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バーチャルプロダクション向けに「銀座四丁目交差点」の3DCGデータの提供を開始
[23/11/28]
提供元：PRTIMES
提供元：PRTIMES
XR技術による地域の魅力発信を都市部でも支援
大日本印刷株式会社（DNP）は、映像制作会社等に向けて、地域の文化資源を活用したバーチャルプロダクション用の高精細3次元コンピューターグラフィックス（3DCG）データとして、新たに「銀座四丁目交差点（東京都）」を制作し、11月28日（火）に提供を開始します。
バーチャルプロダクションは、スタジオの大型スクリーン等に3DCGの仮想的な背景等を投影し、その前に人や物を配置することで、現実の世界で撮影したような映像をつくり出す手法です。今回の「銀座四丁目交差点」のデータは、ソニーピーシーエル株式会社（本社：東京都港区、 代表取締役 執行役員社長：中村英明、 以下：ソニーPCL）が運用する高品質デジタル背景アセットライブラリーサービス「BACKDROP LIBRARY」＊1で公開、販売します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/69194/506/resize/d69194-506-8b46c02e1ed826ce7cf4-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/69194/506/resize/d69194-506-842b585e32bec68c336c-1.jpg ]
【開発の背景】
近年、バーチャルプロダクションによる映像制作が国内外で広がり、特に使用許諾に時間や手間を要する公共施設等の3DCGデータへのニーズが高まる中、これらのデータのバリエーションはまだ少ない状況にあります。また、都市を実際に撮影する場合は、交通・人流の規制管理や日照条件といったハードルがありました。こうした課題に対してDNPは、高解像度な画像データに対する独自の変換・加工・最適化技術と、XR（Extended Reality）コミュニケーション(R)事業＊2やデジタルアーカイブ事業で培った3DCG制作の実績を活かし、再現が難しい文化財や都市部等の3DCGデータ制作を手がけてきました。2023年9月4日には、XR技術を活かした地域の活性化と文化財の活用＊3に向けて、神田明神（東京都千代田区）のバーチャルプロダクション用3DCGデータの提供を開始しました＊4。今回は、地域の魅力発信の一環として、都市部ならではの建物や景観を忠実に再現した「銀座四丁目交差点」を制作し、国内外での活用機会を創出します。
【「銀座四丁目交差点」3DCGデータの特長】
１．細部まで詳細に表現した都市3DCG
都市部は、大きさや質感が異なる建物・道路・景観などが複雑に入り組んでおり、バーチャルプロダクション用の3DCGデータを制作する際に、高度な技術と知識が求められます。DNPは、印刷技術の応用・発展によるデジタルアーカイブ事業等の実績で培った撮影・加工技術、3Dデータ上での凹凸や陰影の表現技術を活かし、細部まで忠実に再現した都市部の3DCGデータを開発しました。
２．現実空間を高い精度で再現、制作工程を最適化し、３DCGデータの供給ニーズに柔軟に対応
DNPは、国内外で3,000件以上の豊富な計測実績を持つ協力会社と連携し、同社保有の“点群データ”を活かしたバーチャルプロダクション用データを提供します。これまで写真から制作した3DCGデータで現実空間を再現すると、現実にはない違和感が残る課題がありました。点群データを活用することにより、現実空間と同じ縮尺で再現できるため、臨場感のある映像を撮ることが可能となります。また、計測済みの点群データの活用によって、制作工程の最適化を図り、企業等が求める背景（ロケーション）の早期提供を可能にします。
３．天候や時間の制限なく広域での映像撮影が可能
本データは、交差点を起点に東西南北約1kmのエリアを3DCGで制作したものです。バーチャルプロダクションでは、天候や時間帯等の制約を受けない安定した映像撮影が可能であり、また広い対象エリアのデータも活かすことができます。それにより、非日常的な映像表現や、本来の街の奥行きを感じさせる撮影を可能にします。
[画像3: https://prtimes.jp/i/69194/506/resize/d69194-506-9ca0f67066ed37cb8cc2-2.jpg ]
【今後の展開】
DNPは、現実的には撮影が難しい文化財や都市部を対象とした高精細3DCGデータをバーチャルプロダクション用途に提供していくとともに、メタバースなどのXRコンテンツにもデータを利活用していくことで、文化資源や地域の魅力を拡張していく取組をしていきます。
＊1 ソニーPCL「BACKDROP LIBRARY」について（https://www.sonypcl.jp/kiyosumi-shirakawa/backdrop-library.html）
ソニーPCLが日本市場でのバーチャルプロダクション普及に向けて展開している高品質デジタル背景アセットライブラリーサービスです。このサービスを通じて、CM・映画・ドラマ・ミュージックビデオなど、高精細映像のニーズが高いコンテンツやオンラインイベントなど、幅広いジャンルで天候や時間等の制限を受けない柔軟な撮影を実現。今後はメタバース空間での活用など、背景データの利用シーンを拡張していきます。現在、ソニーPCLのクリエイティブ拠点「清澄白河BASE」で活用中です。
＊2 DNPのXRコミュニケーション事業→ https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/media.html
＊3 文化財のデジタルアーカイブソリューション→ https://www.dnp.co.jp/biz/theme/cultural_property/
＊4 バーチャルプロダクション向け3DCGデータの提供を開始→ https://www.dnp.co.jp/news/detail/20169713_1587.html
大日本印刷株式会社（DNP）は、映像制作会社等に向けて、地域の文化資源を活用したバーチャルプロダクション用の高精細3次元コンピューターグラフィックス（3DCG）データとして、新たに「銀座四丁目交差点（東京都）」を制作し、11月28日（火）に提供を開始します。
バーチャルプロダクションは、スタジオの大型スクリーン等に3DCGの仮想的な背景等を投影し、その前に人や物を配置することで、現実の世界で撮影したような映像をつくり出す手法です。今回の「銀座四丁目交差点」のデータは、ソニーピーシーエル株式会社（本社：東京都港区、 代表取締役 執行役員社長：中村英明、 以下：ソニーPCL）が運用する高品質デジタル背景アセットライブラリーサービス「BACKDROP LIBRARY」＊1で公開、販売します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/69194/506/resize/d69194-506-8b46c02e1ed826ce7cf4-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/69194/506/resize/d69194-506-842b585e32bec68c336c-1.jpg ]
【開発の背景】
近年、バーチャルプロダクションによる映像制作が国内外で広がり、特に使用許諾に時間や手間を要する公共施設等の3DCGデータへのニーズが高まる中、これらのデータのバリエーションはまだ少ない状況にあります。また、都市を実際に撮影する場合は、交通・人流の規制管理や日照条件といったハードルがありました。こうした課題に対してDNPは、高解像度な画像データに対する独自の変換・加工・最適化技術と、XR（Extended Reality）コミュニケーション(R)事業＊2やデジタルアーカイブ事業で培った3DCG制作の実績を活かし、再現が難しい文化財や都市部等の3DCGデータ制作を手がけてきました。2023年9月4日には、XR技術を活かした地域の活性化と文化財の活用＊3に向けて、神田明神（東京都千代田区）のバーチャルプロダクション用3DCGデータの提供を開始しました＊4。今回は、地域の魅力発信の一環として、都市部ならではの建物や景観を忠実に再現した「銀座四丁目交差点」を制作し、国内外での活用機会を創出します。
【「銀座四丁目交差点」3DCGデータの特長】
１．細部まで詳細に表現した都市3DCG
都市部は、大きさや質感が異なる建物・道路・景観などが複雑に入り組んでおり、バーチャルプロダクション用の3DCGデータを制作する際に、高度な技術と知識が求められます。DNPは、印刷技術の応用・発展によるデジタルアーカイブ事業等の実績で培った撮影・加工技術、3Dデータ上での凹凸や陰影の表現技術を活かし、細部まで忠実に再現した都市部の3DCGデータを開発しました。
２．現実空間を高い精度で再現、制作工程を最適化し、３DCGデータの供給ニーズに柔軟に対応
DNPは、国内外で3,000件以上の豊富な計測実績を持つ協力会社と連携し、同社保有の“点群データ”を活かしたバーチャルプロダクション用データを提供します。これまで写真から制作した3DCGデータで現実空間を再現すると、現実にはない違和感が残る課題がありました。点群データを活用することにより、現実空間と同じ縮尺で再現できるため、臨場感のある映像を撮ることが可能となります。また、計測済みの点群データの活用によって、制作工程の最適化を図り、企業等が求める背景（ロケーション）の早期提供を可能にします。
３．天候や時間の制限なく広域での映像撮影が可能
本データは、交差点を起点に東西南北約1kmのエリアを3DCGで制作したものです。バーチャルプロダクションでは、天候や時間帯等の制約を受けない安定した映像撮影が可能であり、また広い対象エリアのデータも活かすことができます。それにより、非日常的な映像表現や、本来の街の奥行きを感じさせる撮影を可能にします。
[画像3: https://prtimes.jp/i/69194/506/resize/d69194-506-9ca0f67066ed37cb8cc2-2.jpg ]
【今後の展開】
DNPは、現実的には撮影が難しい文化財や都市部を対象とした高精細3DCGデータをバーチャルプロダクション用途に提供していくとともに、メタバースなどのXRコンテンツにもデータを利活用していくことで、文化資源や地域の魅力を拡張していく取組をしていきます。
＊1 ソニーPCL「BACKDROP LIBRARY」について（https://www.sonypcl.jp/kiyosumi-shirakawa/backdrop-library.html）
ソニーPCLが日本市場でのバーチャルプロダクション普及に向けて展開している高品質デジタル背景アセットライブラリーサービスです。このサービスを通じて、CM・映画・ドラマ・ミュージックビデオなど、高精細映像のニーズが高いコンテンツやオンラインイベントなど、幅広いジャンルで天候や時間等の制限を受けない柔軟な撮影を実現。今後はメタバース空間での活用など、背景データの利用シーンを拡張していきます。現在、ソニーPCLのクリエイティブ拠点「清澄白河BASE」で活用中です。
＊2 DNPのXRコミュニケーション事業→ https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/media.html
＊3 文化財のデジタルアーカイブソリューション→ https://www.dnp.co.jp/biz/theme/cultural_property/
＊4 バーチャルプロダクション向け3DCGデータの提供を開始→ https://www.dnp.co.jp/news/detail/20169713_1587.html
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