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2016年3月卒業予定者の就職活動に関する調査 【10月1日時点の状況】82.6%の学生が内定獲得

〜 昨年同時期を6.3ポイント上回る 〜

企業の採用活動を支援するサイト「JOBRASS新卒」を運営する株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)の人と仕事研究所 https://apj.aidem.co.jp/ では、2016年3月卒業予定で、民間企業への就職を希望している大学4年生・大学院2年生の男女651名を対象に調査を実施しました。この度、その調査結果をまとめましたので、一部抜粋してお知らせします。





調査結果

≪就職活動の進捗状況 ≫
「1社以上の内定を獲得し、就活を終了した段階」71.4%
一方、内定を獲得しながらも「就活継続」は昨年同時期の倍以上となる10.9%
学生が企業選択にかけられる期間の短期化により、納得がいくまで続ける学生増加の可能性あり

≪内定獲得状況 ≫
10月1日時点で「内定あり」の学生は82.6%
学生1人当たりの内定獲得社数は平均で2.3社
昨年10月1日時点の平均2.0社を上回る結果

≪企業規模に対する志向≫
大企業志向52.0%、中小企業志向26.9%
昨年同時期(2014年10月1日)の大企業志向45.1%に比べ、今年は大企業志向の学生が増加


調査概要

調査対象:2016年3月卒業予定で、民間企業への就職を希望している大学4年生・大学院2年生の男女
調査方法:インターネット調査
調査期間:2015年10月1日〜5日
有効回答:651名


調査・分析担当者のコメント

<アイデム人と仕事研究所 所長 岸川 宏>
例年10月1日は、「内定解禁時期」を迎え、就職活動がひと段落つく頃といえます。採用活動の指針に大きな変更があったとはいえ、正式な内定通知の解禁日は例年と同じであったため、今年も同じように多くの学生が就職活動を終える時期となりました。内定獲得の状況は、保有している学生の割合、内定社数ともに昨年の調査を上回る結果。“大手志向学生の増加”“内定獲得企業は第一志望群が多数派”等、他の数値や学生の意識の変化からも、昨年を超える売り手市場だったといえます。しかしながら、内定解禁日を迎えるまでの就職活動の進捗は昨年と大きく異なり、選考活動解禁後急速に進展し、選考開始から就職先決定までの期間が非常に短いものとなりました。内定を獲得しながらも就職活動を続ける学生は、昨年の調査結果よりも多く、売り手市場とはいうものの、就職活動を終えきれない学生も一定数いるようです。


調査結果の詳細(一部抜粋)

≪就職活動の進捗状況≫
「1社以上の内定を獲得し、就活を終了した段階」71.4%
一方、内定を獲得しながらも「就活継続」は昨年同時期の倍以上となる10.9%

[画像1: http://prtimes.jp/i/2663/544/resize/d2663-544-764936-4.jpg ]

学生に、2015年10月1日時点の就職活動において、“現在行なっている<主な活動>”を聞いた。
「内定獲得/就活終了段階」と回答した学生が最も多く、71.4%となった。前回の調査(2015年9月1日状況) に比べて就職活動を終了した学生が12.3ポイント増加し、約7割に上った。
また、前年同時期の調査(「2015年3月卒業予定者の就職活動に関する調査 2014年10月1日状況」)と進捗状況を比較した。前年同時期においては「内定獲得/就活終了段階」の学生が70.8%、「内定獲得/就活継続段階」の学生が4.8%となっており、合わせて75.6%の学生が内定を獲得していた。一方、今回の調査では、内定を獲得した学生は8割に達しており、「内定獲得/ 就活終了段階」の学生の割合はあまり変わらないものの、「内定獲得/就活継続段階」の学生が6.1ポイント増えている。選考解禁から内定通知解禁まで約2ヵ月が経過した。昨年のスケジュール(4月〜9月末)が6ヵ月間あったことを考えると、今年は学生の企業選択にかかる期間が短く、納得いくまで活動を続ける学生が多くなっている可能性がある。

準備活動段階 :就職活動の情報収集や就活ナビサイトへの登録、自己分析や業界研究など
企業にエントリーする前の準備をし始めた段階
エントリー活動段階 :説明会やエントリーシートの作成・提出など、企業にエントリー・応募し始めた段階
面接・試験段階 :面接や試験など、主に企業の選考を受けている段階
内定獲得/就活継続段階:1社以上の内定を獲得したが、就活を継続している段階
内定獲得/就活終了段階:1社以上の内定を獲得し、就活を終了した段階


≪内定獲得状況≫
10月1日時点で「内定あり」の学生は82.6%
学生1人当たりの内定獲得社数は平均で2.3社  昨年10月1日時点の平均2.0社を上回る結果
[画像2: http://prtimes.jp/i/2663/544/resize/d2663-544-625598-1.jpg ]

内定獲得状況を集計したところ、10月1日時点で内定を獲得している学生は、全体の82.6%となっている。内定を保有している学生一人当たりの内定獲得社数は平均で2.3社。昨年10月1日調査の平均2.0社を上回った。

[画像3: http://prtimes.jp/i/2663/544/resize/d2663-544-806994-2.jpg ]

また、2015年卒学生と2016年卒学生の内定獲得率を時系列で見てみると、2016年卒学生の内定獲得率は、9月1日時点で2015年卒学生の10月1日時点(76.3%)とほぼ同率となり、10月1日時点では6.3ポイント上回っている。
「選考解禁1ヵ月後」の状況と比較すると、2015年卒学生では内定獲得率は47.0%に留まっており(2015年4月末状況)、10月1日の内定解禁にかけて緩やかに上昇していったものと推測される。一方、2016年卒学生に関しては、選考解禁後から内定獲得までの期間も非常に短く、急速な進展がみられた。

≪企業規模に対する志向≫
大企業志向52.0%、中小企業志向26.9%
昨年同時期(2014年10月1日)の大企業志向45.1%に比べ、今年は大企業志向の学生が増加
[画像4: http://prtimes.jp/i/2663/544/resize/d2663-544-471302-3.jpg ]

学生に、就職活動を行なうにあたり、大企業と中小企業のどちらを志望する気持ちが強いかを聞くと、     「大企業」「どちらかと言えば大企業」を合わせた回答が52.0%に上った。「中小企業」「どちらかと言えば中小企業」と回答した学生は合わせて26.9%、「企業の規模は全く意識していない」学生は21.0%となっている。前回の調査(9月1日状況)と比較すると、企業規模を全く意識していない学生が減少し、大企業を志向する学生が増加した。
男女別で見ると、大企業志向学生の割合は男性58.3%、女性46.6%と、男性のほうが大企業を志向している学生の割合が高い。
内定獲得状況別で見ると、大企業志向学生の割合は、「内定あり」で56.5%、「内定なし」で30.9%となった。 企業の規模を全く意識していない学生の割合は、「内定あり」では19.1%となった一方、「内定なし」では30.1%に上った。




調査結果の全体

≪進捗状況≫
◆就職活動の進捗状況
【主な活動】 「内定獲得/就活終了段階」71.4%
【最も進みが早い企業の状況】「面接・試験段階」79.6% ※就職活動中の学生
◆内定獲得状況
10月1日時点で「内定あり」の学生は82.6% 学生1人当たりの内定獲得社数は平均で2.3社
昨年10月1日時点の平均2.0社を上回る結果
◆1日の活動時間
「就職活動」に費やす時間は2.5時間で、9月1日時点で大きく減少してからほぼ横ばい
「学業」に費やす時間は3.6時間でやや増加
◆現在選考中の企業数
「1〜4社」67.0%(対前月+5.3ポイント)「5〜9社」8.4% (対前月-5.3ポイント)
「10社以上」2.2% (対前月-0.5ポイント)「0社」 22.3% (対前月+0.4ポイント)
内定獲得状況別に前月(9月1日時点)と比較すると
「内定なし」:「0社」「1〜4社」増加、「5〜9社」「10社以上」減少
「内定あり」:「0社」「1〜4社」減少、「5〜9社」「10社以上」増加
◆新たな応募予定
【新たに企業に応募する予定】「ある」66.1%
【内定獲得状況別】「内定なし」:予定が「ある」72.6% 「内定あり」:予定が「ある」56.2%
◆10月までの進捗感
「予定よりも進んでいない」41.6%「予定よりも進んでいる」28.9%「予定通り」29.5%
「順調に進んでいる(予定通り+予定よりも進んでいる)」学生がやや多い
◆活動終了見込み
「10月末頃まで」26.3%「12月末頃まで」23.7%「11月末頃まで」21.5%
「内定なし」の学生は「12月末頃まで」「2016年3月末頃まで」の回答がともに25.7%で最多

≪志望企業選定≫
◆企業規模に対する志向
「大企業志向」52.0%「中小企業志向」26.9% 前月(9月1日時点)より大企業志向がやや増加
◆企業選定の際に重視するもの
回答が多い順に「事業内容」「会社・社員の雰囲気」「職種」「業界」「勤務地」
昨年10月1日時点と比べると、26選択肢全てで昨年を上回る回答割合
◆会社・社員の雰囲気をどこから感じ取ったか
「採用担当者」66.3%「企業のホームページ」55.7%

≪進路決定状況≫
◆内定を獲得した時期
「8月」36.8%「7月」29.6%「6月」22.7%「9月」17.7% (※複数回答)
◆内定を辞退した時期
「8月」40.2%「9月」26.9%「7月」14.5%「10月以降」8.2%
◆就職活動を終了した時期
「8月」39.8%「9月」24.3%「7月」14.8%「6月」9.5%
◆就職活動を終了した理由
「第一志望群の企業から内定を獲得したから」69.0%
「第一志望群ではないが、納得できる企業から内定を獲得したから」20.6%
◆入社予定業界
「メーカー」27.1%「ソフトウェア・通信」14.9%「金融・ 証券・保険」13.4%
【志望業界と入社予定業界の一致割合】最も高い業界は「ソフトウェア・通信」66.7%
最も低い業界は「エネルギー」の3.4% ※「その他」を除く
◆入社予定職種
「営業系」27.3%「事務・管理系」21.7%「技術・研究系」15.4%
【志望職種と入社予定職種一致割合】最も高い職種は「技術・研究系」69.8%
最も低い職種は「企画系」の15.7% ※「その他」を除く
◆入社予定企業の志望度
第一志望群の企業から内定を獲得した学生は70.1%
◆入社予定企業の従業員規模
「3,000人以上」26.4%「1,000〜2,999人」17.8%「300〜999人」21.7%
◆入社予定企業の決定理由
「会社の雰囲気」38.5% 「職種」29.5% 「採用担当者や社員の人柄」29.0%
◆内定ブルーの実態(不安・憂鬱)
「もっと他に良い企業があるのではないか」
「自分は社会人としてやっていけるのか」がともに33.5%で最多
◆内定企業からのコンタクト
「月に1回程度」38.3%「2週間に1回程度」19.1%「2〜3ヵ月に1回程度」19.0%
【頻度についてどのように感じているか】「月に1回程度」「2週間に1回程度」がちょうどよい
◆入社意思の確認
【確認方法】「内定承諾書等の書類提出」71.0%
【回答期限】「8月」33.1%「9月」24.5%「10月以降」16.7%

≪学生の意識≫
◆働く上で大切にしたいもの
「給与」<「仕事の内容」<「働きやすさ」
◆企業に評価される自信があるもの
「人柄・性格」61.9%「課外活動(サークル・部活等)」33.5%
「身だしなみ・立居振る舞い」32.4% 昨年10月1日時点と比べ、
19項目中、14項目において“自信がある”と回答する割合が増加

※ 本ニュースリリースは調査全文の一部を抜粋しているため、調査全文をご希望の際は、下記広報担当へお問い合わせいただくか、下記のウェブサイトからダウンロードください。
https://apj.aidem.co.jp/enquete/
<本件に関するお問い合わせ先> 株式会社アイデム 広報担当/望月・栗木 電話:03-5269-8780

<株式会社アイデム 会社概要>
【求人媒体事業】アピール型就職活動サイト「JOBRASS新卒」・求人サイト「イーアイデム」運営
新聞折込求人紙「しごと情報アイデム」(関東圏・静岡県・関西圏・岡山県・福岡県)、求人フリーペーパー「ジョブアイデム」企画・発行
【人材紹介事業】「Aidem Smart Agent」(新卒・転職・シニア)
【アイデム 人と仕事研究所】人材育成:各種セミナー、ビジネスマナー、講師派遣(オリジナル研修)、新入社員育成プログラム
調査・情報サービス:会員制ホームページの運営、オリジナル調査資料の定期発行、人事・労務管理情報紙の編集・発行
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-4-10 電話/03-5269-8711(代) http://www.aidem.co.jp
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