【セミナーご案内】蓄電池の資源循環技術と国内外の法規制 7月4日(木)開催 主催:(株)シーエムシー・リサーチ
[19/06/18]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
先端技術情報や市場情報を提供している(株)シーエムシー・リサーチ(千代田区神田錦町: http://cmcre.com/ )では、 各種材料・化学品などの市場動向・技術動向のセミナーや書籍発行を行っておりますが、 このたび「蓄電池の資源循環技術と国内外の法規制」と題するセミナーを、 講師に所 千晴 氏(早稲田大学 理工学研究院 創造理工学部 環境資源工学科 教授)菅原 秀一 氏(泉化研 代表)をお迎えし、2019年7月4日(木)10:30より、 『ちよだプラットフォームスクエア』B1F R002(千代田区錦町)で開催いたします。 受講料は、 一般:49,000円(税込)、 弊社メルマガ会員:44,000円(税込)、 アカデミック価格は25,000円となっております(受講料には資料代を含みます)。
セミナーの詳細とお申し込みは、 弊社の以下URLをご覧ください!
http://cmcre.com/archives/44383/
質疑応答の時間もございますので、 是非奮ってご参加ください。
自動車のモーター駆動化、EV化および定置型蓄電池の必要性が増す中、リチウムイオン電池の適切な処理やリサイクル・リユースは重要度を増しています。さらに、大量の電池が必要になった場合の資源の問題もますます重要度を増してきました。
今回は、リチウムイオン電池の廃棄物を含むいわゆる「都市鉱山」を対象として、効率的で環境負荷の少ない有用金属元素の分離プロセスの研究に取り組まれている早稲田大学 所千晴教授、また泉化研の菅原秀一氏には、廃電池の処理や法規制、バーゼル法などの国際的な規制など国内外の規制に関してお話いただきます。
1)セミナーテーマ及び開催日時
テーマ:蓄電池の資源循環技術と国内外の法規制
開催日時:2019年7月4日(木)10:30〜16:30
会 場:ちよだプラットフォームスクウェア B1F R002
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
参 加 費:49,000円(税込) ※ 資料代含
* メルマガ登録者は 44,000円(税込)
* アカデミック価格は 25,000円(税込)
講 師:
講演1:所 千晴 氏 早稲田大学 理工学研究院 創造理工学部 環境資源工学科 教授
講演2&講演3:菅原 秀一 氏 泉化研 代表
【セミナーで得られる知識】
・リサイクルに求められる分離濃縮技術の概要
・物理的分離濃縮技術の概要とその動向
・リチウムイオン電池リサイクル技術の動向
2)申し込み方法
シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイト
http://cmcre.com/archives/44383/
からお申し込みください。
折り返し、 聴講券、 会場地図、 請求書を送付いたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/12580/446/resize/d12580-446-320974-0.jpg ]
3)セミナープログラムの紹介
講演1.
持続的未来社会を支えるえる物理的分離濃縮技術の最先端とリチウムイオン電池リサイクルへの応用
10:30〜12:00(質疑応答含)
講 師 所 千晴 氏
早稲田大学 理工学研究院 創造理工学部 環境資源工学科 教授
【講師略歴】
2003年 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)取得。
2004年 早稲田大学理工学部助手。
2007年 早稲田大学理工学術院専任講師。
2009年 早稲田大学理工学術院准教授。
2015年 早稲田大学理工学術院教授。現在に至る。
2016年 東京大学生産技術研究所特任教授を兼担。現在に至る。
2016年 早稲田大学創造理工学部/創造理工学研究科教務主任を兼担。現在に至る。
2017年 日本学術会議第三部会員を兼担。現在に至る。
2018年 早稲田大学ダイバーシティ推進室長を兼担。現在に至る。
これまでに、経済産業省や環境省、東京都、JOGMEC 等の審議会委員や審査委員を多数歴任している。また、現在、化学工学会、粉体工学会、環境資源工学会の理事も担当している。専門は資源循環工学、化学工学、粉体工学。
趣 旨
リチウムイオン電池リユース・リサイクルを実現するには、コストのかからない分離濃縮技術が必要不可欠であるが、一般に物理的分離濃縮技術は低環境負荷・低コストであるものの精度が低く、化学的分離濃縮技術は高い分離精度が得られるものの環境負荷が高くコストがかかる。したがって、両者のベストミックスが重要である。また、物理的分離濃縮技術の精度を向上し、化学的分離濃縮技術の負荷を低減する技術革新も求められている。本セミナーでは、物理的分離濃縮技術の概要と開発動向を概観すると共に、リチウムイオン電池を対象とした個別の技術開発例を紹介する。
【講演プログラム】
1.物理的分離濃縮技術の概要
1.1 物理的分離濃縮技術と化学的分離濃縮技術
1.2 破砕・粉砕の役割と概要
1.3 物理的分離濃縮技術の概要
1.4 分離濃縮の評価とシミュレーション
2.電気パルス法による分離濃縮技術
2.1 電気パルス法による分離濃縮の原理
2.2 アーク放電を利用した分離濃縮技術
2.3 細線爆発現象を利用した分離濃縮技術
3.リチウムイオン電池の分離濃縮技術
3.1 加熱による前処理の効果
3.2 物理的技術による分離濃縮技術の例
3.3 電気パルス法による分離濃縮技術の例
講演2.
廃EV電池の処理と国内外の法規制、3R法、バーゼル法とEU指令
13:00〜14:30(質疑応答含)
講 師 菅原 秀一 氏 泉化研 代表
【講師略歴】
1972年 東北大学大学院 工学研究科 高分子化学専攻、
〜2000年 呉羽化学工業(現 (株)クレハ)研究、企画、技術営業ほか、機能樹脂部・技術担当部長
1991年〜 リチウムイオン電池PVDF バインダー 開発営業
1995年〜 カーボン負極 開発営業
2000年〜 三井物産(株)無機化学本部プロジェクト・マネージャー/PM
2005〜2009年 ENAX(株)米澤研究所 先端技術室PM
2005〜2009年 NEDO系統連係蓄電システム 研究PM
趣 旨
現在2019年1Qの段階で、通年のEVとPHVの生産台数は100万台を越えて、200万台に近づくと予想される。過去数年のEV 台数から発生する廃電池と、概ね10 年後に急増する廃電池の処理は、問題であることは念頭にあっても、具体的なアクションは殆ど手が付いていない。
この原因は、1.化学電池=有機、無機と金属の集合体に対する定量的な理解が無い 2.環境問題的なイメージだけで、大量の有価物と無価物へのコスト的な解析がなされていない 3.電池材料>電池生産>EV生産の流れ、異業種の連続の中で、誰かが何とかしてくれると思った...等々であろう。
輸出入を伴い、広範囲に分散したEVが、廃車となった時点で、廃電池は電池では無く、ケミカル・ハザードを伴う厄介者で、多くの法規制が関わって来る。講演2 ではこれらの問題への定量的なアクセスと、現行の法規制等を紹介する。
【講演プログラム】
1. EV廃電池の数量予測
2. 廃電池の化学組成と発生する規制物質
3. 化学物質規制、日本、諸外国とEU
4. 3R 法規制(日本)
5. バーゼル法とケミカルハザード
6. EU 指令(WEEE、RoHS、電池指令)
7. 関連事項
講演3.
EV用電池の元素資源量、供給・生産と廃棄の定量データ試算
14:40〜16:10(質疑応答含)
講 師 菅原 秀一 氏 泉化研 代表
趣 旨
内容的には 講演2の各論になるが、EVのリチウムイオン電池の活物質が、いずれが主流となるかは、現時点では流動的である。これは主にコバルトCoの資源とコストの問題であるが、廃EV電池からのリサイクルを積極的に行った方が、合理的であるとの認識はかなり共通である。その中で廃電池の無害化処理と、その後の有価物の回収は、特に正極材の合成プロセスとの連結が効果的である。これまでの鉱山資源系の流れから、化学合成系の流れに移し、元素資源の消耗と廃棄がない状態を考えてみたい。具体的な事例と特許公開情報などから、上記の課題解決の現状も紹介する。
【講演プログラム】
1. EV用リチウムイオン電池(セル)の構成
2. 正極材の選定と性能、何れが主流となるか
3. 元素資源の所要量試算 トン/GWh
4. NMC三元系のCo,Ni 塩の所要量とコスト
5. 廃電池の状態と無害化処理
6. EV100万台から発生する有価物と廃棄物
7. NMC三元系正極材の合成と元素資源
8. 合成方法、バッチ(回分法)から連続法へ
9. リチウム資源ソースと回収プロセス
10. 廃電池ビジネス、国内外企業の動向
11. 廃電池の処理とリサイクルに関する特許
12. まとめ
《名刺交換》
4)セミナー対象者や特典について
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、 地方公共団体、 および学校法人格を有する大学、 大学院の教員、 学生に限ります。
★ 2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、 2人目は無料、3名目以降はメルマガ価格の半額となります。
【セミナー対象者】
・リチウムイオン電池の処理およびリサイクルに関心のある技術者
・リチウムイオン電池の処理およびリサイクルに関心のある管理職、マネジメント職
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
http://cmcre.com/archives/44383/
5)関連セミナーのご案内
(1)車載用LIBの急速充電性能と材料技術の最新動向
開催日時:2019年6月27日(木)10:30〜16:20
http://cmcre.com/archives/43741/
(2)リチウムイオン電池の劣化診断技術
開催日時:2019年7月11日(木)10:30〜16:30
http://cmcre.com/archives/44074/
(3)全固体電池超入門
開催日時:2019年7月12日(金)12:30〜16:30
http://cmcre.com/archives/43833/
☆開催予定のセミナー一覧はこちらから!↓
http://cmcre.com/archives/category/seminar/seminar_cmc_f/
6)関連書籍のご案内
(1)車載用LIBの急速充電性能・耐久性と市場
■ 発 刊:2019年4月1日
■ 定 価:冊子版 120,000円 + 消費税
PDF版(CD) 120,000円 + 消費税
セット(冊子+CD) 130,000円 + 消費税
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・258頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-904482-61-2
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
http://cmcre.com/archives/43201/
(2)EVワールド(米、中、韓、欧、日)の勝組と負組は?勝敗はあるのか?
■ 発 刊:2019年1月10日
■ 調査・執筆:菅原 秀一
■ 定 価:本体価格 110,000円 + 消費税
※ 付属CD 20,000円 + 消費税
■ 体 裁:A4判・並製・322頁 カラー
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-904482-56-8
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
http://cmcre.com/archives/40336/
(3)全固体リチウムイオン電池の展望
■ 発 刊:2018年8月1日
■ 定 価:本体価格 90,000円 + 消費税
付属CD別売 10,000円 + 消費税
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・372頁
■ 調査・執筆:菅原秀一
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-904482-50-6
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
http://cmcre.com/archives/34786/
(4)全固体電池の基礎理論と開発最前線
■ 発 刊:2018年7月31日
■ 定 価:本体(白黒) 90,000円 + 消費税
本体 + CD(カラー) 100,000円 + 消費税
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・271頁
■ 監 修:菅野了次(東京工業大学)
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-904482-51-3
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
http://cmcre.com/archives/34923/
(5)再生可能エネルギーと大型蓄電システムの技術と市場
〜定置用リチウムイオン電池の技術と市場動向〜
■ 発 刊:2018年2月26日
■ 定 価:本体(モノクロ) 100,000円 + 消費税
付属CD(カラー)別売 10,000円 + 消費税
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判 並製 462頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-904482-43-8
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
http://cmcre.com/archives/32607/
(6)中国におけるEV・LIB・部材の市場・企業動向
■ 発 刊:2017年11月30日
■ 定 価:冊子版(白黒) 180,000円 + 消費税
冊子 + PDF(カラー) 200,000円 + 消費税
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判 並製 175頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-904482-41-4
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
http://cmcre.com/archives/31924/
(7)ZEV & EV電池テクノロジーII 2018
■ 発 刊:2017年11月25日
■ 定 価:本体価格 80,000円 + 消費税
※ 付属CD別売 10,000円 + 消費税
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判 並製 203頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-904482-42-1
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
http://cmcre.com/archives/31880/
(8)EVに最適なバッテリーマネジメント技術と市場
■ 発 刊:2017年5月25日
■ 定 価:冊子版 90,000円 + 消費税
PDF版(CD)90,000円 + 消費税
セット(冊子 + CD) 120,000円 + 消費税
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判 並製 201頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-904482-35-3
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
http://cmcre.com/archives/28268/
☆発行書籍の一覧はこちらから↓
http://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
以上
セミナーの詳細とお申し込みは、 弊社の以下URLをご覧ください!
http://cmcre.com/archives/44383/
質疑応答の時間もございますので、 是非奮ってご参加ください。
自動車のモーター駆動化、EV化および定置型蓄電池の必要性が増す中、リチウムイオン電池の適切な処理やリサイクル・リユースは重要度を増しています。さらに、大量の電池が必要になった場合の資源の問題もますます重要度を増してきました。
今回は、リチウムイオン電池の廃棄物を含むいわゆる「都市鉱山」を対象として、効率的で環境負荷の少ない有用金属元素の分離プロセスの研究に取り組まれている早稲田大学 所千晴教授、また泉化研の菅原秀一氏には、廃電池の処理や法規制、バーゼル法などの国際的な規制など国内外の規制に関してお話いただきます。
1)セミナーテーマ及び開催日時
テーマ:蓄電池の資源循環技術と国内外の法規制
開催日時:2019年7月4日(木)10:30〜16:30
会 場:ちよだプラットフォームスクウェア B1F R002
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
参 加 費:49,000円(税込) ※ 資料代含
* メルマガ登録者は 44,000円(税込)
* アカデミック価格は 25,000円(税込)
講 師:
講演1:所 千晴 氏 早稲田大学 理工学研究院 創造理工学部 環境資源工学科 教授
講演2&講演3:菅原 秀一 氏 泉化研 代表
【セミナーで得られる知識】
・リサイクルに求められる分離濃縮技術の概要
・物理的分離濃縮技術の概要とその動向
・リチウムイオン電池リサイクル技術の動向
2)申し込み方法
シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイト
http://cmcre.com/archives/44383/
からお申し込みください。
折り返し、 聴講券、 会場地図、 請求書を送付いたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/12580/446/resize/d12580-446-320974-0.jpg ]
3)セミナープログラムの紹介
講演1.
持続的未来社会を支えるえる物理的分離濃縮技術の最先端とリチウムイオン電池リサイクルへの応用
10:30〜12:00(質疑応答含)
講 師 所 千晴 氏
早稲田大学 理工学研究院 創造理工学部 環境資源工学科 教授
【講師略歴】
2003年 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)取得。
2004年 早稲田大学理工学部助手。
2007年 早稲田大学理工学術院専任講師。
2009年 早稲田大学理工学術院准教授。
2015年 早稲田大学理工学術院教授。現在に至る。
2016年 東京大学生産技術研究所特任教授を兼担。現在に至る。
2016年 早稲田大学創造理工学部/創造理工学研究科教務主任を兼担。現在に至る。
2017年 日本学術会議第三部会員を兼担。現在に至る。
2018年 早稲田大学ダイバーシティ推進室長を兼担。現在に至る。
これまでに、経済産業省や環境省、東京都、JOGMEC 等の審議会委員や審査委員を多数歴任している。また、現在、化学工学会、粉体工学会、環境資源工学会の理事も担当している。専門は資源循環工学、化学工学、粉体工学。
趣 旨
リチウムイオン電池リユース・リサイクルを実現するには、コストのかからない分離濃縮技術が必要不可欠であるが、一般に物理的分離濃縮技術は低環境負荷・低コストであるものの精度が低く、化学的分離濃縮技術は高い分離精度が得られるものの環境負荷が高くコストがかかる。したがって、両者のベストミックスが重要である。また、物理的分離濃縮技術の精度を向上し、化学的分離濃縮技術の負荷を低減する技術革新も求められている。本セミナーでは、物理的分離濃縮技術の概要と開発動向を概観すると共に、リチウムイオン電池を対象とした個別の技術開発例を紹介する。
【講演プログラム】
1.物理的分離濃縮技術の概要
1.1 物理的分離濃縮技術と化学的分離濃縮技術
1.2 破砕・粉砕の役割と概要
1.3 物理的分離濃縮技術の概要
1.4 分離濃縮の評価とシミュレーション
2.電気パルス法による分離濃縮技術
2.1 電気パルス法による分離濃縮の原理
2.2 アーク放電を利用した分離濃縮技術
2.3 細線爆発現象を利用した分離濃縮技術
3.リチウムイオン電池の分離濃縮技術
3.1 加熱による前処理の効果
3.2 物理的技術による分離濃縮技術の例
3.3 電気パルス法による分離濃縮技術の例
講演2.
廃EV電池の処理と国内外の法規制、3R法、バーゼル法とEU指令
13:00〜14:30(質疑応答含)
講 師 菅原 秀一 氏 泉化研 代表
【講師略歴】
1972年 東北大学大学院 工学研究科 高分子化学専攻、
〜2000年 呉羽化学工業(現 (株)クレハ)研究、企画、技術営業ほか、機能樹脂部・技術担当部長
1991年〜 リチウムイオン電池PVDF バインダー 開発営業
1995年〜 カーボン負極 開発営業
2000年〜 三井物産(株)無機化学本部プロジェクト・マネージャー/PM
2005〜2009年 ENAX(株)米澤研究所 先端技術室PM
2005〜2009年 NEDO系統連係蓄電システム 研究PM
趣 旨
現在2019年1Qの段階で、通年のEVとPHVの生産台数は100万台を越えて、200万台に近づくと予想される。過去数年のEV 台数から発生する廃電池と、概ね10 年後に急増する廃電池の処理は、問題であることは念頭にあっても、具体的なアクションは殆ど手が付いていない。
この原因は、1.化学電池=有機、無機と金属の集合体に対する定量的な理解が無い 2.環境問題的なイメージだけで、大量の有価物と無価物へのコスト的な解析がなされていない 3.電池材料>電池生産>EV生産の流れ、異業種の連続の中で、誰かが何とかしてくれると思った...等々であろう。
輸出入を伴い、広範囲に分散したEVが、廃車となった時点で、廃電池は電池では無く、ケミカル・ハザードを伴う厄介者で、多くの法規制が関わって来る。講演2 ではこれらの問題への定量的なアクセスと、現行の法規制等を紹介する。
【講演プログラム】
1. EV廃電池の数量予測
2. 廃電池の化学組成と発生する規制物質
3. 化学物質規制、日本、諸外国とEU
4. 3R 法規制(日本)
5. バーゼル法とケミカルハザード
6. EU 指令(WEEE、RoHS、電池指令)
7. 関連事項
講演3.
EV用電池の元素資源量、供給・生産と廃棄の定量データ試算
14:40〜16:10(質疑応答含)
講 師 菅原 秀一 氏 泉化研 代表
趣 旨
内容的には 講演2の各論になるが、EVのリチウムイオン電池の活物質が、いずれが主流となるかは、現時点では流動的である。これは主にコバルトCoの資源とコストの問題であるが、廃EV電池からのリサイクルを積極的に行った方が、合理的であるとの認識はかなり共通である。その中で廃電池の無害化処理と、その後の有価物の回収は、特に正極材の合成プロセスとの連結が効果的である。これまでの鉱山資源系の流れから、化学合成系の流れに移し、元素資源の消耗と廃棄がない状態を考えてみたい。具体的な事例と特許公開情報などから、上記の課題解決の現状も紹介する。
【講演プログラム】
1. EV用リチウムイオン電池(セル)の構成
2. 正極材の選定と性能、何れが主流となるか
3. 元素資源の所要量試算 トン/GWh
4. NMC三元系のCo,Ni 塩の所要量とコスト
5. 廃電池の状態と無害化処理
6. EV100万台から発生する有価物と廃棄物
7. NMC三元系正極材の合成と元素資源
8. 合成方法、バッチ(回分法)から連続法へ
9. リチウム資源ソースと回収プロセス
10. 廃電池ビジネス、国内外企業の動向
11. 廃電池の処理とリサイクルに関する特許
12. まとめ
《名刺交換》
4)セミナー対象者や特典について
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、 地方公共団体、 および学校法人格を有する大学、 大学院の教員、 学生に限ります。
★ 2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、 2人目は無料、3名目以降はメルマガ価格の半額となります。
【セミナー対象者】
・リチウムイオン電池の処理およびリサイクルに関心のある技術者
・リチウムイオン電池の処理およびリサイクルに関心のある管理職、マネジメント職
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
http://cmcre.com/archives/44383/
5)関連セミナーのご案内
(1)車載用LIBの急速充電性能と材料技術の最新動向
開催日時:2019年6月27日(木)10:30〜16:20
http://cmcre.com/archives/43741/
(2)リチウムイオン電池の劣化診断技術
開催日時:2019年7月11日(木)10:30〜16:30
http://cmcre.com/archives/44074/
(3)全固体電池超入門
開催日時:2019年7月12日(金)12:30〜16:30
http://cmcre.com/archives/43833/
☆開催予定のセミナー一覧はこちらから!↓
http://cmcre.com/archives/category/seminar/seminar_cmc_f/
6)関連書籍のご案内
(1)車載用LIBの急速充電性能・耐久性と市場
■ 発 刊:2019年4月1日
■ 定 価:冊子版 120,000円 + 消費税
PDF版(CD) 120,000円 + 消費税
セット(冊子+CD) 130,000円 + 消費税
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・258頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-904482-61-2
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
http://cmcre.com/archives/43201/
(2)EVワールド(米、中、韓、欧、日)の勝組と負組は?勝敗はあるのか?
■ 発 刊:2019年1月10日
■ 調査・執筆:菅原 秀一
■ 定 価:本体価格 110,000円 + 消費税
※ 付属CD 20,000円 + 消費税
■ 体 裁:A4判・並製・322頁 カラー
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-904482-56-8
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
http://cmcre.com/archives/40336/
(3)全固体リチウムイオン電池の展望
■ 発 刊:2018年8月1日
■ 定 価:本体価格 90,000円 + 消費税
付属CD別売 10,000円 + 消費税
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・372頁
■ 調査・執筆:菅原秀一
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-904482-50-6
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
http://cmcre.com/archives/34786/
(4)全固体電池の基礎理論と開発最前線
■ 発 刊:2018年7月31日
■ 定 価:本体(白黒) 90,000円 + 消費税
本体 + CD(カラー) 100,000円 + 消費税
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・271頁
■ 監 修:菅野了次(東京工業大学)
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-904482-51-3
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
http://cmcre.com/archives/34923/
(5)再生可能エネルギーと大型蓄電システムの技術と市場
〜定置用リチウムイオン電池の技術と市場動向〜
■ 発 刊:2018年2月26日
■ 定 価:本体(モノクロ) 100,000円 + 消費税
付属CD(カラー)別売 10,000円 + 消費税
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判 並製 462頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-904482-43-8
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(6)中国におけるEV・LIB・部材の市場・企業動向
■ 発 刊:2017年11月30日
■ 定 価:冊子版(白黒) 180,000円 + 消費税
冊子 + PDF(カラー) 200,000円 + 消費税
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■ 体 裁:A4判 並製 175頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-904482-41-4
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(7)ZEV & EV電池テクノロジーII 2018
■ 発 刊:2017年11月25日
■ 定 価:本体価格 80,000円 + 消費税
※ 付属CD別売 10,000円 + 消費税
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■ 体 裁:A4判 並製 203頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-904482-42-1
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(8)EVに最適なバッテリーマネジメント技術と市場
■ 発 刊:2017年5月25日
■ 定 価:冊子版 90,000円 + 消費税
PDF版(CD)90,000円 + 消費税
セット(冊子 + CD) 120,000円 + 消費税
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■ 体 裁:A4判 並製 201頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-904482-35-3
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