記録的インフルエンザ大流行、麻黄湯が大幅伸長 〜2019年1月度一般用医薬品(OTC)市場 薬効別ランキング〜
[19/02/28]
提供元:PRTIMES
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手指消毒剤やうがい薬など関連商品も好調!
株式会社アンテリオ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:仁司与志矢、以下アンテリオ)は、全国一般用医薬品(OTC)販売動向調査のデータを基に、「2019年1月度一般用医薬品 薬効別ランキング」を発表しました。
1.好調が続くOTC市場。前年比4か月連続プラス、かつ過去4年の1月で最も高い販売金額を記録 「一般医薬品(OTC)市場の販売金額推移」
[画像1: https://prtimes.jp/i/1551/438/resize/d1551-438-713629-0.jpg ]
1月のOTC関連薬市場の販売金額は、前年同月比101.5%の970億円でした。昨年10月から4か月連続で前年の販売金額を上回り、好調が続いています。
2.インフルエンザの記録的大流行で漢方薬などの関連薬効が好調だった一方で、胃腸薬は多くの上位シリーズが売れず不調 「好調薬効トップ5、不調薬効ワースト5(金額前年同月差)」
[画像2: https://prtimes.jp/i/1551/438/resize/d1551-438-478925-1.jpg ]
1月にもっとも好調だった薬効は漢方薬でした。次いで鎮咳去痰剤、殺菌消毒剤と続き、いずれも前年同月差3億円以上のプラスでした。これらが好調だった主な要因はインフルエンザの記録的な大流行と関連があると言えます。
また主要地域の多くで降水量が過去8年間で最低だったことの影響もあり、皮膚用薬(殺菌消毒剤除く)が過去4年の1月の販売平均を100とした「4年指数」で最高値。特に皮膚の乾燥からくる痒み対策の鎮痒剤は前年同月比112%とよく売れました。
一方で、不調だったのは前年同月比97%の胃腸薬。多くの上位シリーズが不振で、4年指数で最低水準でした。これは飲む機会が減少している背景に加えて、ウコンや肝臓水解物が入ったドリンク剤(清涼飲料水)の販売が増えていることも要因と考えられます。
【1月のトピック: インフルエンザが流行すると売れるものは?】
昨年猛威を振るったインフルエンザでしたが、今シーズンはそれを上回る記録的な大流行となりました。
インフルエンザが流行すると、麻黄湯などの漢方薬や鎮咳去痰剤、手指消毒剤、のどスプレータイプの口腔用薬、うがい薬などの関連商品がよく売れる傾向にあります。またインフルエンザが流行する環境では、体調を崩す人が多くなると思われ、総合感冒薬、葛根湯、麦門冬湯などもよく売れます。
1月の各薬効別の売上は、前年同月比で麻黄湯112%、鎮咳去痰剤108%、手指消毒剤176%、口腔用薬108%、うがい薬107%など、大幅に伸長しました。
◆SDI(全国一般用医薬品パネル調査)◆1960年調査開始 ※2018年4月度から調査設計を変更しました
対象業態:OTC医薬品を販売しているドラッグストア、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンター・ディスカウントストア
エリア:全国
調査店舗数:3,245店舗
データ収集方法:POSデータのオンライン収集
対象カテゴリー:医薬品、医薬部外品
(対象カテゴリーのバーコードが付与されている商品のみ)
調査項目:各店舗におけるバーコード別の販売年月日、販売個数、販売金額など
【株式会社アンテリオ】 http://www.anterio.co.jp/
株式会社アンテリオ(本社:東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 御茶ノ水ソラシティ 13階、設立年月:1994年12月、代表取締役社長:仁司与志矢)は、調査、企画、分析における高度なスキルと豊富な経験・知識をコア・コンピタンスとし、ヘルスケア領域のマーケティングリサーチに精通したトップカンパニー。インテージグループの一員として健康食品から一般用・医療用医薬品、医療機器までの幅広いヘルスケア領域のあらゆる課題に対して最適な意思決定をサポートしています。
グループ企業の株式会社アスクレップと2019年4月、経営統合し、株式会社インテージヘルスケアとなります。CRO(医薬品開発業務受託機関)とヘルスケア領域のマーケティングリサーチを中核事業とし、新たな付加価値の創出を目指します。
【報道関係のお問い合わせ先】
■株式会社アンテリオ
経営企画部 林(はやし)
TEL:03-5294-8393(代) E-mail:pr-ant@anterio.co.jp
【本調査に関するお問い合せ先】
■株式会社アンテリオ
コンシューマーヘルスケア事業部 コンシューマーヘルスケア・ソリューション部
担当:有方(ありかた)
TEL:03-5294-8393(代)
アンテリオ「お問合せフォーム」 http://www.anterio.co.jp/contact/service.php
株式会社アンテリオ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:仁司与志矢、以下アンテリオ)は、全国一般用医薬品(OTC)販売動向調査のデータを基に、「2019年1月度一般用医薬品 薬効別ランキング」を発表しました。
1.好調が続くOTC市場。前年比4か月連続プラス、かつ過去4年の1月で最も高い販売金額を記録 「一般医薬品(OTC)市場の販売金額推移」
[画像1: https://prtimes.jp/i/1551/438/resize/d1551-438-713629-0.jpg ]
1月のOTC関連薬市場の販売金額は、前年同月比101.5%の970億円でした。昨年10月から4か月連続で前年の販売金額を上回り、好調が続いています。
2.インフルエンザの記録的大流行で漢方薬などの関連薬効が好調だった一方で、胃腸薬は多くの上位シリーズが売れず不調 「好調薬効トップ5、不調薬効ワースト5(金額前年同月差)」
[画像2: https://prtimes.jp/i/1551/438/resize/d1551-438-478925-1.jpg ]
1月にもっとも好調だった薬効は漢方薬でした。次いで鎮咳去痰剤、殺菌消毒剤と続き、いずれも前年同月差3億円以上のプラスでした。これらが好調だった主な要因はインフルエンザの記録的な大流行と関連があると言えます。
また主要地域の多くで降水量が過去8年間で最低だったことの影響もあり、皮膚用薬(殺菌消毒剤除く)が過去4年の1月の販売平均を100とした「4年指数」で最高値。特に皮膚の乾燥からくる痒み対策の鎮痒剤は前年同月比112%とよく売れました。
一方で、不調だったのは前年同月比97%の胃腸薬。多くの上位シリーズが不振で、4年指数で最低水準でした。これは飲む機会が減少している背景に加えて、ウコンや肝臓水解物が入ったドリンク剤(清涼飲料水)の販売が増えていることも要因と考えられます。
【1月のトピック: インフルエンザが流行すると売れるものは?】
昨年猛威を振るったインフルエンザでしたが、今シーズンはそれを上回る記録的な大流行となりました。
インフルエンザが流行すると、麻黄湯などの漢方薬や鎮咳去痰剤、手指消毒剤、のどスプレータイプの口腔用薬、うがい薬などの関連商品がよく売れる傾向にあります。またインフルエンザが流行する環境では、体調を崩す人が多くなると思われ、総合感冒薬、葛根湯、麦門冬湯などもよく売れます。
1月の各薬効別の売上は、前年同月比で麻黄湯112%、鎮咳去痰剤108%、手指消毒剤176%、口腔用薬108%、うがい薬107%など、大幅に伸長しました。
◆SDI(全国一般用医薬品パネル調査)◆1960年調査開始 ※2018年4月度から調査設計を変更しました
対象業態:OTC医薬品を販売しているドラッグストア、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンター・ディスカウントストア
エリア:全国
調査店舗数:3,245店舗
データ収集方法:POSデータのオンライン収集
対象カテゴリー:医薬品、医薬部外品
(対象カテゴリーのバーコードが付与されている商品のみ)
調査項目:各店舗におけるバーコード別の販売年月日、販売個数、販売金額など
【株式会社アンテリオ】 http://www.anterio.co.jp/
株式会社アンテリオ(本社:東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 御茶ノ水ソラシティ 13階、設立年月:1994年12月、代表取締役社長:仁司与志矢)は、調査、企画、分析における高度なスキルと豊富な経験・知識をコア・コンピタンスとし、ヘルスケア領域のマーケティングリサーチに精通したトップカンパニー。インテージグループの一員として健康食品から一般用・医療用医薬品、医療機器までの幅広いヘルスケア領域のあらゆる課題に対して最適な意思決定をサポートしています。
グループ企業の株式会社アスクレップと2019年4月、経営統合し、株式会社インテージヘルスケアとなります。CRO(医薬品開発業務受託機関)とヘルスケア領域のマーケティングリサーチを中核事業とし、新たな付加価値の創出を目指します。
【報道関係のお問い合わせ先】
■株式会社アンテリオ
経営企画部 林(はやし)
TEL:03-5294-8393(代) E-mail:pr-ant@anterio.co.jp
【本調査に関するお問い合せ先】
■株式会社アンテリオ
コンシューマーヘルスケア事業部 コンシューマーヘルスケア・ソリューション部
担当:有方(ありかた)
TEL:03-5294-8393(代)
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