イエメン 紛争続く 支援物資76トンを空輸 【プレスリリース】
[15/04/16]
提供元:PRTIMES
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急速に悪化する食糧と燃料危機
[画像: http://prtimes.jp/i/5176/461/resize/d5176-461-200241-0.jpg ]
※本信は、ユニセフ本部の発信情報をもとに日本ユニセフ協会が作成・配信しています。
※原文は http://www.unicef.org/media/media_81531.html でご覧いただけます。
【2015年4月14日 サヌア/アンマン発】
イエメンで続く紛争が子どもたちや家族に多大な犠牲を強いているなか、 ユニセフ
(国連児童基金)による第二弾の緊急支援物資76トンが、イエメンのサヌア国際空港に
空輸で到着しました。
これは先週10日に到着した第一弾の支援物資に続くもので、抗生物質や包帯、注射器、
点滴などの医療用品も含まれています。第一弾の支援物資は現在、イエメン国内の
さまざまな地域に届けられています。
イエメンでは、22ある行政区域のうちの18の区域で治安が悪化しており、今回の支援
物資の到着は時宜を得たものです。サヌアなどで空爆が続いている上、アデン南部の
都市では、戦車や重火器を用いた市街戦が激化しています。学校や保健施設、通信塔、
発電所などを含む民間のインフラが破損しています。
食糧と燃料危機が急速に悪化しています。最近では、小麦と燃料を運ぶ補給船が、
ホデイダ港で入港を拒否されました。
「食糧と燃料が底をついてきており、一般市民が直面する状況は更に悲惨さを増して
います」と、ユニセフ・イエメン事務所代表のジュリアン・ハーネスは述べています。
「人道支援物資の到着が歓迎されています。しかし、イエメンの何百万人もの人々に
保健や給水サービスを提供するのに必要不可欠な、食糧と燃料の定期的な商業用出荷に、
これらの緊急支援物資は置き換えられるものではありません」(ハーネス代表)
暴力が続くなかであっても、ユニセフはパートナー団体との協力の下、予防接種や
安全な水を含む必要不可欠なサービスを多くの家族に届けています。妊産婦や新生児、
子どもの健康を守り、栄養を届ける支援物資が、保健施設に配布されています。また、
イエメン全土の保健ケアセンターで、ワクチンを安全に保管することができるよう、
燃料の調達も手配しています。
保健施設が機能していない、あるいは、人口の移動が報告されている地域では、
基本的なニーズを満たすため、移動チームが派遣されています。ユニセフはまた、避難
している人々が身を寄せる地域に水を供給するとともに、南部で損傷した給水システム
の修復を支援しています。
■本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016 FAX : 03-5789-2036 Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Rajat Madhok, ユニセフ・イエメン事務所 TEL:+ 962 798 270 912(在アンマン)
Eメール: rmadhok@unicef.org
Simon Ingram, ユニセフ・中東・北アフリカ地域事務所(アンマン)
TEL:+962 79 590 4740, Eメール: singram@unicef.org
Chris Tidey, ユニセフ・ニューヨーク本部
TEL: +1 917 909 9542, Eメール: ctidey@unicef.org
* * *
■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)
[画像: http://prtimes.jp/i/5176/461/resize/d5176-461-200241-0.jpg ]
※本信は、ユニセフ本部の発信情報をもとに日本ユニセフ協会が作成・配信しています。
※原文は http://www.unicef.org/media/media_81531.html でご覧いただけます。
【2015年4月14日 サヌア/アンマン発】
イエメンで続く紛争が子どもたちや家族に多大な犠牲を強いているなか、 ユニセフ
(国連児童基金)による第二弾の緊急支援物資76トンが、イエメンのサヌア国際空港に
空輸で到着しました。
これは先週10日に到着した第一弾の支援物資に続くもので、抗生物質や包帯、注射器、
点滴などの医療用品も含まれています。第一弾の支援物資は現在、イエメン国内の
さまざまな地域に届けられています。
イエメンでは、22ある行政区域のうちの18の区域で治安が悪化しており、今回の支援
物資の到着は時宜を得たものです。サヌアなどで空爆が続いている上、アデン南部の
都市では、戦車や重火器を用いた市街戦が激化しています。学校や保健施設、通信塔、
発電所などを含む民間のインフラが破損しています。
食糧と燃料危機が急速に悪化しています。最近では、小麦と燃料を運ぶ補給船が、
ホデイダ港で入港を拒否されました。
「食糧と燃料が底をついてきており、一般市民が直面する状況は更に悲惨さを増して
います」と、ユニセフ・イエメン事務所代表のジュリアン・ハーネスは述べています。
「人道支援物資の到着が歓迎されています。しかし、イエメンの何百万人もの人々に
保健や給水サービスを提供するのに必要不可欠な、食糧と燃料の定期的な商業用出荷に、
これらの緊急支援物資は置き換えられるものではありません」(ハーネス代表)
暴力が続くなかであっても、ユニセフはパートナー団体との協力の下、予防接種や
安全な水を含む必要不可欠なサービスを多くの家族に届けています。妊産婦や新生児、
子どもの健康を守り、栄養を届ける支援物資が、保健施設に配布されています。また、
イエメン全土の保健ケアセンターで、ワクチンを安全に保管することができるよう、
燃料の調達も手配しています。
保健施設が機能していない、あるいは、人口の移動が報告されている地域では、
基本的なニーズを満たすため、移動チームが派遣されています。ユニセフはまた、避難
している人々が身を寄せる地域に水を供給するとともに、南部で損傷した給水システム
の修復を支援しています。
■本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016 FAX : 03-5789-2036 Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Rajat Madhok, ユニセフ・イエメン事務所 TEL:+ 962 798 270 912(在アンマン)
Eメール: rmadhok@unicef.org
Simon Ingram, ユニセフ・中東・北アフリカ地域事務所(アンマン)
TEL:+962 79 590 4740, Eメール: singram@unicef.org
Chris Tidey, ユニセフ・ニューヨーク本部
TEL: +1 917 909 9542, Eメール: ctidey@unicef.org
* * *
■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)