動物実験の代替法開発および、動物実験廃止に向けた活動を推進する世界最大のプライズ『Lush Prize 2020』の受賞者決定
[20/11/12]
提供元:PRTIMES
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〜 今年はビッグデータを活用した代替法プロジェクトがトレンド 〜
動物を使用しない毒性学の研究開発分野で世界最大規模、また動物実験代替法を推進し、1R※にフォーカスする唯一の賞であるLush Prize(ラッシュプライズ)。
設立9年目となった『Lush Prize 2020』の受賞者が、イギリス現地時間11月11日に発表されました。今年の受賞者は、7カ国、10プロジェクトが選出され、そのうち3つが、コンピューターのデーターベースにある膨大な情報「ビッグデータ」を活用する事で、動物を犠牲にすることなく化学物質が人に与える毒性予測に成功したプロジェクトとなりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/6160/453/resize/d6160-453-556802-0.jpg ]
動物実験と戦うウサギをモチーフにした『Lush Prize 』のトフロフィー
本件に関するリリースはこちらから
https://prtimes.jp/a/?f=d6160-20201112-2587.pdf
Lush Prizeは、2012年、英国を拠点とし世界48の国と地域で展開する化粧品ブランドLUSH(ラッシュ)と、英国の消費者団体であるエシカルコンシューマー・リサーチアソシエーション(Ethical Consumer Research Association)が共同で設立した、動物実験に頼らない研究開発支援や動物実験の廃止に向けた活動を推進することを目的とした賞です。
なお、「Lush Prize 2020」は、「サイエンス」「トレーニング」「世論喚起」「ロビー活動」「若手研究者」の5つの部門で構成されています。今年は、そのうち合計7カ国、10の研究者や活動家、団体が選出され、そのうち9つのプロジェクトに対して総額25万ポンド(約3,375万円)が授与されました。
『Lush Prize 2020』 主な受賞内容について
以下がビッグデータを活用した3組の受賞プロジェクトです。
MIEアトラスチーム
英国 ケンブリッジ大学/ユニリーバ
「ヒト標的分子への作用を予測するイン・シリコモデル」
エドアード・カルネセッキ氏
オランダ ユトレヒト大学 リスク アセスメント サイエンス研究所
「化学物質混合物の毒性と曝露を評価する革新的なソフトウェアプラットフォーム」
ドメニコ・ギャダレータ氏
計算毒性学ユニット - イタリア マリオネグリ薬理学研究所
「神経毒における標的分子への作用を予測する構造活性相関に基づくスクリーニング」
その他、受賞者に関する情報は、Lush Prizeの公式サイトをご覧ください。
https://lushprize.org/ja/
※ 換算レート: 1ポンド135円
※ 1Rとは: 動物実験の基準についての理念として3R(「Replacement(代替)」「Reduction(削減)」「Refinement(改善)」)が掲げられており、Lush Prizeでは、動物を使用しない実験方法への転換を意味する「Replacement」のみを評価しています。
受賞者への取材のご依頼がございましたら、ラッシュジャパン PRまでご連絡ください。
『Lush Prize 2020』受賞者一覧
[画像2: https://prtimes.jp/i/6160/453/resize/d6160-453-404885-1.png ]
『Lush Prize』部門紹介
[画像3: https://prtimes.jp/i/6160/453/resize/d6160-453-455812-2.png ]
<参考>
毎年、世界中で約1億1500万もの動物が、残酷で時代遅れな化粧品のための安全性試験に苦しめられ、犠牲になっています。使用される一般的な動物は、ウサギ、モルモット、マウスやラットなど。化粧品開発の動物実験では、化学物質を点眼したり、毛を剃った皮膚に化学物質を塗りこんだり、致死量にも相当するほどの大量の化学物質を経口投与したりするのです。これらの試験の多くは、動物実験が法的要件とされる中国で行われています。中国では、ほとんどの美容製品において動物実験が行われ続けているのです。ラッシュが考える、原材料や完成した商品の安全性を確認するための最も効果的で人道的な方法は、動物を使わない最先端の安全性試験とボランティアの人達による討論会です。ラッシュは、商品や成分についての動物実験を一切行いません。第三者に動物実験を委託するサプライヤーとも関与しません。いかなる理由においても動物実験を行っているサプライヤーからは原材料を購入しない、それがラッシュの徹底したポリシーです。
「Lush Prize」とは
「Lush Prize」は、ラッシュと英国の消費者団体エシカル・コンシューマー・リサーチアソシエーションが、2012年に共同で創設。動物を使用しない毒性学を推奨し、動物実験の廃止を目指して非人道的でない研究、世論喚起、ロビー活動を行う個人、または団体の活動を称えることを目的としています。毎年、受賞者への賞金は年間最大総額25万ポンドが授与され、動物を使用しない実験分野では世界最大規模、動物実験代替法を推進し、1Rにフォーカスする唯一の賞です。「Lush Prize」は、金銭的支援にとどまらず、受賞者の研究や活動の評価や評判を高めるほか、より優れた、最適な代替法に完全移行するために誰もが協力しあう必要性を、政府や科学者、市民に対して伝える機会となっています。
世界中の個人、団体、または組織がノミネートされた最終候補者リストから、研究者、学術関係者、活動家及びラッシュのスタッフから構成される独立した審査委員会の審査により選出されています。
https://lushprize.org/2018-prize/2018-judges/
過去の受賞者の詳細情報は、公式サイトでご覧いただけます。
https://lushprize.org/ja/
Lush Prizeの公式サイトは、日本語、中国語、韓国語、スペイン語など11カ国語に対応しています。
ラッシュの商品について
ラッシュの商品は、イギリスで開発され、日本のキッチンで手作りしています。
ラッシュについて
ラッシュは、新鮮な野菜や果物を使った100%ベジタリアン対応のナチュラルコスメブランドです。約9割の商品がヴィーガン対応です。エッセンシャルオイルをふんだんに使用し、動物実験をせず、可能な限り合成保存料に頼らない処方で手作りしたスキンケア、ヘアケア、バス製品などですべての人の健やかな肌や髪のために役立ちたいと考えます。原材料の新鮮さ、本質的な意味においてオーガニックであることに価値をおいて開発する商品は、フレッシュなうちに使用することで原材料の効果を最大限実感することができると信じています。「ラッシュ」の名が示す通り、毎日の生活を「みずみずしく豊か」に、よりハッピーでヘルシーなものにしたいと考えます。倫理的であること、そしてサステナビリティのその先を目指し、原材料調達から商品開発やパッケージの資材調達など、リジェネレイティブであること(再生可能性)を最優先にあらゆる企業活動を行っています。
(https://jn.lush.com/ )
ラッシュは、人・動物・環境に配慮したビジネスを展開しています。化粧品の動物実験廃止や、容器のリサイクルはもちろん、ゴミをゼロに近づけるためにプラスティック容器や包装を必要としない固形商品の開発など、化粧品業界の従来の既成概念に囚われない様々な挑戦に挑み、ビジネスを通して社会に存在する様々な課題の根本解決を目指した持続的な取り組みを推進しています。
また、ラッシュの動物実験に終止符を打つための様々な活動については、下記URLよりアーティクルをご覧ください。
https://jn.lush.com/tag/lush-prize-0
動物を使用しない毒性学の研究開発分野で世界最大規模、また動物実験代替法を推進し、1R※にフォーカスする唯一の賞であるLush Prize(ラッシュプライズ)。
設立9年目となった『Lush Prize 2020』の受賞者が、イギリス現地時間11月11日に発表されました。今年の受賞者は、7カ国、10プロジェクトが選出され、そのうち3つが、コンピューターのデーターベースにある膨大な情報「ビッグデータ」を活用する事で、動物を犠牲にすることなく化学物質が人に与える毒性予測に成功したプロジェクトとなりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/6160/453/resize/d6160-453-556802-0.jpg ]
動物実験と戦うウサギをモチーフにした『Lush Prize 』のトフロフィー
本件に関するリリースはこちらから
https://prtimes.jp/a/?f=d6160-20201112-2587.pdf
Lush Prizeは、2012年、英国を拠点とし世界48の国と地域で展開する化粧品ブランドLUSH(ラッシュ)と、英国の消費者団体であるエシカルコンシューマー・リサーチアソシエーション(Ethical Consumer Research Association)が共同で設立した、動物実験に頼らない研究開発支援や動物実験の廃止に向けた活動を推進することを目的とした賞です。
なお、「Lush Prize 2020」は、「サイエンス」「トレーニング」「世論喚起」「ロビー活動」「若手研究者」の5つの部門で構成されています。今年は、そのうち合計7カ国、10の研究者や活動家、団体が選出され、そのうち9つのプロジェクトに対して総額25万ポンド(約3,375万円)が授与されました。
『Lush Prize 2020』 主な受賞内容について
以下がビッグデータを活用した3組の受賞プロジェクトです。
MIEアトラスチーム
英国 ケンブリッジ大学/ユニリーバ
「ヒト標的分子への作用を予測するイン・シリコモデル」
エドアード・カルネセッキ氏
オランダ ユトレヒト大学 リスク アセスメント サイエンス研究所
「化学物質混合物の毒性と曝露を評価する革新的なソフトウェアプラットフォーム」
ドメニコ・ギャダレータ氏
計算毒性学ユニット - イタリア マリオネグリ薬理学研究所
「神経毒における標的分子への作用を予測する構造活性相関に基づくスクリーニング」
その他、受賞者に関する情報は、Lush Prizeの公式サイトをご覧ください。
https://lushprize.org/ja/
※ 換算レート: 1ポンド135円
※ 1Rとは: 動物実験の基準についての理念として3R(「Replacement(代替)」「Reduction(削減)」「Refinement(改善)」)が掲げられており、Lush Prizeでは、動物を使用しない実験方法への転換を意味する「Replacement」のみを評価しています。
受賞者への取材のご依頼がございましたら、ラッシュジャパン PRまでご連絡ください。
『Lush Prize 2020』受賞者一覧
[画像2: https://prtimes.jp/i/6160/453/resize/d6160-453-404885-1.png ]
『Lush Prize』部門紹介
[画像3: https://prtimes.jp/i/6160/453/resize/d6160-453-455812-2.png ]
<参考>
毎年、世界中で約1億1500万もの動物が、残酷で時代遅れな化粧品のための安全性試験に苦しめられ、犠牲になっています。使用される一般的な動物は、ウサギ、モルモット、マウスやラットなど。化粧品開発の動物実験では、化学物質を点眼したり、毛を剃った皮膚に化学物質を塗りこんだり、致死量にも相当するほどの大量の化学物質を経口投与したりするのです。これらの試験の多くは、動物実験が法的要件とされる中国で行われています。中国では、ほとんどの美容製品において動物実験が行われ続けているのです。ラッシュが考える、原材料や完成した商品の安全性を確認するための最も効果的で人道的な方法は、動物を使わない最先端の安全性試験とボランティアの人達による討論会です。ラッシュは、商品や成分についての動物実験を一切行いません。第三者に動物実験を委託するサプライヤーとも関与しません。いかなる理由においても動物実験を行っているサプライヤーからは原材料を購入しない、それがラッシュの徹底したポリシーです。
「Lush Prize」とは
「Lush Prize」は、ラッシュと英国の消費者団体エシカル・コンシューマー・リサーチアソシエーションが、2012年に共同で創設。動物を使用しない毒性学を推奨し、動物実験の廃止を目指して非人道的でない研究、世論喚起、ロビー活動を行う個人、または団体の活動を称えることを目的としています。毎年、受賞者への賞金は年間最大総額25万ポンドが授与され、動物を使用しない実験分野では世界最大規模、動物実験代替法を推進し、1Rにフォーカスする唯一の賞です。「Lush Prize」は、金銭的支援にとどまらず、受賞者の研究や活動の評価や評判を高めるほか、より優れた、最適な代替法に完全移行するために誰もが協力しあう必要性を、政府や科学者、市民に対して伝える機会となっています。
世界中の個人、団体、または組織がノミネートされた最終候補者リストから、研究者、学術関係者、活動家及びラッシュのスタッフから構成される独立した審査委員会の審査により選出されています。
https://lushprize.org/2018-prize/2018-judges/
過去の受賞者の詳細情報は、公式サイトでご覧いただけます。
https://lushprize.org/ja/
Lush Prizeの公式サイトは、日本語、中国語、韓国語、スペイン語など11カ国語に対応しています。
ラッシュの商品について
ラッシュの商品は、イギリスで開発され、日本のキッチンで手作りしています。
ラッシュについて
ラッシュは、新鮮な野菜や果物を使った100%ベジタリアン対応のナチュラルコスメブランドです。約9割の商品がヴィーガン対応です。エッセンシャルオイルをふんだんに使用し、動物実験をせず、可能な限り合成保存料に頼らない処方で手作りしたスキンケア、ヘアケア、バス製品などですべての人の健やかな肌や髪のために役立ちたいと考えます。原材料の新鮮さ、本質的な意味においてオーガニックであることに価値をおいて開発する商品は、フレッシュなうちに使用することで原材料の効果を最大限実感することができると信じています。「ラッシュ」の名が示す通り、毎日の生活を「みずみずしく豊か」に、よりハッピーでヘルシーなものにしたいと考えます。倫理的であること、そしてサステナビリティのその先を目指し、原材料調達から商品開発やパッケージの資材調達など、リジェネレイティブであること(再生可能性)を最優先にあらゆる企業活動を行っています。
(https://jn.lush.com/ )
ラッシュは、人・動物・環境に配慮したビジネスを展開しています。化粧品の動物実験廃止や、容器のリサイクルはもちろん、ゴミをゼロに近づけるためにプラスティック容器や包装を必要としない固形商品の開発など、化粧品業界の従来の既成概念に囚われない様々な挑戦に挑み、ビジネスを通して社会に存在する様々な課題の根本解決を目指した持続的な取り組みを推進しています。
また、ラッシュの動物実験に終止符を打つための様々な活動については、下記URLよりアーティクルをご覧ください。
https://jn.lush.com/tag/lush-prize-0