JR青梅線(東京アドベンチャーライン)から「沿線まるごとホテル」を本格事業化へ JR東日本とさとゆめが共同出資会社「沿線まるごと株式会社」を設立
[21/11/19]
提供元:PRTIMES
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〜“ヒト?起点で高付加価値型の地域事業を展開〜
●東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:深澤祐二、以下「JR東日本」)は、グループ経営ビジョン「変革2027」に掲げる「地方を豊かに」を実現するために、地方創生に取り組んでいます。
●全国各地で地域活性化やビジネス創出を支援する株式会社さとゆめ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:嶋田俊平、以下「さとゆめ」)は、JR青梅線「東京アドベンチャーライン」沿線の無人駅や、沿線に点在する空き家をホテル客室に改修し、沿線全体をホテルに見立てる沿線活性化事業「沿線まるごとホテル」をJR東日本八王子支社と共に取り組んできました。
●本格事業展開するにあたり、地域に根差した事業運営に蓄積のあるJR東日本と、地域資源の高付加価値化に取り組んできたさとゆめ両社のノウハウを活用した共同出資会社「沿線まるごと株式会社」を設立します。
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1.会社設立の背景と経緯
JR東日本グループでは、お客さまの多様なニーズに合わせたサービスを提供し、駅や駅周辺の魅力と価値の向上に取り組んでいます。一方で、地方都市や農山漁村では過疎化が顕著となっており、JR東日本グループとしても沿線の生産年齢人口減やコロナ禍による地域への送客量減の課題に直面しています。
こうした中で、JR東日本は、JR東日本グループのCVCであるJR東日本スタートアップ株式会社が展開する「JR東日本スタートアッププログラム2020」の一環として、さとゆめとともに、JR青梅線にて、沿線自治体(青梅市、奥多摩町、小菅村、丹波山村)や地域住民・事業者を巻き込んで、沿線に点在する空き家をホテル客室に改修し、沿線全体をホテルに見立てる沿線活性化事業「沿線まるごとホテル」のサービス開発に取り組み、2021年2月〜4月に実証実験を行いました。そして、実証実験が良好な成績・評価を得たことから、「沿線まるごとホテル」の事業化を始めとする、沿線活性化における様々な協業を積極的に推進するために、共同出資会社「沿線まるごと株式会社」の設立に至りました。
2.会社設立目的
(1)アフターコロナにおける新たな旅と暮らしの実現
・JR 東日本が保有する駅舎や鉄道などを活用した「沿線まるごとホテル」とは、駅舎を「ホテルのフロント」として、沿線集落の古民家(空き家)を改修して「ホテル客室」に、さらには地域住民を「ホテルキャスト」として沿線地域を1つのホテルに見立てて接客・運営することで、新たな滞在型観光を作り上げます。
・地域住民の方をはじめ、自治体や協業会社などと協力しながら、JR東日本とさとゆめが伴走していく“ヒト”起点の地域事業を拡大していくことも目指していきます。
(2)地方創生人財の育成
・JR東日本社員のみならず自治体や地域事業者なども対象とした、地域のキーマンの育成を図ります。(長期的に地域事業を担う熱意ある地方創生人財の育成)
・さとゆめが培ってきた地域での事業づくりのノウハウを共有し、地域や事業との向き合い方を学ぶ研修プログラム化を図ります。今後JR青梅線沿線以外での地域事業を行う際にも熱量を持つ人財を継続的に確保していきます。
(3)地域マーケット・課題を捉えたスピーディーな地域事業運営と展開拡大
・地域特性に応じた事業者連携・宿泊観光・地産品販売など総合地域事業をスピーディーに実施する組織モデル構築を図ります。
・過疎高齢化が進む沿線地域に対して、その土地の眠っている魅力を掘り起こし、高付加価値サービスへ転換する本事業が、青梅線から他沿線にも展開できるようにノウハウを構築していきます。
3.「沿線まるごとホテル」事業について
JR東日本の駅舎や鉄道施設などを「ホテルのフロント」として活用、沿線集落の古民家(空き家)を「ホテルの客室」に改修、さらには地域住民とともに接客・運営(ホテルのキャスト)を行うことで、「沿線まるごとホテル」の世界観を構築し、新たな滞在型観光、マイクロツーリズムの創出を図るものです。
2021年2月〜4月に実証実験として、「1つの鉄道(青梅線)、2つの駅(白丸駅、奥多摩駅)、3つの集落(奥多摩町白丸集落・境集落、小菅村中組集落)」を楽しんで頂く体験・宿泊プラン「無人駅からはじまる、源流への旅」を実施。1泊2食・体験付き1人2万9700円で販売したところ、完売となり、ご利用いただいたお客さまからも高い評価を得ることができたため、事業化に向けて本格始動していきます。
[画像5: https://prtimes.jp/i/17557/399/resize/d17557-399-dd761cba4c448f0359ca-14.png ]
[画像6: https://prtimes.jp/i/17557/399/resize/d17557-399-1229baed650ed6218bde-15.png ]
4.“ヒト”起点での地域活性事業サービスを展開
地域活性事業を実施していくうえで、数年単位ではなく、10年以上先を見据えて地域に寄り添える「ヒトづくり」から着手していくことが重要になります。地域住民の方をはじめ、JR社員とさとゆめ社員が伴走していく“ヒト”起点の事業モデルを展開していく予定です。
(1)JR青梅線無人駅の観光拠点化 地域と観光客のコミュニティスペースとして活用
JR青梅線沿線で「沿線まるごとホテル」の事業立ち上げ・運営を継続していくうえで、JR青梅線無人駅の「鳩ノ巣駅」を観光拠点として改修・整備し、古民家ホテル利用があるお客様向けのチェックインスペースや、JR青梅線沿線の集落ホッピング起点・情報発信・交流拠点としても活用していきます。
[画像7: https://prtimes.jp/i/17557/399/resize/d17557-399-3151b0c0ff38da1bc8f3-3.jpg ]
(2)「沿線まるごとホテル」ツアーの販売を順次実施、2026年までにJR青梅線古民家ホテルを順次開業予定
「沿線まるごとホテル」の宿泊プランを試験的に販売する実験ツアーを、前回(2021年2月〜4月)とは異なる時期と集落で実施する予定です。“集落ホッピング”、”青梅線駅チェックイン“などのメニューの開発実施、また3コース程度の“沿線ガストロノミー”コースメニューの開発実施などを考えています。そのほか、多摩エリアの食を支える生産者の“想い”から楽しんでもらう“多摩ガストロノミー”ツアーも実施。生産現場の見学や多摩の食材を使ったディナーなどを楽しむハイグレードな内容を予定しています。※1
また、古民家ホテル事業については、JR青梅線沿線にて2022年度内に古民家(空き家)を改修し、2023年に古民家ホテルとして宿泊事業サービスを開始する想定です。その後、JR青梅線沿線で順次改修・開業していき、2026年には全5〜8棟で宿泊事業を稼働する予定です。
[画像8: https://prtimes.jp/i/17557/399/resize/d17557-399-24d208d10cf1ebff9b7f-4.png ]
(3)JR青梅線(東京アドベンチャーライン)から地域課題解決・地方創生・SDGsに向けた取り組みと事業実施
青梅線を集落単位で捉え、その地域ならではの地産品・体験をサービスとしてお客さまに提供できるようにします。
鳩ノ巣駅周辺の棚沢集落や鳩ノ巣渓谷の散策、古里駅付近のわさび田巡りや地元の生産者との対話など、その土地ならではの衣食住の暮らしと歴史文化を感じるサービスを提供していきます。また地域の皆さまと共に課題解決や持続可能な事業へ取り組んでいきます。※2
(4)「沿線まるごとホテル」等の地域事業を全国へ展開 2040年までに「30地域で事業創出」を目指す
将来的には「沿線まるごとホテル」等のヒト起点の地域事業モデルをJR青梅線以外の地域でも検討し、2040年までにJR東日本管轄エリア内で30地域以上での地域特性に応じた地域事業創出を目指していきます。全国にあるローカル沿線の活性化に向けて、地域で活躍する人材の育成にも力を入れていきます。
※1※2 地域体験・宿泊プランは準備出来次第、沿線まるごと(株)・JR東日本・さとゆめから発表します。
5.「沿線まるごと株式会社」の会社概要
[画像9: https://prtimes.jp/i/17557/399/resize/d17557-399-940de2e730bfb2ba3615-5.png ]
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町棚沢(予定)
資本金等:7,500万円(資本金3,750万円、資本準備金3,750万円)
株主構成:さとゆめ 53.3%、JR東日本 46.7%
設立時期:2021年12月上旬(予定)
事業内容:・古民家宿泊事業(空き家改修から宿泊事業運営)
・地域観光事業(地域ガイド運営・地域体験運営)
・小売り・eコマース事業(地産品販売)
・その他サービス事業(伴走型地域課題解決コンサルティング)など
新会社ロゴへの想い:
線路を想起させる円形のアイコンに、地域の物語を読みとくような明朝の書体をのせ、電車に心地よく揺られるような流動的イメージを加えた、シンプルなデザインです。円形アイコンには、沿線の地域の様々な要素が鎖のように連なり合って調和するという願いが込められています。(制作:tamda代表 巽 奈緒子)
●「JR東日本」の会社概要
JR東日本は、グループ経営ビジョン「変革 2027」で掲げる「くらしづくり」の実現に向けて、“沿線の個性を引き出す”「沿線くらしづくり構想」を推進します。地域の皆さまと歩む沿線を目指し、「鉄道起点」から「ヒト起点」にビジネスストーリーを転換し、新たな成長戦略を推進します。お客さまが求める新しい形での“旅”や“暮らし”を積極的に提案することで、グループ一体となって需要を創造し、経済活性・地方創生に繋げていきます。
所在地: 東京都渋谷区代々木二丁目2番2号
代表者: 代表取締役社長 深澤祐二
設 立: 1987年4月1日
事 業: 旅客鉄道事業、旅行業、流通・サービス事業、不動産・ホテル事業など
U R L: https://www.jreast.co.jp/
●「株式会社さとゆめ」の会社概要
さとゆめは、地方創生に特化した、伴走型の事業プロデュース会社です。全国40エリアで、計画策定から事業の立上げ・運営まで、地域に伴走しています。「沿線まるごとホテル」は、さとゆめが2014年から8年間伴走している山梨県小菅村でプロデュースした“村まるごとホテル”の「NIPPONIA 小菅 源流の村」(さとゆめの出資会社である株式会社EDGEが運営)、地域と企業の協働による保養地づくり「癒しの森事業」(長野県信濃町)、町単独のアンテナショップ&地域商社事業「かほくらし」(山形県河北町)等、人を起点に様々な事業創出に取り組んでいます。
所在地:東京都千代田区九段南4-7-16 市ヶ谷KTビルII 9階
代表者:代表取締役社長 嶋田俊平
設 立:2012年4月17日
事 業:地方創生に特化した事業プロデュース、伴走型コンサルティングなど
U R L:https://satoyume.com/
●東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:深澤祐二、以下「JR東日本」)は、グループ経営ビジョン「変革2027」に掲げる「地方を豊かに」を実現するために、地方創生に取り組んでいます。
●全国各地で地域活性化やビジネス創出を支援する株式会社さとゆめ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:嶋田俊平、以下「さとゆめ」)は、JR青梅線「東京アドベンチャーライン」沿線の無人駅や、沿線に点在する空き家をホテル客室に改修し、沿線全体をホテルに見立てる沿線活性化事業「沿線まるごとホテル」をJR東日本八王子支社と共に取り組んできました。
●本格事業展開するにあたり、地域に根差した事業運営に蓄積のあるJR東日本と、地域資源の高付加価値化に取り組んできたさとゆめ両社のノウハウを活用した共同出資会社「沿線まるごと株式会社」を設立します。
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1.会社設立の背景と経緯
JR東日本グループでは、お客さまの多様なニーズに合わせたサービスを提供し、駅や駅周辺の魅力と価値の向上に取り組んでいます。一方で、地方都市や農山漁村では過疎化が顕著となっており、JR東日本グループとしても沿線の生産年齢人口減やコロナ禍による地域への送客量減の課題に直面しています。
こうした中で、JR東日本は、JR東日本グループのCVCであるJR東日本スタートアップ株式会社が展開する「JR東日本スタートアッププログラム2020」の一環として、さとゆめとともに、JR青梅線にて、沿線自治体(青梅市、奥多摩町、小菅村、丹波山村)や地域住民・事業者を巻き込んで、沿線に点在する空き家をホテル客室に改修し、沿線全体をホテルに見立てる沿線活性化事業「沿線まるごとホテル」のサービス開発に取り組み、2021年2月〜4月に実証実験を行いました。そして、実証実験が良好な成績・評価を得たことから、「沿線まるごとホテル」の事業化を始めとする、沿線活性化における様々な協業を積極的に推進するために、共同出資会社「沿線まるごと株式会社」の設立に至りました。
2.会社設立目的
(1)アフターコロナにおける新たな旅と暮らしの実現
・JR 東日本が保有する駅舎や鉄道などを活用した「沿線まるごとホテル」とは、駅舎を「ホテルのフロント」として、沿線集落の古民家(空き家)を改修して「ホテル客室」に、さらには地域住民を「ホテルキャスト」として沿線地域を1つのホテルに見立てて接客・運営することで、新たな滞在型観光を作り上げます。
・地域住民の方をはじめ、自治体や協業会社などと協力しながら、JR東日本とさとゆめが伴走していく“ヒト”起点の地域事業を拡大していくことも目指していきます。
(2)地方創生人財の育成
・JR東日本社員のみならず自治体や地域事業者なども対象とした、地域のキーマンの育成を図ります。(長期的に地域事業を担う熱意ある地方創生人財の育成)
・さとゆめが培ってきた地域での事業づくりのノウハウを共有し、地域や事業との向き合い方を学ぶ研修プログラム化を図ります。今後JR青梅線沿線以外での地域事業を行う際にも熱量を持つ人財を継続的に確保していきます。
(3)地域マーケット・課題を捉えたスピーディーな地域事業運営と展開拡大
・地域特性に応じた事業者連携・宿泊観光・地産品販売など総合地域事業をスピーディーに実施する組織モデル構築を図ります。
・過疎高齢化が進む沿線地域に対して、その土地の眠っている魅力を掘り起こし、高付加価値サービスへ転換する本事業が、青梅線から他沿線にも展開できるようにノウハウを構築していきます。
3.「沿線まるごとホテル」事業について
JR東日本の駅舎や鉄道施設などを「ホテルのフロント」として活用、沿線集落の古民家(空き家)を「ホテルの客室」に改修、さらには地域住民とともに接客・運営(ホテルのキャスト)を行うことで、「沿線まるごとホテル」の世界観を構築し、新たな滞在型観光、マイクロツーリズムの創出を図るものです。
2021年2月〜4月に実証実験として、「1つの鉄道(青梅線)、2つの駅(白丸駅、奥多摩駅)、3つの集落(奥多摩町白丸集落・境集落、小菅村中組集落)」を楽しんで頂く体験・宿泊プラン「無人駅からはじまる、源流への旅」を実施。1泊2食・体験付き1人2万9700円で販売したところ、完売となり、ご利用いただいたお客さまからも高い評価を得ることができたため、事業化に向けて本格始動していきます。
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4.“ヒト”起点での地域活性事業サービスを展開
地域活性事業を実施していくうえで、数年単位ではなく、10年以上先を見据えて地域に寄り添える「ヒトづくり」から着手していくことが重要になります。地域住民の方をはじめ、JR社員とさとゆめ社員が伴走していく“ヒト”起点の事業モデルを展開していく予定です。
(1)JR青梅線無人駅の観光拠点化 地域と観光客のコミュニティスペースとして活用
JR青梅線沿線で「沿線まるごとホテル」の事業立ち上げ・運営を継続していくうえで、JR青梅線無人駅の「鳩ノ巣駅」を観光拠点として改修・整備し、古民家ホテル利用があるお客様向けのチェックインスペースや、JR青梅線沿線の集落ホッピング起点・情報発信・交流拠点としても活用していきます。
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(2)「沿線まるごとホテル」ツアーの販売を順次実施、2026年までにJR青梅線古民家ホテルを順次開業予定
「沿線まるごとホテル」の宿泊プランを試験的に販売する実験ツアーを、前回(2021年2月〜4月)とは異なる時期と集落で実施する予定です。“集落ホッピング”、”青梅線駅チェックイン“などのメニューの開発実施、また3コース程度の“沿線ガストロノミー”コースメニューの開発実施などを考えています。そのほか、多摩エリアの食を支える生産者の“想い”から楽しんでもらう“多摩ガストロノミー”ツアーも実施。生産現場の見学や多摩の食材を使ったディナーなどを楽しむハイグレードな内容を予定しています。※1
また、古民家ホテル事業については、JR青梅線沿線にて2022年度内に古民家(空き家)を改修し、2023年に古民家ホテルとして宿泊事業サービスを開始する想定です。その後、JR青梅線沿線で順次改修・開業していき、2026年には全5〜8棟で宿泊事業を稼働する予定です。
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(3)JR青梅線(東京アドベンチャーライン)から地域課題解決・地方創生・SDGsに向けた取り組みと事業実施
青梅線を集落単位で捉え、その地域ならではの地産品・体験をサービスとしてお客さまに提供できるようにします。
鳩ノ巣駅周辺の棚沢集落や鳩ノ巣渓谷の散策、古里駅付近のわさび田巡りや地元の生産者との対話など、その土地ならではの衣食住の暮らしと歴史文化を感じるサービスを提供していきます。また地域の皆さまと共に課題解決や持続可能な事業へ取り組んでいきます。※2
(4)「沿線まるごとホテル」等の地域事業を全国へ展開 2040年までに「30地域で事業創出」を目指す
将来的には「沿線まるごとホテル」等のヒト起点の地域事業モデルをJR青梅線以外の地域でも検討し、2040年までにJR東日本管轄エリア内で30地域以上での地域特性に応じた地域事業創出を目指していきます。全国にあるローカル沿線の活性化に向けて、地域で活躍する人材の育成にも力を入れていきます。
※1※2 地域体験・宿泊プランは準備出来次第、沿線まるごと(株)・JR東日本・さとゆめから発表します。
5.「沿線まるごと株式会社」の会社概要
[画像9: https://prtimes.jp/i/17557/399/resize/d17557-399-940de2e730bfb2ba3615-5.png ]
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町棚沢(予定)
資本金等:7,500万円(資本金3,750万円、資本準備金3,750万円)
株主構成:さとゆめ 53.3%、JR東日本 46.7%
設立時期:2021年12月上旬(予定)
事業内容:・古民家宿泊事業(空き家改修から宿泊事業運営)
・地域観光事業(地域ガイド運営・地域体験運営)
・小売り・eコマース事業(地産品販売)
・その他サービス事業(伴走型地域課題解決コンサルティング)など
新会社ロゴへの想い:
線路を想起させる円形のアイコンに、地域の物語を読みとくような明朝の書体をのせ、電車に心地よく揺られるような流動的イメージを加えた、シンプルなデザインです。円形アイコンには、沿線の地域の様々な要素が鎖のように連なり合って調和するという願いが込められています。(制作:tamda代表 巽 奈緒子)
●「JR東日本」の会社概要
JR東日本は、グループ経営ビジョン「変革 2027」で掲げる「くらしづくり」の実現に向けて、“沿線の個性を引き出す”「沿線くらしづくり構想」を推進します。地域の皆さまと歩む沿線を目指し、「鉄道起点」から「ヒト起点」にビジネスストーリーを転換し、新たな成長戦略を推進します。お客さまが求める新しい形での“旅”や“暮らし”を積極的に提案することで、グループ一体となって需要を創造し、経済活性・地方創生に繋げていきます。
所在地: 東京都渋谷区代々木二丁目2番2号
代表者: 代表取締役社長 深澤祐二
設 立: 1987年4月1日
事 業: 旅客鉄道事業、旅行業、流通・サービス事業、不動産・ホテル事業など
U R L: https://www.jreast.co.jp/
●「株式会社さとゆめ」の会社概要
さとゆめは、地方創生に特化した、伴走型の事業プロデュース会社です。全国40エリアで、計画策定から事業の立上げ・運営まで、地域に伴走しています。「沿線まるごとホテル」は、さとゆめが2014年から8年間伴走している山梨県小菅村でプロデュースした“村まるごとホテル”の「NIPPONIA 小菅 源流の村」(さとゆめの出資会社である株式会社EDGEが運営)、地域と企業の協働による保養地づくり「癒しの森事業」(長野県信濃町)、町単独のアンテナショップ&地域商社事業「かほくらし」(山形県河北町)等、人を起点に様々な事業創出に取り組んでいます。
所在地:東京都千代田区九段南4-7-16 市ヶ谷KTビルII 9階
代表者:代表取締役社長 嶋田俊平
設 立:2012年4月17日
事 業:地方創生に特化した事業プロデュース、伴走型コンサルティングなど
U R L:https://satoyume.com/