組込みシステム向けの最新ソリューションをEmbedded Technology 2013に出展
[13/11/18]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
2013年11月20日(水)〜11月22日(金) : パシフィコ横浜(STブース : No.F-36)
多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーの
STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、Embedded Technology
2013において、組込みシステム向けの最新ソリューションを出展します。
組込みシステムは、私たちの暮らしの様々な場面で利用されています。昨今、
あらゆる機器がつながる「モノのインターネット(Internet of Things)」や
「クラウド技術」などの急速な成長が見込まれる中、組込みシステムの複雑化
が一段と進んでいます。STは、ネットワーク化・高機能化の要求が高まる
あらゆる組込みシステムに、最適なソリューションを提供していきます。
STブースで紹介する主なソリューション
スマート・アプライアンス
・「モノのインターネット」が注目を集める中、STは、ARM(R) Cortex(TM)-M4
ベースの32bitマイクロコントローラ(以下マイコン)STM32F4をベースに開発さ
れた小型モジュールを用い、各種電子機器にネット接続機能を付加するデモを
行います。イーサネット対応機能と優れた性能を併せ持つ32bitマイコンを搭載
したこの小型モジュールは、生活家電をはじめとする各種機器のネットワーク
接続を簡略化します。
・生活家電の操作性を向上させる新たなユーザ・インタフェースの一つとして、
音声認識機能の搭載が考えられています。STは、STM32F4とMEMSマイクを
搭載した評価ボードを用いて、音声認識のデモを行います。 このデモでは、
人間が評価ボードに向かって定型コマンドを発声すると、マイコンに実装された
人工知能がそれを認識し、コマンドをディスプレイ上に表示します。このソリュ
ーションは、エアコンや照明器具をはじめとする各種生活家電に最適です。
・また、キッチン用電化製品やOA機器をはじめとする電化製品に、Javaベース
のグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を追加する取り組みも始まってい
ます。ブースでは、GUI機能を電化製品に追加するためのプラットフォーム
STM32Javaを用いて開発されたJavaアプリのデモを実施します。STM32Java
は、リソースが限られた超小型システムにおいても、スマートフォンの様に分か
りやすく、直感的、かつ魅力的なユーザ・インタフェースの搭載を可能にします。
スマート・センシング
・モーション・トラッキングでは、LP-Research社が開発した体の動きを高精度
に測定する3Dスーツのデモを紹介します。この3Dスーツには、11個のセンサ・
ノードが取り付けられており、各センサ・ノードがSTの加速度センサ、ジャイロ・
センサ、地磁気センサならびにSTM32マイコンを搭載しています。デモでは、
3Dスーツを着用した人間の動作をセンサが検出し、後部スクリーンに映し出さ
れたアバターがその人間と同じ動作をします。Bluetooth経由で検出データの
送信を行うこの3Dスーツは、データ転送の遅延が少なく、ゲーム、スポーツ、
リハビリ等への応用が考えられています。
・農業従事者は、生産性を向上させるため、センサと情報通信技術を組み合わ
せたスマート・アグリの適用を進めています。STは、その幅広い製品ポートフォ
リオから、モーション・センサ、環境センサ、マイコン、通信用ICを統合した
スマート・アグリ向けソリューションを紹介します。このソリューションは、複数の
センサ・ノードを農場に設置することで、農作物自体やその周辺環境のデータ
を継続的に蓄積することができるため、最適な発育環境の把握・分析に大きく
役立ち、農業の競争力強化に貢献します。
・生活家電やスマートフォンの高付加価値機能の一つとして、近接センサを
用いた非接触操作が考えられています。STの近接センサ・システムは、3つの
光学素子を小型の1パッケージに実装し、光が最も近い対象物に届くまでの時
間と反射光がセンサに戻るまでの時間を、対象物の色や表面状態に依存せず
高速かつ正確に計測することができます。ブースでは、この近接センサ・
システムを搭載した筐体に、手を近づけたり離したりすることで、近接センサ・
システムと手の間の距離を測定するデモを実施します。
スマート・セキュリティ
・スマート・メータの普及の本格化に伴い、STは、スマートグリッド・アプリケー
ション向けのセキュリティ・モジュールであるKerKeyを使用し、ゲートウェイ・
サーバと各スマート・メータとの間で、データ保護・認証を行うセキュア通信の
ソリューションを紹介します。同製品は、NIST(アメリカ国立標準技術研究所)
P-256のECC(楕円曲線暗号)をサポートしており、スマート・メータや生活家電
等をはじめ、ネットワーク接続された様々な機器に、ハードウェア・ベースの
強力なセキュリティを提供します。
ロボティクス
・ロボットには、センシング技術、制御技術、ソフトウェア技術など、組込みシス
テムに必要なさまざまなテクノロジーが集約されています。ブースでは、STの
高精度なモーション・センサ(加速度センサ、ジャイロ・センサ、地磁気センサ)
および高性能32bitマイコン STM32 F4を搭載した配管内点検用のヘビ型
ロボットを展示します。Hibot社が開発したこのロボットは「PIPETRON」と呼ばれ、
上下左右に拡がる複雑な配管内でも思い通りに操作でき、先端に取り付けら
れたカメラで、配管内の劣化・損傷を見つけ出します。
その他、STブースでは、STM32の各種採用事例をはじめ、Power
Architecture(R)を採用した車載用32bitマイコン SPC56ファミリ、TPM / M2M用
セキュア・マイコン ST33、NFC搭載の携帯型機器とRFIDリーダとのワイヤレス
通信に対応したダイナミックNFC / RFIDタグ等を紹介します。
STマイクロエレクトロニクスについてSTは、「センス & パワー、オートモーティブ
製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリ
ケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー
管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・
コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中
など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。
STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現
に取り組んでいます。2012年の売上は84.9億ドルでした。さらに詳しい情報は
STのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーの
STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、Embedded Technology
2013において、組込みシステム向けの最新ソリューションを出展します。
組込みシステムは、私たちの暮らしの様々な場面で利用されています。昨今、
あらゆる機器がつながる「モノのインターネット(Internet of Things)」や
「クラウド技術」などの急速な成長が見込まれる中、組込みシステムの複雑化
が一段と進んでいます。STは、ネットワーク化・高機能化の要求が高まる
あらゆる組込みシステムに、最適なソリューションを提供していきます。
STブースで紹介する主なソリューション
スマート・アプライアンス
・「モノのインターネット」が注目を集める中、STは、ARM(R) Cortex(TM)-M4
ベースの32bitマイクロコントローラ(以下マイコン)STM32F4をベースに開発さ
れた小型モジュールを用い、各種電子機器にネット接続機能を付加するデモを
行います。イーサネット対応機能と優れた性能を併せ持つ32bitマイコンを搭載
したこの小型モジュールは、生活家電をはじめとする各種機器のネットワーク
接続を簡略化します。
・生活家電の操作性を向上させる新たなユーザ・インタフェースの一つとして、
音声認識機能の搭載が考えられています。STは、STM32F4とMEMSマイクを
搭載した評価ボードを用いて、音声認識のデモを行います。 このデモでは、
人間が評価ボードに向かって定型コマンドを発声すると、マイコンに実装された
人工知能がそれを認識し、コマンドをディスプレイ上に表示します。このソリュ
ーションは、エアコンや照明器具をはじめとする各種生活家電に最適です。
・また、キッチン用電化製品やOA機器をはじめとする電化製品に、Javaベース
のグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を追加する取り組みも始まってい
ます。ブースでは、GUI機能を電化製品に追加するためのプラットフォーム
STM32Javaを用いて開発されたJavaアプリのデモを実施します。STM32Java
は、リソースが限られた超小型システムにおいても、スマートフォンの様に分か
りやすく、直感的、かつ魅力的なユーザ・インタフェースの搭載を可能にします。
スマート・センシング
・モーション・トラッキングでは、LP-Research社が開発した体の動きを高精度
に測定する3Dスーツのデモを紹介します。この3Dスーツには、11個のセンサ・
ノードが取り付けられており、各センサ・ノードがSTの加速度センサ、ジャイロ・
センサ、地磁気センサならびにSTM32マイコンを搭載しています。デモでは、
3Dスーツを着用した人間の動作をセンサが検出し、後部スクリーンに映し出さ
れたアバターがその人間と同じ動作をします。Bluetooth経由で検出データの
送信を行うこの3Dスーツは、データ転送の遅延が少なく、ゲーム、スポーツ、
リハビリ等への応用が考えられています。
・農業従事者は、生産性を向上させるため、センサと情報通信技術を組み合わ
せたスマート・アグリの適用を進めています。STは、その幅広い製品ポートフォ
リオから、モーション・センサ、環境センサ、マイコン、通信用ICを統合した
スマート・アグリ向けソリューションを紹介します。このソリューションは、複数の
センサ・ノードを農場に設置することで、農作物自体やその周辺環境のデータ
を継続的に蓄積することができるため、最適な発育環境の把握・分析に大きく
役立ち、農業の競争力強化に貢献します。
・生活家電やスマートフォンの高付加価値機能の一つとして、近接センサを
用いた非接触操作が考えられています。STの近接センサ・システムは、3つの
光学素子を小型の1パッケージに実装し、光が最も近い対象物に届くまでの時
間と反射光がセンサに戻るまでの時間を、対象物の色や表面状態に依存せず
高速かつ正確に計測することができます。ブースでは、この近接センサ・
システムを搭載した筐体に、手を近づけたり離したりすることで、近接センサ・
システムと手の間の距離を測定するデモを実施します。
スマート・セキュリティ
・スマート・メータの普及の本格化に伴い、STは、スマートグリッド・アプリケー
ション向けのセキュリティ・モジュールであるKerKeyを使用し、ゲートウェイ・
サーバと各スマート・メータとの間で、データ保護・認証を行うセキュア通信の
ソリューションを紹介します。同製品は、NIST(アメリカ国立標準技術研究所)
P-256のECC(楕円曲線暗号)をサポートしており、スマート・メータや生活家電
等をはじめ、ネットワーク接続された様々な機器に、ハードウェア・ベースの
強力なセキュリティを提供します。
ロボティクス
・ロボットには、センシング技術、制御技術、ソフトウェア技術など、組込みシス
テムに必要なさまざまなテクノロジーが集約されています。ブースでは、STの
高精度なモーション・センサ(加速度センサ、ジャイロ・センサ、地磁気センサ)
および高性能32bitマイコン STM32 F4を搭載した配管内点検用のヘビ型
ロボットを展示します。Hibot社が開発したこのロボットは「PIPETRON」と呼ばれ、
上下左右に拡がる複雑な配管内でも思い通りに操作でき、先端に取り付けら
れたカメラで、配管内の劣化・損傷を見つけ出します。
その他、STブースでは、STM32の各種採用事例をはじめ、Power
Architecture(R)を採用した車載用32bitマイコン SPC56ファミリ、TPM / M2M用
セキュア・マイコン ST33、NFC搭載の携帯型機器とRFIDリーダとのワイヤレス
通信に対応したダイナミックNFC / RFIDタグ等を紹介します。
STマイクロエレクトロニクスについてSTは、「センス & パワー、オートモーティブ
製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリ
ケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー
管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・
コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中
など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。
STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現
に取り組んでいます。2012年の売上は84.9億ドルでした。さらに詳しい情報は
STのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。