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東京都市大学と大和リース株式会社では、ブラウンフィールドにおけるファイトレメディエーション(植物による土壌浄化)の共同研究を開始し、複数企業が参加する研究会を発足しました。(ニュースリリース)

東京都市大学(東京都世田谷区 学長:三木 千壽 研究主体:環境学部 環境創生学科 涌井研究室)と、大和ハウスグループである大和リース株式会社(大阪市中央区 社長:森田俊作)では、ファイトレメディエーション(植物による土壌浄化、詳細次頁)の共同研究を開始し、大和ハウス工業株式会社、JFEエンジニアリング株式会社など8社で構成する研究会が発足しました。本研究は、植物による土壌浄化能力を研究し、首都圏を始めとする、埋立により開発された臨海部を中心とした地域での土壌浄化に、どの程度の有効性があるか調査・研究し実効性を検証するものです。




                                        記

■研究会
 ●研究会発足日:平成27年6月5日
 ●目的:本研究の成果を基盤に臨海部工業地域における遊休地問題やブラウンフィールド(詳細次頁)問題への
      対応策としてファイトレメディエーションの具体的な実用化に向けた知見の蓄積を図る。
 ●代表者:東京都市大学 環境学部 環境創生学科 教授 涌井史郎

 ●研究会参加企業
[表: http://prtimes.jp/data/corp/2296/table/508_1.jpg ]



■共同研究開始日 : 2015年1月23日(2ヶ年)

■共同研究の内容 : ファイトレメディエーション実験および都市臨海部および工業地帯の不動産利用における
               土壌汚染の影響、当該地域の再開発・更新に関する研究

■ファイトレメディエーション、ブラウンフィールド
ギリシャ語の植物を意味する「Phyton」とラテン語の修復を意味する「Remediation」が合成され、有害物質の吸収・蓄積・分解など多様な機能を持つ植物の機能を利用し、汚染された土壌・底質・水質など環境媒体を修復・浄化する技術を表す言葉。また、ブラウンフィールドは、土壌汚染の存在、あるいはその懸念から、本来、その土地が有する潜在的な価値よりも著しく低い用途あるいは未利用となった土地。

■土壌汚染対策法における年度別土壌汚染調査件数と基準不適合件数(参考)
[画像: http://prtimes.jp/i/2296/508/resize/d2296-508-973452-0.jpg ]

環境省 水・大気環境局 「平成21年度土壌汚染対策法の施行状況及び土壌汚染調査・対策事例等に関する調査結果」より作成。平成22年以降は合計値


<参考>
■東京都市大学について
 ・所 在 地
  工学部、知識工学部、大学院工学研究科
  (世田谷キャンパス)〒158-8557 東京都世田谷区玉堤1-28-1
  環境学部、メディア情報学部、大学院環境情報学研究科[環境情報学専攻]
  (横浜キャンパス)〒224-8551 神奈川県横浜市都筑区牛久保西3-3-1
  都市生活学部、人間科学部、大学院環境情報学研究科[都市生活学専攻]
  (等々力キャンパス)〒158-8586 東京都世田谷区等々力8-9-18
 ・学   長 三木 千壽
 ・創   立 1929年(昭和4年)
 ・学 生 数 7,796 名(大学7,231名 大学院565名)
 ・学部学科編成 学部6学部18学科、大学院2研究科12専攻

■大和リースについて
 ・社   名 大和リース株式会社
 ・本   社 大阪市中央区農人橋2-1-36 ピップビル
 ・代 表 者 代表取締役社長 森田 俊作
 ・創   業 1959年(昭和34年)
 ・従業員数 2,179 名
 ・事業内容 プレハブ建築、建物のリース、PPP・PFI、土地活用、商業施設の開発、
         屋上・壁面・室内・外構・駐車場緑化、各種機械器具・車輛等のリース、
         カーシェアリング、駐車場の企画・設計・施工、福祉ロボット 他
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