米国のOnwardが、高度なフルファイバーネットワークの拡張にIP Infusionの「OcNOS(R)」を採用
[24/09/18]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳)は、フルファイバーネットワークサービス・プロバイダーのOnward(本社:米国カリフォルニア州)が、拡大し続ける法人/個人の顧客基盤にサービスを提供するためのネットワークプラットフォームにIP Infusionを採用したことを発表いたします。
Onwardは、カリフォルニア州ランチョクカモンガに本社を置き、法人/個人を対象にフルファイバーネットワークサービスを提供しています。Onwardの事業は、既存のレガシーなネットワーク機器の性能を上回るペースで成長を遂げており、これに伴い、同社ネットワークサービス品質の安定性にリスクが生じ、機器ベンダーによるサポートも不十分という状態でした。
こうした背景の下、Onwardは、性能と容量の全面的なアップグレードをするために、IP Infusionのネットワークソフトウェア・パッケージ「OcNOS(R)-SP-MPLS」を導入しました。同時に導入した、UfiSpaceのオープン・アグリゲーション・ルーター「S9600-32X」は100Gbpsコアおよびアグリゲーション向けハードウェアプラットフォームであり、また同社のディスアグリゲーション型セルサイトゲートウェイ・ルーター「S9502-12SM」はコアへの接続装置の設置場所での高い温度変動の環境に対応したファンレスのプラットフォームを提供します。また、IP Infusionは、保守とサポートの窓口を一本化したバンドルソリューションを提供します。
「OcNOS」の相互運用性により、アップグレードは既存ネットワークとシームレスに行われ、新機能のための先進のプラットフォームが提供されました。「OcNOS」は、ネットワークエッジでのキャリアグレードNAT(CGNAT)をサポートしており、Onwardが実装するnetElastic製品との統合を可能にしました。
Onward 最高経営責任者(CEO) Nick Keelerは、
「Onwardは、ネットワークのスケーラビリティ(拡張性)とレジリエンス(対故障耐性力)を必要としていました。『OcNOS』により、時間の経過とともに問題が生じてきた以前のネットワークプラットフォームをスムースにアップグレードすることが出来ました。『OcNOS』は複数の異なるベンダーの機器とうまく連携し、当社事業と共に成長できる手軽なソリューションでした」と述べています。
IP Infusion 最高経営責任者(CEO) 緒方 淳は、
「IP Infusionは、オープンネットワークソフトウェアソリューションでトップのプロバイダーです。当社は、Onwardのような成長企業にサービスを提供できることを常に歓迎しています。移り変わりの早い業界におけるイノベーションは、迅速に適応できる小規模な企業に起こると、私たちは確信しています。オープンネットワークの柔軟性は、今後も重要視され、その有益性は市場全体で認識されていくでしょう」と述べています。
■IP Infusionについて
IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダー、データセンター事業者向けオープンネットワークソフトウェアおよびソリューションにおける世界的なプロバイダーです。IP Infusionのソリューションの顧客は数百社を超え、導入実績は数千件に及び、ネットワークオペレーティングシステム(NOS)において市場をリードしています。IP Infusionの「OcNOS(R)」により、ネットワーク事業者はネットワークをディスアグリゲーション(ハードウェアとソフトウェアの機能分離)することで、イノベーションの加速、運用の合理化、総所有コスト(TCO)の削減が可能になります。また、ネットワークOEMは、ネットワークデバイスを分離して、市場投入までの時間を短縮し、包括的なサービスを提供し、キャリアグレードの堅牢性を実現することが可能となります。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社として独立して運営されています。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11476/467/11476-467-02224ba89488ed56e2e71ba6fe6f7953-620x230.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
https://www.ipinfusion.com/
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証プライム:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび数百社を超える企業への豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したDX/IoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/
※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。