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TISとクオリカ、キャッシュレス社会の実現に向けてQR決済サービス『QR×DRIVE』を共同で展開

〜 クオリカ標準POSへ対応し、10月より提供開始 〜

TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下 TIS)とクオリカ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:加藤 明、以下 クオリカ)は、TISのQR決済サービス『QR×DRIVE(キューアール・ドライブ)』を、アクワイアラ・加盟店事業会社向けに提供し、日本国内の加盟店でQR決済を可能とするビジネスを共同で開始することを発表します。




 『QR×DRIVE』は、アクワイアラ・加盟店事業会社向けのQR決済サービスで、加盟店が支付宝(Alipay)や微信支付(WeChatPay)などの様々な規格の各種QR決済を一つの端末/アプリケーションで処理対応することを可能とします。
 TISが資本・業務提携する中国のFinTech企業である上海訊聯数据服務有限公司(CardInfoLink)のQR決済プロセシングサービスをベースにしたQR事業者接続のゲートウェイと、クオリカが持つ飲食業界・流通小売業界向けの店舗管理システム、リアルタイムPOSシステムなどのサービスプラットフォームを組み合わせることで、QR決済と連動したPOSサービスを実現します。
 TISとクオリカは、アクワイアラ・加盟店事業会社向けに10月中を予定にQR決済サービスを提供していき、加盟店でのQR決済を可能とすることで、キャッシュレス社会の実現を推進します。

<『QR×DRIVE』の全体像とサービス提供イメージ>
[画像: https://prtimes.jp/i/11650/468/resize/d11650-468-919528-0.jpg ]


 TISとクオリカでは、『QR×DRIVE』を、クオリカの提供するPOS機能を持つ外食産業専門の店舗管理システム「TastyQube」、小売専門店向け管理システム「SpecialtyQube」を利用する加盟店向けに提供していき、2020年までのインバウンド需要のマーケットニーズに応えていきます。
 また、会計レジの業務効率化や人件費削減、顧客囲い込みなどのニーズを先取りし、店舗会計レジオペレーションの改善やサービス開発なども今後共同で行っていきます。

■『QR×DRIVE』提供の背景
 中国およびASEAN地域では支付宝(Alipay)、微信支付(WeChatPay)を主としたQR決済の取扱いが爆発的に増えており、キャッシュレス社会が確立されつつあります。一方、日本国内での支払い手段は依然として現金の決済比率が諸外国と比較しても高い状況です。
 しかし、経済産業省の「キャッシュレス・ビジョン」に示されている通り、2020年の東京五輪に向けた訪日外国人の増加に伴い、外国人が訪れる主要な商業施設、宿泊施設及び観光スポットでの、キャッシュレス決済への対応が求められています。そこで注目されているのが、加盟店が最小限のインフラ設備で導入可能で、消費者はスマホをかざすだけで決済可能なQR決済です。

 そこで両社は、日本国内でのキャッシュレス決済への対応を推進するため、QR決済サービス『QR×DRIVE』を共同で提供します。

■『QR×DRIVE』の概要
 『QR×DRIVE』は、アクワイアラ・加盟店事業会社向けのQR決済サービスです。支付宝(Alipay)や微信支付(WeChat Pay)などのQR事業者と接続されているQR決済グローバルゲートウェイと、加盟店で各種QR決済の処理対応を可能とするPOS端末やタブレットアプリケーションなどのQR決済ソリューションを提供します。
 QR決済方式は、顧客スマートフォンにQRを表示して機器にかざす「CPM(Consumer Presented Mode)」と、店舗側がQRを表示して顧客の端末で読み取る「MPM(Merchant Presented Mode)」の2種類に対応しています。

 QR決済ゲートウェイは、既に国内外のQR事業者と接続されており、今後も様々なQR事業者との接続を拡大していく予定です。QR決済ゲートウェイの利用には、QR加盟店とQR決済ゲートウェイの接続対応が必要となります。

 加盟店で各種QR決済の処理対応を可能とするQR決済ソリューションのラインナップとしては、POS画面やPOSアプリの提供に加えて、既存クレジットカード決済端末に改修を加えずに磁気カード読取部分に接触させるだけでQR決済を可能とする「DOCODE」や、QR決済専用の決済端末など、中国国内で既に実績のある約10種類のメニューを用意しています。そのため、加盟店の環境に合ったQR決済ソリューションの選択が可能です。

『QR×DRIVE』の詳細は以下URLをご参照ください。
https://www.tis.jp/service_solution/qrxdrive/


■「TastyQube」「SpecialtyQube」について
 「TastyQube」は、日々の売上管理から発注・廃棄等の食材管理、従業員の勤怠管理まで、飲食店経営に必要な業務を全てカバーする外食産業専門の店舗管理システムです。レストラン、カフェ、ファストフードチェーン、居酒屋などと、その業態に問わずご利用可能です。

詳細は以下URLをご参照ください。
http://www.qualica.co.jp/service/distribut/foodservice/tastyqube/index.html

 「SpecialtyQube」は、発注・仕入・売上管理・在庫管理・顧客管理といった、 小売専門店様の業務を網羅したトータルソリューションです。 全ての情報をリアルタイムに繋ぎ、集約し、今を「見える化」、 パワーアップしたCRM機能との相乗効果で 無駄のない効率的な店舗運営、さらなる販売チャンスの拡大をバックアップします。

詳細は以下URLをご参照ください。
http://www.qualica.co.jp/service/distribut/retail/specialtyqube/index.html

■上海訊聯数据服務有限公司(CardInfoLink)について
 上海訊聯数据服務有限公司(CardInfoLink)は、2010年に上海で創業したFinTech企業で、QR決済領域とカード決済領域において、プロセシングサービスを提供しています。同社のQR決済プロセシングサービスは、日本、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、シンガポール、タイ、香港などにおいて、空港・百貨店・アミューズメント施設・家電量販店・コンビニエンスストア・ドラッグストアなどの様々な施設・店舗で導入されています。
 また、カード決済領域では中国銀聯をはじめとする各国際カードブランドからの認証を受けており、特に国際間取引におけるスイッチング業務では、トップクラスの実績を持っています。


TIS株式会社について
 TISインテックグループの TIS は、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型の IT ソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN 地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で 3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/

クオリカ株式会社について
 1982年コマツの全額出資による情報システム会社として創業し、現在はTISインテックグループの一員として、中国/ASEANをはじめ製造業および流通サービス業(飲食業・小売業)様向けにIoT、クラウドサービス、業務用システム開発、パッケージソフト開発、システム運用、情報端末製造・販売等の幅広い事業を展開しています。詳細は以下をご参照ください。http://www.qualica.co.jp/

TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。

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