン」を開発した研究小屋 (GARAGE) をイメージしたオフィスを作りました。様々な部門の社員が同一空間で接点を持ち合う「カジュアルコリジョン」を誘発し、クリエイティブな発想の創出を引き起こす空間設計により、“生産性200%”を実現する働き方をサポートしています。また、個人の机や椅子は全て可動式のものを採用することで、社員それぞれが自然にソーシャルディスタンスを確保できるようにしています。
加速度的に変化する人や組織、時代に先んじて「すべてが可変する仕掛け」により人も空間も仕組みも自律的に変わり続けるオフィスを目指しました。


(3)「CLAYスタジオ2」
企業名: 富士フイルム株式会社
施設所在地: 東京都港区西麻布4-12-24 興和西麻布ビル1F
施設URL: https://design.fujifilm.com/ja/news/2021/0510/
概要: 富士フイルムの製品・サービスなどのデザインを行うオフィスです。事業領域の拡大によりデザインの制作機会が増えたことで、現在のオフィス「CLAYスタジオ」に加え、新たな拠点となる「CLAYスタジオ2」を作りました。現在のオフィスが「動」だとすると、新しいオフィスは「静」の空間として没頭することを念頭に設計されています。本スタジオは、入居するデザイナーが、シンプルな空間から本質を見抜く力や、自然界の儚さ・尊さを美しいと思える感性を養いながら働き、そして自ら生み出すデザインに没頭してもらいたいと願い計画されました。これは、現在数多くある、コミュニケーションを主とした「動」のオフィスとは逆行しています。しかし反対に人が集まりながらも没頭でき、切磋琢磨する場が現在のオフィスへのアンチテーゼとも言えると考えています。「CLAYスタジオ2」には無加工の素材だけを採用。梁と柱だけで構成されたような佇まいながら、借景を用いる事で季節毎の変化を感じることができ、空間に彩りのある豊かな環境で没頭して働くことができます。また、デザイナーが外側を向きデザインできるよう、執務スペースをすべて壁向きに設置。さらに、空間の中心にBIGテーブルを配置し、後ろを振り向けばクイックミーティングを行える仕掛けを取り入れたことで、「没頭」に柔軟性と適応性を加えています。


(4)「未来コンビニ」
企業名: YUZU CAFE株式会社(KITO DESIGN HOLDINGSグループ)
施設所在地: 徳島県那賀郡那賀町木頭北川いも志屋敷11-1
施設URL: https://mirai-cvs.jp/
概要: 未来コンビニが建築された、徳島県と高知県の県境に位置する徳島県木頭地区(旧・木頭村)は、四方を山に囲まれたその自然豊かさゆえに「四国のチベット」とも呼ばれます。この小さな村“木頭”を文化の力で「奇跡の村」として復興させるためのプロジェクト“KITO DESIGN PROJECT”が立ち上がり、様々な構想が計画・実行される中、プロジェクトのハブとして未来コンビニは作られました。最寄りのスーパーまで車で1時間かかるこの村のライフラインとして、地元の人々と来訪者との接点として、そして、未来の主役である子供たちが沢山の文化や価値観と出会う場として誕生し、木頭のシンボルとして愛されています。


(5)「mot. Mitsui Office for Tomorrow OTEMACHI ONE」
企業名: 三井物産株式会社、三井不動産株式会社
施設所在地:東京都千代田区大手町1丁目2-1 Otemachi One タワー5F
施設URL: https://otemachi-one.com/mot/
概要:働き方改革が推進されている中、オフィスで働く人が感じる“もっと”こういうものがあったらいいなという想いや、生産性の向上によって生まれた時間で“もっと”こうしたいという想いに応えたい。mot.はそうした想いから、「あなたの“もっと”をかなえる場所」をコンセプトとして、快適なビジネスライフを過ごしていただくためのテナント企業向け会員制施設・サービスです。表現したのは “WORK WELLNESS”。働くを中心に、食べる、整える、出会う、遊ぶなど多用途な場をつなぎ合わせウェルネスを実現する場所となっています。


(6)「都市におけるセンターオフィスの再定義 [THE CAMPUS]
企業名:コクヨ株式会社
施設所在地:東京都港区港南1丁目8番35号
施設URL:https://the-campus.net/
概要: 品川港南に建つ築40年以上のコクヨ自社ビルを、社会に開かれた実験場「みんなのワーク&ライフ開放区」へリノベーション。街の余白として様々な繋がりを育てるパブリック空間と、分散して働く時代にオフィスに必要な体験を融合。働き方を暮らしや街の視点まで包含して捉え「都市におけるオフィスの未来像」をデザインしました。


【受賞製品について】

(1)「EX- (エクス)」
文具や生活の道具を、新しい働き方や暮らしのスタイルと共に提案する、コクヨのブランド「THINK OF THINGS」によるプロダクトシリーズ。「元〇〇」を意味する「EX-」は、コクヨの定番商品のグラフィックやマテリアルをなくすことで、造形の美しさ、細部の丹念な設計、新鮮なカラーリングなど、普段気に留めることのなかった道具の本質を浮かび上がらせ、使い手に新たな使い方の創造を促す文具シリーズです。また、従来の生産方法をそのまま活用することで、質が高く気軽に買える工業生産の思想を元にしながら、新しい道具のあり方を考える取り組みです。

商品紹介サイト  
https://think-of-things.com/ex/


(2)「STACKA」
洗練されたデザインと収納性に優れたマルチスタッキング チェアー。水平にも垂直にもスタッキングが可能で、アクティブな空間の可変性ニーズへ柔軟に応えます。 また、最小限のシャープなラインで構成されたデザインは、使用時だけでなくスタッキング時も 美しく空間に納まります。

商品紹介サイト 
https://www.kokuyo-furniture.co.jp/products/office/brandcollection/kokuyo/stacka/


(3)「積紙 Tsumishi」
積紙は、KOKUYO DESIGN AWARD 2020の優秀賞受賞作品「FROM TREE TO FOREST」からヒントを得た、「重ねた紙を噛み合わせる」という新たな接合方法に着目した積木型おもちゃです。紙を積み重ねてできた様々な形状のブロックたち。それらを上に積み上げるだけではなく、横に「噛み合わせる」ことで、これまでの積木では作れない様々な不思議な形を生み出すことができます。クリエイティブ・スタジオWhateverがデザインを担当し、KOKUYOと廣栄紙工が制作を担当。この三社の協業によって、気持ちよく噛み合い、これまでは不可能だった形を組み上げられるような積層構造をまず開発しました。構造の複雑さから、機械で製造することができず、積紙は全て手作業で作られています。持った時のサイズ感、噛み合わせの気持ち良さを追求しつつ、全て環境に優しい紙で作ることなどにこだわりました。2021年6月からクラウドファンディングをスタート。ファンディングゴールを達成し、現在は販売を終了しています。

商品紹介サイト 
https://www.kickstarter.com/projects/197719879/tsumishi?lang=ja


【ご参考】
■iF(アイエフ) DESIGN AWARDについて
ドイツのハノーヴァーにある「iF International Forum Design GmbH」が主催するiF DESIGN AWARDは、1954年以来優れたデザインに関して世界的に認知されたブランドであり、iFブランド は、優れたデザインのシンボルとして国際的に認知されています。iF DESIGN AWARDは、世界で最も重要なデザイン賞のひとつとして、プロダクト、パッケージ、コミュニケーション、サービスデザイン、建築、インテリア、そしてユーザーインターフェース(UI)、ユーザーエクスペリエンス(UX)、プロフェッショナルコンセプトなど、あらゆる分野のデザイン成果を評価し、厳正に審査されます。


■iF DESIGN AWARD 2022の概要
・約11,000点のエントリー
・世界57カ国からの応募
・9つのデザイン分野/80のカテゴリー
・iFアワード受賞:1,973社
・ゴールドアワード受賞:73点


【お問い合わせ先】コクヨお客様相談室
https://www.kokuyo.co.jp/support/
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