シリア はしか予防接種キャンペーン 【プレスリリース】
[15/04/24]
提供元:PRTIMES
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6,000人を動員、260万人にワクチンを
[画像: http://prtimes.jp/i/5176/468/resize/d5176-468-956435-0.jpg ]
※本信は、ユニセフ本部の発信情報をもとに日本ユニセフ協会が作成・配信しています。
※原文をご入用の方は、日本ユニセフ協会広報室までお問い合わせください。
【2015年4月24日 ダマスカス(シリア)発】
シリアではいま、子どもたちの命を脅かすはしかを予防する、10日間の予防接種キャン
ペーンが実施されています。4月19日に始まったこのキャンペーンは、生後6カ月から
5歳までの子ども260万人以上を対象に、1,209カ所の保健センター、6,000人に及ぶ
保健員ならびに移動予防接種チームによって展開されています。
シリアでは、2014年末までに、594人の子どもがはしかと診断され、その半数は予防
接種を受けていませんでした。2011年に紛争が始まって以来、保健センターの3分の1
近くが破壊されるなど、この国の保健システムは大きな影響を受け、99%だった
予防接種率は52%にまで落ち込みました。ユニセフは、現在も続く紛争によって、
最もアクセスが難しい地域に住む23万人以上の子どもたちが、取り残されてしまう
可能性があると推計しています。
「紛争や社会が大きく変動する状況下では、はしかは特に子どもたちにとって命を
脅かす病気です。ですから、私たちはなんとしても、シリアのすべての子どもたちに
ワクチンを届けなければならないのです。予防接種を受けられない子どもがいる限り、
感染が広がるリスクが続くのですから」と、ユニセフ・シリア事務所代表のハナア・
シンガーは話します。
このはしかキャンペーンは、「格差を埋める」をテーマに、社会から最も取り残された
子どもたちに予防接種を届けることを世界に訴えている今年の“世界予防接種週間”
(4/24-30)に合わせて実施しています。
キャンペーンは、特にシリアの国内避難民の子どもたちに焦点を当てています。
ユニセフは、シリア国内には380万人以上の国内避難民となった子どもがおり、その
多くはこれまではしかの予防接種を受けていないとみています。
子どもたちは予防接種を受ける際、同時に栄養状態の検査を受け、必要に応じて栄養
サプリメントが与えられたり、医療機関を紹介されたりします。
今回は、昨年に続く2回目のキャンペーンです。2014年には、ユニセフはパートナー
団体とともに84万人の子どもたちにはしかの予防接種を行うことができました。
ユニセフはワクチンや注射器、ワクチン運搬のための保冷設備の調達、保健員の研修
などについて支援をしています。また、携帯電話のショートメールサービス、
コミュニティの集会、レクリエーション活動、ソーシャルメディアキャンペーンなど
を通じて、コミュニティへの情報発信も行っています。
* * *
■世界予防接種週間とは
世界予防接種週間は、世界中で多くの幼い命を守っているワクチンの重要性について
再認識してもらえるよう、毎年4月下旬に設けられており、今年は4月24日から30日の
1週間です。予防接種によって、毎年推計200万人〜300万人の子どもたちの命が、
ジフテリアや破傷風、百日咳、はしかなどの感染症から守られています。しかし、
さまざまな努力の一方で、世界の乳児の5分の1が、基本的な予防接種から取り残されて
います。
今年の予防接種週間のテーマは「“Closing the Gap”= 格差を埋める」。
社会から最も取り残された子どもたちへ予防接種を届けることに焦点を置き、すべての
子どもたちが予防接種を受けられる世界の実現を、国際社会に訴えます。
* * *
■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016 FAX : 03-5789-2036 Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Juliette Touma, ユニセフ・ヨルダン, Eメール:jtouma@unicef.org,
TEL:+962-79-867-4628
* * *
■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)
[画像: http://prtimes.jp/i/5176/468/resize/d5176-468-956435-0.jpg ]
※本信は、ユニセフ本部の発信情報をもとに日本ユニセフ協会が作成・配信しています。
※原文をご入用の方は、日本ユニセフ協会広報室までお問い合わせください。
【2015年4月24日 ダマスカス(シリア)発】
シリアではいま、子どもたちの命を脅かすはしかを予防する、10日間の予防接種キャン
ペーンが実施されています。4月19日に始まったこのキャンペーンは、生後6カ月から
5歳までの子ども260万人以上を対象に、1,209カ所の保健センター、6,000人に及ぶ
保健員ならびに移動予防接種チームによって展開されています。
シリアでは、2014年末までに、594人の子どもがはしかと診断され、その半数は予防
接種を受けていませんでした。2011年に紛争が始まって以来、保健センターの3分の1
近くが破壊されるなど、この国の保健システムは大きな影響を受け、99%だった
予防接種率は52%にまで落ち込みました。ユニセフは、現在も続く紛争によって、
最もアクセスが難しい地域に住む23万人以上の子どもたちが、取り残されてしまう
可能性があると推計しています。
「紛争や社会が大きく変動する状況下では、はしかは特に子どもたちにとって命を
脅かす病気です。ですから、私たちはなんとしても、シリアのすべての子どもたちに
ワクチンを届けなければならないのです。予防接種を受けられない子どもがいる限り、
感染が広がるリスクが続くのですから」と、ユニセフ・シリア事務所代表のハナア・
シンガーは話します。
このはしかキャンペーンは、「格差を埋める」をテーマに、社会から最も取り残された
子どもたちに予防接種を届けることを世界に訴えている今年の“世界予防接種週間”
(4/24-30)に合わせて実施しています。
キャンペーンは、特にシリアの国内避難民の子どもたちに焦点を当てています。
ユニセフは、シリア国内には380万人以上の国内避難民となった子どもがおり、その
多くはこれまではしかの予防接種を受けていないとみています。
子どもたちは予防接種を受ける際、同時に栄養状態の検査を受け、必要に応じて栄養
サプリメントが与えられたり、医療機関を紹介されたりします。
今回は、昨年に続く2回目のキャンペーンです。2014年には、ユニセフはパートナー
団体とともに84万人の子どもたちにはしかの予防接種を行うことができました。
ユニセフはワクチンや注射器、ワクチン運搬のための保冷設備の調達、保健員の研修
などについて支援をしています。また、携帯電話のショートメールサービス、
コミュニティの集会、レクリエーション活動、ソーシャルメディアキャンペーンなど
を通じて、コミュニティへの情報発信も行っています。
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■世界予防接種週間とは
世界予防接種週間は、世界中で多くの幼い命を守っているワクチンの重要性について
再認識してもらえるよう、毎年4月下旬に設けられており、今年は4月24日から30日の
1週間です。予防接種によって、毎年推計200万人〜300万人の子どもたちの命が、
ジフテリアや破傷風、百日咳、はしかなどの感染症から守られています。しかし、
さまざまな努力の一方で、世界の乳児の5分の1が、基本的な予防接種から取り残されて
います。
今年の予防接種週間のテーマは「“Closing the Gap”= 格差を埋める」。
社会から最も取り残された子どもたちへ予防接種を届けることに焦点を置き、すべての
子どもたちが予防接種を受けられる世界の実現を、国際社会に訴えます。
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■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016 FAX : 03-5789-2036 Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Juliette Touma, ユニセフ・ヨルダン, Eメール:jtouma@unicef.org,
TEL:+962-79-867-4628
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■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)