由紀さおり「夜明けのスキャット」ギリシャremix世界50ヵ国以上で配信決定!中川五郎氏ナレーションによる「みんなの音楽1969」ニュースも公開!
[12/02/03]
提供元:PRTIMES
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2011年10月に発売された由紀さおりとピンク・マルティーニとのコラボによるアルバム『1969』。
1曲以外は全て日本語で歌われたこのアルバムは、現在までに世界50カ国以上でCDやデジタルで発売・配信され、世界各国で大きな反響を呼んでいます。
なかでもギリシャでは、発売直後からCDチャート上位にランクイン、「IFPIアルバムチャート」最高位6位を獲得(2011/43週)しました。発売元であるEMI Music Greece (以下EMIギリシャ)では、マーケティング担当者自身が由紀さおりの声の美しさに興味を持ち、とりわけ収録楽曲の「夜明けのスキャット」のメロディに魅かれ、日本に同曲のリミックスの制作を打診してきました。この、予想もしていなかった反応と、なぜ、ギリシャで?という日本側の困惑をよそに、EMIギリシャの担当者がギリシャ・テッサロニキ出身のエレクトロ・ポップ・デュオMarsheaux(マルソー)に「夜明けのスキャット」を聴かせたところ、彼女たちもこの楽曲の魅力にはまり、今回のリミックスが誕生しました。
当初、EMIギリシャが国内のラジオ局でオンエアしてもらうためのプロモーション目的で制作されたこの「夜明けのスキャット(Marsheaux remix)」ですが、この楽曲の新たな魅力を紹介すべく、世界50ヶ国以上での配信が決定しました。ギリシャでは2月20日から、日本でも2月22日より、主要配信サイトでの配信がスタートします。
ギリシャの関係者は、この楽曲の魅力や、リミックス制作に至った経緯を次のように語っています。
【EMIギリシャのマーケティング担当:Angela Kollia】
「ピンク・マルティーニとの『1969』を通じて由紀さんの歌に初めて触れました。その後、彼女自身の作品集を聴かせてもらう中で、彼女の声や楽曲のアレンジに、新しさと熟成の両方を感じ、由紀さんの音楽は、若者も含めたギリシャのオーディエンスに広く伝わると確信しました。その上で、何か新しい要素を加えたいと考え、独特な味のあるMarsheauxというエレクトロ・デュオにリミックスの制作を依頼したのです。彼女たちなら、楽曲へのリスペクトを保ちながら、スタイリッシュで新鮮なアイディアを注いでくれると思ったからです。やはりいい音楽が全てです」
【リミックスを手がけたMarsheaux(マルソー)】
「EMIからこの曲を初めて聴かせてもらった時、スタヴロス・サルカコス(Stavros Xarchakos)の音楽、映画『汚れなき旅情』、女優エレーナ・ナサナエル、60年代のモノクロ映画の数々などの記憶が私たちの中に蘇りました。そこでこれらのイメージを大切にしながら、普段の私たちのシンセ・ポップとは一味違うリミックスを作ってみました。初めて知る歌手の作品を手掛けるのは未知の体験でしたが、とても楽しめました。自分たちが持つイメージや経験を活かす自由度が高いですし、私たちの思い出や美意識を投影することもできました。このリミックスには、そんな私たちの思いが表れていると思いますし、これを受け容れて下さった由紀さんに感謝します」
【「Pepper Radio」のプログラム・ディレクター:George Mouhtarides】
「新たな夜明けを彩るメロディの中で、昨日のSaori Yukiと今日のMarsheauxが出会った!」
【ジャーナリスト/ラジオDJ:Yiannis Nenes】
由紀さおりとMarsheauxが出会う場所。
歌手として、女優として、素晴らしい経歴を持つディーヴァ、由紀さおり。「夜明けのスキャット」は、そのメロディと穏やかな調和の美しさから、日本のボーカル・シーンの中で傑出しており、象徴的な作品の一つに挙げられます。Marsheauxの二人によるエレクトロな味付けは、まるで冬の終わりの日本庭園のような、甘美なエレガンスを感じさせます。さらに素晴らしいのは、このリミックスの奥底に、Marsheauxが持つギリシャのニュー・ウェーヴの曲の記憶がもたらしたと思われる、涼しげな夏の空気が流れていることです。今年は様々な場面でこの曲を聴くことになるでしょう!
実は、由紀さおりとギリシャには不思議な縁があります。1969年3月に「夜明けのスキャット」でデビュー後、同じ年の6月29日にギリシャの首都アテネの「アテネ・スタジアム」で開催された歌の国際フェスティバル「第2回 歌のオリンピアード」に日本代表として出場、2枚目のシングルとなる「天使のスキャット」を歌い、最優秀歌唱賞を受賞していたのです。当時、由紀さおりは「シンプルで覚えやすい点が受けたようです」と語っています。この43年ぶりのギリシャとの不思議な縁に、関係者も驚いています。
そんな「1969年」をもう一度ふりかえってみようと、本日より、由紀さおりオフィシャルサイトで「みんなの音楽1969」ニュース(約6分)を公開しました。これは、ロングヒット中のアルバム『1969』をモチーフに制作した、“見るラジオ番組”です。音源制作には「夜ジャズ」シリーズで著名な須永辰雄氏、ナレーションには当時から活躍されていた中川五郎氏を起用。『1969/由紀さおり&ピンク・マルティーニ』の世界と楽曲がこの時代の貴重な写真やアルバム制作時の写真とともにお楽しみいただけます。後半では「夜明けのスキャット(Marsheaux remix)」も流れます。
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また、由紀さおりは、2月3日(金)にTBS系列『金スマ』(21:00〜21:54)に出演予定です。今後もテレビ番組の出演をはじめ、さまざまな活動が予定されています。ぜひ、ご注目下さい。
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【「夜明けのスキャット (Marsheaux remix)」配信情報】
■ギリシャ配信日: 2012年2月20日(月)
■日本配信日:2012年2月22日(水)
■配信予定国(2012年2月3日現在、51ヶ国)
日本、アイルランド、アメリカ、アルゼンチン、イギリス、イタリア、エクアドル、エストニア、エルサルバドル、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、キプロス、ギリシャ、グアテマラ、コスタリカ、コロンビア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、チリ、デンマーク、ドイツ、ドミニカ共和国、ニカラグア、ニュージーランド、ノルウェー、パナマ、パラグアイ、ハンガリー、フィンランド、ブラジル、フランス、ブルガリア、ベネズエラ、ペルー、ベルギー、ポーランド、ボリビア、ポルトガル、ホンジュラス、マルタ、メキシコ、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、ルクセンブルグ
■Marsheaux(マルソー):Marianthi MelitsiとSophie Sarigiannidouからなる、ギリシャ・テッサロニキ出身のエレクトロ・ポップ・デュオ。ユニット名は、二人の名前の頭をそれぞれ合わせたもの。Depeche Mode、The Human League、OMD、Duran Duran、Soft Cell、New Order、Sparksなどに影響を受け、シンセ・サウンドやダンスに目覚める。「ポップコーン」をカバーした2003年のデビュー・シングルがヒットし、ギリシャおよびヨーロッパで有名に。これまで3枚のアルバムを発表。Katy Perry、Kylie Minogue、Moby、Depeche Modeなどのリミックスも手掛ける。
【「みんなの音楽1969」ニュースについて】
■由紀さおりオフィシャルサイトで公開 http://www.emimusic.jp/pmsy1969/html/movie.html
■Youtube http://www.youtube.com/watch?v=uTeImMjlgQc
■音楽:由紀さおり&ピンク・マルティーニ Pink Martini & Saori Yuki
■ナレーション:中川五郎氏
1949年大阪生まれ。60年代半ばからアメリカのフォーク・ソングの影響を受けて、曲を作ったり歌ったりし始め、68年に「受験生のブルース」や「主婦のブルース」を発表。70年代に入ってからは音楽に関する文章や歌詞の対訳などが活動の中心に。90年代に入ってからは小説の執筆やチャールズ・ブコウスキーの小説などさまざまな翻訳も行っている。
1969年4月、小室等のグループ六文銭とのカップリングアルバム『六文銭・中川五郎』でURCレコードからデビューする。「殺し屋のブルース」「うた」など数多くの作品がフォーク・ゲリラのレパートリーになった。
最新アルバムは2006年秋の『そしてぼくはひとりになる』(シールズ・レコード)。
【由紀さおりプロフィール】
本名・安田章子。小学生時代、ひばり児童合唱団に所属。童謡歌手として活躍。その後、NHK 歌のお姉さん、アニメの声優、CM ソングなどで活躍。
1969 年由紀さおりとして「夜明けのスキャット」でデビュー。女優として映画、ドラマへ出演、司会、バラエティ、姉 安田祥子とのコンサート活動と幅広く活躍。2009 年デビュー40 周年を迎え、歌謡曲のコンサートをスタート。
■由紀さおりオフィシャルサイト http://www.emimusic.jp/pmsy1969/
■EMI Music Japan アーティストサイト http://www.emimusic.jp/artist/yuki-yasuda/