ノンフィクションW MAPS 〜地図裏の冒険者たち WOWOWで放送
[10/08/31]
提供元:PRTIMES
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9月20日(月・祝) 夜 10:00 WOWOWで放送 [HV]
「ノンフィクションW」毎週月曜 夜 10:00 放送中
2010年、地図の世界も「3D」化へ。デジタル化に直面する2大企業の地図作りから見えてくるものとは―。
携帯電話やインターネットの普及で需要が急速に高まっている「地図データ」。Googleが毎年発表する「検索ワードランキング」で必ず上位にランクインするワードが地図。仕事の取引先を探したり、友人と待ち合わせしたレストランを探すー地図は我々の日常から切り離せない。
その地図業界は今まさに“紙”から“デジタル”への変換を迫られている。情報データの市場規模は5.5兆円にまで膨れ上がると見られているのだ。
しかしデジタル化を支えているのは、一歩一歩、自分の足で住宅街やオフィス街を回る“ 調査スタッフ”と呼ばれるプロフェッショナルたち。地図原稿に建物や表札が変わった場所をボールペンで書き込み、1日中歩き続ける過酷な仕事だ。3Dにまで進化した地図も、彼ら調査スタッフの地道な一歩がなければ実現できない。
今回番組は国内の2大地図メーカーを取材。デジタル化を早くから見越し、歩いて調査する28万人のプロを抱えてデータ化戦線に挑むゼンリン。アナログな調査で得た情報が最先端3D地図に姿を変える過程を密着取材する。
一方「帰宅支援マップ」や「登山ガイド地図」といった紙地図の売り上げトップに君臨する昭文社は、データ化に遅れを取りながらも“プリントアウトした時に見やすい地図”にこだわる地図編集員が自ら「地図は表現」と呼ぶ作品をデジタルの世界で模索する。
すべての人が手にする「地図」に、全く異なったアプローチから情熱を傾ける“地図裏の冒険者たち”―その情熱を追えば、伊能忠敬の時代から変わらない「自分の歩む道を詳細に記録したい」という人間のロマンが見えてくる。日常の道具の裏に潜む、驚きの発見をドキュメントする。