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思想家・姜尚中はいかにして生まれたのか? 危機の時代に誰もが問い直す「内なるアジア」―― 集英社新書『アジアを生きる』(姜尚中・著)5月17日(水)に発売!




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ロシアによるウクライナ侵攻、覇権国家の台頭で、欧米中心の国際秩序が大きく揺らいでいる。その状況の中、「アジア」は閉塞感の突破口となり得るのだろうか? 
K-POPや韓流ドラマの世界的流行は、一見、そうした希望を後押しする。とはいえ、それも消費の一環であり、差別やヘイトも根深いまま。グローバル化にともない、私たちの多くが「アジア人であること」の悩みに直面しているともいえるだろう。

本書は、集英社創業95周年記念企画『アジア人物史』の総監修・姜尚中が「内なるアジア」を問い直した、集大成ともいえる思想的自伝である。孤独な時代に、蒙を啓いてくれた古今東西の名著、自分を勇気づけてくれた大切な思想家たち。冷戦下の数々の思い出、恩師・金大中元大統領との邂逅、そして故郷・熊本の再発見――。数十年の時間を重ねて深まった著者の「アジア観」が、今こそ、私たちがめざすべき道を照らしだす。

「アジア回帰」でも「アジア主義」でもない、新たな普遍への突破口とは?
[画像2: https://prtimes.jp/i/11454/435/resize/d11454-435-a0c812b40382d1a728d4-1.png ]

【主な内容】
●「在日」への悩みと「大塚史学」との出会い
● ドイツ留学で見た「アジアン・ヘイト」、イスラームとの出会い
● サイードとウォーラーステインで一新した「アジア観」
● 北朝鮮問題と、21世紀ビジョンとしての「東北アジア共同の家」
  ――夢と幻滅
● 岸信介、吉田松陰、そして故郷・熊本で再発見した横井小楠
● アジアから生まれる新たな「普遍」を目指して

【書籍概要】
タイトル:『アジアを生きる』
著者:姜尚中
発売日:2023年5月17日(水)
定価:990円(10%税込)
ページ数:224ページ
判型:新書判
集英社新書
ISBN 978-4-08-721263-1

【著者略歴】姜 尚中(カン サンジュン)
1950年生まれ。政治学者。東京大学名誉教授、鎮西学院学院長・熊本県立劇場館長。集英社創業95周年記念企画『アジア人物史』では総監修を務める。著書は100万部超の『悩む力』のほか、『続・悩む力』『心の力』『母の教え 10年後の『悩む力』』 『ナショナリズム』 『朝鮮半島と日本の未来』 など多数。自伝『在日』および小説作品『母―オモニ―』『心』はいずれも累計40万部超の話題作に。

刊行記念 サイン会開催!


『アジアを生きる』(集英社新書)の刊行を記念して、姜尚中氏サイン会を開催致します。
※対象書籍をご購入/ご予約いただいた方に整理券をお配り致します。詳しいご参加方法や注意事項につきましては、下記URLをご覧ください。

【大阪】2023年5月23日(火)18:30〜
    紀伊國屋書店梅田本店 2番カウンター奥特設会場  
詳細はこちら? https://store.kinokuniya.co.jp/event/1682921366/
【東京】2023年5月24日(水)18:30〜
    紀伊國屋書店新宿本店 2階 BOOKSALON
詳細はこちら?https://store.kinokuniya.co.jp/event/1682852726/
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