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Adobe Fireflyの新機能「構成参照」を発表




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Adobe Fireflyの提供開始から1年を迎えました。Adobe Fireflyは、すべてのユーザーが、スキルレベルに関わらず、クリエイティブなビジョンを探求・創造し、制作することを可能とします。アドビのクリエイティブ生成AIモデルファミリーは、安全に商用利用できるよう設計されています。私たちのクリエイティブコミュニティからの反応にはとても喜ばしく感じています。これまでに、Adobe Fireflyを使用して65億枚以上の画像が生成されました。

本日、新次元のクリエイティブコントロールをユーザーにもたらすAdobe Fireflyの最新機能として、Adobe Firefly web版 (ウェブブラウザおよびモバイル)の「テキストから画像生成」モジュールで利用可能な「構成参照」機能を発表しました。

クリエイティブコントロールの未来:Adobe Fireflyの「構成参照」機能
「構成参照」機能は、既存の画像を参照テンプレートとして使用することで、ユーザーは同じレイアウトで複数の画像バリエーションを生成できるようになり、想像していた通りの画像を得るために完璧なプロンプトを書くという試行錯誤のプロセスを省略することができます。

「テキストから画像生成」モジュールのAdobe Fireflyのもう1つの機能であるアドビの「スタイル参照」は、スタイル参照画像を取り込んでプロンプトに適用します。この機能と「構成参照」を組み合わせることで、ユーザーは画像のストラクチャとスタイルの両方を参照して、アイデアをいち早く形にできます。これらの機能の組み合わせにより、新次元のコントロールと最先端のビジュアル品質を提供できます。

「テキストから画像生成」モジュールのAdobe Fireflyの新たな「構成参照」機能による、画期的で面白いユースケースをご紹介しましょう。
- 既存の部屋の写真やスケッチをアップロードし「生成」ボタンを押すだけで、部屋を丸ごと再デザインできます。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41087/407/41087-407-5be00c526e5fe51f5b6055b47261ac95-3900x1414.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

- 子どもが描いた絵をクールな雰囲気に変えたり、その絵を写実的な画像にしたり、またはその逆に、画像のスタイルを変えることもできます。絵に奥行きやテクスチャ、ライティング、色彩など様々な要素を追加することで写実的な絵に変え、命を吹き込むことができます。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41087/407/41087-407-1f53e2dc57f22cc7c24273c99b7790a4-1148x722.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

- 参照した画像の構図を残したまま、モノクロ画像や線画をカラー化し、参照画像とは全く関係のない、全く新しい画像を作ることができます。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41087/407/41087-407-676a6af58bffd76dabf3d26f381848e9-3900x1414.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

「構成参照」により、クリエイターは簡単に作品を修正することが可能です。マーケターはブランドのイメージに沿った画像をキャンペーン全体で展開できますし、デザイナーは完璧なテキストプロンプトを記述しなくても、画像のレイアウトやストラクチャ、被写体のポーズを容易に生成できます。

アイデア出しから創造をサポートするAdobe Fireflyの力
Adobe Fireflyは、クリエイティブなワークフローに直接統合できるよう一から構築されているため、アイデア出しや実験、そして作成まですぐに進めることができます。これまでに、Adobe Fireflyの機能は、Adobe Photoshop、Adobe Express、Adobe Illustrator、Adobe Substance 3DなどAdobe Creative Cloudアプリケーションに直接に組み込まれてきました。Adobe Fireflyの使命は、イメージング、ベクター、フォント、オーディオ、ビデオ、3Dなど、当社製品のワークフローを強化する世界クラスのモデルを開発することです。

アドビのAIに対する責任あるアプローチ
アドビは現在、世界トップクラスのモデルによってクリエイティブワークフローを強化することで、クリエイター中心のアプローチで責任ある生成AIの開発に取り組んでおり、Adobe Fireflyの生成するすべての出力には、コンテンツクレデンシャルが自動的に付与されます。デジタルエコシステムの透明性向上を支援するため、アドビは2019年にコンテンツ認証イニシアチブ(CAI)を設立しており、オンラインコンテンツの「成分表示ラベル」として機能する無料のオープンソース技術として、コンテンツ認証情報などの起源追跡ツールの広範な普及を促進しています。CAIは、大手テクノロジー/メディア企業、カメラメーカー、ニュース出版社、クリエイティブプロフェッショナル、研究者など、約2,500のメンバーを擁するまでに成長しています。

Adobe Fireflyの生成AIモデルのトレーニングには、Adobe Stockなどのライセンスドコンテンツと、著作権が失効したパブリックドメインのコンテンツが使用されました。Adobe Fireflyのモデルは安全な商用利用を念頭に設計されており、アドビは企業に対し、知的財産(IP)の補償を取得する機会を提供しています。

この記事は2024年3月26日(米国時間)に公開されたNew Structure Reference capabilities in Adobe Firefly bring a new level of creative control to ideationの抄訳です。
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