日立がFinOps普及活動を促進する日本初の拠点「FinOps Foundation Japan Chapter」設立に参画
[24/11/30]
提供元:PRTIMES
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株式会社日立製作所(以下、日立)は、The Linux Foundation*1の傘下であり、クラウド利用コストの評価とビジネス価値の最大化を実現するアプローチ(FinOps*2)の普及や標準化をグローバルでリードする非営利団体であるFinOps Foundation*3の日本初の普及活動の拠点となる「FinOps Foundation Japan Chapter」の設立に参画し、12月13日の初回ミートアップより本格的に活動を開始します。
日立は今年5月からFinOps FoundationにGeneral Memberとして参画*4しており、このたび「FinOps Foundation Japan Chapter」の参画企業の1社として、日本におけるFinOpsの普及促進にさらに貢献していきます。
なお、12月13日の初回ミートアップ(Japan FinOps community meetup)では、日立の東 祐一が登壇します。
申し込みサイト: https://events.finops.org/event/japan-finops-meetup/
グローバルでは、既に多くの企業や団体がFinOpsを採用しており、日本においても徐々にFinOpsの関心が高まっています。そこで今回、FinOps Foundationが作成するFinOpsのフレームワークや標準仕様を日本国内に普及促進する組織として、「FinOps Foundation Japan Chapter」が設立されました*5。
日立は、これまでも、お客さまの継続的なクラウド運用改善やクラウドコスト最適化を伴走支援する「Hitachi Application Reliability Centers (HARC)」を通じて、FinOpsサービスを提供してきました。それに加え、このたび、日立からはThe Linux FoundationのLinux Foundation Japan Evangelistを務める中村 雄一やFinOpsのスペシャリストである松沢 敏志、宮村 明帆が本コミュニティに参画し活動を支援することで、日本国内でのFinOpsの理解促進や普及に貢献していきます。具体的には以下の取り組みを支援していく予定です。
(1)日本でミートアップを開催 : FinOpsに関する情報共有、意見交換、ネットワーキングの場を提供
(2)ドキュメントを日本語に翻訳 : FinOps Foundationの主要なリソースを日本の実践者が利用可能
(3)トレーニング支援:日本語のトレーニングで日本のFinOpsプロフェッショナルの育成を支援
■Linux Foundation 日本担当バイスプレジデント 福安 徳晃氏のコメント
日本のITインフラのクラウドネイティブシフトが実現されるためには、この移行が企業の営利に結びついている必要があります。FinOpsはクラウドネイティブの価値を可視化する取り組みであり、日立製作所様はFinOpsを通してクラウドネイティブの価値を顧客企業に届ける事業にいち早く取り組んでこられました。今回FinOps Foundation Japan Chapterの設立メンバーとして参画され、FinOpsコミュニティにおける日立製作所様のリーダーシップと、FinOps関連事業の成長、そして日本におけるクラウドネイティブ市場の拡大に大きく寄与されることを心から期待します。
■株式会社日立製作所 シニアクラウドアーキテクト 松沢 敏志のコメント
「FinOps Foundation Japan Chapter」設立に携わることができ、大変光栄に感じています。日立は日本企業の中では早期にFinOps Foundationへ参画し、コミュニティにも貢献をしてきました。この「FinOps Foundation Japan Chapter」の活動を通じて、日本国内でのFinOpsに対する正しい理解や普及をさらに加速させるとともに、FinOpsに携わる国内の人々がつながり、切磋琢磨(せっさたくま)し合うことでクラウドの価値を最大限に活用できる日本企業を増やすきっかけのひとつになれればと考えています。
*1 The Linux Foundationとは、Linuxを中心としたOSSの開発コミュニティや開発者のサポートを行い、OSSの発展を支えている世界随一の団体
(本部は米国)。 URL:https://www.linuxfoundation.org/
*2 FinOpsとは、「Finance」と「DevOps」を掛け合わせた言葉で、クラウドのビジネス価値の最大化、データにもとづいたタイムリーな意思決定、部門間のコラボレーションを通じてクラウド利用コストに財務上の説明責任をもたらすための、運用フレームワークと組織文化のプラクティス。
*3 FinOps Foundationは、ベストプラクティス、教育、標準を通じて、クラウド財務管理を実践する人々を支援するLinux Foundationのプロジェクトで、Cloud Native Computing Foundationなどの組織と連携しており、10,000社以上の企業から参加する23,000人以上のコミュニティを擁する団体。
*4 2024年5月16日 「日立がFinOps Foundationへ参画し、クラウド利用コストの評価とビジネス価値の最大化を実現するアプローチを、国内で普及促進」 URL:https://www.hitachi.co.jp/products/it/harmonious/cloud/news/2024/info_2405_01.html
*5 Linux Foundation Japanお知らせ「FinOps Foundation Japan Chapter」の設立
URL:https://www.linuxfoundation.jp/blog/2024/11/launch-of-finops-foundation-japan-chapter-jp/
Hitachi Application Reliability Centers (HARC)について
・Hitachi Application Reliability Centers (HARC)
https://www.hitachi.co.jp/products/it/harmonious/cloud/articles/harc/?pr241129
商標注記
・記載の会社名、製品名などは、それぞれの会社の登録商標もしくは商標です。
お問い合わせ先
株式会社日立製作所 クラウドサービスプラットフォームビジネスユニット
マネージド&プラットフォームサービス事業部
お問い合わせフォーム:http://www.hitachi.co.jp/it-pf/inq/NR/
以上