eBookJapanが貸本漫画専門誌『探偵ブック 影』を配信開始!!さいとう・たかを、辰巳ヨシヒロらが参加した半世紀以上前の“劇画”の源流
[15/02/06]
提供元:PRTIMES
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マンガNo.1(※1)の電子書籍販売サイト「eBookJapan」を運営する、株式会社イーブックイニシアティブジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小出斉(こいでひとし)、以下eBookJapan)は、現在に連なる“劇画”の礎となった『探偵ブック 影』を本日より配信開始いたします。
[画像: http://prtimes.jp/i/1485/413/resize/d1485-413-720263-0.jpg ]
貸本漫画専門誌『探偵ブック 影』は「経済白書」の“もはや戦後ではない”という言葉が流行語となった1956年(昭和31年)5月に大阪の出版社・日の丸文庫によって創刊されました(1957年2月日の丸文庫倒産に伴い休刊、同年9月、日の丸文庫再建に伴い復刊)。
創刊号には松本正彦、辰巳ヨシヒロ、桜井昌一、さいとう・たかを、高橋真琴、久呂田まさみら、新たな漫画表現を目指した漫画家が参加し、それぞれ描き下ろし作品を発表。当時の漫画の主流であった手塚治虫、横山光輝などとは異なる表現を模索していた彼らは、よりリアリズムを追求した表現として「劇画」を提唱し、この流れがその後一大ブームを巻き起こしました。1960年前後の貸本漫画最盛期には、全国で3万店以上の貸本店が存在していたといわれます。
『探偵ブック 影』は、現在、電子化のための底本の入手が困難なため、1〜2号の配信から開始しますが、3号以降は底本を入手でき次第、順次電子化しリリースしていく予定です。
eBookJapanでは『探偵ブック 影』の配信に併せて『台風五郎』(さいとう・たかを)、『吸血獣』(松本正彦)、『水木しげる貸本傑作選』(水木しげる)、『拳銃野郎』(池上遼一)、『邪剣破れたり』(平田弘史)、『南海の太陽』(本宮ひろ志)、『独眼探偵シリーズ』(横山まさみち)、『山本まさはるシリーズ』(山本まさはる)など貸本漫画を多数紹介した特集ページを公開。期間限定で、対象作品にかぎりeBookポイントを10倍還元(全巻セットは20倍還元)するキャンペーンを実施いたします。漫画史に残る希少な冊子を通して、連綿と受け継がれる日本のマンガ文化をお楽しみください。
eBookJapanでは今後も読者に素晴らしい作品を届けられるよう、積極的に電子化を進めてまいります。
◆『探偵ブック 影』リリース記念 貸本マンガの世界
『探偵ブック 影』 販売価格:500円(税別)
特集ページ http://www.ebookjapan.jp/ebj/special/st/kashihonmanga.asp
実施期間:2月6日(金)〜2月19日(木)
内容:期間中、本特集内でお買い求めいただいた貸本マンガのeBookポイントを通常購入時より10倍、全巻セット購入者には20倍ポイントで還元いたします。
■eBookJapanの主な特長
・世界最大級のマンガ作品数をはじめ、34万冊を超える “充実のラインナップ”
・購入した作品は複数端末(*)で楽しめ、背表紙表示も可能な “トランクルーム本棚”
・手軽なブラウザでも、ダウンロード後はオフラインでも楽しめる “高画質リーダー”
*WindowsPC、Mac、iPad/iPhone/iPod touch、Androidに対応。
■株式会社イーブックイニシアティブジャパンについて
2000年に「SAVE TREES!」を合い言葉に創業した電子書籍業界の老舗です。2011年に東京証券取引所マザーズ市場に上場、2013年に東証一部へ市場変更。 (コード:3658 “365日ハッピー”)
コーポレートサイト: http://corp.ebookjapan.jp/
電子書籍販売サイト: eBookJapan (http://www.ebookjapan.jp/ebj/)
※1 有料電子コミック利用者の「電子コミックの購入先」(複数回答)において最も利用者の多い電子書店となりました。出典:インプレスR&D インターネットメディア総合研究所「電子コミックビジネス調査報告書2012」3.5.2 電子コミックの購入先(P.76)