スリランカの公立学校に、すららネットの海外向けデジタル算数教材初導入
[22/12/01]
提供元:PRTIMES
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コロナ禍や経済危機による学習損失の回復を支援
AIを活用したアダプティブな対話式 ICT 教材の開発と提供を行う株式会社すららネット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:湯野川孝彦)の海外向け算数ICT教材「Surala Ninja!」が、スリランカの公立学校に初めて導入されます。今回導入されたのは、スリランカの教育省より質の高い教育を行う学校と認められた、「National School」に認定されている小学校W/GM Parakrama Maha Vidyalaya(※)です。スリランカでは新型コロナウイルス感染症の感染拡大とその後の経済危機により、深刻な学習損失が指摘される中、児童一人ひとりの学力や理解度に合わせた個別最適な学習を提供し、算数能力の向上を目指します。
[画像: https://prtimes.jp/i/3287/418/resize/d3287-418-144ef697c9daa683fe77-0.jpg ]
「Surala Ninja!」は、「すらら」の海外版として小学生向けに開発された、インタラクティブなアニメーションを通じて加減乗除の四則計算を楽しく学べるAIを活用したデジタル教材です。学習管理機能によって生徒の状況に合わせた学習内容を設定できると共に、アダプティブ機能により、難易度を自動で調整することができます。スリランカにおいては、パートナー会社のNext Learners (Pvt) Ltd.と連携し、私立学校や学習塾、NGOなどに提供しています。新型コロナウイルス感染症の流行以降、2年以上にわたり学校の休校が続くなど運営が不安定となる中、遠隔教育による家庭学習やNGOが運営する支援センターへの提供を通じ、学習機会を担保してきました。
※ W/GM Parakrama Maha Vidyalaya
コロンボに次ぐ第2位の人口を誇る都市・ガンパハにあり、2021年には、過去5年のインフラの整備、教員の質、施設の充実度が評価され、教育省から「National School」と認定されています。
今回の導入は、「Old Students Association」と呼ばれる同学校の卒業生を中心に結成された教育支援のための組織により実現し、「Surala Ninja!」による算数授業が放課後活動として実施されます。経済危機の影響で社会生活が不安定な状況を鑑み、10月からまず自宅学習として開始し、来年以降学校運営が安定した後、教室内での対面学習に移行する計画です。授業体系の変化に合わせ同校の教員は、生徒の学習をサポートするファシリテーターの役割を担うことになります。そのため、すららネットとNext Learners社は、集団授業とは異なるデジタル教育による個別学習のコンセプトや授業運営について教員を対象に9月下旬に初期研修を実施しました。研修では、ロールプレイなどより実践的な研修を通じて、個別学習における生徒へのサポート方法や自立学習のスキルを育成する方法などを先生方に習得してもらいました。
2年以上にわたる休校で多くの学校が学習機会を損失し、学習すべきカリキュラムに追いつくことに困難を抱える中、「Surala Ninja!」のプログラムは生徒個々人に合わせた個別最適な学習を提供することで、より効率的に学習の穴埋めをしていくことが期待されます。学習期間中は、「Surala Ninja!」のテスト機能を活用し、生徒の学力到達を確認した上で学習プランを調整すると共に、単元ごとの習得度も確認しながら学習を進めていきます。現在は、小学校1年生から6年生まで約100名が学習しています。
校長のジャヤンタ・バンダラナイケ氏は次のようにコメントしています。「日本の『Surala Ninja!』の学習プログラムを用いて、子どもたちの算数の能力を向上させようとする取り組みを高く評価しています。携帯電話が普及することで悪影響も懸念される中、それらを回避し、また子どもたちが算数に対して抱いている恐れや疑念を取り除くことができるのです。このプログラムは実りあるものであり、独自の結果を出してくれるものだと私は考えています。プログラムの実現に携わったすべての方に、心から感謝します。このプログラムが今後も継続していくことを祈っています。」
また、「Surala Ninja!」の授業を担当する教員のニルミニ・ルパシンヘ氏は次のようにコメントします。「本校では、オンライン学習システムの実用的な効果と弊害を考慮した上でこのプログラムを活用しています。子どもたちは携帯電話やパソコンゲームに夢中になりやすいので、「Surala Ninja!」のデジタル教育は効果的だと考えています。そのプログラムは算数の概念を生徒の興味に合った形で提供し、よく企画されたプログラムだと思います。これにより、子どもたちの学習意欲を高め、目標達成に導くことができます。」
すららネットは、今後も、現地パートナー企業であるNext Learners社と共に、様々な組織と連携しながら、教育の質を改善し、スリランカにおける教育課題の解決へ貢献していきます。
■ICT教材 Surala Ninja! について
海外版として小学生向けに開発された、インタラクティブなアニメーションを通じて加減乗除の四則計算を楽しく学べるデジタル教材です。生徒は自身のデバイスで自分のペースで学習できるとともに、指導者は学習管理システムを通じて生徒の学習の進捗や理解度を把握した上で学習内容を調整でき、生徒個々人にあわせた個別最適化の学習を実現します。現在、スリランカ向けのシンハラ語版、インドネシア向けのインドネシア語版、また、主にインドやフィリピンで活用されている英語版があります。
■株式会社すららネットについて
すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念とし、アダプティブな対話式 ICT 教材「すらら」と「すららドリル」を、国内では 約 2,500校の塾、学校等33万人を超える生徒に提供しています。全国の公立学校、有名私立中高、大手塾での活用が広がる一方で、発達障がいや学習障がい、不登校、経済的困窮世帯を含む生徒に学習の機会を提供するなど日本の教育課題の解決を図ることで成長を続け、代表的な EdTech スタートアップ企業として2017年に東証マザーズに上場しました。
2014年より海外での事業も開始し、各国の私立学校及び学習塾へ導入されています。また、近年、日本型教育は世界の多くの国で注目を集めており、日本政府もEdTech 企業の海外展開支援に取り組んでいます。すららネットは経済産業省/JETROが実施する「未来の教室」海外展開支援等事業に採択されたほか、今年度も官民協働のオールジャパンで取り組む日本型教育の海外展開事業「EDU-Port ニッポン」パイロット事業 応援プロジェクトとして活動しています
海外事業についてはこちら(英語ウェブサイト)https://surala-net.com/ をご覧ください。
AIを活用したアダプティブな対話式 ICT 教材の開発と提供を行う株式会社すららネット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:湯野川孝彦)の海外向け算数ICT教材「Surala Ninja!」が、スリランカの公立学校に初めて導入されます。今回導入されたのは、スリランカの教育省より質の高い教育を行う学校と認められた、「National School」に認定されている小学校W/GM Parakrama Maha Vidyalaya(※)です。スリランカでは新型コロナウイルス感染症の感染拡大とその後の経済危機により、深刻な学習損失が指摘される中、児童一人ひとりの学力や理解度に合わせた個別最適な学習を提供し、算数能力の向上を目指します。
[画像: https://prtimes.jp/i/3287/418/resize/d3287-418-144ef697c9daa683fe77-0.jpg ]
「Surala Ninja!」は、「すらら」の海外版として小学生向けに開発された、インタラクティブなアニメーションを通じて加減乗除の四則計算を楽しく学べるAIを活用したデジタル教材です。学習管理機能によって生徒の状況に合わせた学習内容を設定できると共に、アダプティブ機能により、難易度を自動で調整することができます。スリランカにおいては、パートナー会社のNext Learners (Pvt) Ltd.と連携し、私立学校や学習塾、NGOなどに提供しています。新型コロナウイルス感染症の流行以降、2年以上にわたり学校の休校が続くなど運営が不安定となる中、遠隔教育による家庭学習やNGOが運営する支援センターへの提供を通じ、学習機会を担保してきました。
※ W/GM Parakrama Maha Vidyalaya
コロンボに次ぐ第2位の人口を誇る都市・ガンパハにあり、2021年には、過去5年のインフラの整備、教員の質、施設の充実度が評価され、教育省から「National School」と認定されています。
今回の導入は、「Old Students Association」と呼ばれる同学校の卒業生を中心に結成された教育支援のための組織により実現し、「Surala Ninja!」による算数授業が放課後活動として実施されます。経済危機の影響で社会生活が不安定な状況を鑑み、10月からまず自宅学習として開始し、来年以降学校運営が安定した後、教室内での対面学習に移行する計画です。授業体系の変化に合わせ同校の教員は、生徒の学習をサポートするファシリテーターの役割を担うことになります。そのため、すららネットとNext Learners社は、集団授業とは異なるデジタル教育による個別学習のコンセプトや授業運営について教員を対象に9月下旬に初期研修を実施しました。研修では、ロールプレイなどより実践的な研修を通じて、個別学習における生徒へのサポート方法や自立学習のスキルを育成する方法などを先生方に習得してもらいました。
2年以上にわたる休校で多くの学校が学習機会を損失し、学習すべきカリキュラムに追いつくことに困難を抱える中、「Surala Ninja!」のプログラムは生徒個々人に合わせた個別最適な学習を提供することで、より効率的に学習の穴埋めをしていくことが期待されます。学習期間中は、「Surala Ninja!」のテスト機能を活用し、生徒の学力到達を確認した上で学習プランを調整すると共に、単元ごとの習得度も確認しながら学習を進めていきます。現在は、小学校1年生から6年生まで約100名が学習しています。
校長のジャヤンタ・バンダラナイケ氏は次のようにコメントしています。「日本の『Surala Ninja!』の学習プログラムを用いて、子どもたちの算数の能力を向上させようとする取り組みを高く評価しています。携帯電話が普及することで悪影響も懸念される中、それらを回避し、また子どもたちが算数に対して抱いている恐れや疑念を取り除くことができるのです。このプログラムは実りあるものであり、独自の結果を出してくれるものだと私は考えています。プログラムの実現に携わったすべての方に、心から感謝します。このプログラムが今後も継続していくことを祈っています。」
また、「Surala Ninja!」の授業を担当する教員のニルミニ・ルパシンヘ氏は次のようにコメントします。「本校では、オンライン学習システムの実用的な効果と弊害を考慮した上でこのプログラムを活用しています。子どもたちは携帯電話やパソコンゲームに夢中になりやすいので、「Surala Ninja!」のデジタル教育は効果的だと考えています。そのプログラムは算数の概念を生徒の興味に合った形で提供し、よく企画されたプログラムだと思います。これにより、子どもたちの学習意欲を高め、目標達成に導くことができます。」
すららネットは、今後も、現地パートナー企業であるNext Learners社と共に、様々な組織と連携しながら、教育の質を改善し、スリランカにおける教育課題の解決へ貢献していきます。
■ICT教材 Surala Ninja! について
海外版として小学生向けに開発された、インタラクティブなアニメーションを通じて加減乗除の四則計算を楽しく学べるデジタル教材です。生徒は自身のデバイスで自分のペースで学習できるとともに、指導者は学習管理システムを通じて生徒の学習の進捗や理解度を把握した上で学習内容を調整でき、生徒個々人にあわせた個別最適化の学習を実現します。現在、スリランカ向けのシンハラ語版、インドネシア向けのインドネシア語版、また、主にインドやフィリピンで活用されている英語版があります。
■株式会社すららネットについて
すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念とし、アダプティブな対話式 ICT 教材「すらら」と「すららドリル」を、国内では 約 2,500校の塾、学校等33万人を超える生徒に提供しています。全国の公立学校、有名私立中高、大手塾での活用が広がる一方で、発達障がいや学習障がい、不登校、経済的困窮世帯を含む生徒に学習の機会を提供するなど日本の教育課題の解決を図ることで成長を続け、代表的な EdTech スタートアップ企業として2017年に東証マザーズに上場しました。
2014年より海外での事業も開始し、各国の私立学校及び学習塾へ導入されています。また、近年、日本型教育は世界の多くの国で注目を集めており、日本政府もEdTech 企業の海外展開支援に取り組んでいます。すららネットは経済産業省/JETROが実施する「未来の教室」海外展開支援等事業に採択されたほか、今年度も官民協働のオールジャパンで取り組む日本型教育の海外展開事業「EDU-Port ニッポン」パイロット事業 応援プロジェクトとして活動しています
海外事業についてはこちら(英語ウェブサイト)https://surala-net.com/ をご覧ください。