子どもが欲しいと思っている20代・30代・40代の男女2,000人に聞いた《男性の不妊に関する意識調査》「自分に不妊の原因があるのでは」と思う男性4割超、女性6割超
[17/05/26]
提供元:PRTIMES
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男性だけでなく女性も、約2人に1人が「精子の状態が気になった」経験あり医療機関での検査を「是非受けたい」男性は22.5%、女性31.4%に比べ消極的
[画像1: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-770803-6.jpg ]
株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野 健)は、今後、子どもが欲しいと思っている20代〜40代の男女2,000人を対象に、「男性の不妊に関する意識調査」を実施いたしましたので結果をご報告いたします。
【TOPICS】
*自分の精子の状態が「良好」だと思う男性は約6割
*男性も女性も約2人に1人が「精子の状態が気になった」経験あり
*一定の期間が経過しても子どもができなかった場合、まず最初に「自分に不妊の原因があるのでは」と思う男性は44.7%、女性は65.7%で男性のほうが少ない。一方、「配偶者(パートナー)に不妊の原因があるのでは」と思う男性が13.4%、女性が7.1%で約2倍の差
*日常生活のなかで男性の不妊につながると思うことの男女全体の1位は「ストレスを感じていること」(69.0%)、2位「喫煙」(62.6%)、3位「偏った食生活」(59.5%)
*男女ともに「妊活」に対する意向は約8割と高いが、医療機関での検査を女性は「是非受けたい」31.4%に対して男性22.5%と、男性は女性に比べ消極的
*男性が医療機関で検査を受けたくない理由の上位は「子どもは欲しいが自然にまかせたいから」「医療機関での検査を受けるのが恥ずかしい/抵抗があるから」
*男女とも精子の状態を確認することへの意向は7割超と高いが、「精子の状態を確認してほしい」と思っている女性の約7割は「確認してほしい」気持ちを伝えていない
*スマートフォンと専用のキットを使って、自宅で手軽に精子の状態をセルフチェックできるツールを「利用したい」男性70.5%、「利用してもらいたい」女性74.0%
「男性の不妊に関する意識調査」 調査概要
実施期間:2017年3月24日(金)〜28日(火)
調査方法:インターネット調査
調査対象:現在子どもはいないが、今後、子どもが欲しいと思っており、既婚または恋人(またはパートナー)がいる全国の20代〜40代の男女2,000人(男性1,000人、女性1,000人)
※各数値は、小数点第二位以下を四捨五入しています
【専門医からのコメント】
[画像2: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-330500-7.jpg ]
獨協医科大学越谷病院 泌尿器科主任教授
岡田 弘 先生
不妊治療は男女が共に取り組むもの。
男性の主体性が行動につながり、新しい妊活文化が実現されることに期待。
晩婚化や晩産化時代が進み、不妊治療を受ける人は増えてきました。しかし、女性の治療が先行して男性の参加は遅れているのが現状です。
今回の調査では、子どもができなかった場合に、まず最初に「自分に原因があるのでは」と思う男性が44.7%おり、また、精子の状態について約2人に1人が気になったことがあることが明らかになりました。一方で、医療機関での検査を「是非受けたい」女性31.4%に対して男性22.5%と、男性は女性に比べ消極的である傾向がみられ、「医療期間で検査を受けるのが恥ずかしい/抵抗がある」と回答する男性も多く、依然として医療機関を受診する心理的ハードルが高いことがうかがえます。
不妊治療は男女で一緒に取り組んでいくことが大切です。現在は、男性不妊の専門医も増えてきているので安心して受診をしてほしいと思います。精子の状態をセルフチェックできる『Seem(シーム)』が男性の意識や行動変化のきっかけになることを期待しています。
妊活・不妊をテーマとした夫婦のインタビュー動画「THE FAMILY WAY」を2017年5月より公開中
[画像3: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-725652-8.jpg ]
「男性の不妊に関する意識調査」を実施するとともに、妊活・不妊をテーマに計3組の夫婦に話をうかがいました。
不妊治療当初、妻のみが病院での検査や治療に時間を費やしていたが、ある時、夫にも不妊の原因があることが分かった夫婦。
夫が精子の状態をセルフチェックできるツールを利用し、精子の状態がよくないことが分かった夫婦。
そして、これから妊活に取り組もうとする夫婦。
3組のインタビューは「THE FAMILY WAY」と題し、動画で公開しています。
URL:https://www.youtube.com/watch?v=8PIfQHtSXyc
男性が主体的に妊活に取り組むための
妊活や妊娠に関する情報をまとめたwebサイト「Seemラボ」
2017年5月より公開中
[画像4: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-252465-9.jpg ]
専門医の監修のもと、妊活や妊娠に関する基礎知識をまとめたwebサイトです。不妊の原因の約半数は男性にあるという現状の中、男性不妊に関する情報も多数掲載しております。
また、生殖医療の最前線で活躍される専門医の方々のインタビュー記事も順次公開予定です。
URL:https://seem.life/lab/
【調査結果】
自分の精子の状態が「良好」だと思う男性は約6割
・自分の健康状態を「良好」だと思うという男性は約9割(89.7%:「大変良好」31.6%+「まあ良好」58.1%)いるが、自分の精子の状態を「良好」だと思っている男性は62.1%(「とても良好」14.9%+「まあ良好」47.2%)にとどまった。
・夫(パートナー)の精子の状態を「良好」だと思う女性は57.2%(「とても良好」17.2%+「まあ良好」40.0%)。精子の状態が「良好」だと思う人は、男性よりも女性でやや少ない。
Q1.あなた/あなたの配偶者(あるいはパートナー)※の健康状態について、あてはまるものをお答えください。
[画像5: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-871968-10.jpg ]
Q2.あなた/あなたの配偶者(あるいはパートナー)の精子の状態(精子の濃度や運動率)について、あてはまるものをお答えください。
[画像6: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-854071-20.jpg ]
【調査結果】
男性も女性も約2人に1人が「精子の状態が気になった」経験あり
・自分の精子の状態が気になったことがある男性は54.8%(「よくある」10.8%+「たまにある」24.2%+「ごくまれにある」19.8%)。
・夫(パートナー)の精子の状態が気になったことがある女性は49.3%(「よくある」11.6%+「たまにある」19.1%+「ごくまれにある」18.6%)。また、約1割の男女が「よくある」と回答。
・精子の状態が気になった理由に対する男女全体の回答は、「子どもが欲しいと思っているから」(62.4%)が最も多い。続いて、「子どもがなかなかできないから」(33.7%)、「若くないと思うから」(28.8%)、「毎日ストレスを感じているから」(28.6%)。
Q3.あなたは、これまでにご自身/あなたの配偶者(あるいはパートナー)の精子の状態(精子の濃度や運動率)が気になったことはありますか。
[画像7: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-104202-13.jpg ]
Q4. Q3で「よくある」「たまにある」「ごくまれにある」とお答えになった理由をお知らせください。
[画像8: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-603423-12.jpg ]
【調査結果】
一定の期間が経過しても子どもができなかった場合、まず最初に「自分に不妊の原因があるのでは」と思う男性は44.7%、女性は65.7%で男性のほうが少ない。一方、「配偶者(パートナー)に不妊の原因があるのでは」と思う男性は13.4%で、女性(7.1%)の約2倍
・一定の期間が経過しても子どもができなかった場合、まず最初に思うことを聞いたところ、男性は、「自分に原因があるのではと思う」(44.7%)と「2人に原因があるのではと思う」(41.9%)に意見が分かれた。
・一方、女性の65.7%が「自分に原因があるのではと思う」と回答しており、最初に「原因は自分にある」と思うのは男性より女性のほうが多い。
・「配偶者(パートナー)に原因があるのでは」と思う女性は7.1%にとどまる一方、男性は約2倍の13.4%となった。
Q5.一定の期間が経過しても子どもができなかった場合、原因について、まず最初にあなたはどのように思いますか。(または思いましたか。)
[画像9: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-642083-16.jpg ]
【調査結果】
日常生活のなかで男性の不妊につながると思うことの男女全体の1位は「ストレスを感じていること」(69.0%)、2位「喫煙」(62.6%)、3位「偏った食生活」(59.5%)
・日常生活のなかで男性の不妊につながると思うことは、「ストレスを感じていること」(69.0%)が 最も多かった。以下、「喫煙」(62.6%)、「偏った食生活」(59.5%)、「過度なアルコール摂取」(54.5%)が続き、いずれも男性より女性のほうが高くなっている。
・「膝の上でパソコンを使うこと」(14.3%)、「サウナや長風呂」(11.7%)はいずれも1割台であり、「頻繁に自転車に乗ること」(9.4%)、「育毛剤を多用すること」(7.3%)は1割未満であった。
Q6.日常生活のなかで男性の不妊につながると思うことはどのようなことですか。あてはまるものをお答えください。
[画像10: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-116786-15.jpg ]
【調査結果】
男女ともに「妊活」に対する意向は約8割と高いが、医療機関での検査を女性は「是非受けたい」31.4%に対して男性22.5%と、男性は女性に比べ消極的
男性が医療機関で検査を受けたくない理由は「子どもは欲しいが自然にまかせたいから」「医療機関での検査を受けるのが恥ずかしい/抵抗があるから」
・一定の期間を経過しても子どもができなかった場合、男性の妊活意向は83.1%(「自分が」24.7%、「自分と配偶者(パートナー)で一緒に」58.4%)、女性の妊活意向は80.2%(「自分が」14.5%、「自分と配偶者(パートナー)で一緒に」65.7%)と、男女ともに妊活意向が高い。
・医療機関での検査に対しては、「すでに受けたことがある」は男性7.2%に対して女性13.0%、「是非受けたい」が男性22.5%に対して女性31.4%と、いずれも女性のほうが高く、医療機関での検査に対しては男性は女性に比べ消極的であることがうかがえる。
・医療機関で検査を受けたいと思わない理由は、男女ともに「子どもは欲しいが自然にまかせたいから」が最も多い。女性は男性に比べ「子どもは欲しいが自然にまかせたいから」(57.5%)や「不妊治療をすることになるとお金がかかるから」(33.5%)を理由にする人が多く、男性は女性に比べ「医療機関で検査を受けるのが恥ずかしいから/抵抗があるから」(31.8%)、「どこに行けばよいかわからないから」(19.4%)を理由にする人が多い。
Q7.一定の期間を経過しても子どもができなかった場合、「妊活」に取り組みたいと思いますか。
[画像11: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-455555-17.jpg ]
Q8.一定の期間を経過しても子どもができなかった場合、あなたは医療機関での検査を受けたいと思いますか。
[画像12: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-669881-18.jpg ]
Q9.前問で「あまり受けたいとは思わない」「受けたいとは思わない」「どちらともいえない」とお答えになった、その理由をお答えください。(いくつでも)
[画像13: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-918054-19.jpg ]
【調査結果】
男女とも精子の状態を確認することへの意向は7割超と高いが、「精子の状態を確認してほしい」と思っている女性の約7割は「確認してほしい」気持ちを伝えていない
スマートフォンと専用のキットを使って、自宅で手軽に精子の状態をセルフチェックできるツールを「利用したい」男性70.5%、「利用してもらいたい」女性74.0%
・男性の4人に3人(75.5%)が自分の精子の状態を「確認してみたい」(「是非してみたい」23.5%+「機会があればしてみたい」52.0%)と回答。また、女性も75.4%が夫(パートナー)に「確認してほしい」(「是非してほしい」24.1% + 「機会があればしてほしい」51.3%)と思っている。
・「確認してほしい」と思っている女性でも、実際に「確認してほしいと伝えたことがある」女性は28.0%にとどまり、約7割は「確認してほしい」という自分の気持ちを伝えていない。
・スマートフォンと専用のキットを使って、自宅で手軽に精子の状態をセルフチェックできるツールを男性の70.5%(「利用したい」26.4%+「まあ利用したい」44.1%)が利用したいと考えている。女性も夫(パートナー)に74.0%(「利用してほしい」27.2%+「まあ利用してほしい」46.8%)が利用してほしいと思っている。
Q10.あなたは、ご自身/あなたの配偶者(あるいはパートナー)の精子の状態(精子の濃度や運動率)を確認したい/確認してほしいと思いますか。
[画像14: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-760294-1.jpg ]
Q10-1.【配偶者(パートナー)に精子の状態を確認してほしいと回答した女性】
配偶者(あるいはパートナー)に精子の状態(精子の濃度や運動率)を確認してほしいと伝えたことはありますか。
[画像15: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-346854-0.jpg ]
Q11.スマートフォンと専用のキットを使って、自宅で手軽に精子の状態をセルフチェックできるツールがあります。利用したい/配偶者(あるいはパートナー)に利用してもらいたいと思いますか。
[画像16: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-609792-4.jpg ]
『Seem』開発者のコメント
株式会社リクルートライフスタイル
ネットビジネス本部 事業開発ユニット ビジネス開発グループ 入澤 諒
男性が医療機関で検査を受けることは時間的・心理的にハードルが高く、なかなか実行できていない人がほとんどです。まずは、男性が自分の精子の状態を知るところから始められるよう、自宅で手軽に精子の濃度と運動率をセルフチェックできるサービス『Seem』を開発しました。
WHO(世界保健機関)の調査によると、不妊の原因の約半数は男性側にあることが分かっており、妊活や不妊治療は初めからカップルで一緒に取り組むことが重要です。自宅でセルフチェックできるツールがきっかけとなり、男性の妊活・不妊治療に対する意識・行動変化が実現されるよう目指していきます。
製品概要
『Seem』特長
アプリが精液の動画を解析し、その場ですぐに精子の濃度や運動率が測定できる
「Seemキット」と専用アプリだけで、すぐに利用できる
精子の状態は体調や環境などの影響で大きく変化するため、複数回の測定結果における平均値やグラフ表示により、精子の状態の傾向を確認することができる
「Seemキット」内容・販売情報
■内容:スマートフォン顕微鏡レンズ/精液採取用カップ/採取棒/測定チケット ※いずれも測定1回分
■発売日:2016年11月21日(月)
■販売先:
・ Amazon.co.jp
https://www.amazon.co.jp/dp/B01N3ZUNW6
・ ビックカメラ28店舗、ビックカメラ.comで順次販売開始
※詳細は「Seem」Webサイトでご確認ください
■価格:6,980円(税抜き)
「Seem」アプリ
App Storeから無料でダウンロードいただけます
https://itunes.apple.com/jp/app/seem-shimu-jing-ziserufuchekkuapuri/id1087668468?l=en&mt=8
[画像17: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-935957-3.jpg ]
※「Seem」は精液簡易チェックツールであり、医療機器ではありません。測定結果は医療機関の診断に代わるものではなく、また確定的な診断を行うものでもありません。そのため、必要に応じて医療機関を受診することをおすすめいたします
※対応端末:iPhone 5 / 5s / 6 / 6 Plus / 6s / 6s Plus / SE / 7 / 7 Plus (Androidではご利用いただけません)
※対応バージョン:iOS 8.0以上 (左記以外のOSではご利用いただけません)
※キットおよびアプリのデザインは、予告なく変わる可能性があります
※「Seemキット」をお持ちでない方は、サービスをご利用いただけませんのでご注意ください
※「Seem」のご利用にあたって、個人情報の登録等は一切必要ありません。ご安心ください
「男性の不妊に関する意識調査」は雑誌「Fertility and Sterility」へ投稿しております
▼リクルートライフスタイルについて
http://www.recruit-lifestyle.co.jp
【本件に関するお問い合わせ先】
https://www.recruit-lifestyle.co.jp/support/press
[画像1: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-770803-6.jpg ]
株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野 健)は、今後、子どもが欲しいと思っている20代〜40代の男女2,000人を対象に、「男性の不妊に関する意識調査」を実施いたしましたので結果をご報告いたします。
【TOPICS】
*自分の精子の状態が「良好」だと思う男性は約6割
*男性も女性も約2人に1人が「精子の状態が気になった」経験あり
*一定の期間が経過しても子どもができなかった場合、まず最初に「自分に不妊の原因があるのでは」と思う男性は44.7%、女性は65.7%で男性のほうが少ない。一方、「配偶者(パートナー)に不妊の原因があるのでは」と思う男性が13.4%、女性が7.1%で約2倍の差
*日常生活のなかで男性の不妊につながると思うことの男女全体の1位は「ストレスを感じていること」(69.0%)、2位「喫煙」(62.6%)、3位「偏った食生活」(59.5%)
*男女ともに「妊活」に対する意向は約8割と高いが、医療機関での検査を女性は「是非受けたい」31.4%に対して男性22.5%と、男性は女性に比べ消極的
*男性が医療機関で検査を受けたくない理由の上位は「子どもは欲しいが自然にまかせたいから」「医療機関での検査を受けるのが恥ずかしい/抵抗があるから」
*男女とも精子の状態を確認することへの意向は7割超と高いが、「精子の状態を確認してほしい」と思っている女性の約7割は「確認してほしい」気持ちを伝えていない
*スマートフォンと専用のキットを使って、自宅で手軽に精子の状態をセルフチェックできるツールを「利用したい」男性70.5%、「利用してもらいたい」女性74.0%
「男性の不妊に関する意識調査」 調査概要
実施期間:2017年3月24日(金)〜28日(火)
調査方法:インターネット調査
調査対象:現在子どもはいないが、今後、子どもが欲しいと思っており、既婚または恋人(またはパートナー)がいる全国の20代〜40代の男女2,000人(男性1,000人、女性1,000人)
※各数値は、小数点第二位以下を四捨五入しています
【専門医からのコメント】
[画像2: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-330500-7.jpg ]
獨協医科大学越谷病院 泌尿器科主任教授
岡田 弘 先生
不妊治療は男女が共に取り組むもの。
男性の主体性が行動につながり、新しい妊活文化が実現されることに期待。
晩婚化や晩産化時代が進み、不妊治療を受ける人は増えてきました。しかし、女性の治療が先行して男性の参加は遅れているのが現状です。
今回の調査では、子どもができなかった場合に、まず最初に「自分に原因があるのでは」と思う男性が44.7%おり、また、精子の状態について約2人に1人が気になったことがあることが明らかになりました。一方で、医療機関での検査を「是非受けたい」女性31.4%に対して男性22.5%と、男性は女性に比べ消極的である傾向がみられ、「医療期間で検査を受けるのが恥ずかしい/抵抗がある」と回答する男性も多く、依然として医療機関を受診する心理的ハードルが高いことがうかがえます。
不妊治療は男女で一緒に取り組んでいくことが大切です。現在は、男性不妊の専門医も増えてきているので安心して受診をしてほしいと思います。精子の状態をセルフチェックできる『Seem(シーム)』が男性の意識や行動変化のきっかけになることを期待しています。
妊活・不妊をテーマとした夫婦のインタビュー動画「THE FAMILY WAY」を2017年5月より公開中
[画像3: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-725652-8.jpg ]
「男性の不妊に関する意識調査」を実施するとともに、妊活・不妊をテーマに計3組の夫婦に話をうかがいました。
不妊治療当初、妻のみが病院での検査や治療に時間を費やしていたが、ある時、夫にも不妊の原因があることが分かった夫婦。
夫が精子の状態をセルフチェックできるツールを利用し、精子の状態がよくないことが分かった夫婦。
そして、これから妊活に取り組もうとする夫婦。
3組のインタビューは「THE FAMILY WAY」と題し、動画で公開しています。
URL:https://www.youtube.com/watch?v=8PIfQHtSXyc
男性が主体的に妊活に取り組むための
妊活や妊娠に関する情報をまとめたwebサイト「Seemラボ」
2017年5月より公開中
[画像4: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-252465-9.jpg ]
専門医の監修のもと、妊活や妊娠に関する基礎知識をまとめたwebサイトです。不妊の原因の約半数は男性にあるという現状の中、男性不妊に関する情報も多数掲載しております。
また、生殖医療の最前線で活躍される専門医の方々のインタビュー記事も順次公開予定です。
URL:https://seem.life/lab/
【調査結果】
自分の精子の状態が「良好」だと思う男性は約6割
・自分の健康状態を「良好」だと思うという男性は約9割(89.7%:「大変良好」31.6%+「まあ良好」58.1%)いるが、自分の精子の状態を「良好」だと思っている男性は62.1%(「とても良好」14.9%+「まあ良好」47.2%)にとどまった。
・夫(パートナー)の精子の状態を「良好」だと思う女性は57.2%(「とても良好」17.2%+「まあ良好」40.0%)。精子の状態が「良好」だと思う人は、男性よりも女性でやや少ない。
Q1.あなた/あなたの配偶者(あるいはパートナー)※の健康状態について、あてはまるものをお答えください。
[画像5: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-871968-10.jpg ]
Q2.あなた/あなたの配偶者(あるいはパートナー)の精子の状態(精子の濃度や運動率)について、あてはまるものをお答えください。
[画像6: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-854071-20.jpg ]
【調査結果】
男性も女性も約2人に1人が「精子の状態が気になった」経験あり
・自分の精子の状態が気になったことがある男性は54.8%(「よくある」10.8%+「たまにある」24.2%+「ごくまれにある」19.8%)。
・夫(パートナー)の精子の状態が気になったことがある女性は49.3%(「よくある」11.6%+「たまにある」19.1%+「ごくまれにある」18.6%)。また、約1割の男女が「よくある」と回答。
・精子の状態が気になった理由に対する男女全体の回答は、「子どもが欲しいと思っているから」(62.4%)が最も多い。続いて、「子どもがなかなかできないから」(33.7%)、「若くないと思うから」(28.8%)、「毎日ストレスを感じているから」(28.6%)。
Q3.あなたは、これまでにご自身/あなたの配偶者(あるいはパートナー)の精子の状態(精子の濃度や運動率)が気になったことはありますか。
[画像7: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-104202-13.jpg ]
Q4. Q3で「よくある」「たまにある」「ごくまれにある」とお答えになった理由をお知らせください。
[画像8: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-603423-12.jpg ]
【調査結果】
一定の期間が経過しても子どもができなかった場合、まず最初に「自分に不妊の原因があるのでは」と思う男性は44.7%、女性は65.7%で男性のほうが少ない。一方、「配偶者(パートナー)に不妊の原因があるのでは」と思う男性は13.4%で、女性(7.1%)の約2倍
・一定の期間が経過しても子どもができなかった場合、まず最初に思うことを聞いたところ、男性は、「自分に原因があるのではと思う」(44.7%)と「2人に原因があるのではと思う」(41.9%)に意見が分かれた。
・一方、女性の65.7%が「自分に原因があるのではと思う」と回答しており、最初に「原因は自分にある」と思うのは男性より女性のほうが多い。
・「配偶者(パートナー)に原因があるのでは」と思う女性は7.1%にとどまる一方、男性は約2倍の13.4%となった。
Q5.一定の期間が経過しても子どもができなかった場合、原因について、まず最初にあなたはどのように思いますか。(または思いましたか。)
[画像9: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-642083-16.jpg ]
【調査結果】
日常生活のなかで男性の不妊につながると思うことの男女全体の1位は「ストレスを感じていること」(69.0%)、2位「喫煙」(62.6%)、3位「偏った食生活」(59.5%)
・日常生活のなかで男性の不妊につながると思うことは、「ストレスを感じていること」(69.0%)が 最も多かった。以下、「喫煙」(62.6%)、「偏った食生活」(59.5%)、「過度なアルコール摂取」(54.5%)が続き、いずれも男性より女性のほうが高くなっている。
・「膝の上でパソコンを使うこと」(14.3%)、「サウナや長風呂」(11.7%)はいずれも1割台であり、「頻繁に自転車に乗ること」(9.4%)、「育毛剤を多用すること」(7.3%)は1割未満であった。
Q6.日常生活のなかで男性の不妊につながると思うことはどのようなことですか。あてはまるものをお答えください。
[画像10: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-116786-15.jpg ]
【調査結果】
男女ともに「妊活」に対する意向は約8割と高いが、医療機関での検査を女性は「是非受けたい」31.4%に対して男性22.5%と、男性は女性に比べ消極的
男性が医療機関で検査を受けたくない理由は「子どもは欲しいが自然にまかせたいから」「医療機関での検査を受けるのが恥ずかしい/抵抗があるから」
・一定の期間を経過しても子どもができなかった場合、男性の妊活意向は83.1%(「自分が」24.7%、「自分と配偶者(パートナー)で一緒に」58.4%)、女性の妊活意向は80.2%(「自分が」14.5%、「自分と配偶者(パートナー)で一緒に」65.7%)と、男女ともに妊活意向が高い。
・医療機関での検査に対しては、「すでに受けたことがある」は男性7.2%に対して女性13.0%、「是非受けたい」が男性22.5%に対して女性31.4%と、いずれも女性のほうが高く、医療機関での検査に対しては男性は女性に比べ消極的であることがうかがえる。
・医療機関で検査を受けたいと思わない理由は、男女ともに「子どもは欲しいが自然にまかせたいから」が最も多い。女性は男性に比べ「子どもは欲しいが自然にまかせたいから」(57.5%)や「不妊治療をすることになるとお金がかかるから」(33.5%)を理由にする人が多く、男性は女性に比べ「医療機関で検査を受けるのが恥ずかしいから/抵抗があるから」(31.8%)、「どこに行けばよいかわからないから」(19.4%)を理由にする人が多い。
Q7.一定の期間を経過しても子どもができなかった場合、「妊活」に取り組みたいと思いますか。
[画像11: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-455555-17.jpg ]
Q8.一定の期間を経過しても子どもができなかった場合、あなたは医療機関での検査を受けたいと思いますか。
[画像12: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-669881-18.jpg ]
Q9.前問で「あまり受けたいとは思わない」「受けたいとは思わない」「どちらともいえない」とお答えになった、その理由をお答えください。(いくつでも)
[画像13: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-918054-19.jpg ]
【調査結果】
男女とも精子の状態を確認することへの意向は7割超と高いが、「精子の状態を確認してほしい」と思っている女性の約7割は「確認してほしい」気持ちを伝えていない
スマートフォンと専用のキットを使って、自宅で手軽に精子の状態をセルフチェックできるツールを「利用したい」男性70.5%、「利用してもらいたい」女性74.0%
・男性の4人に3人(75.5%)が自分の精子の状態を「確認してみたい」(「是非してみたい」23.5%+「機会があればしてみたい」52.0%)と回答。また、女性も75.4%が夫(パートナー)に「確認してほしい」(「是非してほしい」24.1% + 「機会があればしてほしい」51.3%)と思っている。
・「確認してほしい」と思っている女性でも、実際に「確認してほしいと伝えたことがある」女性は28.0%にとどまり、約7割は「確認してほしい」という自分の気持ちを伝えていない。
・スマートフォンと専用のキットを使って、自宅で手軽に精子の状態をセルフチェックできるツールを男性の70.5%(「利用したい」26.4%+「まあ利用したい」44.1%)が利用したいと考えている。女性も夫(パートナー)に74.0%(「利用してほしい」27.2%+「まあ利用してほしい」46.8%)が利用してほしいと思っている。
Q10.あなたは、ご自身/あなたの配偶者(あるいはパートナー)の精子の状態(精子の濃度や運動率)を確認したい/確認してほしいと思いますか。
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Q10-1.【配偶者(パートナー)に精子の状態を確認してほしいと回答した女性】
配偶者(あるいはパートナー)に精子の状態(精子の濃度や運動率)を確認してほしいと伝えたことはありますか。
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Q11.スマートフォンと専用のキットを使って、自宅で手軽に精子の状態をセルフチェックできるツールがあります。利用したい/配偶者(あるいはパートナー)に利用してもらいたいと思いますか。
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『Seem』開発者のコメント
株式会社リクルートライフスタイル
ネットビジネス本部 事業開発ユニット ビジネス開発グループ 入澤 諒
男性が医療機関で検査を受けることは時間的・心理的にハードルが高く、なかなか実行できていない人がほとんどです。まずは、男性が自分の精子の状態を知るところから始められるよう、自宅で手軽に精子の濃度と運動率をセルフチェックできるサービス『Seem』を開発しました。
WHO(世界保健機関)の調査によると、不妊の原因の約半数は男性側にあることが分かっており、妊活や不妊治療は初めからカップルで一緒に取り組むことが重要です。自宅でセルフチェックできるツールがきっかけとなり、男性の妊活・不妊治療に対する意識・行動変化が実現されるよう目指していきます。
製品概要
『Seem』特長
アプリが精液の動画を解析し、その場ですぐに精子の濃度や運動率が測定できる
「Seemキット」と専用アプリだけで、すぐに利用できる
精子の状態は体調や環境などの影響で大きく変化するため、複数回の測定結果における平均値やグラフ表示により、精子の状態の傾向を確認することができる
「Seemキット」内容・販売情報
■内容:スマートフォン顕微鏡レンズ/精液採取用カップ/採取棒/測定チケット ※いずれも測定1回分
■発売日:2016年11月21日(月)
■販売先:
・ Amazon.co.jp
https://www.amazon.co.jp/dp/B01N3ZUNW6
・ ビックカメラ28店舗、ビックカメラ.comで順次販売開始
※詳細は「Seem」Webサイトでご確認ください
■価格:6,980円(税抜き)
「Seem」アプリ
App Storeから無料でダウンロードいただけます
https://itunes.apple.com/jp/app/seem-shimu-jing-ziserufuchekkuapuri/id1087668468?l=en&mt=8
[画像17: https://prtimes.jp/i/11414/543/resize/d11414-543-935957-3.jpg ]
※「Seem」は精液簡易チェックツールであり、医療機器ではありません。測定結果は医療機関の診断に代わるものではなく、また確定的な診断を行うものでもありません。そのため、必要に応じて医療機関を受診することをおすすめいたします
※対応端末:iPhone 5 / 5s / 6 / 6 Plus / 6s / 6s Plus / SE / 7 / 7 Plus (Androidではご利用いただけません)
※対応バージョン:iOS 8.0以上 (左記以外のOSではご利用いただけません)
※キットおよびアプリのデザインは、予告なく変わる可能性があります
※「Seemキット」をお持ちでない方は、サービスをご利用いただけませんのでご注意ください
※「Seem」のご利用にあたって、個人情報の登録等は一切必要ありません。ご安心ください
「男性の不妊に関する意識調査」は雑誌「Fertility and Sterility」へ投稿しております
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