世界の重質炭酸カルシウム市場(第3版)を出版:Roskill
[08/11/10]
提供元:DreamNews
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先端分野の市場情報を提供する株式会社グローバル インフォメーション(神奈川県川崎市、代表取締役社長:小野 悟)は、英国調査会社のRoskill Information Services, Ltd.発行の最新英文調査報告書「The Economics of Ground Calcium Carbonate, 3rd edition」の販売を開始いたしました。
金属・鉱物の市場調査で定評のある英国の調査会社Roskill Information Services, Ltd.は、世界の重質炭酸カルシウム市場の動向と生産能力、120社を超える製造・加工メーカーの最新動向、エンドユース消費量および世界の需給予測などを調査した報告書「The Economics of Ground Calcium Carbonate, 3rd edition」を発行しました。
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重質炭酸カルシウム市場の拡大予測
重質炭酸カルシウム(GCC)市場は2004年の5,600万トンから2007年には7,200万トンに、年平均成長率ほぼ9%で拡大しました。世界のGCC需要は今後も年平均成長率4%で成長しつづけることが予測されており、2012年には8,740万トンに到達する見込みです。
紙用顔料が主な牽引力、これにプラスチック製造が追随
製紙業界における紙用顔料の需要の高まりが1980年初頭以降GCCの消費を急速に成長させています。主にフィラーの原料として用いられるGCCはカオリンや沈降炭酸カルシウム(PCC)と競合していますが、印刷用紙や筆記用紙のコーティング剤としても次第に用いられるようになっています。
GCCの用途としてこれに次ぐのがプラスチック業界であり、年間消費量は2004年の1,020万トンから2007年には1,440万トンに増加しています。GCCはプラスチック業界においてはフィラーとして最もよく使われますが、滑石やアルミナ三水和物(ATH)などのその他の鉱物もさらに需要を広げています。
GCC市場は今後も成長し続ける見込み
今後4年間は製紙業界が主要市場でありつづけ、シェアもわずかに増加するでしょう。製紙業界におけるGCCの世界的需要は2012年まで年率5.5%で増加すると予測されています。アジアで堅調な動きを見せるものの、欧州や北米では成長率が低い水準に留まる見込みです。南米市場は適切な原材料が不足していることにより市場が抑制されていますが、輸入大理石を扱う新しい工場がこの地域の需要を押し上げることになるでしょう。プラスチックや塗料分野におけるGCCの需要は2012年まで拡大し、その年平均成長率はそれぞれ5%と4%となる見込みです。
【 英文市場調査報告書 】
The Economics of Ground Calcium Carbonate, 3rd edition
世界の重質炭酸カルシウム市場:第3版
http://www.infoshop-japan.com/study/ros63225-calcium-carbo.html
出版社Roskill Information Services, Ltd.
出版日2008/09
【 本件に関するお問合せ先 】
株式会社グローバル インフォメーション
〒215-0004 川崎市麻生区万福寺 1-2-3
アーシスビル 7階
担当: 営業3課
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