ミツカン水の文化センター 第30回水にかかわる生活意識調査結果を公開 水道水の不満点は「質」から「料金」へ
[24/07/26]
提供元:PRTIMES
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30年間で、味・質⇒料金⇒不満なし へと意識が変遷
ミツカン水の文化センター(東京都中央区新川1-22-15茅場町中埜ビル 株式会社Mizkan 広報部内、以下 水の文化センター)は、6月に、20代〜60代の1,500名を対象とした第30回「水にかかわる生活意識調査」を実施し、結果レポートを公開いたしました。(水の文化センターHP:https://www.mizu.gr.jp/chousa/)
今回は、30年前の第1回調査との比較を行った中から、「水道水の意識の変化」についてご紹介します。
◇不満の内容は、「質」から「料金」へ
水道水に対する不満について、1995年、2004年、2014年、2024年で比較すると、1995年と2004年は「おいしくない」「塩素など消毒剤は体に良くない」「貯水槽や水道管が汚れているような気がする」といった味や質に関する項目が上位を占めていましたが、2014年にはこれらの不満が激減し、2024年はさらに減少。それらに代わってトップに立ったのが「水道料金が高い」です。「水道料金が高い」は、1995年以降、常に不満の上位ではありましたが、味や質に関する項目の数値が大きく減少したことにより、近年は不満トップの地位を固めています。
ちなみに、2023年に実施したライフライン(水道・電気・ガス・通信)の料金に関する調査を実施したところ、最も料金が妥当で、値上げに対する許容度が高いのは「水道」でした。「水道に対する不満をあげるとすれば料金だが、他との相対的な評価による料金の不満度は低い」ということのようです。
◇そもそも“不満がない”という人が大幅に増加
選択肢の一つである「特に不満はない」に着目してみると、2004年は僅か1割程度でしたが、2014年には約4割に増加し、今年は半数に迫る勢いで数値を伸ばしています。水道料金への不満は常に一定の水準であることを踏まえると、これは水道水の味や質への不満の解消が関与しているものと考えられます。
[画像: https://prtimes.jp/i/65533/414/resize/d65533-414-2cb0899d28aa7befcb36-0.png ]
◇沖 大幹先生の解説
意識調査の結果レポートに掲載した、水の文化センターのアドバイザー、東京大学 大学院工学系研究科 教授の
沖先生の解説の中から、「水道水の評価」「水道水の不満点」についての分析をご紹介します。
?水道水の評価
平成が始まってバブルが弾け銀行が破綻したり、1ドル=80円という円高になったりした1995年は1月の阪神淡路大震災や3月のオウム真理教による地下鉄サリン事件があった一方で、ロサンゼルス・ドジャースに所属した野茂英雄投手が日本人として初めてナショナルリーグの新人王に選ばれた年である。
今年で30回を迎える「水にかかわる生活意識調査」の第1回はそんな年に行われた。
日本全国の下水道普及率がまだ54%(2022年には92.9%)だった当時、全国の河川の環境基準達成率もまだ72%(2021年で93%)で水道の原水となる河川水はまだまだ汚れていた上に、都会に集まる人々に安全な水を安定して供給するのが精いっぱいで、味にまで気を配る余裕はなかった。そのため、特に東京や大阪といった大都会では水道水と言えばまずい、という認識が普通であった。
しかし、東京では1992年からオゾン処理に生物活性炭処理を組み合わせた高度浄水処理を開始して2013年に全量への導入が完了し、大阪でも1993年に同様のシステムを導入し始め2000年には市内全域に高度浄水処理水を配水するようになった。
30年にわたる調査の前半はちょうどこの時期に相当し、10点満点で5点ほどだった東京や大阪の水道水への評価は2009年にかけて上昇し、7点を超えるようになってその後は多少の増減を繰り返しながら評価は横ばいとなっている。
中京圏が1995年当初から高い評価を得ているのは主な水源である木曽川の水質が良いのに加えて今でも一部では緩速ろ過も用いられているからだというが、いずれにせよ素晴らしい。ただ、少し気になるのは特に2016年以降、評価の年々の変動のし方が東京圏や大阪圏と同期している点である。郵送アンケートからウエブアンケートに変えたのは2010年だそうなので、それが原因とも考えにくい。謎である。
?水道水の不満点
水道への不満があるとしたら近年は「水道料金が高い」が筆頭だが、以前はそうでもなかった。
その昔、ペットボトルを含む瓶詰水の消費量が年間1人あたり4.5リットルであった1995年(2023年には40.2リットル)、最大の不満は味、63.1%の回答者が「おいしくない」を不満としていた。評価が上がった今では味に不満を持つ人は14.3%にすぎず、同様に、匂いへの不満は47.3%から9.3%に、色は5.3%から2.5%に減少している。ちなみに、水道水が一番おいしいと答えた人はこの30年間で3.2%から14.1%に大幅増だが、市販のペットボトル入りの水も18.3%から29.5%へとポイント的にはもっと増えている。ウォーターサーバーやタンクの水など、30年前には一般的ではなかった水を一番おいしいと考える人が増えた分、井戸水や湧き水が一番おいしいと考える人が減って、私たちの(記憶の中の)飲み水の水源が大きく変化したことがうかがえる。
水源汚染への不安も41.6%から5.7%へと減少しているが、これには、味の向上に加えて、普段眺めたり触れ合ったりする水環境が改善したおかげもあるだろう。貯水槽や水道管の汚れへの不安も49.3%だったのが9.8%へと減少しているが、これは2001年の水道法改正時に10m3以下の小規模の貯水槽についても各自治体の条例で大型の貯水槽と同様の管理が求められるようになり、それまでに比べると定期的な清掃と点検、水質検査などが行われるようになったためだろう。
塩素など消毒への不満も51.1%だったのが8.5%に激減している。これには消毒の重要性に対する理解の広がりもあるかもしれないが、むしろ、以前は安全を優先し、残留塩素濃度0.1mg/L以上1.0mg/L以下という国の水道水質基準の上限である1.0mg/Lに近い濃度で配水していたところ、塩素消毒の副生産物で発がん性が指摘されるトリハロメタンの生成を減らすためもあって塩素投入量を減らす努力がなされたおかげだろう。管路の適正化により配水中に反応して塩素が減少するのを抑えたり、浄水場で1.0mg/L近くの濃度に上げて送るのではなく、途中の給水所で必要量を追加で注入するシステムを導入したりして0.4mg/Lを蛇口での目標の最大値と設定する自治体が増えたので
ある。30年前に比べて確実に塩素臭が減った成果が不満の激減に反映されている。
このように様々な不満点が激減した中で、料金に対する不満は30.8%から26.2%へと多少は減ったものの、他に比べると際立って高くなっている。もっとも、昨年度調査では電気、ガス、通信に比べて料金への納得感は高く、料金値上げに対する許容度も高かった。今後、減り始めた人口で同じサービスレベルを維持するには多少のコスト高を受け入れざるを得ないと想定される。これからの30年でどのように回答が推移するか目が離せない。
※第30回水にかかわる生活意識調査 結果レポート
https://www.mizu.gr.jp/chousa/ishiki/2024.html
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【沖大幹先生プロフィール】
沖 大幹(おき たいかん)
東京大学 大学院工学系研究科 教授
「ミツカン水の文化センター」アドバイザー
1964年東京生まれ。1993年博士(工学、東京大学)、1994年気象予報士。1989年東京大学助手、1995年同講師等を経て2006年より同教授。2016年より21年まで国連大学上級副学長、国際連合事務次長補を兼務。専門は水文学(すいもんがく)で、地球規模の水循環と世界の水資源に関する研究。書籍に『水の未来』(岩波新書、2016年)、『水危機 ほんとうの話』(新潮選書、2012年)など。2024年には、水のノーベル賞とも呼ばれる「ストックホルム水大賞」に選ばれ、紫綬褒章を受章。その他、生態学琵琶湖賞、日本学士院学術奨励賞、日本人として初の国際水文学賞Doogeメダル受賞(2021年)やヨーロッパ地球科学連合John Daltonメダル(2023年)など表彰多数。
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◇第30回(令和六年度) 「水にかかわる生活意識調査」概要
調査対象数: 1,500人
調査対象者: 東京圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)、大阪圏(大阪、兵庫、京都)、
中京圏(愛知、三重、岐阜)に居住する20代〜60代の男女
調査方法: インターネット調査
調査期間: 2023年5月28日(火)〜6月3日(月)
◇「水にかかわる生活意識調査」とは
本調査は、研究事業や、一般生活者の啓発活動の基礎資料として有効活用いただくことを目的としています。日常生活と水とのかかわりや意識、水と文化などについてアンケートで調べるという手法により、1995年に第1回目を実施して以来、毎年6月頃に行っている定点調査です。こちらで紹介している設問以外の結果も踏まえたレポートを作成しており、水の文化センターのHPで公開しています。
水にかかわる生活意識調査トップページ:https://www.mizu.gr.jp/chousa/
◇「ミツカン水の文化センター」とは
ミツカングループは、創業時より良質な醸造酢を作るために私設水道を敷設し、廻船により尾張半田から江戸や大阪まで食酢を運ぶなど、水と深く関わってきました。
このように創業以来、「水」の恩恵を受け、「水」によって育てられてきたミツカングループは、1999年に「水の文化センター」を設立し、「水」をテーマとする社会貢献活動を行っています。
ミツカン水の文化センター(東京都中央区新川1-22-15茅場町中埜ビル 株式会社Mizkan 広報部内、以下 水の文化センター)は、6月に、20代〜60代の1,500名を対象とした第30回「水にかかわる生活意識調査」を実施し、結果レポートを公開いたしました。(水の文化センターHP:https://www.mizu.gr.jp/chousa/)
今回は、30年前の第1回調査との比較を行った中から、「水道水の意識の変化」についてご紹介します。
◇不満の内容は、「質」から「料金」へ
水道水に対する不満について、1995年、2004年、2014年、2024年で比較すると、1995年と2004年は「おいしくない」「塩素など消毒剤は体に良くない」「貯水槽や水道管が汚れているような気がする」といった味や質に関する項目が上位を占めていましたが、2014年にはこれらの不満が激減し、2024年はさらに減少。それらに代わってトップに立ったのが「水道料金が高い」です。「水道料金が高い」は、1995年以降、常に不満の上位ではありましたが、味や質に関する項目の数値が大きく減少したことにより、近年は不満トップの地位を固めています。
ちなみに、2023年に実施したライフライン(水道・電気・ガス・通信)の料金に関する調査を実施したところ、最も料金が妥当で、値上げに対する許容度が高いのは「水道」でした。「水道に対する不満をあげるとすれば料金だが、他との相対的な評価による料金の不満度は低い」ということのようです。
◇そもそも“不満がない”という人が大幅に増加
選択肢の一つである「特に不満はない」に着目してみると、2004年は僅か1割程度でしたが、2014年には約4割に増加し、今年は半数に迫る勢いで数値を伸ばしています。水道料金への不満は常に一定の水準であることを踏まえると、これは水道水の味や質への不満の解消が関与しているものと考えられます。
[画像: https://prtimes.jp/i/65533/414/resize/d65533-414-2cb0899d28aa7befcb36-0.png ]
◇沖 大幹先生の解説
意識調査の結果レポートに掲載した、水の文化センターのアドバイザー、東京大学 大学院工学系研究科 教授の
沖先生の解説の中から、「水道水の評価」「水道水の不満点」についての分析をご紹介します。
?水道水の評価
平成が始まってバブルが弾け銀行が破綻したり、1ドル=80円という円高になったりした1995年は1月の阪神淡路大震災や3月のオウム真理教による地下鉄サリン事件があった一方で、ロサンゼルス・ドジャースに所属した野茂英雄投手が日本人として初めてナショナルリーグの新人王に選ばれた年である。
今年で30回を迎える「水にかかわる生活意識調査」の第1回はそんな年に行われた。
日本全国の下水道普及率がまだ54%(2022年には92.9%)だった当時、全国の河川の環境基準達成率もまだ72%(2021年で93%)で水道の原水となる河川水はまだまだ汚れていた上に、都会に集まる人々に安全な水を安定して供給するのが精いっぱいで、味にまで気を配る余裕はなかった。そのため、特に東京や大阪といった大都会では水道水と言えばまずい、という認識が普通であった。
しかし、東京では1992年からオゾン処理に生物活性炭処理を組み合わせた高度浄水処理を開始して2013年に全量への導入が完了し、大阪でも1993年に同様のシステムを導入し始め2000年には市内全域に高度浄水処理水を配水するようになった。
30年にわたる調査の前半はちょうどこの時期に相当し、10点満点で5点ほどだった東京や大阪の水道水への評価は2009年にかけて上昇し、7点を超えるようになってその後は多少の増減を繰り返しながら評価は横ばいとなっている。
中京圏が1995年当初から高い評価を得ているのは主な水源である木曽川の水質が良いのに加えて今でも一部では緩速ろ過も用いられているからだというが、いずれにせよ素晴らしい。ただ、少し気になるのは特に2016年以降、評価の年々の変動のし方が東京圏や大阪圏と同期している点である。郵送アンケートからウエブアンケートに変えたのは2010年だそうなので、それが原因とも考えにくい。謎である。
?水道水の不満点
水道への不満があるとしたら近年は「水道料金が高い」が筆頭だが、以前はそうでもなかった。
その昔、ペットボトルを含む瓶詰水の消費量が年間1人あたり4.5リットルであった1995年(2023年には40.2リットル)、最大の不満は味、63.1%の回答者が「おいしくない」を不満としていた。評価が上がった今では味に不満を持つ人は14.3%にすぎず、同様に、匂いへの不満は47.3%から9.3%に、色は5.3%から2.5%に減少している。ちなみに、水道水が一番おいしいと答えた人はこの30年間で3.2%から14.1%に大幅増だが、市販のペットボトル入りの水も18.3%から29.5%へとポイント的にはもっと増えている。ウォーターサーバーやタンクの水など、30年前には一般的ではなかった水を一番おいしいと考える人が増えた分、井戸水や湧き水が一番おいしいと考える人が減って、私たちの(記憶の中の)飲み水の水源が大きく変化したことがうかがえる。
水源汚染への不安も41.6%から5.7%へと減少しているが、これには、味の向上に加えて、普段眺めたり触れ合ったりする水環境が改善したおかげもあるだろう。貯水槽や水道管の汚れへの不安も49.3%だったのが9.8%へと減少しているが、これは2001年の水道法改正時に10m3以下の小規模の貯水槽についても各自治体の条例で大型の貯水槽と同様の管理が求められるようになり、それまでに比べると定期的な清掃と点検、水質検査などが行われるようになったためだろう。
塩素など消毒への不満も51.1%だったのが8.5%に激減している。これには消毒の重要性に対する理解の広がりもあるかもしれないが、むしろ、以前は安全を優先し、残留塩素濃度0.1mg/L以上1.0mg/L以下という国の水道水質基準の上限である1.0mg/Lに近い濃度で配水していたところ、塩素消毒の副生産物で発がん性が指摘されるトリハロメタンの生成を減らすためもあって塩素投入量を減らす努力がなされたおかげだろう。管路の適正化により配水中に反応して塩素が減少するのを抑えたり、浄水場で1.0mg/L近くの濃度に上げて送るのではなく、途中の給水所で必要量を追加で注入するシステムを導入したりして0.4mg/Lを蛇口での目標の最大値と設定する自治体が増えたので
ある。30年前に比べて確実に塩素臭が減った成果が不満の激減に反映されている。
このように様々な不満点が激減した中で、料金に対する不満は30.8%から26.2%へと多少は減ったものの、他に比べると際立って高くなっている。もっとも、昨年度調査では電気、ガス、通信に比べて料金への納得感は高く、料金値上げに対する許容度も高かった。今後、減り始めた人口で同じサービスレベルを維持するには多少のコスト高を受け入れざるを得ないと想定される。これからの30年でどのように回答が推移するか目が離せない。
※第30回水にかかわる生活意識調査 結果レポート
https://www.mizu.gr.jp/chousa/ishiki/2024.html
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【沖大幹先生プロフィール】
沖 大幹(おき たいかん)
東京大学 大学院工学系研究科 教授
「ミツカン水の文化センター」アドバイザー
1964年東京生まれ。1993年博士(工学、東京大学)、1994年気象予報士。1989年東京大学助手、1995年同講師等を経て2006年より同教授。2016年より21年まで国連大学上級副学長、国際連合事務次長補を兼務。専門は水文学(すいもんがく)で、地球規模の水循環と世界の水資源に関する研究。書籍に『水の未来』(岩波新書、2016年)、『水危機 ほんとうの話』(新潮選書、2012年)など。2024年には、水のノーベル賞とも呼ばれる「ストックホルム水大賞」に選ばれ、紫綬褒章を受章。その他、生態学琵琶湖賞、日本学士院学術奨励賞、日本人として初の国際水文学賞Doogeメダル受賞(2021年)やヨーロッパ地球科学連合John Daltonメダル(2023年)など表彰多数。
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◇第30回(令和六年度) 「水にかかわる生活意識調査」概要
調査対象数: 1,500人
調査対象者: 東京圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)、大阪圏(大阪、兵庫、京都)、
中京圏(愛知、三重、岐阜)に居住する20代〜60代の男女
調査方法: インターネット調査
調査期間: 2023年5月28日(火)〜6月3日(月)
◇「水にかかわる生活意識調査」とは
本調査は、研究事業や、一般生活者の啓発活動の基礎資料として有効活用いただくことを目的としています。日常生活と水とのかかわりや意識、水と文化などについてアンケートで調べるという手法により、1995年に第1回目を実施して以来、毎年6月頃に行っている定点調査です。こちらで紹介している設問以外の結果も踏まえたレポートを作成しており、水の文化センターのHPで公開しています。
水にかかわる生活意識調査トップページ:https://www.mizu.gr.jp/chousa/
◇「ミツカン水の文化センター」とは
ミツカングループは、創業時より良質な醸造酢を作るために私設水道を敷設し、廻船により尾張半田から江戸や大阪まで食酢を運ぶなど、水と深く関わってきました。
このように創業以来、「水」の恩恵を受け、「水」によって育てられてきたミツカングループは、1999年に「水の文化センター」を設立し、「水」をテーマとする社会貢献活動を行っています。