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新刊案内「車載用LIBの急速充電性能・耐久性と市場」 発行:(株)シーエムシー・リサーチ

リチウムイオン電池や材料化学を含む先端技術やその市場動向に関するレポート発行やセミナー開催を行う(株)シーエムシー・リサーチ(東京都千代田区神田錦町、http://cmcre.com/)では、自動車関係や材料関連書籍を多数発行しております。このたび、「車載用LIBの急速充電性能・耐久性と市場」と題する書籍を2019年4月1日に発行いたしましたので、お知らせします。
書籍の定価は、120,000円+消費税(書籍)、書籍とCDセットの定価はセット130,000円 + 消費税(書籍+CD)となっており、ご購入受付中です。書籍目次の詳細や販売については以下の弊社サイトをご覧ください。
 http://cmcre.com/archives/43201/




◎刊行にあたって
電気自動車(EV)の普及に向けて、充電時間の短縮、航続距離の伸長、車両価格の低減が一層求められてきた。これに伴い、車載用リチウムイオン電池(LIB)の大容量化が進行している。
容量が増えれば、その分だけ充電時間が長くなる。しかし、多くのユーザーは、そんなに長い時間は待てない。この解決法としては、“急速充電”が検討されている。充電電圧を高くしたり、充電電流を多くしたりして、短い時間で充電する。ところが、急速充電には電池を早く劣化させてしまうという短所がある。LIB は、充放電サイクルを重ねるにしたがって容量が減少してしまう。
すなわち、走って充電を繰り返すとLIB にとっては厳しい条件になる。それゆえに、電池の電気化学と回路設計の技術向上、更にはバッテリーマネージメントシステム(BMS)技術の実用化が不可欠である。
さらに、電池が劣化することで、電池の安全性も損なわれる。LIB を構成する各部材がどのように劣化し、安全性を含めた電池の特性に影響を及ぼすかという観点が重要である。
本レポートでは、このような解決策として急速充電に関してのLIB の特性、LIB 材料の充放電特性、劣化診断技術や充放電管理などを解説する。また、市場の項目では、ここ数年間の車載用LIB、およびLIB 材料の市場・業界動向をレポートする。

■書 名:車載用LIBの急速充電性能・耐久性と市場
■ 発 刊:2019年4月1日
■ 定 価:冊子版 120,000円 + 消費税
   PDF版(CD) 120,000円 + 消費税
   セット(冊子+CD) 130,000円 + 消費税
   ★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・258頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
   ISBN 978-4-904482-61-2

◇EV電池システムと温度・時間、搭載電池の急速充電と充電レートなどの関係を解説!
◇電池特性のサイクル特性、固体電解質としての実用、全固体電解質への適用可能性を紹介!
◇HEV/EVから見たエネルギーマネジメント技術、マネジメント制御上の課題を解説!
◇LIBの劣化診断技術、インピーダンス法、急速充電における充放電管理などを詳述!
◇車載用LIB、およびLIB材料の市場・業界動向をリサーチ! 日・韓・中の思惑とは!

☆目次の詳細とお申し込みはこちらから↓
http://cmcre.com/archives/43201/
[画像: https://prtimes.jp/i/12580/398/resize/d12580-398-469343-0.jpg ]


【執筆者一覧】
菅原 秀一 泉化研
堺 英樹 東邦チタニウム(株)
坂本 俊之 東海大学
有馬 理仁 大和製罐(株)
鳩野 敦生  University Kuala Lumpur(元富士重工業(株))
(株)シーエムシー・リサーチ 調査部

【本書の構成】
第1章 EV、PHV用リチウムイオン電池の特性と急速充電
1. はじめに
2. リチウムイオン電池(セル)の構成、特性と電極構造
 2.1 セルの電気化学的な構成
 2.2 基本特性 エネルギー、パワーとサイクル
 2.3 正・負極材の多様性と選択
 2.4 電極構造(1)捲回電極(円筒と角槽)
 2.5 電極構造(2)積層電極(ラミネート)
3. 充・放電、過充・放電、発熱と冷却
 3.1 電極電位、端子電圧と充放電制御
 3.2 充電、放電とサイクル
 3.3 過充電、過放電と電解液
 3.4 発熱、冷却と性能劣化
4. EV、PHSの電池システム(1)型式と冷却
5. EV、PHSの電池システム(2)走行と効率
6. 急速充電、通常充電とシステム
7. 安全性(試験)規格との関係
8. 高速充電への全固体セルの可能性
9. まとめ
追補

第2章 LIB材料チタン酸化合物の充放電特性
1. はじめに
2. 固体電解質
3. 作製方法
4. 機械的特性
5. イオン伝導度
6. 次世代リチウムイオン電池への適用可能性
7. リチウム空気電池の電池特性
8. おわりに

第3章 自動車(HEV/EV)から見たエネルギーマネジメント技術
1. はじめに
2. 自動車の電動化
 2.1 世界の自動車産業界の現状
 2.2 世界の海洋産業界の現状
3. エネルギーマネジメント技術
 3.1 リチウムイオンバッテリーの現状
 3.2 状態監視とマネジメント制御上の課題
4. エネルギーストレージの劣化診断技術
4.1 ユークリッド空間とマハラノビス距離
5. おわりに

第4章 劣化診断技術
1. はじめに
2. クラウドバッテリー
3. リチウムイオン電池の劣化診断技術
3.1 交流インピーダンス法
3.2 矩形波インピーダンス法
3.3 時間領域からのアプローチ
4. おわりに

第5章 急速充電対応SOH管理技術
1. はじめに
2. 急速充電におけるSOH評価技術の重要性
 2.1 急速充電における充放電管理
 2.2 従来の充放電管理方式の問題点
 2.3 SOHに対するKPIの必要性
3. SOHの定義と劣化の分類
 3.1 SOHの定義
 3.2 容量低下の分類
4. 急速充電におけるLi-ion電池の内部状態
 4.1 Li-ion電池の充電フェーズ
 4.2 電池の電気的な構造
 4.3 定電流充電フェーズでの内部状態
5. SOHの推定ためのKPI(Key Performance Indicator)の提案
 5.1 SEIの成長とSOH減少との関係
 5.2 ボルツマン分布
 5.3 アーレニウス式の物理的意味と限界
 5.4 KPI(Key Performance Indicator)によるSOHの推定
 5.5 化学ポテンシャルμの推定方法
 5.6 電池上昇温度の推定方法
6. SOHの計測
 6.1 SOHの計測の必要性
 6.2 SOHと1kHzインピーダンスとの関係
 6.3 1kHzインピーダンスと誘電緩和
7. おわりに

第6章 車載用LIBの市場
1. 世界の車載用LIBの市場動向
2. 車載用LIBの企業別シェア
3. 中国政府の動向(車載用1編)
4. 中国におけるLIB業界
 4.1 中国のLIBメーカーの動向
 4.2 主な車載用LIBメーカーの工場建設の状況
 4.3 中国における大学研究
5. 韓国のLIBメーカーの動向
6. 中国政府と韓国のLIBメーカーとの関係
7. 全固体電池
8. 中国のLIBメーカー
9. 日本・韓国のLIBメーカー

第7章 車載用LIB材料の市場
1. 概要
2. 中国政府の動向(LIB材料編)
3. 正極材
 3.1 概要
 3.2 正極材の市場動向
 3.3 正極材メーカーのマーケットシェア
 3.4 中国における正極材の動向
 3.5 正極材メーカー
4. 負極材
 4.1 概要
 4.2 炭素系材料
 4.3 新材料
 4.4 負極材の市場動向
 4.5 負極材メーカーのマーケットシェア
 4.6 中国における負極材の動向
 4.7 負極材メーカー
5. セパレーター
 5.1 概要
 5.2 セパレーターの市場動向
 5.3 セパレーターメーカーのマーケットシェア
 5.4 中国におけるセパレーターメーカーの動向
 5.5 セパレーターの今後の展望
 5.6 セパレーターメーカー
6. 電解液・電解質
 6.1 概要
 6.2 電解液溶質材料
 6.3 電解液の市場動向
 6.4 電解液メーカーのマーケットシェア
 6.5 中国における電解液メーカーの動向
 6.6 電解液メーカー

☆目次の詳細とお申し込みはこちらをご覧ください↓
http://cmcre.com/archives/43201/

◎関連書籍のご案内

(1)全固体リチウムイオン電池の展望
 ■ 発 刊:2018年8月1日
 ■ 定 価:本体価格 90,000円 + 消費税
  付属CD別売 10,000円 + 消費税
  ★ メルマガ会員:定価の10%引き!
 ■ 体 裁:A4判・並製・372頁
 ■ 調査・執筆:菅原秀一
 ■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
  ISBN 978-4-904482-50-6

☆お申し込みと詳細はこちらから↓
 http://cmcre.com/archives/34786/

(2)全固体電池の基礎理論と開発最前線
 ■ 発 刊:2018年7月31日
 ■ 定 価:本体(白黒) 90,000円 + 消費税
  本体 + CD(カラー) 100,000円 + 消費税
  ★ メルマガ会員:定価の10%引き!
 ■ 体 裁:A4判・並製・271頁
 ■ 監 修:菅野了次(東京工業大学)
 ■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
  ISBN 978-4-904482-51-3

☆お申し込みと詳細はこちらから↓
 http://cmcre.com/archives/34923/

(3)再生可能エネルギーと大型蓄電システムの技術と市場
〜定置用リチウムイオン電池の技術と市場動向〜
 ■ 発 刊:2018年2月26日
■ 定 価:本体(モノクロ) 100,000円 + 消費税
付属CD(カラー)別売 10,000円 + 消費税
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判 並製 462頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-904482-43-8

☆お申し込みと詳細はこちらから↓
http://cmcre.com/archives/32607/

(4)中国におけるEV・LIB・部材の市場・企業動向
 ■ 発 刊:2017年11月30日
 ■ 定 価:冊子版(白黒) 180,000円 + 消費税
  冊子 + PDF(カラー) 200,000円 + 消費税
  ★ メルマガ会員:定価の10%引き!
 ■ 体 裁:A4判 並製 175頁
 ■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
  ISBN 978-4-904482-41-4

☆お申し込みと詳細はこちらから↓
  http://cmcre.com/archives/31924/

(5)ZEV & EV電池テクノロジーII 2018
 ■ 発 刊:2017年11月25日
 ■ 定 価:本体価格 80,000円 + 消費税
  ※ 付属CD別売 10,000円 + 消費税
  ★ メルマガ会員:定価の10%引き!
 ■ 体 裁:A4判 並製 203頁
 ■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
  ISBN 978-4-904482-42-1

☆お申し込みと詳細はこちらから↓
  http://cmcre.com/archives/31880/

(6)EVに最適なバッテリーマネジメント技術と市場
 ■ 発 刊:2017年5月25日
 ■ 定 価:冊子版 90,000円 + 消費税
PDF版(CD)90,000円 + 消費税
セット(冊子 + CD) 120,000円 + 消費税
  ★ メルマガ会員:定価の10%引き!
 ■ 体 裁:A4判 並製 201頁
 ■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
  ISBN 978-4-904482-35-3

☆お申し込みと詳細はこちらから↓
  http://cmcre.com/archives/28268/

◎関連セミナーのご案内
(1)リチウムイオン二次電池工学セミナー
  開催日時:2019年4月18日(木)10:30〜16:30
  http://cmcre.com/archives/41198/

(2)リチウムイオン電池の性能・劣化・寿命評価
  開催日時:2019年5月9日(木)10:30〜16:30
  http://cmcre.com/archives/42013/

(3)自動車の電動化を取り巻く日本・韓国・中国の電池業界最新動向
  開催日時:2019年5月16日(木)13:30〜16:30
  http://cmcre.com/archives/42206/

(4)EV関連技術の現状と課題(充電インフラを中心に)
  開催日時:2019年5月17日(金)13:30〜16:30
  http://cmcre.com/archives/42709/

(5)自動車市場の激変を前にした内燃機関系自動車部品メーカーの成長戦略
  開催日時:2019年6月6日(木)10:30〜16:30
  http://cmcre.com/archives/42627/

(6)車載用LIBの急速充電とBMS技術
  開催日時:2019年6月12日(水)13:30〜16:20
  http://cmcre.com/archives/42610/

☆開催予定のセミナー一覧はこちらから!↓
 http://cmcre.com/archives/category/seminar/seminar_cmc_f/
                                         以上
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