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繁忙期の退社時間、賃貸仲介業の4割は夜9時以降、中間管理職では半数近く!不動産業界の働き方改革は?繁忙期に関する調査 いえらぶGROUP




[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8550/476/8550-476-1a79cb75325a04584d7103db4a9048bb-1201x631.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


不動産業界のDXに取り組む株式会社いえらぶGROUP(本社:東京都新宿区、代表:岩名泰介、以下「いえらぶGROUP」)は、不動産会社およびエンドユーザー1,486名に対し実施した「2024年の繁忙期に関する調査」の結果を発表します。
1. 繁忙期、賃貸仲介会社は21時以降の退社が40%!中間管理職では48%!
賃貸仲介会社の40.4%、中でも主任から課長級の47.6%は21時以降に退社。対して賃貸管理会社の62.2%は20時前に退社。業務内容だけでなくDXの進捗も理由?
2. 2023年より忙しいとの回答が52%、1月後半からピーク開始
2023年と比べ、賃貸仲介会社の51.5%が「忙しかった」と回答。さらに32.4%が「ピークが早かった」と答え、31.6%が最も忙しかった時期として1月後半を選択。
3. 住まい探しの不満、1位は仲介手数料!重視する点、1位はスタッフの印象
エンドユーザーによる住まい探し時の不満、1位は仲介手数料、2位は返信の遅さ、3位はおとり物件。不動産会社選びで重視するのはスタッフの印象、口コミ、情報量、返信の速さの順。

1. 繁忙期、賃貸仲介会社は21時以降の退社が40%!中間管理職では48%!
2024年繁忙期の退社時間を聞いたところ、賃貸仲介会社の40.4%、特に主任から課長といった中間管理職の47.6%が21時以降と回答しました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8550/476/8550-476-3c3b00b1993d2b7073f83d82f1210896-1201x631.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


賃貸仲介会社は接客業務が多く、事務作業を閉店後に行うため退社時間が遅くなっているとも想定されます。加えて、繁忙期には契約の確認やクレーム対応が増え、中間管理職の業務増加につながっていると推測されます。
労働政策研究・研修機構は、働き方改革により中間管理職の業務負荷・労働時間が増加したと報じています。一般社員の残業削減や効率化が進む一方、管理職は労働時間管理の厳格化や部下の業務の肩代わりで、持ち帰り残業の増加と業務負荷への不満が増えました(※1)。

また、賃貸管理会社の62.2%は退社時間を20時前と回答し、業種間で差が出ました。2023年の調査では、DXを進めている/取り組む予定の賃貸管理会社は62.4%と、賃貸仲介会社(40.8%)の1.5倍でした(※2)。DXの取り組みも残業時間の削減につながったと想定されます。

2. 2023年より忙しいとの回答が52%、1月後半からピーク開始
2023年と比べて忙しかったか聞いたところ、賃貸仲介会社の51.5%が「忙しかった」・「少し忙しかった」と回答しました。また、32.4%が昨年よりもピークが早かったと回答しています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8550/476/8550-476-ed57335b2cb51198566478191ad92f86-1201x631.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


当社が本年6月に発表した賃貸市場動向調査でも、全国で賃貸市場が活性化しており、特にシングル向けの物件賃料が31都道府県で上昇しています(※3)。
また賃貸仲介会社に、もっとも忙しかった時期を複数回答で尋ねたところ、1月後半が31.6%、2月前半が49.3%、2月後半が53.7%、3月前半が42.6%と1月後半から徐々に繁忙期が始まっていたことが分かります。

コロナ前と比べた忙しさ、繁忙期の時期についても賃貸仲介会社に尋ねました。
その結果、「忙しくなかった」「あまり忙しくなかった」の21.3%に対し、「忙しかった」「少し忙しかった」が39.7%で約2倍でした。また「遅かった」の5.9%に対し、「早かった」が24.3%と4倍を超えました。コロナ前と比べても、忙しさが増し、ピークが早まったことが分かります。

3. 住まい探しの不満、1位は仲介手数料!重視する点、1位はスタッフの印象
2024年に引越しをした人に聞いた「住まい探しにおける不満」の1位は「仲介手数料」(36.0%)、2位は「返信の遅さ」(30.4%)、3位は「おとり物件」(26.0%)でした。不動産会社選びで重視する点では1位「スタッフの印象」(32.2%)、2位「口コミ」(31.3%)、3位「サイトの情報量」(30.4%)となりました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8550/476/8550-476-a208dbc3f5c8abb98f348b248135e4ba-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


世代別に分けると、若年層(20代以下)は仲介手数料とおとり物件に不満を持ち、返信の速さ、スタッフの印象を重視しています。若年層は、限られた予算の中で効率的に物件を探すため、仲介手数料やおとり物件に敏感で、迅速なコミュニケーションを求めていると推測されます。

中年層(30〜40代)では仲介手数料に不満を持ち、口コミの良さ、スタッフの印象、返信の速さを重視します。家族構成やライフスタイルの変化により、慎重になり、他者の意見を参考にする口コミ評価やスタッフの対応力を重要視する傾向が高まります。

高齢層(50代以上)では仲介手数料の割合は下がり、返信の遅さや接客態度に不満を持ち、大手や地元の不動産会社やポータル/自社サイトの情報量を重視する傾向があります。豊富な経験をもとに信頼できるサービスを求めるため、仲介手数料よりも対応の質を重視します。

各社の業績向上には、良質な口コミも一定の効果が見込まれます。ただし2023年10月に景品表示法に追加された、いわゆる「ステマ規制」にも注意が必要です。2024年6月には高評価の口コミを依頼した企業が措置命令を受けました(※4)。

自由記述形式で集めた「引越し・住まい探しで困ったこと」の回答723件をChatGPT-4oで解析したところ、最も多いのは騒音トラブルでした。次いで引越業者、物件情報に関する回答が寄せられました。

特に都市部では住宅が密集しているため騒音のトラブルが多く見られます。
2位の引越業者については高価格、日程調整が難しいなどの回答がありました。2024年問題の影響を受け、ドライバー不足を理由に3月分の引越依頼を100件断った会社があるなど「引っ越し難民」が生じていると報じられています(※5)。
3位は物件情報に関するトラブル。物件の現状が分かりづらい、写真と実際の物件が異なるといった回答が寄せられています。動画の活用も一つの解決策と考えられます。

回答の抜粋
・上階の子どもの足音が、リモートワークの妨げになった(神奈川県 30代 会社員)
・内見時に気付かなかったが、防音が悪く隣人の騒音が気になった(群馬県 30代 会社員)
・繁忙期だと業者が決まらず引越日程が決められなかった(兵庫県 40代 パート社員)
・どの業者も高く引越しの費用が予算を超えてしまった(奈良県 40代 会社員)
・掲載されている写真が少なく情報が足りなかった(愛知県 20代 学生)

■いえらぶGROUP 常務取締役 庭山健一 コメント
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8550/476/8550-476-7e62e0c1bfc7019369d315e2eaf52427-250x249.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

このたびの調査で、不動産会社の皆様の繁忙期における業務過多を改めて実感しました。また、エンドユーザーの方からは物件情報の正確性と迅速な対応を求める声が多数寄せられています。

当社ではLINEを活用した自動返信や、動画での物件紹介などを通じ、不動産会社様の業務効率化を進めるとともに、顧客満足度の向上を後押ししてまいります。



いえらぶGROUPでは、引き続き不動産会社の皆様にパートナーとして選んでいただけるよう、DX支援に全力を尽くし、不動産業界の働き方改革に貢献できるよう努めます。

下記にて、DXの取り組みに成功している会社様の事例を、業種ごとにまとめております。当社サービス以外をご利用の方にも役立つ内容ですので、是非ともご覧くださいませ。

■「不動産会社 業種別DX事例」ダウンロードはこちら
?賃貸仲介会社:物件入力の時間を大幅に削減し、接客に割ける時間が増加!
https://ielove-cloud.jp/downloads/case2-optimize/?賃貸管理会社:賃貸管理システムの導入で4割業務削減!
https://ielove-cloud.jp/downloads/case2-kanri/

?売買仲介会社:ホームページ集客で反響が2倍に!
https://ielove-cloud.jp/downloads/case2-sale/

■調査概要
調査期間:2024年5月3日〜2024年5月13日
調査機関:株式会社いえらぶGROUP
調査対象:【エンドユーザー】「いえらぶコラム」読者や当社SNSフォロワーなど、【不動産会社】「いえらぶCLOUD」を利用している不動産会社の従業員など
有効回答:【エンドユーザー】1,149件、【不動産会社】337件
調査手法:インターネット調査

▽本リリースに関する問い合わせ
https://ielove-cloud.jp/news/entry-872#mail

■いえらぶGROUPについて
いえらぶGROUPは「ITの力を使って不動産会社の業務を効率化する」「誰もが快適に住まいを探せる環境をつくる」を使命に、2008年に誕生した不動産テック企業です。不動産業界向けバーティカルSaaS「いえらぶCLOUD」「いえらぶBB」は全国25,000社以上で利用されています。

SaaSの提供だけでなく、グループ各社を通じてSNSマーケティングや賃貸管理業務・駐車場運営管理の代行など、幅広く不動産業界を支援しています。また、利益相反の観点からも、宅地建物取引業者の登録・不動産取引業に参入する予定はございません。

会社名:株式会社いえらぶGROUP
代表者:岩名泰介
設立 :2008年1月
資本金:3,825万円
所在地:東京都新宿区西新宿 2-6-1 新宿住友ビル24階
コーポレートサイト:https://www.ielove-group.jp/
不動産事業者向けサービス紹介サイト:https://ielove-cloud.jp/
※1【独立行政法人 労働政策研究・研修機構】「管理職ヒアリング調査結果―管理職の働き方と職場マネジメント―」
https://www.jil.go.jp/institute/siryo/2022/documents/0254.pdf
※2【PRTIMES】「不動産業界の働き方・DXに関する調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000401.000008550.html
※3【PRTIMES】「2024年4月賃貸市場動向分析」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000470.000008550.html
※4【消費者庁】「景品表示法に基づく措置命令について」 https://www.caa.go.jp/notice/entry/038178/
※5【読売新聞】「「引っ越し難民」が深刻化、3月分100件断った業者も…「2024年問題」で人手不足に拍車」
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240401-OYT1T50103/
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