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日本でも話題を呼んだ台湾ハードボイルド『台北プライベートアイ』が文庫化&待望の続篇『DV8』刊行! 著者の来日イベントも決定。

台北国際ブックフェア大賞を受賞。各国でも翻訳された話題の書の文庫化とシリーズ最新刊




株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区紀尾井町 社長:飯窪成幸)は5月24日、紀蔚然さんの小説『DV8 台北プライベートアイ2』を発売します。シリーズ第1弾となる『台北プライベートアイ』も文庫化発売中です。
それにあわせて著者の来日&イベント開催も決まりました。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/43732/444/43732-444-5a3142cf9b49409b8b1106a1dc2d7b0e-1567x2249.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
DV8 台北プライベートアイ2(単行本)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/43732/444/43732-444-b71af3ecdca59b3fd81ea40572458211-1861x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
台北プライベートアイ(文庫本)
◆作品紹介
劇作家で大学教授だった呉誠(ウー・チェン)は50歳を前に路地裏に私立探偵の看板を掲げたが、やがて台北中を震撼させる連続殺人事件に巻き込まれ、己の冤罪をはらすために素人探偵ながら活躍。探偵vs犯人のスリリングなストーリー展開と、シニカルなモノローグや丁々発止の会話で話題となった『台北プライベートアイ』は、台北国際ブックフェア大賞を受賞。2021年に邦訳が刊行されると、日本でも第13回翻訳ミステリー大賞とファルコン賞(マルタの鷹協会日本支部主催)を受賞しました。
それから3年。今回刊行される『DV8 台北プライベートアイ2』では、台北市郊外の風光明媚な街・淡水に舞台を移します。台北から移り住んだ呉誠は、近所のバー「DV8」に入り浸り、魅力的な女性マスターのエマをめぐり常連仲間とつばぜり合い。そこに若い女性がやって来て、幼い頃に別れたきりの男の子を探してほしいとの依頼が。男の子の母親は連続殺人犯に殺され、その時2人は現場のすぐ近くで遊んでいたという。事件は容疑者死亡のため捜査終了したものの、違和感を抱いた呉誠はその真相究明に乗り出します。はたして20年前の事件の真相とは――。


◆著者プロフィール
1954年、台湾・基隆に生まれる。輔仁大学卒業、アイオワ大学で博士号取得。台湾大学戯劇学系(演劇学部)名誉教授。
2013年、「国家文藝賞」演劇部門受賞。舞台演劇脚本を多数発表。
2011年、推理小説『台北プライベートアイ』(原題『私家偵探』)を発表。現在までにフランス、韓国、イタリア、トルコ、タイ語版及び中国語簡体字版などが刊行されている。
2021年3月、『私家偵探』シリーズ第2部『DV8』を発表。


◆単行本書誌情報
書名:DV8(ディヴィエイト) 台北プライベートアイ2
著者:紀蔚然(き うつぜん)
翻訳:舩山むつみ
発売:2024年5月24日
定価:2200円(税込)
判型:四六判並製カバー装
ページ数:400頁
ISBN: 978-4-16-391846-4
URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163918464

◆文庫書誌情報
書名:台北プライベートアイ
著者:紀蔚然
翻訳:舩山むつみ
発売:2024年5月8日
定価:1375円(税込)
判型:文庫判
ページ数:560頁
ISBN: 978-4-16-792223-8
URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167922238
刊行にあわせ、台湾文化センターの協力で著者の紀蔚然さんが来日し、下記のイベントが行なわれます。

◆著者コメント
私の小説『台北プライベートアイ』が、日本の読者にこんなに愛していただけるとは思いもしませんでした。
私が初めて日本を訪れたのは 1984 年、妻との 2 回目の新婚旅行で、京都と東京で過ごしました。 当時、私たちは貧しい学生で、一晩5ドルの寺院に宿泊したものです。 あれから 40 年が経ち、私は大学教授も退職しましたが、作家としてこの地を訪れることができて大変光栄に思います。
子供の頃、父が雑誌「文藝春秋」のページをめくっていたのを覚えています。まさかそれから何十年も経って、同じ出版社から私の小説が出版されるとは! ミステリー作家は決して偶然を信じないと言われますが。
東京で皆さんにお会いできるのをとても楽しみにしています。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/43732/444/43732-444-7a1d6e32a1229d9aa72abc9fe5644eb3-800x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
紀蔚然さん
◆6月6日(木)18時半〜 誠品生活日本橋 イベントスペース「FORUM」にて

『DV8 台北プライベートアイ2』刊行&『台北プライベートアイ』文庫化記念
 台湾ハードボイルドの傑作はいかにして生まれたのか?

【出演】紀蔚然 杉江松恋(文芸評論家)

元劇作家で大学教授だったという異色の経歴を持つ私立探偵を主人公に据えた作品はいかにして生まれたのか?
古今東西のミステリー小説に精通する文芸評論家の杉江松恋さんを聞き手に迎え、作者の紀蔚然さんに『台北プライベートアイ』シリーズの創作の舞台裏や今後の構想、愛読するミステリー作品、影響を受けた作家などについて大いに語っていただきます。
トークショーの後でミニサイン会も開催。オンラインでの視聴も可能です。
https://www.eslitespectrum.jp/news/9f7cfd57-538d-445c-9ac5-012d89ed8530


◆6月8日(土)14時〜 東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホールにて

『DV8 台北プライベートアイ2』刊行&『台北プライベートアイ』文庫化記念
 ハードボイルドと台湾の街

【出演】紀蔚然 舩山むつみ(翻訳者)

ハードボイルドにおいて物語の舞台となる街の魅力は読みどころの一つですが、探偵・呉誠は台北の街はずれから郊外の風光明媚な「台湾のベニス」こと淡水にお引っ越し。行きつけのバー「DV8」の美人マスターなど、新たな仲間たちと事件に立ち向かいます。
「台北プライベートアイ」シリーズで描かれた台北、淡水の魅力を、自らも取材に訪れた翻訳者の舩山むつみさんを相手に、著者にじっくり語っていただきます。
舩山さん撮影の現地の写真も多数ご披露。トークの後、サイン会も予定しています。
http://www.tokyodo-web.co.jp/blog/?p=23326


◆6月9日(日)14時〜 紀伊國屋書店新宿本店 9階イベントスペースにて

『DV8 台北プライベートアイ2』刊行&『台北プライベートアイ』文庫化記念
 台湾ハードボイルドと華文ミステリーの現在

【出演】紀蔚然 阿津川辰海(作家)

台湾発のネオ・ハードボイルド小説は、なぜ日本のミステリーファンの心を掴んだのか? 『台北プライベートアイ』を高く評価する阿津川辰海さんをお迎えし、同シリーズの読みどころや創作秘話、そして近年勢いを増す華文ミステリーの魅力と可能性について、著者の紀蔚然さんと語り合っていただきます。
トークショーの後でサイン会も開催します。
https://store.kinokuniya.co.jp/event/1715595480/
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