このエントリーをはてなブックマークに追加
SEOTOOLSロゴ画像

SEOTOOLSニュース 

SEOに関連するニュースリリースを公開しております。
最新のサービス情報を、御社のプロモーション・マーケティング戦略の新たな選択肢としてご活用下さい。

幼稚園・保育園以外で「友だち」と遊ぶ幼児、20年間で56%から27%へ半減~幼児の育ちを支える場は、園と家庭が中心に〜

幼児の保護者、約4,000名が対象。20年間の幼児の親子の変化を捉える調査「第5回 幼児の生活アンケート」




 株式会社ベネッセホールディングス(本社:岡山市)の社内シンクタンク「ベネッセ教育総合研究所」では、2015年2月から3月に、首都圏に住む0歳から6歳(就学前)の乳幼児をもつ保護者4,034名を対象に、「第5回 幼児の生活アンケート」を実施しました。この調査は1995年、2000年、2005年、2010年の実施につづき5回目となります。少子化や共働き世帯の増加などの社会環境の変化の中で、子どもの生活や母親の子育て観がどう変化してきたのかを20年間の比較を通して把握できる、他に類を見ない貴重な資料です。
[表1: http://prtimes.jp/data/corp/120/table/492_1.jpg ]



主な調査結果は以下の通りです。

[表2: http://prtimes.jp/data/corp/120/table/492_2.jpg ]



【調査結果からの考察】

 今の子育て世代が幼少期を過ごした頃、幼児の育ちを支える場所は家庭と園と地域にありました。しかし現在、幼児が地域で友だちと遊ぶ機会が少なくなってきていることが本調査からわかりました。平日に園以外で「友だち」と遊ぶ幼児が20年間で半減しています。背景には、少子化以外にも保育園児の増加や、(幼稚園児も含めて)園で過ごす時間が長くなっていることがあげられます。子どもの友だち付き合いに力を入れる母親も5年間でやや減少傾向にあります。また、園以外で友だちと遊ぶ割合が減少する一方で、母親と遊んだり、母親の不在時に父親が子どもの面倒を見る割合は増加していて、親子の関わりは密になっています。幼児の育ちを支える日常的な場が、家庭と園に集中してきているようです。

 幼児が多様な人と関わることは、より豊かな成長につながると考えます。園以外で友だちと遊ぶ際には友だちだけでなく、友だちの家族と話すこともあるでしょう。保護者にとっても、他の子どもの様子を見たり、他の保護者の子どもへの関わり方を知る機会は子育ての参考になります。

 地域では行政が園や保護者と一体となり、地域の特色を活かしながら環境整備や新たな取り組みをすることが極めて重要ではないでしょうか。ベネッセ教育総合研究所は本調査の結果を踏まえ、よりよい子育て環境の実現に資する研究と社会への発信を行ってまいります。

【調査概要】

[表3: http://prtimes.jp/data/corp/120/table/492_3.jpg ]



ベネッセ教育総合研究所のホームページからも、本リリース資料をダウンロードできます。
また、今後さらに分析を進め、2016年夏ごろに調査結果をまとめたレポートを掲載する予定です。
http://berd.benesse.jp/

【結果の詳細】
1.平日、園以外で「友だち」と遊ぶ幼児は20年間で減少して、親子の関わりが密になった
●「平日、(幼稚園・保育園以外で)遊ぶことの多い相手」として「友だち」が56.1%から27.3%に減少して、「母親」が55.1%から86.0%に増加した(95年調査→15年調査)。とくに変化が大きい幼稚園児では、園以外で「友だち」と遊ぶ割合は72.9%から44.5%に減少して、「母親」は33.6%から82.1%に増加した。

[画像1: http://prtimes.jp/i/120/492/resize/d120-492-379381-1.jpg ]


[画像2: http://prtimes.jp/i/120/492/resize/d120-492-125682-7.jpg ]


[画像3: http://prtimes.jp/i/120/492/resize/d120-492-115087-8.jpg ]



●母親が家を空けるとき、子どもの面倒を見る「父親」は50.9%から65.7%に増加した(05年調査→15年調査)。
[画像4: http://prtimes.jp/i/120/492/resize/d120-492-523617-2.jpg ]


2.子どもの「友だち付き合い」に力を入れる幼児の母親が5年間でやや減少傾向にある
●母親が子育てで「友だちと一緒に遊ぶこと」に「とても」力を入れる割合は25.4%から19.6%へ減少した(10年調査→15年調査)。
[画像5: http://prtimes.jp/i/120/492/resize/d120-492-316993-3.jpg ]


●園への要望では、「集団生活のルールを教えてほしい」、「子どもに友だち付き合いが上手になるような働きかけをしてほしい」(幼稚園児のみ)が減少傾向にある(10年調査→15年調査)。

[画像6: http://prtimes.jp/i/120/492/resize/d120-492-597199-4.jpg ]


3.幼児が幼稚園や保育園で過ごす時間が長くなり、園の役割が増している
●幼児が園に向けて家を出てから帰るまでの平均時間は、幼稚園児6時間11分、保育園児9時間34分であり、20年前からそれぞれ32分、58分長くなっている(95年調査→15年調査)。園での滞在の長時間化が考えられる。

[画像7: http://prtimes.jp/i/120/492/resize/d120-492-414545-5.jpg ]


●「しつけや教育の情報源」として「園の先生」を選択する比率は、幼稚園児の母親で43.4%であった。選択肢として示した人の情報源の中で「母親の友人・知人」に次ぐ2位である。保育園児の母親では「園の先生」が70.6%であり、すべての項目の中でもっとも高かった(15年調査)。

[画像8: http://prtimes.jp/i/120/492/resize/d120-492-987220-6.jpg ]

                                                 以上
PRTIMESリリースへ
SEOTOOLS News Letter

SEOに役立つ情報やニュース、SEOTOOLSの更新情報などを配信致します。


 powered by blaynmail
キングソフト インターネットセキュリティ
SEOTOOLSリファレンス
SEO対策
SEOの基礎知識
SEOを意識したサイト作り
サイトマップの作成
サイトの登録
カテゴリ(ディレクトリ)登録
カテゴリ登録(モバイル
検索エンジン登録
テキスト広告
検索連動型(リスティング)広告
プレスリリースを利用したSEO


TOPへ戻る