ダッソー・アビエーションとダッソー・システムズ、次世代防衛計画に向け、クラウド上で安全に、国家主権に関わる分野での協業を実現するための提携を発表
[23/07/25]
提供元:PRTIMES
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・ダッソー・アビエーションはダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォーム・オン・クラウドを活用し、FCAS(Future Combat Air System:将来戦闘航空システム)の中核プロジェクトである次世代戦闘機を開発
・OUTSCALE(ダッソー・システムズ傘下のクラウドブランド)上で運用される3DEXPERIENCEプラットフォームは、最高レベルのセキュリティと継続的なソフトウェア開発を可能にする防衛分野向けの専用ソブリンクラウドを提供
・今回の提携は、両社の長年の協力関係の一環で、医療サービスや公共サービスなどの他分野に影響を及ぼす可能性がある欧州におけるソブリンクラウドを推進させる中心的要素
[画像: https://prtimes.jp/i/6067/460/resize/d6067-460-6b9c66cf203af0b7240d-0.jpg ]
※本リリースは、仏ル・ブールジェにて現地時間2023年6月20日に発表したリリースの日本語参考訳です。
ダッソー・システムズ(Euronext Paris:FR0014003TT8, DSY.PA)とダッソー・アビエーション(Euronext Paris FR0014004L86, AM.PA)は本日、主要な防衛関連計画に対してクラウド上で最高レベルのセキュリティ、データ主権、コラボレーションを提供するべく提携することを発表しました。
今回の提携は、両社の長年の協力関係の一環です。ダッソー・アビエーションは、ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォーム・オン・クラウドを使用し、防衛およびセキュリティ分野でヨーロッパの今後の自律性と主権を確保するための産業上の協力構想であるFCAS(Future Combat Air System:将来戦闘航空システム)の中核プロジェクトである次世代戦闘機を開発します。
このクラウド環境は、ダッソー・アビエーションの構内に配置され、ダッソー・システムズのクラウドブランドであるOUTSCALEを通じて運用されます。OUTSCALEが獲得しているSecNumCloud認証は、フランス国家情報システムセキュリティ庁(ANSSI)による最高レベルのセキュリティ評価です。
3DEXPERIENCEプラットフォームでは、防衛分野向けの専用ソブリンクラウドが提供されます。これによりダッソー・アビエーションとそのパートナー企業は、高度なセキュリティと拡張性を備えた環境で、より機敏に戦闘機を開発することができます。ユーザーは、システムエンジニアリング、プログラム管理、設計、シミュレーションをはじめとした分野で最新機能を提供するダッソー・システムズによる、継続的なソフトウェア開発の恩恵を受けられます。
ダッソー・アビエーションの会長兼CEOであるエリック・トラピエ氏は、次のように述べています。「フランスとヨーロッパは、可能な限り最高の機能を備えた防衛プログラムを共同で開発できるよう、ソブリンクラウドの機能を構築しなければなりません。欧州以外ではすでに構想が定まっており、我々もこの競争についてゆく必要があります。欧州には、幸いなことにクラウドでの産業用製品の開発に向けたデジタルソリューションに関して、世界的リーダー企業があります。当社について言えば、業界で設計を担い、国家主権に関わるテクノロジーの管理者を務め、フランス内と多国間協力のどちらにおいても、主要な軍事計画の主契約者となる経験を積んでいます。今回のダッソー・アビエーションとダッソー・システムズとのパートナーシップにより、防衛計画で求められるサイバー規制に適合し、クラウドの速度で進化する最初のコラボレーション型エンジニアリングソリューションが実現します」
ダッソー・アビエーションで進行中のデジタルトランスフォーメーションの一環として、シームレスで規制に準拠した計画のために、ダッソー・システムズはこのインフラストラクチャをダッソー・アビエーションのすべての新規計画にも拡張し、一貫性してセキュアな環境を提供します。
ダッソー・システムズの取締役会会長 兼 最高経営責任者であるベルナール・シャーレスは、次のように述べています。「今日の社会は、市民のためにより安全な未来を確保できる防衛計画が求められる、深刻な課題に直面しています。この状況において、非常に機密性の高いデータを扱う業界の革新的企業は、開発のあらゆる段階でセキュリティを確保するために、自社の計画、そして自社のエコシステムと協力する方法を一変させなければなりません。本日、これまでも続いてきた当社とダッソー・アビエーションとのパートナーシップは、新たな高みに到達します。私たちは、ヨーロッパに最高レベルのセキュリティを備えたソブリンクラウドを実現する上で、主要な企業として位置付けられています。政府や企業の戦略的なソブリンクラウドのパートナーとして、私たちは防衛分野と同じセキュリティを、医療サービスや公共サービス等の他の産業に提供することができます」
ダッソー・アビエーションは、3DEXPERIENCEプラットフォームを基盤とするインダストリー・ソリューション・エクスペリエンス「Winning Concept」、「Program Excellence」、「Co-Design to Target」、「Ready for Rate」を利用する予定です。これらにより、予算やスケジュール、性能目標の達成に向けて、複雑なシステムやプログラムの開発が簡素化、合理化されます。
詳細はこちら:
ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォーム、3次元設計のソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、プロダクト・ライフサイクル・マネジメント(PLM)ソリューション等について、詳しくはホームページをご覧ください。
ダッソー・システムズとつながるソーシャル・アカウント
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https://www.youtube.com/user/3DSJapan
(以上)
ダッソー・システムズ について
ダッソー・システムズは3DEXPERIENCE(R)カンパニーとして人類の進歩を促す役割を担い、企業や個人のお客様に対して、持続可能なイノベーションを実現するためのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを用いて現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出すことで、製品やサービスの創出、製造、ライフサイクルマネジメントのプロセスを再定義できるので、世界をより持続可能にするために意義のある影響をもたらすことができます。また、ダッソー・システムズはお客様と共に、消費者や患者、市民など全ての人々のために、人間中心の経済活動であるエクスペリエンス・エコノミーを推進しています。ダッソー・システムズは150ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万を超えるお客様に価値を提供しています。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。
3DEXPERIENCE、3DSロゴ、Compassアイコン、IFWE、3DEXCITE、3DVIA、BIOVIA、CATIA、CENTRIC PLM、DELMIA、ENOVIA、GEOVIA、MEDIDATA、NETVIBES、OUTSCALE、SIMULIAおよびSOLIDWORKSは、フランスの法律に基づいて設立された欧州会社(Societas Europaea)であり、ヴェルサイユの商業裁判所書記課に登記番号322 306 440で登録されているダッソー・システムズ、またはアメリカ合衆国やその他の国におけるダッソー・システムズの子会社の商標もしくは登録商標です。
ダッソー・アビエーションについて
過去100年間にわたり90ヵ国以上で1万機を超える軍用機と民間航空機(2,700機の「ファルコン」を含む)を提供してきたダッソー・アビエーションは、ラファール戦闘機から、ハイエンドのビジネスジェットファミリーであるファルコン、軍用ドローン、宇宙システムに至るまで、あらゆる種類の航空機の設計、開発、販売、支援に関して世界中で高く評価されている専門知識を築き上げてきました。2022年のダッソー・アビエーションの売上高は、69億ユーロであったと報じられています。従業員数は12,700人です。
www.dassault-aviation.com
twitter.com/dassault_onair
linkedin.com/company/dassault-aviation
facebook.com/dassaultaviation
・OUTSCALE(ダッソー・システムズ傘下のクラウドブランド)上で運用される3DEXPERIENCEプラットフォームは、最高レベルのセキュリティと継続的なソフトウェア開発を可能にする防衛分野向けの専用ソブリンクラウドを提供
・今回の提携は、両社の長年の協力関係の一環で、医療サービスや公共サービスなどの他分野に影響を及ぼす可能性がある欧州におけるソブリンクラウドを推進させる中心的要素
[画像: https://prtimes.jp/i/6067/460/resize/d6067-460-6b9c66cf203af0b7240d-0.jpg ]
※本リリースは、仏ル・ブールジェにて現地時間2023年6月20日に発表したリリースの日本語参考訳です。
ダッソー・システムズ(Euronext Paris:FR0014003TT8, DSY.PA)とダッソー・アビエーション(Euronext Paris FR0014004L86, AM.PA)は本日、主要な防衛関連計画に対してクラウド上で最高レベルのセキュリティ、データ主権、コラボレーションを提供するべく提携することを発表しました。
今回の提携は、両社の長年の協力関係の一環です。ダッソー・アビエーションは、ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォーム・オン・クラウドを使用し、防衛およびセキュリティ分野でヨーロッパの今後の自律性と主権を確保するための産業上の協力構想であるFCAS(Future Combat Air System:将来戦闘航空システム)の中核プロジェクトである次世代戦闘機を開発します。
このクラウド環境は、ダッソー・アビエーションの構内に配置され、ダッソー・システムズのクラウドブランドであるOUTSCALEを通じて運用されます。OUTSCALEが獲得しているSecNumCloud認証は、フランス国家情報システムセキュリティ庁(ANSSI)による最高レベルのセキュリティ評価です。
3DEXPERIENCEプラットフォームでは、防衛分野向けの専用ソブリンクラウドが提供されます。これによりダッソー・アビエーションとそのパートナー企業は、高度なセキュリティと拡張性を備えた環境で、より機敏に戦闘機を開発することができます。ユーザーは、システムエンジニアリング、プログラム管理、設計、シミュレーションをはじめとした分野で最新機能を提供するダッソー・システムズによる、継続的なソフトウェア開発の恩恵を受けられます。
ダッソー・アビエーションの会長兼CEOであるエリック・トラピエ氏は、次のように述べています。「フランスとヨーロッパは、可能な限り最高の機能を備えた防衛プログラムを共同で開発できるよう、ソブリンクラウドの機能を構築しなければなりません。欧州以外ではすでに構想が定まっており、我々もこの競争についてゆく必要があります。欧州には、幸いなことにクラウドでの産業用製品の開発に向けたデジタルソリューションに関して、世界的リーダー企業があります。当社について言えば、業界で設計を担い、国家主権に関わるテクノロジーの管理者を務め、フランス内と多国間協力のどちらにおいても、主要な軍事計画の主契約者となる経験を積んでいます。今回のダッソー・アビエーションとダッソー・システムズとのパートナーシップにより、防衛計画で求められるサイバー規制に適合し、クラウドの速度で進化する最初のコラボレーション型エンジニアリングソリューションが実現します」
ダッソー・アビエーションで進行中のデジタルトランスフォーメーションの一環として、シームレスで規制に準拠した計画のために、ダッソー・システムズはこのインフラストラクチャをダッソー・アビエーションのすべての新規計画にも拡張し、一貫性してセキュアな環境を提供します。
ダッソー・システムズの取締役会会長 兼 最高経営責任者であるベルナール・シャーレスは、次のように述べています。「今日の社会は、市民のためにより安全な未来を確保できる防衛計画が求められる、深刻な課題に直面しています。この状況において、非常に機密性の高いデータを扱う業界の革新的企業は、開発のあらゆる段階でセキュリティを確保するために、自社の計画、そして自社のエコシステムと協力する方法を一変させなければなりません。本日、これまでも続いてきた当社とダッソー・アビエーションとのパートナーシップは、新たな高みに到達します。私たちは、ヨーロッパに最高レベルのセキュリティを備えたソブリンクラウドを実現する上で、主要な企業として位置付けられています。政府や企業の戦略的なソブリンクラウドのパートナーとして、私たちは防衛分野と同じセキュリティを、医療サービスや公共サービス等の他の産業に提供することができます」
ダッソー・アビエーションは、3DEXPERIENCEプラットフォームを基盤とするインダストリー・ソリューション・エクスペリエンス「Winning Concept」、「Program Excellence」、「Co-Design to Target」、「Ready for Rate」を利用する予定です。これらにより、予算やスケジュール、性能目標の達成に向けて、複雑なシステムやプログラムの開発が簡素化、合理化されます。
詳細はこちら:
ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォーム、3次元設計のソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、プロダクト・ライフサイクル・マネジメント(PLM)ソリューション等について、詳しくはホームページをご覧ください。
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(以上)
ダッソー・システムズ について
ダッソー・システムズは3DEXPERIENCE(R)カンパニーとして人類の進歩を促す役割を担い、企業や個人のお客様に対して、持続可能なイノベーションを実現するためのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを用いて現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出すことで、製品やサービスの創出、製造、ライフサイクルマネジメントのプロセスを再定義できるので、世界をより持続可能にするために意義のある影響をもたらすことができます。また、ダッソー・システムズはお客様と共に、消費者や患者、市民など全ての人々のために、人間中心の経済活動であるエクスペリエンス・エコノミーを推進しています。ダッソー・システムズは150ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万を超えるお客様に価値を提供しています。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。
3DEXPERIENCE、3DSロゴ、Compassアイコン、IFWE、3DEXCITE、3DVIA、BIOVIA、CATIA、CENTRIC PLM、DELMIA、ENOVIA、GEOVIA、MEDIDATA、NETVIBES、OUTSCALE、SIMULIAおよびSOLIDWORKSは、フランスの法律に基づいて設立された欧州会社(Societas Europaea)であり、ヴェルサイユの商業裁判所書記課に登記番号322 306 440で登録されているダッソー・システムズ、またはアメリカ合衆国やその他の国におけるダッソー・システムズの子会社の商標もしくは登録商標です。
ダッソー・アビエーションについて
過去100年間にわたり90ヵ国以上で1万機を超える軍用機と民間航空機(2,700機の「ファルコン」を含む)を提供してきたダッソー・アビエーションは、ラファール戦闘機から、ハイエンドのビジネスジェットファミリーであるファルコン、軍用ドローン、宇宙システムに至るまで、あらゆる種類の航空機の設計、開発、販売、支援に関して世界中で高く評価されている専門知識を築き上げてきました。2022年のダッソー・アビエーションの売上高は、69億ユーロであったと報じられています。従業員数は12,700人です。
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