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エセ科学と変態性欲が、日本のミステリーを育てあげた!? 圧巻のアクロバティカル文学史『怪異猟奇ミステリー全史』、ついに刊行!

ポーからドイルへ、そして乱歩、横溝から、綾辻行人、京極夏彦へと。日本の探偵小説、そして本格・変格ミステリーを生みだした源泉を探る――。

18世紀英国ゴシック小説に端を発し、はるか東方の島国へと流れ着いて結実した日本のミステリー文化――博覧強記の文芸評論家・翻訳家である著者による、異形の文化文学史にして最良のブックガイド『怪異猟奇ミステリー全史』(新潮選書)が1月26日、新潮社より刊行となります。




[画像1: https://prtimes.jp/i/47877/437/resize/d47877-437-bde553861a7b9d75d2f0-2.jpg ]


 18世紀にアンチ・フランス=反古典主義から興ったゴシック文化伝播史であり、広い視野からの西洋文化史・文学史であり、戦前戦後の日本文化史・文学史であり、ミステリー発展史でもある、文学史探偵による詳密な調査ファイルです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/47877/437/resize/d47877-437-2283f244e5d9e642a55c-5.jpg ]



■著者コメント
 副題に「猟奇耽異グラン・ギニョル探偵小説への誘い」と付けようと思ったが、煽りすぎ、誇大広告になりかねないのでやめました。でも、そんな雰囲気の内容です。


[画像3: https://prtimes.jp/i/47877/437/resize/d47877-437-e872b983eb8eb9fed4ae-4.jpg ]


■あらすじ
 探偵小説、本格・変格推理小説、ひいては新本格ミステリーまで、あらゆる日本のミステリーの源泉は、18世紀英国ゴシック小説にあったーーそんな荒技にも思える文学史説を、博覧強記の文芸評論家・翻訳家である著者が、心霊主義、スピリチュアリズム、擬似科学、進化論・退化論、エログロ、変態性欲などなど、あらゆる西洋文化・思想・学問をスパイスに用いて超絶調理で調理し、解明する激旨圧巻の文化/文学史が、ここに誕生した。

[画像4: https://prtimes.jp/i/47877/437/resize/d47877-437-faed62275ceed7f294b9-3.jpg ]


■著者紹介
 1953年東京生まれ。武蔵大学人文学部卒。早川書房を退社後、幻想文学研究家・翻訳家として活躍。1998年に『ホラー小説大全』(角川選書)で第51回日本推理作家協会賞評論部門を受賞。主な著書に、『ダンスする文学』(自由国民社)、『スティーヴン・キング論集成』(青土社)など。訳書に、スティーヴン・キング『ダークタワー』シリーズ(角川文庫)、キャサリン・スプーナー『コンテンポラリー・ゴシック』(水声社)などがある。

[画像5: https://prtimes.jp/i/47877/437/resize/d47877-437-0ed94afb823f67775d9f-0.jpg ]


■書籍データ
【タイトル】怪異猟奇ミステリー全史
【著者名】風間賢二
【発売日】2022年1月26日
【造本】新潮選書(四六判変型ソフトカバー)
【本体定価】1,650円(税込)
【ISBN】978-4-10-603875-4
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/603875/
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