ユニセフ事務局長とローマ法王が会談 5年間のパートナーシップを発表 【プレスリリース】
[15/04/22]
提供元:PRTIMES
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若者のための教育ネットワーク強化へ
[画像: http://prtimes.jp/i/5176/465/resize/d5176-465-681104-0.jpg ]
※本信は、ユニセフ本部の発信情報をもとに日本ユニセフ協会が作成・配信しています。
※原文は http://www.unicef.org/media/media_81638.html でご覧いただけます。
※関連する写真は http://uni.cf/1HojeW3 からダウンロードいただけます。
【2015年4月21日 バチカン/ニューヨーク発】
ローマ法王フランシスコ聖下とユニセフ事務局長 アンソニー・レークは21日にローマで
会談し、弱い立場にある若者たちが、自分たちの社会、そして世界の市民として参加する
ために必要なスキル、情報、知識を得られるよう支援する新しいパートナーシップを結ぶ
ことを発表しました。
ユニセフと、法王フランシスコが設立した教育機関「Scholas Occurrentes(スコラス
オクレンテス)」との新しいパートナーシップは、若者たちが持っている力や可能性に
ついての共通の理念の上に結ばれました。
今後5年間の協力の中で焦点を当てるのは、より多くの若者たち、特に最も弱い立場にある
若者たちが、技術やスポーツ、芸術に触れる機会を拡大することです。それらは若者たちに、
自分自身や他者、彼らを取り巻く世界について共に学ぶ機会を提供し、教育や参加、そして
平和構築の基盤を作ります。
「スコラスでは、教育に関するさまざまな取り組みを、なんとかしてうまく結び付けたい
と考えているのです」と法王フランシスコは語りました。「つまり教育の平和的改革です。
もし、子どもや若者の教育に携わる者たちがみな力を合わせることができれば、教育は
変えられるのです」
ユニセフとスコラスは、最も厳しい状況にある子どもたちのためのデジタルキャンペーン
や社会運動を共に支援していきます。具体的には、子どもと若者が参加するユニセフの
オンラインスペース「Voices of Youth(ヴォイス・オブ・ユース)」を通じて、
スコラスのネットワークと連携することなどを計画しています。またユニセフは、既に
50万人の若者が参加しているSMSを基盤としたシステム「U-report」に、スコラスの
メンバーも参加できるような仕組みを作る予定です。
ユニセフとスコラスはまた、若者に焦点を当てたさまざまなイベントと協同する機会を
作っていきます。2015年には、ロサンゼルス開催のスペシャルオリンピック夏季世界
大会の会期中に行われる「スペシャルオリンピック ソーシャル・インパクト・サミット」。
そして2016年には、多くの若者が直面する問題の啓発活動やアドボカシー活動など、
地域や国、コミュニティにおいて、さまざまな取り組みを共に実施していきます。
世界の人口のおよそ20%を占めるのは、10歳から19歳の若者です。そしてその12億人の
若者の圧倒的多数は、開発途上国で暮らしています。最も弱い立場にある若者たちに参加
の機会やお互いにつながり、学び合う新しい方法を提供することで、若者たちは自分たち
が持っている力を発揮し、地域社会に貢献することができるようになります。こうした
取り組みは、紛争下にある国々では特に重要です。なぜなら、若者たちが民族、人種、
宗教を越えて共に活動することは、世代から世代へ続いてきた暴力のサイクルを断ち
切り、社会構造の強化を実現することができるからです。
ユニセフ事務局長のアンソニー・レークは、「ユニセフはスコラスと協力し、若者たち
の生活をよくするために共に活動できることを嬉しく思っています。青年期というのは、
きわめて重要な時期です。リスクが多い一方で、たくさんのチャンスがある年代です。
協力して、共通の問題を解決することを学んだ若者たちは、自身のよりよい将来を築く
ことができるようになるばかりでなく、世界のよりよい未来に貢献できる市民として
成長できるのです」と述べています。
* * *
■Scholas Occurrentes(スコラス オクレンテス)について
Scholas Occurrentes(スコラス オクレンテス)は、ラテン語で「出会いの学校」を
意味する、法王フランシスが支持する教育ネットワークです。教育を通して、人々の
間の融合と平和を促進することを目的とした世界的な取り組みです。このネットワーク
は、宗教に関わらず、また公立・私立に関わらず、世界で40万の学校および教育ネット
ワークとつながっています。スコラスについてより詳しくは、下記をご覧ください。
http://scholasoccurrentes.org
Facebook: /scholasoccurrentes Twitter: @InfoScholas
Instagram: @ScholasOccurrentes, Google +: Scholas Occurrentes
■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016 FAX : 03-5789-2036 Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Najwa Mekki, ユニセフ・ニューヨーク本部 TEL: +1917 209 1804,
Eメール: nmekki@unicef.org
Andrea Sanchez, スコラス オクレンテス, TEL: +549 11 56921712, +39 3331252597,
Eメール: andrea.sanchez@scholasoccurrentes.org
* * *
■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)
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※本信は、ユニセフ本部の発信情報をもとに日本ユニセフ協会が作成・配信しています。
※原文は http://www.unicef.org/media/media_81638.html でご覧いただけます。
※関連する写真は http://uni.cf/1HojeW3 からダウンロードいただけます。
【2015年4月21日 バチカン/ニューヨーク発】
ローマ法王フランシスコ聖下とユニセフ事務局長 アンソニー・レークは21日にローマで
会談し、弱い立場にある若者たちが、自分たちの社会、そして世界の市民として参加する
ために必要なスキル、情報、知識を得られるよう支援する新しいパートナーシップを結ぶ
ことを発表しました。
ユニセフと、法王フランシスコが設立した教育機関「Scholas Occurrentes(スコラス
オクレンテス)」との新しいパートナーシップは、若者たちが持っている力や可能性に
ついての共通の理念の上に結ばれました。
今後5年間の協力の中で焦点を当てるのは、より多くの若者たち、特に最も弱い立場にある
若者たちが、技術やスポーツ、芸術に触れる機会を拡大することです。それらは若者たちに、
自分自身や他者、彼らを取り巻く世界について共に学ぶ機会を提供し、教育や参加、そして
平和構築の基盤を作ります。
「スコラスでは、教育に関するさまざまな取り組みを、なんとかしてうまく結び付けたい
と考えているのです」と法王フランシスコは語りました。「つまり教育の平和的改革です。
もし、子どもや若者の教育に携わる者たちがみな力を合わせることができれば、教育は
変えられるのです」
ユニセフとスコラスは、最も厳しい状況にある子どもたちのためのデジタルキャンペーン
や社会運動を共に支援していきます。具体的には、子どもと若者が参加するユニセフの
オンラインスペース「Voices of Youth(ヴォイス・オブ・ユース)」を通じて、
スコラスのネットワークと連携することなどを計画しています。またユニセフは、既に
50万人の若者が参加しているSMSを基盤としたシステム「U-report」に、スコラスの
メンバーも参加できるような仕組みを作る予定です。
ユニセフとスコラスはまた、若者に焦点を当てたさまざまなイベントと協同する機会を
作っていきます。2015年には、ロサンゼルス開催のスペシャルオリンピック夏季世界
大会の会期中に行われる「スペシャルオリンピック ソーシャル・インパクト・サミット」。
そして2016年には、多くの若者が直面する問題の啓発活動やアドボカシー活動など、
地域や国、コミュニティにおいて、さまざまな取り組みを共に実施していきます。
世界の人口のおよそ20%を占めるのは、10歳から19歳の若者です。そしてその12億人の
若者の圧倒的多数は、開発途上国で暮らしています。最も弱い立場にある若者たちに参加
の機会やお互いにつながり、学び合う新しい方法を提供することで、若者たちは自分たち
が持っている力を発揮し、地域社会に貢献することができるようになります。こうした
取り組みは、紛争下にある国々では特に重要です。なぜなら、若者たちが民族、人種、
宗教を越えて共に活動することは、世代から世代へ続いてきた暴力のサイクルを断ち
切り、社会構造の強化を実現することができるからです。
ユニセフ事務局長のアンソニー・レークは、「ユニセフはスコラスと協力し、若者たち
の生活をよくするために共に活動できることを嬉しく思っています。青年期というのは、
きわめて重要な時期です。リスクが多い一方で、たくさんのチャンスがある年代です。
協力して、共通の問題を解決することを学んだ若者たちは、自身のよりよい将来を築く
ことができるようになるばかりでなく、世界のよりよい未来に貢献できる市民として
成長できるのです」と述べています。
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■Scholas Occurrentes(スコラス オクレンテス)について
Scholas Occurrentes(スコラス オクレンテス)は、ラテン語で「出会いの学校」を
意味する、法王フランシスが支持する教育ネットワークです。教育を通して、人々の
間の融合と平和を促進することを目的とした世界的な取り組みです。このネットワーク
は、宗教に関わらず、また公立・私立に関わらず、世界で40万の学校および教育ネット
ワークとつながっています。スコラスについてより詳しくは、下記をご覧ください。
http://scholasoccurrentes.org
Facebook: /scholasoccurrentes Twitter: @InfoScholas
Instagram: @ScholasOccurrentes, Google +: Scholas Occurrentes
■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016 FAX : 03-5789-2036 Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Najwa Mekki, ユニセフ・ニューヨーク本部 TEL: +1917 209 1804,
Eメール: nmekki@unicef.org
Andrea Sanchez, スコラス オクレンテス, TEL: +549 11 56921712, +39 3331252597,
Eメール: andrea.sanchez@scholasoccurrentes.org
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■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)