【プレスリリース】マラウイ 洪水被害 死者48人、約7万人が避難 ユニセフ緊急支援開始
[15/01/16]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
[URL: http://prtimes.jp/api/file.php?t=origin&f=d5176-406-594606-0.jpg&time=0.3893650236496035 ]
※本信は、ユニセフ・マラウイ事務所(リロングウェ)の発信情報を元に日本ユニセフ
協会が作成・配信しています
※原文をご入用の際は広報室までお問い合わせください
【2015年1月15日 リロングェ(マラウイ)発】
ユニセフ・マラウイ事務所は、マラウイを襲った暴雨と大洪水で推計48人が死亡、
7万人が避難している状況を受け、ここ数日間で緊急支援を強化する計画を発表しました。
事前備蓄物資を利用し、テントやバケツ、浄水剤、簡易トイレの配布を進めています。
また、1,500世帯分の救援キットと毛布1,650枚の緊急支援物資が、中央倉庫から被災
エリアに急送されました。
増水は作物や家畜、家屋に広域な被害をもたらし、多くの人々が住む場所を失いました。
最南部のンサンジェ県では、多くの道路が寸断され、コミュニティが孤立しています。
村々の人々、特に最も弱い立場にある子どもたちが溺死する恐れもあります。
マラウイ共和国大統領は、1964年以来最悪の洪水に見舞われたとして、被災地域に対して
災害宣言を行いました。政府は、食糧やテント、防水シート、屋根や窓を覆うための
プラスチック製シート、調理器具、毛布などの非食糧支援物資に加え、不明者の捜索や
救命活動を進めるための支援を国際社会に呼びかけています。
これを受け、ユニセフや他国連機関は被害状況の調査を開始し、現場のニーズの把握
を進めています。インフラや道路が壊された状況下での調査が困難をきたしている一方で、
必要な情報が収集されています。
■参考情報:被災概況
<1月14日 OCHA(国連人道問題調整事務所)発表>
・甚大な被害を 受けた地域:南部のンサンジェ県、チクワワ県、パロンベ県、ゾンバ県
・死亡者数:ンサンジェ県(31)、チクワワ県(0)、 パロンベ県(0)、ゾンバ県(2)、
ムランジェ県(11)、カロンガ県(1) マンゴチ県(3)
・避難世帯/人 数:4県人口計:1,653,833人のうち、13,999世帯/69,995人
・2015年1月13日 災害宣言対象県数:15
出典:http://reliefweb.int/map/malawi/malawi-floods-update-14-january-2015
■お問い合わせ
(公財)日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016 FAX : 03-5789-2036 jcuinfo@unicef.or.jp
または
Angela Travis, ユニセフ・マラウイ事務所広報官
tel: +265 999 964208 atravis@unicef.org
Mahimbo Mdoe, Representative, ユニセフ・マラウイ事務所代表
tel +265 999 964130 mmdoe@unicef.org
■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)