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Kobo社、台湾向けに電子書籍ストアを開設

- 台湾の大手出版社と提携し、数千タイトルの中国語コンテンツをグローバルに提供 -

楽天株式会社の子会社であるRakuten Kobo Inc.は本日、台湾向けに電子書籍ストアを開設しました。

 楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)の子会社であるRakuten Kobo Inc.(本社:カナダ トロント市、プレジデント兼CEO:マイケル・タンブリン、以下「Kobo社」)は本日、台湾向けに電子書籍ストア(現地語表記:「樂天Kobo電子書商店」、URL: tw.kobo.com )を開設しました。台湾の大手出版社との提携により、中国語(繁体字)の作品や外国語作品の翻訳を含む数千のコンテンツが、台湾内外で読めるようになります。

 Kobo社が運営する台湾向けの電子書籍ストアは、現地の専任チームにより管理されます。台湾の人気作家による小説やビジネス書、雑誌、旅行ガイドなど、中国語で人気の数千タイトルの豊富なラインナップを提供します。また、Kobo社は、iOSおよびAndroid™ OS搭載のスマートフォンやタブレット端末で利用できる電子書籍リーダーアプリの中国語版も開発し、本日提供を開始しました。台湾の読書好きなユーザーは、中国語のコンテンツだけでなく、Kobo社が提携する世界の様々な出版社が刊行する数百万タイトルの外国語コンテンツも、手持ちのスマートフォンやタブレットで楽しむことができます。

 Kobo社は台湾において、大手出版社である城邦出版集團や遠流出版公司、讀書共和國、圓神出版集團、時報出版などと提携し、各社が提供するコンテンツを取り扱います。台湾外のKoboのサービス利用者は、Koboのグローバルストア( www.kobo.com )を通じて、様々なジャンルの中国語コンテンツにアクセスできます。

 Kobo社のプレジデント兼CEOであるマイケル・タンブリンは、次のように述べています。「台湾向け電子書籍ストアの開設により、台湾の読書好きな皆様に、お気に入りの中国語の作品を電子書籍で読む環境が提供できるようになったことを、嬉しく思います。Kobo社は台湾の活気あふれる出版業界と緊密に協力し、台湾だけでなく世界における中国語の読者コミュニティーに、最高のコンテンツを提供します」

 楽天の代表取締役会長兼社長である三木谷 浩史は、次のようにコメントしています。「楽天グループは台湾において、EコマースやFinTech、トラベルのサービスを提供しています。楽天グループのグローバル展開において重要なマーケットである台湾で、新たにデジタルコンテンツサービスの提供を開始できることを喜ばしく思います」

 Kobo社は、台湾向けの電子書籍サービス提供に先立ち、トルコとメキシコでもそれぞれサービスの提供を開始しており、現在では世界約20カ国・地域で、各地に特化した現地語作品や翻訳作品を含むコンテンツを提供しています。また、Koboのサービスは、各国・地域のオンライン書店などとの提携により、世界約190カ国で利用可能です。

※IOSは、Ciscoの米国およびその他の国における商標または登録商標であり、ライセンスに基づき使用されています。
※Androidは、Google Inc.の登録商標です。
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