持続可能なイノベーションの鍵となるスキルとは。ダッソー・システムズがソーシャルメディア分析をもとに調査、結果を公開
[22/10/27]
提供元:PRTIMES
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・製造領域の変革を促す中核分野または先端分野として、持続可能性を踏まえた設計、メカトロニクス、アディティブ・マニュファクチャリング、データサイエンス、モデルベース・システムズ・エンジニアリング(MBSE) が挙がる
・ダッソー・システムズの 3DEXPERIENCE Eduがフランスのソーシャルメディア分析企業、Bloom 社に調査を委託、製造スキルと製造分野に関するソーシャルメディア上のディスカッションを1 年間分析
・創業から40年余り、ダッソー・システムズは、様々な業界で培ったその専門知識を活かし、複数のエコシステムを連携させることで、新しい時代の仕事とその進化を見据えた未来の人材育成を支援
※本リリースは、仏ヴェリジー=ヴィラクブレーにて現地時間2022年9月29日に発表したリリースの日本語参考訳です。
ダッソー・システムズ(Euronext Paris: FR0014003TT8、DSY.PA)はこのほど、製造領域の変革を加速させ、持続可能な体験を生み出すための鍵となるスキルを独自調査に基づき特定し、公開しました。今回の大規模調査によると、製造領域で今後必要とされる職務とそのための人材育成に向けて、産業界ならびに学術界の双方が注力すべき分野は、持続可能性を踏まえた設計、メカトロニクス、アディティブ・マニュファクチャリング、データサイエンスならびにモデルベース・システムズ・エンジニアリング(MBSE)であることが明らかになりました。
本調査はダッソー・システムズの教育機関・学習者向け組織である3DEXPERIENCE Eduが、フランスのソーシャルメディア分析企業であるBloom社に委託し実施されたものです。Bloom社はソーシャルメディア上の膨大な会話(ディスカッション)を収集し、製造に関わるスキルが人々の間でどのように話されているかを分析しました。また本調査では、製造領域のエコシステムを強化して、今あるスキルギャップを軽減することも目的としています。これは、世界のGDP の 41% を占める製造領域を変革することが、地球環境に対する影響を最小限に抑え、より持続可能なシステムを生み出す大きな機会となるという認識に基づくものです。ダッソー・システムズは創業以来 40 年にわたり、他に類を見ない産業革新を促進し実現させるとともに、消費者、市民、患者の生活の質を向上させるイノベーションに必要な生涯学習環境を育むため、産業界と学術界による共同の取り組みを支援・強化してきました。
主な調査結果は以下の通りです。
持続可能性を配慮した設計は、消費者と企業の両者にとって日常的な会話の一部になりつつあります。大学・研究機関は、短期プログラムや講義を実施することで、この分野のリーダーになろうとしています。
メカトロニクスは、ソーシャルメディア上で最も活発なコミュニティを形成しており、他のすべてのスキルを組み合わせたものよりも強い共感を呼んでいます。このことが示すとおり、主にビデオなど視聴者の興味を引く形式で技術的なトピックを取り上げることで、若い世代の関心を引き付けることができます。
アディティブ・マニュファクチャリングは、英語のディスカッション件数が 55,100、投稿への「いいね」、シェア、コメントなどのエンゲージメント数が 278,000以上です。その大半を企業と大学の関係者が占めており、内容は学術出版物、新しい革新的な使用方法、進行中のプロジェクト、企業の宣伝資料に関するものです。
データサイエンスに関するディスカッションはハイレベルのものがほとんどで、専門家を対象とした業界の認定制度や募集中のポジションに焦点を当てています。将来のビジネスにとって非常に重要なスキルであるにもかかわらず、ソーシャルメディアでデータ サイエンスを取り上げている大学や企業はごく一部に限られています。
モデルベース・システムズ・エンジニアリング(MBSE)のトピックを取り上げている組織やコミュニティはほとんどありません。このことは、MBSEという多くの業界の将来にとって重要な分野についての会話を促進し、認識を高める好機があることを示しています。
[画像: https://prtimes.jp/i/6067/435/resize/d6067-435-6de606f56ac326e13a3b-0.jpg ]
この分析のほかにも、ダッソー・システムズは、教育機関、トレーニング組織、顧客からなるエコシステム内で、製品の開発を持続可能な体験の開発に変えるために必要なスキルの育成を目指し、スキルに関する一連の電子書籍や専門家がベストプラクティスを共有するオンライン学術コミュニティなど、複数の方法を通じた取り組みも進めています。
ダッソー・システムズのグローバル・プログラム、3DEXPERIENCE Edu Centers of Excellenceも、こうした方法の一つです。このプログラムは、業界のデジタルトランスフォーメーションに必要な3DEXPERIENCEプラットフォームに関する専門知識を習得できるよう、研究拠点ネットワークを企業や政府機関に提供することで、体験型の生涯学習を促進するものです。このプログラムには現在11 の組織が参加しており、最近追加された組織には、Instituto Maua de Tecnologia(ブラジルの私立の技術系非営利大学)、L'Industreet(退学した若者に将来の産業分野のトレーニングを提供するフランスの高等専門学校)、ZHAW(スイスの応用科学大学)、Trier University of Applied Sciences(ドイツの応用科学大学)などが含まれます。
ダッソー・システムズのインダストリー・マーケティング・サステナビリティ担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントであるフローレンス・ベルゼレンは、次のように述べています。「この調査の目的は、学生、教育者、企業、専門家など、さまざまな関係者の間でソーシャルメディア上のトレンドを大まかに把握することです。ダッソー・システムズは、この調査の分析結果に基づいて、異なるエコシステム同士を連携させ、学生や社会人が効率的で協力的、かつ生産的に作業し、持続可能性に関連した重要課題を解決できるよう支援できるようになります」
Trier University of Applied Sciencesの製品開発および製造研究所所長であるマイケル・ホフマン氏は、次のように述べています。「当大学では、工学を幅広い視点で考察する豊富な機会を学生に提供しています。この中心にあるのが、持続可能性を配慮した設計の必要性です。材料とエネルギーの消費を最小限に抑えつつ、生体材料の使用を可能にし、バーチャルツインを使用してライフサイクルを最適化することは、私たちが推進しているアプローチの一部です。3DEXPERIENCEプラットフォームは、必要な能力を開発する無数の機会を、学生と業界パートナーの両方に提供しています」
調査について:
本調査はダッソー・システムズの 3DEXPERIENCE EduがBloom社に委託し、2021年4月1日から2022年4月1日までの1年間にかけて、Facebook、Twitter、Instagram、YouTube、TikTokといったソーシャルメディア上のディスカッションを分析することで行われました。分析の対象としたのは、製造業の分野とスキルに関する英語、フランス語、ドイツ語でなされたディスカッションです。約50万件の投稿とコメント、5,400万件の「いいね」、シェア、エンゲージメント関連のコメント、3,700万人の調査参加者のデータを対象に、セマンティック解析(意味解析)とソーシャル・インフェレンス(社会的推論)の両手法を使って分析しました。
調査レポートの全文(英語)はこちらよりご覧いただけます。
https://edu.3ds.com/sites/default/files/3DS_2022_Key-skills-to-accelerate-Manufacturing-Transformation.pdf
詳細はこちら:
ダッソー・システムズの3DEXPERIENCE Edu
https://edu.3ds.com/en
ダッソー・システムズの 3DEXPERIENCEプラットフォーム、3D設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソリューション
https://www.3ds.com/ja
ダッソー・システムズとつながるソーシャル・アカウント
Twitter
https://twitter.com/3dsjapan
Facebook
https://www.facebook.com/DassaultSystemesNippon
LinkedIn
https://jp.linkedin.com/company/dassaultsystemes
YouTube
https://www.youtube.com/user/3DSJapan
(以上)
ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは3DEXPERIENCEカンパニーとして、人々の進歩を促す役割を担います。当社は持続可能なイノベーションの実現に向けて、企業や人々が利用する3Dのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、患者、市民あるいは消費者のために世界の持続可能性を高めるべく、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを使って現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出し、さらなるイノベーション、学び、生産活動を追求しています。ダッソー・システムズ・グループは140カ国以上、あらゆる規模、業種の30万社以上のお客様に価値を提供します。 より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、 https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。
3DEXPERIENCE、Compassアイコン、3DSロゴ、CATIA、BIOVIA、GEOVIA、SOLIDWORKS、3DVIA、ENOVIA、NETVIBES、MEDIDATA、CENTRIC PLM、3DEXCITE、SIMULIA、DELMIA および IFWE は、アメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズ(ヴェルサイユ商業登記所に登記番号B 322 306 440 で登録された、フランスにおける欧州会社)またはその子会社の登録商標または商標です。
・ダッソー・システムズの 3DEXPERIENCE Eduがフランスのソーシャルメディア分析企業、Bloom 社に調査を委託、製造スキルと製造分野に関するソーシャルメディア上のディスカッションを1 年間分析
・創業から40年余り、ダッソー・システムズは、様々な業界で培ったその専門知識を活かし、複数のエコシステムを連携させることで、新しい時代の仕事とその進化を見据えた未来の人材育成を支援
※本リリースは、仏ヴェリジー=ヴィラクブレーにて現地時間2022年9月29日に発表したリリースの日本語参考訳です。
ダッソー・システムズ(Euronext Paris: FR0014003TT8、DSY.PA)はこのほど、製造領域の変革を加速させ、持続可能な体験を生み出すための鍵となるスキルを独自調査に基づき特定し、公開しました。今回の大規模調査によると、製造領域で今後必要とされる職務とそのための人材育成に向けて、産業界ならびに学術界の双方が注力すべき分野は、持続可能性を踏まえた設計、メカトロニクス、アディティブ・マニュファクチャリング、データサイエンスならびにモデルベース・システムズ・エンジニアリング(MBSE)であることが明らかになりました。
本調査はダッソー・システムズの教育機関・学習者向け組織である3DEXPERIENCE Eduが、フランスのソーシャルメディア分析企業であるBloom社に委託し実施されたものです。Bloom社はソーシャルメディア上の膨大な会話(ディスカッション)を収集し、製造に関わるスキルが人々の間でどのように話されているかを分析しました。また本調査では、製造領域のエコシステムを強化して、今あるスキルギャップを軽減することも目的としています。これは、世界のGDP の 41% を占める製造領域を変革することが、地球環境に対する影響を最小限に抑え、より持続可能なシステムを生み出す大きな機会となるという認識に基づくものです。ダッソー・システムズは創業以来 40 年にわたり、他に類を見ない産業革新を促進し実現させるとともに、消費者、市民、患者の生活の質を向上させるイノベーションに必要な生涯学習環境を育むため、産業界と学術界による共同の取り組みを支援・強化してきました。
主な調査結果は以下の通りです。
持続可能性を配慮した設計は、消費者と企業の両者にとって日常的な会話の一部になりつつあります。大学・研究機関は、短期プログラムや講義を実施することで、この分野のリーダーになろうとしています。
メカトロニクスは、ソーシャルメディア上で最も活発なコミュニティを形成しており、他のすべてのスキルを組み合わせたものよりも強い共感を呼んでいます。このことが示すとおり、主にビデオなど視聴者の興味を引く形式で技術的なトピックを取り上げることで、若い世代の関心を引き付けることができます。
アディティブ・マニュファクチャリングは、英語のディスカッション件数が 55,100、投稿への「いいね」、シェア、コメントなどのエンゲージメント数が 278,000以上です。その大半を企業と大学の関係者が占めており、内容は学術出版物、新しい革新的な使用方法、進行中のプロジェクト、企業の宣伝資料に関するものです。
データサイエンスに関するディスカッションはハイレベルのものがほとんどで、専門家を対象とした業界の認定制度や募集中のポジションに焦点を当てています。将来のビジネスにとって非常に重要なスキルであるにもかかわらず、ソーシャルメディアでデータ サイエンスを取り上げている大学や企業はごく一部に限られています。
モデルベース・システムズ・エンジニアリング(MBSE)のトピックを取り上げている組織やコミュニティはほとんどありません。このことは、MBSEという多くの業界の将来にとって重要な分野についての会話を促進し、認識を高める好機があることを示しています。
[画像: https://prtimes.jp/i/6067/435/resize/d6067-435-6de606f56ac326e13a3b-0.jpg ]
この分析のほかにも、ダッソー・システムズは、教育機関、トレーニング組織、顧客からなるエコシステム内で、製品の開発を持続可能な体験の開発に変えるために必要なスキルの育成を目指し、スキルに関する一連の電子書籍や専門家がベストプラクティスを共有するオンライン学術コミュニティなど、複数の方法を通じた取り組みも進めています。
ダッソー・システムズのグローバル・プログラム、3DEXPERIENCE Edu Centers of Excellenceも、こうした方法の一つです。このプログラムは、業界のデジタルトランスフォーメーションに必要な3DEXPERIENCEプラットフォームに関する専門知識を習得できるよう、研究拠点ネットワークを企業や政府機関に提供することで、体験型の生涯学習を促進するものです。このプログラムには現在11 の組織が参加しており、最近追加された組織には、Instituto Maua de Tecnologia(ブラジルの私立の技術系非営利大学)、L'Industreet(退学した若者に将来の産業分野のトレーニングを提供するフランスの高等専門学校)、ZHAW(スイスの応用科学大学)、Trier University of Applied Sciences(ドイツの応用科学大学)などが含まれます。
ダッソー・システムズのインダストリー・マーケティング・サステナビリティ担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントであるフローレンス・ベルゼレンは、次のように述べています。「この調査の目的は、学生、教育者、企業、専門家など、さまざまな関係者の間でソーシャルメディア上のトレンドを大まかに把握することです。ダッソー・システムズは、この調査の分析結果に基づいて、異なるエコシステム同士を連携させ、学生や社会人が効率的で協力的、かつ生産的に作業し、持続可能性に関連した重要課題を解決できるよう支援できるようになります」
Trier University of Applied Sciencesの製品開発および製造研究所所長であるマイケル・ホフマン氏は、次のように述べています。「当大学では、工学を幅広い視点で考察する豊富な機会を学生に提供しています。この中心にあるのが、持続可能性を配慮した設計の必要性です。材料とエネルギーの消費を最小限に抑えつつ、生体材料の使用を可能にし、バーチャルツインを使用してライフサイクルを最適化することは、私たちが推進しているアプローチの一部です。3DEXPERIENCEプラットフォームは、必要な能力を開発する無数の機会を、学生と業界パートナーの両方に提供しています」
調査について:
本調査はダッソー・システムズの 3DEXPERIENCE EduがBloom社に委託し、2021年4月1日から2022年4月1日までの1年間にかけて、Facebook、Twitter、Instagram、YouTube、TikTokといったソーシャルメディア上のディスカッションを分析することで行われました。分析の対象としたのは、製造業の分野とスキルに関する英語、フランス語、ドイツ語でなされたディスカッションです。約50万件の投稿とコメント、5,400万件の「いいね」、シェア、エンゲージメント関連のコメント、3,700万人の調査参加者のデータを対象に、セマンティック解析(意味解析)とソーシャル・インフェレンス(社会的推論)の両手法を使って分析しました。
調査レポートの全文(英語)はこちらよりご覧いただけます。
https://edu.3ds.com/sites/default/files/3DS_2022_Key-skills-to-accelerate-Manufacturing-Transformation.pdf
詳細はこちら:
ダッソー・システムズの3DEXPERIENCE Edu
https://edu.3ds.com/en
ダッソー・システムズの 3DEXPERIENCEプラットフォーム、3D設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソリューション
https://www.3ds.com/ja
ダッソー・システムズとつながるソーシャル・アカウント
https://twitter.com/3dsjapan
https://www.facebook.com/DassaultSystemesNippon
https://jp.linkedin.com/company/dassaultsystemes
YouTube
https://www.youtube.com/user/3DSJapan
(以上)
ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは3DEXPERIENCEカンパニーとして、人々の進歩を促す役割を担います。当社は持続可能なイノベーションの実現に向けて、企業や人々が利用する3Dのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、患者、市民あるいは消費者のために世界の持続可能性を高めるべく、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを使って現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出し、さらなるイノベーション、学び、生産活動を追求しています。ダッソー・システムズ・グループは140カ国以上、あらゆる規模、業種の30万社以上のお客様に価値を提供します。 より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、 https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。
3DEXPERIENCE、Compassアイコン、3DSロゴ、CATIA、BIOVIA、GEOVIA、SOLIDWORKS、3DVIA、ENOVIA、NETVIBES、MEDIDATA、CENTRIC PLM、3DEXCITE、SIMULIA、DELMIA および IFWE は、アメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズ(ヴェルサイユ商業登記所に登記番号B 322 306 440 で登録された、フランスにおける欧州会社)またはその子会社の登録商標または商標です。