日本初! クッキーに依存しない、推定した検索キーワードに基づくターゲティング広告を提供
[23/10/25]
提供元:PRTIMES
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シンガポールのVatic社と連携
大日本印刷株式会社(本社:東京 代表取締役社長:北島義斉 以下:DNP)は、独自のデジタル広告配信ソリューションを開発・提供するシンガポールのVaticAI(バティックエーアイ、以下Vatic)社と連携し、サードパーティークッキー*1(以下:クッキー)に依存しないターゲティング(追跡型)広告の配信・分析サービスの提供を2023年10月26日(木)に開始します。このサービスは日本で初めての提供であり、クッキーを使わず推定した検索キーワードに基づいてターゲティングが可能です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/69194/485/resize/d69194-485-1bf9e6c88a1d5212d36a-0.jpg ]
近年、プライバシー保護の観点からクッキーの利用が規制され始めており、2024年後半には全面的に廃止される予定です。そのため、クッキーに依存しない広告サービスが求められています。その一つとして、Webサイトの内容を解析して、広告配信先に適したWebサイトを選定する「コンテクスチュアル・ターゲティング広告*2」が注目されているものの、Webサイトの来訪者の属性を加味したターゲティングができないなどの課題がありました。
こうした課題に対してDNPは今回、Vatic社のサービスを用いて、より広告と関連性の高い配信先Webサイトと、広告に対して興味を持ちやすいWebサイト来訪者の両方をターゲティングして広告表示を行なうことで、効果の高い広告配信を実現します。
【サービスの特長】
1)ターゲットとなる可能性の高い人が訪れるWebサイトを選別
Vatic社は、Webサイトの「パーパス(意図)」を解析した上で、生活者がそのWebサイトに訪問(流入)する可能性の高い検索キーワードを推定するアルゴリズムを強みとしています。今回、Vatic社が推定したWebサイト側の検索エンジンで検索されやすいキーワードと、広告主が設定する広告と親和性の高いキーワードを照合して、広告ごとに親和性の高いWebサイト(配信先)を選定し、広告表示の効果を高めていきます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/69194/485/resize/d69194-485-a5784e2cd9f1e5511133-1.jpg ]
2)各Webサイトの来訪者のうち、広告に対して行動を起こしやすい人を選別
本サービスでは、抽出したWebサイトに来訪した人の中で、広告に興味を持ちやすい属性の人に限定して広告を表示します。この機能は、生活者が会員サイト等を利用する際に、広告用途での利用に同意して個人の属性を提供した場合、その属性情報を暗号化してIDを作成し、類似の属性を持つID群(コホート)として活用することで実現します。Webサイトの来訪者の中で、広告内容の製品・サービスに高い関心を示すことが予測される属性のコホートに限定して広告を配信することで、よりピンポイントかつセキュアなターゲティングにつなげていきます。
3)広告対象のWebサイトにユーザーが10秒以上滞在した段階で広告料金が発生
デジタル広告の多くはクリック数に応じて課金されますが、本サービスはWebサイトの来訪者が広告をクリックした後10秒以上広告主のWebサイトに滞在した場合にのみ広告料金が発生します。広告主は、購買等の行動の見込みが高い来訪者に、優先的に費用を使うことができます。
【Vatic社CEO Michael Hahn氏からのコメント】
「150年に達しようとしている歴史を持ち、印刷およびデジタルサービスのリーディングカンパニーであるDNPと連携できることをうれしく思います。DNPは強固な顧客基盤を持ち、日本市場に対する深い理解があります。DNPはVaticのグローバルAI広告ソリューションの日本における最初で唯一のプロバイダーです。私たちはこの協業により、ユーザーのプライバシー保護を常に最優先に考え、日本の多くの企業が広告の目標を達成し、場合によっては目標を超えるお手伝いができることを確信しています。
独自の最先端技術を展開するDNPの革新的な能力により、この連携はVaticとDNPの双方にとって大幅な市場シェアの拡大と売り上げの増加が期待されます。」
【今後の展開】
DNPは、クッキーを使わずにWeb広告の効果を高めたいというニーズに対して、すでに多様なサービスが展開されている海外市場を調査しています。そして、他社に先んじて、グローバルIDベンターと提携し、商材の認知促進から購買等の行動促進に至るまでの幅広い目的で活用できるクッキーレスIDソリューションを国内に導入する取り組みを進めています。購買等の行動促進に強みを持つ本サービスを既存のソリューションと組み合わせて、本サービスの提供を進め、2025年までに累計100億円の売上を目指します。
また、個人情報保護と企業等の広告活動を両立するデジタル広告ソリューションの開発・提供をさらに進め、“ポストクッキー”のサービスを拡充するとともに、新しい顧客データ分析基盤の開発も進めていく予定です。
*1サードパーティークッキー:ユーザーの閲覧先サイトではない第三者の広告事業者等のサーバーが発行し、ユーザーのPC等の中に作成するファイル。
*2 コンテクスチュアル・ターゲティング広告:Webサイト内のテキスト、画像、動画等を解析し、その内容(文脈:コンテキスト)に最も適した広告を選び出して、Webサイト内の広告枠に表示する広告配信手法。
参考: Vatic社のWebサイトURL → https://vaticai.com/
※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに記載された仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
大日本印刷株式会社(本社:東京 代表取締役社長:北島義斉 以下:DNP)は、独自のデジタル広告配信ソリューションを開発・提供するシンガポールのVaticAI(バティックエーアイ、以下Vatic)社と連携し、サードパーティークッキー*1(以下:クッキー)に依存しないターゲティング(追跡型)広告の配信・分析サービスの提供を2023年10月26日(木)に開始します。このサービスは日本で初めての提供であり、クッキーを使わず推定した検索キーワードに基づいてターゲティングが可能です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/69194/485/resize/d69194-485-1bf9e6c88a1d5212d36a-0.jpg ]
近年、プライバシー保護の観点からクッキーの利用が規制され始めており、2024年後半には全面的に廃止される予定です。そのため、クッキーに依存しない広告サービスが求められています。その一つとして、Webサイトの内容を解析して、広告配信先に適したWebサイトを選定する「コンテクスチュアル・ターゲティング広告*2」が注目されているものの、Webサイトの来訪者の属性を加味したターゲティングができないなどの課題がありました。
こうした課題に対してDNPは今回、Vatic社のサービスを用いて、より広告と関連性の高い配信先Webサイトと、広告に対して興味を持ちやすいWebサイト来訪者の両方をターゲティングして広告表示を行なうことで、効果の高い広告配信を実現します。
【サービスの特長】
1)ターゲットとなる可能性の高い人が訪れるWebサイトを選別
Vatic社は、Webサイトの「パーパス(意図)」を解析した上で、生活者がそのWebサイトに訪問(流入)する可能性の高い検索キーワードを推定するアルゴリズムを強みとしています。今回、Vatic社が推定したWebサイト側の検索エンジンで検索されやすいキーワードと、広告主が設定する広告と親和性の高いキーワードを照合して、広告ごとに親和性の高いWebサイト(配信先)を選定し、広告表示の効果を高めていきます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/69194/485/resize/d69194-485-a5784e2cd9f1e5511133-1.jpg ]
2)各Webサイトの来訪者のうち、広告に対して行動を起こしやすい人を選別
本サービスでは、抽出したWebサイトに来訪した人の中で、広告に興味を持ちやすい属性の人に限定して広告を表示します。この機能は、生活者が会員サイト等を利用する際に、広告用途での利用に同意して個人の属性を提供した場合、その属性情報を暗号化してIDを作成し、類似の属性を持つID群(コホート)として活用することで実現します。Webサイトの来訪者の中で、広告内容の製品・サービスに高い関心を示すことが予測される属性のコホートに限定して広告を配信することで、よりピンポイントかつセキュアなターゲティングにつなげていきます。
3)広告対象のWebサイトにユーザーが10秒以上滞在した段階で広告料金が発生
デジタル広告の多くはクリック数に応じて課金されますが、本サービスはWebサイトの来訪者が広告をクリックした後10秒以上広告主のWebサイトに滞在した場合にのみ広告料金が発生します。広告主は、購買等の行動の見込みが高い来訪者に、優先的に費用を使うことができます。
【Vatic社CEO Michael Hahn氏からのコメント】
「150年に達しようとしている歴史を持ち、印刷およびデジタルサービスのリーディングカンパニーであるDNPと連携できることをうれしく思います。DNPは強固な顧客基盤を持ち、日本市場に対する深い理解があります。DNPはVaticのグローバルAI広告ソリューションの日本における最初で唯一のプロバイダーです。私たちはこの協業により、ユーザーのプライバシー保護を常に最優先に考え、日本の多くの企業が広告の目標を達成し、場合によっては目標を超えるお手伝いができることを確信しています。
独自の最先端技術を展開するDNPの革新的な能力により、この連携はVaticとDNPの双方にとって大幅な市場シェアの拡大と売り上げの増加が期待されます。」
【今後の展開】
DNPは、クッキーを使わずにWeb広告の効果を高めたいというニーズに対して、すでに多様なサービスが展開されている海外市場を調査しています。そして、他社に先んじて、グローバルIDベンターと提携し、商材の認知促進から購買等の行動促進に至るまでの幅広い目的で活用できるクッキーレスIDソリューションを国内に導入する取り組みを進めています。購買等の行動促進に強みを持つ本サービスを既存のソリューションと組み合わせて、本サービスの提供を進め、2025年までに累計100億円の売上を目指します。
また、個人情報保護と企業等の広告活動を両立するデジタル広告ソリューションの開発・提供をさらに進め、“ポストクッキー”のサービスを拡充するとともに、新しい顧客データ分析基盤の開発も進めていく予定です。
*1サードパーティークッキー:ユーザーの閲覧先サイトではない第三者の広告事業者等のサーバーが発行し、ユーザーのPC等の中に作成するファイル。
*2 コンテクスチュアル・ターゲティング広告:Webサイト内のテキスト、画像、動画等を解析し、その内容(文脈:コンテキスト)に最も適した広告を選び出して、Webサイト内の広告枠に表示する広告配信手法。
参考: Vatic社のWebサイトURL → https://vaticai.com/
※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに記載された仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。