SmarDTV社がNAGRA QuickStartソリューションのSTBにSTのテクノロジーを採用
[14/09/17]
提供元:PRTIMES
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多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーで、セット・トップ・ボックス(STB)用ICの主要サプライヤであるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、Kudelski Groupの子会社で、世界各国のペイTV事業者に製品を提供するSmarDTV社が、NAGRA QuickStartソリューション向けのSTBに、STのテクノロジーを採用したことを発表しました。
SmarDTV社は、優れた処理性能および電力効率を備え、NAGRA社の最新技術(OpenTV 5コネクトウェア、NOCS3ハードウェア・ルート・オブ・トラストなど)が組み込まれたSTのデコーダICを、同社の「SmarBOX」向けに採用しました。これにより、新しいNAGRA anyCASTセキュリティ・サービス・プラットフォームが実現します。
・SmarBOX OTTプラットフォーム : STiH207
・SmarBOXハイブリッド・サテライト・プラットフォーム : STiH237
・SmarBOXメディア・サーバ・プラットフォーム : STiH310(Cannes)およびSTiH410(Monaco)
SmarDTV社のエンジニアリング担当バイスプレジデントであるCedric Hardouin氏は、次の様にコメントしています。「STのシステム・オン・チップ(SoC)アーキテクチャは、他製品を上回る性能を備えています。OpenTV 5 HTML5コネクトウェア・ソリューションおよびMediaLive Multiscreenサービスが組込まれている他、最新のNAGRA NOCS3 CAS(限定受信システム)技術に製品ポートフォリオ全体で対応しています。これらは、STのデコーダICを採用する上で、重要な要因となりました。また、STのチップセットはOpenTV 5をサポートしており、プロジェクトのタイムリーな成功に貢献するだけでなく、将来のプロジェクトを優れたコスト効率で短期間に実現する高い信頼性を提供します。」
NAGRA QuickStartソリューションは、NAGRA anyCASTコンテント・セキュリティ、OpenTV 5 HTML5コネクトウェア、Gravity Edge User Experience、NAGRA MediaLiveおよびCloud Serviceプラットフォームを含む、NAGRA社の最新技術をベースにしています。今回の協力により、SmarDTV社は、STの幅広いSTB用SoCファミリの利用が可能になります。同ファミリ内の製品にはハードウェア互換性とソフトウェア互換性があるため、機器メーカーは短期間に優れたコスト効率で、様々なセグメントに最適化された製品の開発が可能になります。
STのユニファイド・プラットフォーム事業部 ボックス・ゲートウェイ・ビジネスライン ディレクタであるHerve Mathieuは、次の様にコメントしています。「STのSoCがSmarDTV社のNAGRA QuickStartソリューションに採用されたことは、STのSTBソリューションに技術・コスト面で優位性があることを表しています。当社は、ハイブリッド・ザッパーやメディア・ゲートウェイから最新のHEVC対応ザッパー(STiH301搭載)まで、あらゆるセグメントに向けた、高性能かつ価格競争力のあるSTBを開発するためのSoCを提供しています。SmarDTV社との積極的な協力を通じて、同社のお客様であるペイTV事業者をサポートできることを楽しみにしています。」
注記
優れた実績を持つST40をベースとするデコーダICのSTiH207は、有料のライブ・チャンネルやビデオ・オン・デマンド(VOD)、コネクテッドTVサービスなど、H.264ブロードバンド・サービスをサポートします。STiH207は、STのSTiH237(DVB-S2衛星放送デモジュレーターを内蔵)とピン配置・ソフトウェア互換性を有しています。
STiH301(Liege2)は、パワフルなARM(R) Cortex(R)-A9プロセッサ(最高4000 DMIPS)とGPUを搭載することで、これまでのエントリ・レベルとミッドレンジのSTBならびにインターネット・プロトコル(IP)クライアント機器を上回る性能を備えている他、Connected Zapper用のFull HD HEVCデコーダを搭載しています。
クライアント・ボックスSoCのCannesファミリ(STiH310 / STiH312)は、ARMマルチコア・プロセッサによる高度な演算能力や卓越した2D/3Dグラフィック性能を提供します。また、プリプロセッシング機能を持った統合型ハードウェア・ビデオ・エンコーダやFaroudja(R)ビデオ処理技術を搭載しています。
STiH310およびSTiH312は、広範なビデオ規格(H.264、HEVC含む)をサポートしているため、サービス事業者は、HEVC(High Efficiency Video Coding)方式のHDおよびUHD(Ultra HD)コンテンツに対するクラス最高のソリューションなど、伝送帯域幅を効率的に使用し、コスト最適化された次世代STBを実現できます。
Monacoファミリ(STiH410/STiH412)は、クラス最高のトランスコーディング機能を備え、様々なコンスーマ機器や携帯型機器でマルチ・スクリーン体験を実現するSTのFaroudjaトランスコード・エンジンにより、ホーム・ゲートウェイなどのサーバ型アプリケーションに対して、豊富な機能を搭載した低コスト・ソリューションを提供します。
さらに詳しい情報については、Multimedia and Application Processors ( http://www.st.com/web/jp/catalog/mmc/FM131/SC999 )をご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2013年の売上は80.8億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
デジタル製品グループ
TEL: 03-5783-8340 FAX: 03-5783-8216
SmarDTV社は、優れた処理性能および電力効率を備え、NAGRA社の最新技術(OpenTV 5コネクトウェア、NOCS3ハードウェア・ルート・オブ・トラストなど)が組み込まれたSTのデコーダICを、同社の「SmarBOX」向けに採用しました。これにより、新しいNAGRA anyCASTセキュリティ・サービス・プラットフォームが実現します。
・SmarBOX OTTプラットフォーム : STiH207
・SmarBOXハイブリッド・サテライト・プラットフォーム : STiH237
・SmarBOXメディア・サーバ・プラットフォーム : STiH310(Cannes)およびSTiH410(Monaco)
SmarDTV社のエンジニアリング担当バイスプレジデントであるCedric Hardouin氏は、次の様にコメントしています。「STのシステム・オン・チップ(SoC)アーキテクチャは、他製品を上回る性能を備えています。OpenTV 5 HTML5コネクトウェア・ソリューションおよびMediaLive Multiscreenサービスが組込まれている他、最新のNAGRA NOCS3 CAS(限定受信システム)技術に製品ポートフォリオ全体で対応しています。これらは、STのデコーダICを採用する上で、重要な要因となりました。また、STのチップセットはOpenTV 5をサポートしており、プロジェクトのタイムリーな成功に貢献するだけでなく、将来のプロジェクトを優れたコスト効率で短期間に実現する高い信頼性を提供します。」
NAGRA QuickStartソリューションは、NAGRA anyCASTコンテント・セキュリティ、OpenTV 5 HTML5コネクトウェア、Gravity Edge User Experience、NAGRA MediaLiveおよびCloud Serviceプラットフォームを含む、NAGRA社の最新技術をベースにしています。今回の協力により、SmarDTV社は、STの幅広いSTB用SoCファミリの利用が可能になります。同ファミリ内の製品にはハードウェア互換性とソフトウェア互換性があるため、機器メーカーは短期間に優れたコスト効率で、様々なセグメントに最適化された製品の開発が可能になります。
STのユニファイド・プラットフォーム事業部 ボックス・ゲートウェイ・ビジネスライン ディレクタであるHerve Mathieuは、次の様にコメントしています。「STのSoCがSmarDTV社のNAGRA QuickStartソリューションに採用されたことは、STのSTBソリューションに技術・コスト面で優位性があることを表しています。当社は、ハイブリッド・ザッパーやメディア・ゲートウェイから最新のHEVC対応ザッパー(STiH301搭載)まで、あらゆるセグメントに向けた、高性能かつ価格競争力のあるSTBを開発するためのSoCを提供しています。SmarDTV社との積極的な協力を通じて、同社のお客様であるペイTV事業者をサポートできることを楽しみにしています。」
注記
優れた実績を持つST40をベースとするデコーダICのSTiH207は、有料のライブ・チャンネルやビデオ・オン・デマンド(VOD)、コネクテッドTVサービスなど、H.264ブロードバンド・サービスをサポートします。STiH207は、STのSTiH237(DVB-S2衛星放送デモジュレーターを内蔵)とピン配置・ソフトウェア互換性を有しています。
STiH301(Liege2)は、パワフルなARM(R) Cortex(R)-A9プロセッサ(最高4000 DMIPS)とGPUを搭載することで、これまでのエントリ・レベルとミッドレンジのSTBならびにインターネット・プロトコル(IP)クライアント機器を上回る性能を備えている他、Connected Zapper用のFull HD HEVCデコーダを搭載しています。
クライアント・ボックスSoCのCannesファミリ(STiH310 / STiH312)は、ARMマルチコア・プロセッサによる高度な演算能力や卓越した2D/3Dグラフィック性能を提供します。また、プリプロセッシング機能を持った統合型ハードウェア・ビデオ・エンコーダやFaroudja(R)ビデオ処理技術を搭載しています。
STiH310およびSTiH312は、広範なビデオ規格(H.264、HEVC含む)をサポートしているため、サービス事業者は、HEVC(High Efficiency Video Coding)方式のHDおよびUHD(Ultra HD)コンテンツに対するクラス最高のソリューションなど、伝送帯域幅を効率的に使用し、コスト最適化された次世代STBを実現できます。
Monacoファミリ(STiH410/STiH412)は、クラス最高のトランスコーディング機能を備え、様々なコンスーマ機器や携帯型機器でマルチ・スクリーン体験を実現するSTのFaroudjaトランスコード・エンジンにより、ホーム・ゲートウェイなどのサーバ型アプリケーションに対して、豊富な機能を搭載した低コスト・ソリューションを提供します。
さらに詳しい情報については、Multimedia and Application Processors ( http://www.st.com/web/jp/catalog/mmc/FM131/SC999 )をご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2013年の売上は80.8億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
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〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
デジタル製品グループ
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