CO2回収ユーザーカンファレンスをバーレーンで開催 お客様の声を反映し、さらなる技術・性能・サービスの向上へ
[23/06/29]
提供元:PRTIMES
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◆ 当社CO2回収技術を採用する顧客同士の、オペレーションに関する情報交換・交流の場を提供
◆ 政府関係者や多くの企業・団体に当社の最新技術・実績をPR、中東地域におけるプレゼンス向上につなげる
[画像1: https://prtimes.jp/i/25611/483/resize/d25611-483-c22d653b5aeec4d11c11-0.jpg ]
三菱重工業は、当社のCO2回収技術を採り入れている顧客を中心としたユーザーカンファレンスを、バーレーンの首都マナーマで5月17、18日に開催しました。当社の最新技術を紹介し、ユーザー同士のオペレーションに関する情報交換・交流の場を提供するとともに、お客様の声を直接聞くことで当社の技術、性能、サービスをさらに向上させることを目的に、バーレーンの石油化学会社であるガルフ・ペトロケミカル・インダストリーズ社(Gulf Petrochemical Industries Co.:GPIC)と共同で開催したものです。
会場には、バーレーンの石油・環境大臣や在バーレーン日本国大使も来場、既存顧客やバーレーン企業・政府関係者・大学関係者など計18の企業・団体から100名近くが出席し、闊達な交流が行われました。バーレーンの環境保護政策の強化に対して、当社グループが有する最新技術や実績が貢献できる点をPRするとともに、CO2回収分野への関心が高い出席者からの積極的な問い合わせにも対応することで、中東地域における当社グループのプレゼンス向上につながりました。
今回のカンファレンスは、当社がGPICの石油化学プラント向けにCO2回収技術を供与した実績があることから共同開催されたもので、共同でのユーザーカンファレンス開催は2015年に続いて2度目となります。当社は、今後もお客様の声に耳を傾けつつ、さらなる技術革新を進めるとともに、CO2回収技術供与や機器供給にとどまらず、プラント運転後の顧客ニーズに寄り添ったサービスの拡充に努めます。
三菱重工グループは2040年のカーボンニュートラル達成を宣言し、エネルギー供給側の脱炭素化に戦略的に取り組んでおり、多種多様なCO2排出源と貯留・利活用をつなげるCO2エコシステム構築はその柱の1つです。当社グループは独自のCO2回収技術を活用し、CCUS(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage)事業を強力に推進するとともに、ソリューションプロバイダーとして温室効果ガス排出削減に地球規模で貢献し、環境保護に寄与するソリューションの開発をさらに進めていきます。
参加者コメント
■バーレーン王国 ムハンマド・ビン・ムバーラク・ビン・ダイナ石油・環境大臣
バーレーンは、CO2排出量を削減し、カーボンニュートラルを達成するための環境政策とプロジェクトの推進を強化していきます。CO2回収分野における最新技術や研究を紹介するカンファレンスを開催したGPICと三菱重工に感謝の意を表します。
■在バーレーン日本国大使館 宮本 雅行特命全権大使
人類が存在する限りCO2排出を完全になくすことはできないため、排出したCO2を減らすことが重要であり、それゆえにCCSやCCUSが脚光を浴びています。日本を代表するCO2回収技術プロバイダーである三菱重工が、バーレーンをはじめとする各国のカーボンニュートラル社会実現に向けた歩みを支援してきたことを誇りに思います。
■ガルフ・ペトロケミカル・インダストリーズ社 ヤセル・アブドゥルラヒム・アラバシCEO
このカンファレンスは、CCUSに関する技術と利点を追求するためのプラットフォームとしての役割を持たせるとともに、商用利用可能なCO2回収プロセスの最新技術を紹介しています。GPICは、三菱重工と共同で中東において初のCO2回収プラントを建設したパイオニアです。本カンファレンスにより、2060年までにネットゼロ達成とのバーレーンの目標を達成するための重要なステップであるCO2回収に関する専門知識や見解を共有することができ、開催にあたり再び協力できることを喜ばしく思います。
■三菱重工業株式会社 エンジニアリングセグメント 洲崎 誠セグメント長代理
2050年のカーボンニュートラル達成に向け、世界中でさまざまな取り組みや法整備が進められるなか、当社もCO2エコシステム構築に取り組んでおり、CO2回収のみならずCCUSバリューチェーン全体でのソリューション提供を検討しています。お客様とともに培ってきたCO2回収技術は世界トップクラスであると自負しており、今後も真摯にお客様のご意見に耳を傾け、さらなる改善・開発を進めていきます。
三菱重工グループのCO2回収技術について
三菱重工グループは、1990年から関西電力株式会社と共同でCO2回収技術KM CDR Process(TM)やAdvanced KM CDR Process(TM)の開発に取り組んでいます。2023年6月現在、KM CDR Process(TM)を用いたプラントを15基納入しており、さらに3基を現在建設中です。またAdvanced KM CDR Process(TM)には、これまで納入した商用のCO2回収プラント15基全てで採用されているアミン吸収液KS-1(TM)に技術改良を加えたKS-21(TM)が採用されています。KS-21TMは、KS-1(TM)と比べて再生効率に優れ劣化も少ないといった特長を持ち、優れた省エネルギー性能と運用コストの低減および低いアミンエミッションが確認されています。
【三菱重工グループ「CO2回収技術」製品情報はこちら】
https://www.mhi.com/jp/products/engineering/co2plants.html
[画像2: https://prtimes.jp/i/25611/483/resize/d25611-483-ee9d15d31319b9192d8c-1.jpg ]
■三菱重工業株式会社
ウェブサイト:https://www.mhi.com/jp/
オンラインマガジン「SPECTRA」(日本語):https://spectra.mhi.com/jp
公式Twitter:@MHI_GroupJP
◆ 政府関係者や多くの企業・団体に当社の最新技術・実績をPR、中東地域におけるプレゼンス向上につなげる
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三菱重工業は、当社のCO2回収技術を採り入れている顧客を中心としたユーザーカンファレンスを、バーレーンの首都マナーマで5月17、18日に開催しました。当社の最新技術を紹介し、ユーザー同士のオペレーションに関する情報交換・交流の場を提供するとともに、お客様の声を直接聞くことで当社の技術、性能、サービスをさらに向上させることを目的に、バーレーンの石油化学会社であるガルフ・ペトロケミカル・インダストリーズ社(Gulf Petrochemical Industries Co.:GPIC)と共同で開催したものです。
会場には、バーレーンの石油・環境大臣や在バーレーン日本国大使も来場、既存顧客やバーレーン企業・政府関係者・大学関係者など計18の企業・団体から100名近くが出席し、闊達な交流が行われました。バーレーンの環境保護政策の強化に対して、当社グループが有する最新技術や実績が貢献できる点をPRするとともに、CO2回収分野への関心が高い出席者からの積極的な問い合わせにも対応することで、中東地域における当社グループのプレゼンス向上につながりました。
今回のカンファレンスは、当社がGPICの石油化学プラント向けにCO2回収技術を供与した実績があることから共同開催されたもので、共同でのユーザーカンファレンス開催は2015年に続いて2度目となります。当社は、今後もお客様の声に耳を傾けつつ、さらなる技術革新を進めるとともに、CO2回収技術供与や機器供給にとどまらず、プラント運転後の顧客ニーズに寄り添ったサービスの拡充に努めます。
三菱重工グループは2040年のカーボンニュートラル達成を宣言し、エネルギー供給側の脱炭素化に戦略的に取り組んでおり、多種多様なCO2排出源と貯留・利活用をつなげるCO2エコシステム構築はその柱の1つです。当社グループは独自のCO2回収技術を活用し、CCUS(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage)事業を強力に推進するとともに、ソリューションプロバイダーとして温室効果ガス排出削減に地球規模で貢献し、環境保護に寄与するソリューションの開発をさらに進めていきます。
参加者コメント
■バーレーン王国 ムハンマド・ビン・ムバーラク・ビン・ダイナ石油・環境大臣
バーレーンは、CO2排出量を削減し、カーボンニュートラルを達成するための環境政策とプロジェクトの推進を強化していきます。CO2回収分野における最新技術や研究を紹介するカンファレンスを開催したGPICと三菱重工に感謝の意を表します。
■在バーレーン日本国大使館 宮本 雅行特命全権大使
人類が存在する限りCO2排出を完全になくすことはできないため、排出したCO2を減らすことが重要であり、それゆえにCCSやCCUSが脚光を浴びています。日本を代表するCO2回収技術プロバイダーである三菱重工が、バーレーンをはじめとする各国のカーボンニュートラル社会実現に向けた歩みを支援してきたことを誇りに思います。
■ガルフ・ペトロケミカル・インダストリーズ社 ヤセル・アブドゥルラヒム・アラバシCEO
このカンファレンスは、CCUSに関する技術と利点を追求するためのプラットフォームとしての役割を持たせるとともに、商用利用可能なCO2回収プロセスの最新技術を紹介しています。GPICは、三菱重工と共同で中東において初のCO2回収プラントを建設したパイオニアです。本カンファレンスにより、2060年までにネットゼロ達成とのバーレーンの目標を達成するための重要なステップであるCO2回収に関する専門知識や見解を共有することができ、開催にあたり再び協力できることを喜ばしく思います。
■三菱重工業株式会社 エンジニアリングセグメント 洲崎 誠セグメント長代理
2050年のカーボンニュートラル達成に向け、世界中でさまざまな取り組みや法整備が進められるなか、当社もCO2エコシステム構築に取り組んでおり、CO2回収のみならずCCUSバリューチェーン全体でのソリューション提供を検討しています。お客様とともに培ってきたCO2回収技術は世界トップクラスであると自負しており、今後も真摯にお客様のご意見に耳を傾け、さらなる改善・開発を進めていきます。
三菱重工グループのCO2回収技術について
三菱重工グループは、1990年から関西電力株式会社と共同でCO2回収技術KM CDR Process(TM)やAdvanced KM CDR Process(TM)の開発に取り組んでいます。2023年6月現在、KM CDR Process(TM)を用いたプラントを15基納入しており、さらに3基を現在建設中です。またAdvanced KM CDR Process(TM)には、これまで納入した商用のCO2回収プラント15基全てで採用されているアミン吸収液KS-1(TM)に技術改良を加えたKS-21(TM)が採用されています。KS-21TMは、KS-1(TM)と比べて再生効率に優れ劣化も少ないといった特長を持ち、優れた省エネルギー性能と運用コストの低減および低いアミンエミッションが確認されています。
【三菱重工グループ「CO2回収技術」製品情報はこちら】
https://www.mhi.com/jp/products/engineering/co2plants.html
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