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米ISPのDojoNetworksが、豊富な機能およびレガシー機器との相互運用性を備えた、IP Infusionの「OcNOS(R)」を採用

- CiscoからIP Infusionへの置き換えによりアップグレードを実現-

IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳)は、本日、集合住宅(MDU)向けインターネットサービスプロバイダー(ISP)として急成長中のDojoNetworks(本社:米国ペンシルベニア州)が、自社トランスポートネットワークインフラのアップグレードに際してオープンネットワーキング戦略を採用し、IP Infusionの「OcNOS(R)」ソフトウェアとEdgecore Networksのオープンネットワーキングハードウェアを組み合わせて選定したことを発表いたします。同社は、これにより本アップグレードを進めつつ、既存のCiscoおよびJuniper Networks製機器との相互運用を行っていきます。なお、この度のネットワークソリューションの設計はIP Infusionのパートナー企業であるIP ArchiTechsが行い、ハードウェアの提供は販売代理店のEPS Globalを通じて行われました。




DojoNetworksは、全米の集合住宅や多世帯住宅に向けたインターネットサービスの提供を専門に手掛けており、過去5年間で毎年40%を超える成長率を達成し、多くの市場でそのシェアを拡大しています。同社は、優れたサポートに支えられた最先端のインターネット等のアメニティを地域社会へ提供することに重点を置いています。新サービスや機能の追加およびサービスに対する需要の高まりにより、ネットワークのアップグレードには、合理性、実現する機能の豊富さ、タイムリーな実装が求められています。

ネットワークワークのアップグレードに際して選択肢を検討する中で、DojoNetworksは、オープンネットワーキング戦略が従来のベンダーに代わるコスト効率に優れた代替案であり、また、Cisco、Ruckus Networks、Juniper Networksの既存機器との相互運用や、段階的なアップグレードが可能であると判断しました。

DojoNetworksは、これまで拠点間においてCiscoのトランスポートネットワーク機器を使用してきましたが、今後は10G/100Gポートを備えたEdgecore Networks製ハードウェアおよび本機器に搭載されたIP Infusionの「OcNOS(R) Aggregation Router」ソフトウェアを使用していきます。多様なハードウェアプラットフォームをサポートする「OcNOS Aggregation Router」ソフトウェアは、DojoNetworksのメトロディストリビューションネットワークにおいてトランスポートネットワークとして機能します。

IP Infusionは、最も業歴が長く、確固たる地位を確立しているネットワークオペレーティングシステムのベンダーの一社であり、サービスレベルを損なうことなく機能やパフォーマンスのアップグレードを実現できることから、業界でも高い評価を得ています。IP Infusionは、Cisco、Ruckus Networks、Juniper Networks等の既存機器との相互運用性のみでなく、あらゆる将来的なアップグレードのニーズにも応える豊富な機能を備えたプラットフォームを提供します。

Edgecore Networks製オープンネットワーキングハードウェアは、ハードウェアとソフトウェアが一体化された筐体と同等のパフォーマンスを圧倒的な低価格で実現します。

DojoNetworksは、IP InfusionおよびEPS Globalとの連携により、すでに次のようなメリットを享受しています。
●ハードウェアにかかる初期費用を大幅に削減
●ハードウェア購入のリードタイムを年単位から日単位に短縮
●IP Infusionのサポートと開発者により課題解決の迅速化

DojoNetworks 最高技術責任者(CTO) Michael Caldwell氏は、
「IP Infusionは、商用ネットワークプラットフォームを実現する上で重要な要素となる、豊富な機能と非常に多様なハードウェアへのサポートを提供しています。当社ニーズに素早く対応してくれるネットワークパートナーを探していましたが、この度の全工程を通して得られたIP Infusionのサポートから、この選択が正しかったと確信しました」と述べています。

DojoNetworks ネットワークエンジニア Idriss Nokour氏は、
「『OcNOS』は、複雑なサービスプロバイダー環境においても非常に使いやすく、極めて有用です。IP Infusionのエンジニアリングとサポートのチームは、当社とやりとりする中で常に知識を提供し、献身的に対応してくれています。こうしたチームと連携することで、現行のネットワーク運用や拡張計画を安心して行えます」と述べています。

IP Infusion 最高経営責任者(CEO) 緒方 淳は、
「IP Infusionは、ネットワーク業界にキャリアグレードのソフトウェアソリューションを提供する、市場における有力な選択肢であり続けており、コストがかさむソフトウェアとハードウェアの機能が一体化された従前の機器を提供するベンダーに代わる必然的な新しい選択肢となっています。当社は、過去20年間にわたりパフォーマンス重視のネットワークソフトウェアに注力してきました。その結果、キャリアグレードの堅牢性と安定性を備え、拡張性に優れたオープンネットワーキングを求めるお客様にとって、当社プラットフォームは必要不可欠なものとなっています」と述べています。

■DojoNetworksについて
DojoNetworks(R)は、学生向け住宅、低所得者向け住宅、高齢者向け住宅、分譲マンション、多世帯住宅、住宅所有者組合など、アパートや集合住宅向けのインターネットを専門に手掛ける、急成長中のインターネットサービスプロバイダー(ISP)です。現在、インターネットサービスをアメニティとして提供することは基本となっており、同社はそのサービスに特化しています。DojoNetworksは、1996年にISPサービスを開始し、2001年から現在の形態でサービスを展開しており、全米の数百に及ぶ施設にサービスを提供しています。

■IP Infusionについて
IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダー、データセンター事業者向けオープンネットワークソフトウェアおよびソリューションにおける世界的なプロバイダーです。IP Infusionのソリューションの累計導入実績は500社を超え、運用実績は数千件に及び、世界をリードしています。IP Infusionのソリューションにより、ネットワーク事業者はネットワークをディスアグリゲーション(ハードウェアとソフトウェアの機能分離)することで、イノベーションの加速、運用の合理化、総所有コスト(TCO)の削減が可能になります。また、ネットワークOEMは、ネットワークデバイスを分離して、市場投入までの時間を短縮し、包括的なサービスを提供し、キャリアグレードの堅牢性を実現することが可能となります。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社として独立して運営されています。
https://www.ipinfusion.com/
[画像: https://prtimes.jp/i/11476/400/resize/d11476-400-15e71246e9ccc3c20d4e-1.png ]

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証プライム:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび500社を超える企業への豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したDX/IoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/


※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
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