TISとフィックスポイント、「標準トポロジモデルを応用したネットワーク構成の可視化に関する研究」を共同で開始
[18/10/17]
提供元:PRTIMES
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〜ハイブリッド環境を含むネットワークの障害影響確認や運用自動化への応用を目指す〜
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下 TIS)と、株式会社フィックスポイント(本社:東京都渋谷区、代表取締役 三角正樹、以下 フィックスポイント)は、「標準トポロジモデル※1を応用したネットワーク構成の可視化に関する研究」を共同で開始することを発表します。
※標準トポロジモデル:インターネット技術の標準化団体であるIETFが2018年3月に発行したRFC8345, RFC8346で規定され、「ネットワークトポロジのデータモデル」としてネットワーク構成図に記述される機器間の接続情報などのデータを表現。本文ではこのRFCで定義されたデータモデルを「標準トポロジモデル」と呼んでいます。
「標準トポロジモデルを応用したネットワーク構成の可視化に関する研究」は、TISのネットワーク運用自動化やシステムモデリングに関する技術研究と、フィックスポイントのシステム構成自動収集サービス「Kompira cloud Sonar (以下、Kc Sonar)」を組み合わせ、従来困難であった複雑なネットワークの障害影響確認や、構成情報の自動化への応用を目指す研究プロジェクトです。
共同研究を通じてクラウドおよびオンプレミスのシステムのネットワーク構成情報を自動的に管理し、複数のシステム・複数のレイヤにまたがる管理情報を集約・可視化していくことで、これまでの「人が図を読み取って」いた運用業務の効率化を目指します。
<標準トポロジモデルを活用したネットワーク運用効率化のイメージ>
[画像1: https://prtimes.jp/i/11650/513/resize/d11650-513-297163-0.jpg ]
TISとフィックスポイントは、本研究で開発する可視化・分析ツールをオープンソースソフトウェア(OSS)化し、第三者による評価・改善、新しいユースケース応用やそのためのツール開発ができるようにします。検討した応用方法などをさらに公開することで、ネットワークのシステム構成情報モデルがより洗練され、様々なツールや応用事例が集まり、エコシステムが形成されていくことを目指します。
ネットワークトポロジの可視化・分析ツールのOSSは2019年6月ごろにGitHubでの公開を予定しています。
また、両社では可視化・分析ツールの実際に運用されている環境への導入・実証実験の協力先や技術協力先なども同時に募ります。
■本研究の背景
ネットワーク図は、機器・機能間の関係性やシステム全体の構造を把握するためにネットワーク運用業務には必須のドキュメントですが、「図(絵)」として手作業で記述するのがこれまで一般的でした。そのため、「人がネットワーク図を見ながら手順や設定を作成し、システム構成や図ごとに異なる記載ポリシーに合わせて作成・更新する」「図を読み取って操作を書き起こす」などの作業が業務上のボトルネックになっていました。また、システムの高機能化や大規模化でインフラ構成が複雑化しており、一つのネットワーク構成に対して、必要な範囲や観点に基づいて分割された複数の図をメンテナンスする必要があり、複雑な図から作業に必要な情報を読み取ることがますます難しくなっています。
また、既存のネットワーク可視化ソフトウェアなどでは、「特定の製品やプロトコルが利用可能な範囲に限定される」「独自のデータ形式のため他のソリューションとの柔軟な連携が難しい」などの課題がありました。
そこで、TISとフィックスポイントでは本研究を通じて、標準モデルに基づくネットワーク構成情報の自動収集・可視化を実現し、ネットワーク運用業務の効率化を目指します。
■共同研究の概要
本研究では、実際に使用されている環境に対して、フィックスポイントの「Kc Sonar」でネットワーク構成情報を収集し、標準モデル形式で出力可能にします。ネットワーク図を起点とするユースケースに基づいて生成されたデータの可視化・自動化を実施し、収集・生成・可視化するネットワークの情報やモデルの評価を実施します。実験では、単一の製品では管理が難しかったオンプレ・ハイブリッドクラウド環境なども対象にし、複数のサービスや領域をまたがるようなシステムへの応用なども検討します。
<実証実験のイメージ>
[画像2: https://prtimes.jp/i/11650/513/resize/d11650-513-403969-1.jpg ]
■システム構成自動収集サービス「Kc Sonar」について
脆弱性の対応、障害対応を行うような緊急を要する場面で、現状の構成情報が把握できておらず苦労し、対応の時間がかかってしまうケースがよくあります。対象システムの構成、システム間の依存関係などを把握し、最新の状態に情報を保つことは非常に大切ですが、手動のドキュメント管理では、常に最新状態を保つことは困難です。「Kc Sonar」は、オンプレ、プライベートクラウド、パブリッククラウドなどハイブリット環境に対応し、エージェントレスで構成を常に最新の状態に保ちます。
メリット1)エージェントレスで3分で導入
メリット2)マルチデバイス、マルチクラウドでの構成管理
メリット3)自社サービスに簡単に組み込み可能
詳細は以下をご参照ください。
https://cloud.kompira.jp/
■TIS株式会社について
TISインテックグループの TIS は、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型の IT ソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN 地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で 3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。
詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/
■株式会社フィックスポイントについて
2013年に創業。システム運用上の課題を自動化によって解決する自動化専業の会社です。今までのシステム運用では、複雑なプロセスを人力で行っており、簡単に自動化できないという課題がありますが、弊社では、柔軟に一連のプロセスを自動化できる「Kompira enterprise」の強みを活かし、自動化を実現してきました。さらに新しい運用方法として「Kc Sonar」をリリースいたしました。自動化を通じてお客様のビジネスの進化のお手伝いをしてまいります。
詳細は以下をご参照ください。https://www.fixpoint.co.jp/
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下 TIS)と、株式会社フィックスポイント(本社:東京都渋谷区、代表取締役 三角正樹、以下 フィックスポイント)は、「標準トポロジモデル※1を応用したネットワーク構成の可視化に関する研究」を共同で開始することを発表します。
※標準トポロジモデル:インターネット技術の標準化団体であるIETFが2018年3月に発行したRFC8345, RFC8346で規定され、「ネットワークトポロジのデータモデル」としてネットワーク構成図に記述される機器間の接続情報などのデータを表現。本文ではこのRFCで定義されたデータモデルを「標準トポロジモデル」と呼んでいます。
「標準トポロジモデルを応用したネットワーク構成の可視化に関する研究」は、TISのネットワーク運用自動化やシステムモデリングに関する技術研究と、フィックスポイントのシステム構成自動収集サービス「Kompira cloud Sonar (以下、Kc Sonar)」を組み合わせ、従来困難であった複雑なネットワークの障害影響確認や、構成情報の自動化への応用を目指す研究プロジェクトです。
共同研究を通じてクラウドおよびオンプレミスのシステムのネットワーク構成情報を自動的に管理し、複数のシステム・複数のレイヤにまたがる管理情報を集約・可視化していくことで、これまでの「人が図を読み取って」いた運用業務の効率化を目指します。
<標準トポロジモデルを活用したネットワーク運用効率化のイメージ>
[画像1: https://prtimes.jp/i/11650/513/resize/d11650-513-297163-0.jpg ]
TISとフィックスポイントは、本研究で開発する可視化・分析ツールをオープンソースソフトウェア(OSS)化し、第三者による評価・改善、新しいユースケース応用やそのためのツール開発ができるようにします。検討した応用方法などをさらに公開することで、ネットワークのシステム構成情報モデルがより洗練され、様々なツールや応用事例が集まり、エコシステムが形成されていくことを目指します。
ネットワークトポロジの可視化・分析ツールのOSSは2019年6月ごろにGitHubでの公開を予定しています。
また、両社では可視化・分析ツールの実際に運用されている環境への導入・実証実験の協力先や技術協力先なども同時に募ります。
■本研究の背景
ネットワーク図は、機器・機能間の関係性やシステム全体の構造を把握するためにネットワーク運用業務には必須のドキュメントですが、「図(絵)」として手作業で記述するのがこれまで一般的でした。そのため、「人がネットワーク図を見ながら手順や設定を作成し、システム構成や図ごとに異なる記載ポリシーに合わせて作成・更新する」「図を読み取って操作を書き起こす」などの作業が業務上のボトルネックになっていました。また、システムの高機能化や大規模化でインフラ構成が複雑化しており、一つのネットワーク構成に対して、必要な範囲や観点に基づいて分割された複数の図をメンテナンスする必要があり、複雑な図から作業に必要な情報を読み取ることがますます難しくなっています。
また、既存のネットワーク可視化ソフトウェアなどでは、「特定の製品やプロトコルが利用可能な範囲に限定される」「独自のデータ形式のため他のソリューションとの柔軟な連携が難しい」などの課題がありました。
そこで、TISとフィックスポイントでは本研究を通じて、標準モデルに基づくネットワーク構成情報の自動収集・可視化を実現し、ネットワーク運用業務の効率化を目指します。
■共同研究の概要
本研究では、実際に使用されている環境に対して、フィックスポイントの「Kc Sonar」でネットワーク構成情報を収集し、標準モデル形式で出力可能にします。ネットワーク図を起点とするユースケースに基づいて生成されたデータの可視化・自動化を実施し、収集・生成・可視化するネットワークの情報やモデルの評価を実施します。実験では、単一の製品では管理が難しかったオンプレ・ハイブリッドクラウド環境なども対象にし、複数のサービスや領域をまたがるようなシステムへの応用なども検討します。
<実証実験のイメージ>
[画像2: https://prtimes.jp/i/11650/513/resize/d11650-513-403969-1.jpg ]
■システム構成自動収集サービス「Kc Sonar」について
脆弱性の対応、障害対応を行うような緊急を要する場面で、現状の構成情報が把握できておらず苦労し、対応の時間がかかってしまうケースがよくあります。対象システムの構成、システム間の依存関係などを把握し、最新の状態に情報を保つことは非常に大切ですが、手動のドキュメント管理では、常に最新状態を保つことは困難です。「Kc Sonar」は、オンプレ、プライベートクラウド、パブリッククラウドなどハイブリット環境に対応し、エージェントレスで構成を常に最新の状態に保ちます。
メリット1)エージェントレスで3分で導入
メリット2)マルチデバイス、マルチクラウドでの構成管理
メリット3)自社サービスに簡単に組み込み可能
詳細は以下をご参照ください。
https://cloud.kompira.jp/
■TIS株式会社について
TISインテックグループの TIS は、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型の IT ソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN 地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で 3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。
詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/
■株式会社フィックスポイントについて
2013年に創業。システム運用上の課題を自動化によって解決する自動化専業の会社です。今までのシステム運用では、複雑なプロセスを人力で行っており、簡単に自動化できないという課題がありますが、弊社では、柔軟に一連のプロセスを自動化できる「Kompira enterprise」の強みを活かし、自動化を実現してきました。さらに新しい運用方法として「Kc Sonar」をリリースいたしました。自動化を通じてお客様のビジネスの進化のお手伝いをしてまいります。
詳細は以下をご参照ください。https://www.fixpoint.co.jp/
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。