STとイタリア技術研究所、研究開発で協力することに合意
[14/04/08]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
イタリア技術研究所の最新の人間型ロボット「iCub」が、STのマイコン、モーション・センサ、モータ制御技術を採用
多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーの
STマイクロエレクトロニクス(NYSE: STM、以下ST)と、イタリアの国際的な
科学技術研究センターであるイタリア技術研究所(IIT: Istituto Italiano di
Tecnologia)は、ロボット工学、神経科学、エネルギー・環境、健康および安全
を含む幅広い分野での研究活動において、長期的な協力を行うことに合意しました。
本合意は、両者の長年にわたる協力関係を基盤としており、その有効期間は
3年間です。またこの協力は、ロボット工学、ナノ・テクノロジー、パターン
解析、コンピュータ・ビジョンといった長期的なメガトレンドに関するイタリア
技術研究所の高度な専門性と、半導体技術および設計に関するSTの最先端の
ノウハウの相乗効果を生み出すため、複数の共同研究プログラムを利用します。
STのシステム・ラボ & サブシステム製品グループ・ジェネラル・マネージャで
あるNunzio Abbateは、次の様にコメントしています。「STは、当社のビジネス
指向の研究開発活動と、研究機関や大学で進められている長期的研究の組み合わ
せで生まれる価値を、常に意識しています。今回のイタリア技術研究所との協力
強化は、半導体の幅広い応用分野において、当社のお客様ならびにそのプロジェ
クトに恩恵をもたらすでしょう。」
イタリア技術研究所の技術移転ディレクターであるSalvatore Majoranaは、次の
様にコメントしています。「半導体技術は、当研究所によるブレイクスルーを
製品として実用化し、世界に貢献する上で中心的な役割を担っています。STには
共同研究開発で優れた成果を残してきた実績があるため、当社は今回の協力関係が、
エネルギー効率や生産性の向上、そして健康分野に至るまで、さまざまな課題の
解決に貢献するものと確信しています。」
最初の共同研究プログラムは、これまでSTとイタリア技術研究所が既に生産的な
協力を行ってきたロボット工学分野になります。その一例として、STの半導体
技術を採用した人間型ロボットiCubのデモンストレーションが、リヨン
(フランス)で開催されたInnorobo 2014において、共同で実施されました。
最新のiCub( http://www.icub.org を参照)は、20個のSTM32 F4マイコンで
制御される複数のcSPIN / dSPINモータ・ドライバにより駆動され、姿勢制御に
はSTのMEMS加速度センサとジャイロ・センサが採用されています。
iCubは、グローバルな研究コミュニティのための共通プラットフォームの構築を
目的とするオープンソース・プロジェクトとして設計されてきました。これ
により、研究コミュニティは、具現化された機械学習、人工認知、モーション
制御、掴む技術、歩行技術をはじめ、汎用人間型ロボットに適する様々な行動
パターンに向けた技術開発が可能になります。
イタリア技術研究所は、25体以上のiCubを制作し、世界中の研究機関に販売しま
した。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロ
セッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供す
る世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・
セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、
家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆる
シーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた
技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2013年の売上
は80.8億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト
( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
イタリア技術研究所(IIT)について
IITは、教育・大学・研究省および経済財務省が共同で設立した財団で、基礎・
応用研究における卓越性の実現や、国家レベルでの経済開発の推進を目的にして
います。IITには約1250名のスタッフが在籍しています。約85%のスタッフが科学
分野に従事しており、内44%が海外出身者です。また、科学者の27%の出身地は
50カ国以上に及び、17%のイタリア人研究者も海外における専門的な経験を有してい
ます。
IITは、4000件以上の出版物の発行と共に、140件の発明により301件の出願特許
を有しています。ジェノバには、ロボット工学(ロボット工学、ブレインおよび
認知科学、先端ロボット工学)、ライフ・サイエンス(神経科学および脳科学、
新薬開発)、ナノ化学、ナノ物理学、ナノ構造学、パターン分析 & コンピュー
タ・ビジョンおよびiCub関連の部門が拠点を置いています。科学分野における
活動は、2009年以降、イタリア各地(トリノ、ミラノ、トレント、パルマ、
ローマ、ピサ、ナポリ、レッチェ)にある関連研究センターによってサポート
されており、2012年から2014年の科学計画に沿った将来的なプラットフォームの
開発に取り組んでいます。
◆イタリア技術研究所へのお問い合わせ先
Weber Shandwick
Costanza Bajlo
cbajlo@webershandwick.com
Simona Mercandalli
smercandalli@webershandwick.com
+39 02. 573781
◆STへのお客様お問い合わせ先
STマイクロエレクトロニクス株式会社
マイクロコントローラ・メモリ・セキュアMCU製品グループ
TEL : 03-5783-8240 Fax : 03-5783-8216
多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーの
STマイクロエレクトロニクス(NYSE: STM、以下ST)と、イタリアの国際的な
科学技術研究センターであるイタリア技術研究所(IIT: Istituto Italiano di
Tecnologia)は、ロボット工学、神経科学、エネルギー・環境、健康および安全
を含む幅広い分野での研究活動において、長期的な協力を行うことに合意しました。
本合意は、両者の長年にわたる協力関係を基盤としており、その有効期間は
3年間です。またこの協力は、ロボット工学、ナノ・テクノロジー、パターン
解析、コンピュータ・ビジョンといった長期的なメガトレンドに関するイタリア
技術研究所の高度な専門性と、半導体技術および設計に関するSTの最先端の
ノウハウの相乗効果を生み出すため、複数の共同研究プログラムを利用します。
STのシステム・ラボ & サブシステム製品グループ・ジェネラル・マネージャで
あるNunzio Abbateは、次の様にコメントしています。「STは、当社のビジネス
指向の研究開発活動と、研究機関や大学で進められている長期的研究の組み合わ
せで生まれる価値を、常に意識しています。今回のイタリア技術研究所との協力
強化は、半導体の幅広い応用分野において、当社のお客様ならびにそのプロジェ
クトに恩恵をもたらすでしょう。」
イタリア技術研究所の技術移転ディレクターであるSalvatore Majoranaは、次の
様にコメントしています。「半導体技術は、当研究所によるブレイクスルーを
製品として実用化し、世界に貢献する上で中心的な役割を担っています。STには
共同研究開発で優れた成果を残してきた実績があるため、当社は今回の協力関係が、
エネルギー効率や生産性の向上、そして健康分野に至るまで、さまざまな課題の
解決に貢献するものと確信しています。」
最初の共同研究プログラムは、これまでSTとイタリア技術研究所が既に生産的な
協力を行ってきたロボット工学分野になります。その一例として、STの半導体
技術を採用した人間型ロボットiCubのデモンストレーションが、リヨン
(フランス)で開催されたInnorobo 2014において、共同で実施されました。
最新のiCub( http://www.icub.org を参照)は、20個のSTM32 F4マイコンで
制御される複数のcSPIN / dSPINモータ・ドライバにより駆動され、姿勢制御に
はSTのMEMS加速度センサとジャイロ・センサが採用されています。
iCubは、グローバルな研究コミュニティのための共通プラットフォームの構築を
目的とするオープンソース・プロジェクトとして設計されてきました。これ
により、研究コミュニティは、具現化された機械学習、人工認知、モーション
制御、掴む技術、歩行技術をはじめ、汎用人間型ロボットに適する様々な行動
パターンに向けた技術開発が可能になります。
イタリア技術研究所は、25体以上のiCubを制作し、世界中の研究機関に販売しま
した。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロ
セッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供す
る世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・
セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、
家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆる
シーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた
技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2013年の売上
は80.8億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト
( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
イタリア技術研究所(IIT)について
IITは、教育・大学・研究省および経済財務省が共同で設立した財団で、基礎・
応用研究における卓越性の実現や、国家レベルでの経済開発の推進を目的にして
います。IITには約1250名のスタッフが在籍しています。約85%のスタッフが科学
分野に従事しており、内44%が海外出身者です。また、科学者の27%の出身地は
50カ国以上に及び、17%のイタリア人研究者も海外における専門的な経験を有してい
ます。
IITは、4000件以上の出版物の発行と共に、140件の発明により301件の出願特許
を有しています。ジェノバには、ロボット工学(ロボット工学、ブレインおよび
認知科学、先端ロボット工学)、ライフ・サイエンス(神経科学および脳科学、
新薬開発)、ナノ化学、ナノ物理学、ナノ構造学、パターン分析 & コンピュー
タ・ビジョンおよびiCub関連の部門が拠点を置いています。科学分野における
活動は、2009年以降、イタリア各地(トリノ、ミラノ、トレント、パルマ、
ローマ、ピサ、ナポリ、レッチェ)にある関連研究センターによってサポート
されており、2012年から2014年の科学計画に沿った将来的なプラットフォームの
開発に取り組んでいます。
◆イタリア技術研究所へのお問い合わせ先
Weber Shandwick
Costanza Bajlo
cbajlo@webershandwick.com
Simona Mercandalli
smercandalli@webershandwick.com
+39 02. 573781
◆STへのお客様お問い合わせ先
STマイクロエレクトロニクス株式会社
マイクロコントローラ・メモリ・セキュアMCU製品グループ
TEL : 03-5783-8240 Fax : 03-5783-8216