ウクライナ侵攻で再注目! 新書大賞受賞『独ソ戦』の著者、大木毅が満を持して世に送る軍人評伝『指揮官たちの第二次大戦 素顔の将帥列伝』(新潮選書)が刊行決定!
[22/05/24]
提供元:PRTIMES
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デーニッツ、南雲、パットン、そしてジューコフ。歴史に名を残す軍人たちは、本当に「名将」だったのか。そして、優れた指揮官の条件とは何なのか――。
ロシアのウクライナ侵攻で、過去のものでも他人事でもなくなった戦争と軍人。今のところ「最後の大戦」である第二次大戦をリードした6カ国12人の指揮官の実像に、軍事史研究の第一人者が果敢に肉薄。流布されてきた俗論を廃して、新たな評価を下す「21世紀仕様の指揮官論」。
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これまではドイツと日本の軍人がメインテーマだった著者が、初めてアメリカ、イギリス、フランス、ソ連など6カ国の12人を幅広く選択。また、陸軍、海軍といった主要組織にとどまらず、経済や軍医部門に携わった人物、ド=ゴールのように通常は軍人としては扱われない人物も俎上に載せ、総合的に「指揮官の要件」を問うています。
その叙述スタイルは、「正面からの証拠写真ではなく、横から撮ったスナップ」によって、真の人物像を浮かび上がらせようというもの。通説では「名将」とされる指揮官の意外な評価や、これまであまり知られていない軍人への敬意に満ちた眼差しなど、読みどころは枚挙にいとまがありません。
60冊を超える小説を上梓してきた作家でもある著者の、時に冷徹、時に情感溢れる語り口は、従来の軍人評伝のイメージを覆す画期的なものです。戦争の本質とは何か、軍人は何を考え、いかに戦いに臨むのか――。戦雲たれこめる今だからこそ、読まれるべき作品だと言えるでしょう。
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■目次
第一章 ラケットを携えた老提督――南雲忠一大将(日本海軍)
第二章 「高潔な武人」だったのか?――カール・デーニッツ元帥(ドイツ海軍)
第三章 多面体の「猛将」――ジョージ・S・パットン大将(アメリカ合衆国陸軍)
第四章 影を負わされた光――水上源蔵中将(日本陸軍)
第五章 死せる提督の呪縛――トム・フィリップス大将(イギリス海軍)
第六章 挫折した機甲師団長――シャルル・ド=ゴール准将(フランス陸軍)
第七章 「経済参謀総長」の憂鬱――ゲオルク・トーマス歩兵大将(ドイツ陸軍)
第八章 消された英雄――ハンス・ラングスドルフ大佐(ドイツ海軍)
第九章 「幸運」だった将軍――ゲオルギー・K・ジューコフ(ソ連邦元帥)
第十章 医学と人種主義――エルンスト・ローデンヴァルト軍医少将(ドイツ陸軍)
第十一章 霜おく髪――山口多聞中将(日本海軍)
第十二章 非エリートの凄み――ウィリアム・スリム元帥(イギリス陸軍)
終章 現代の指揮官要件――第二次世界大戦将帥論
■著者コメント
日本人にとっての戦争はかつてと異なり、外国で起こる、自分たちとは無関係の惨事ではなくなりつつあります。そんな時代にあって、先の大戦に参加した諸国の指揮官たちが示した英知と痴愚、勇気と陋劣の人間模様を知ることはけっして好事家的な古物趣味にはなりますまい。本書が明日を知るために昨日を振り返る営みの一助となれば幸いです――。
[画像7: https://prtimes.jp/i/47877/549/resize/d47877-549-17eaceaad4cf09aa3c25-6.jpg ]
■著者紹介:大木毅
1961年東京生まれ。現代史家。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてボン大学に留学。防衛省防衛研究所講師、陸上自衛隊幹部学校講師等を経て著述に専念。雑誌「歴史と人物」の編集に携わり、旧帝国軍人を多数取材。『独ソ戦』(岩波新書)で「新書大賞2020」大賞を受賞。著書に『第二次大戦の〈分岐点〉』(作品社)、『「砂漠の狐」ロンメル』『「太平洋の巨鷲」山本五十六』、共著に『帝国軍人』(いずれも角川新書)など。
■書籍データ
【タイトル】指揮官たちの第二次大戦 素顔の将帥列伝
【著者】大木毅
【発売日】5月25日発売
【造本】選書(ソフトカバー単行本)
【本体価格】1,500円(税込1,650円)
【ISBN】978-4-10-603880-8
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/603880/
ロシアのウクライナ侵攻で、過去のものでも他人事でもなくなった戦争と軍人。今のところ「最後の大戦」である第二次大戦をリードした6カ国12人の指揮官の実像に、軍事史研究の第一人者が果敢に肉薄。流布されてきた俗論を廃して、新たな評価を下す「21世紀仕様の指揮官論」。
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これまではドイツと日本の軍人がメインテーマだった著者が、初めてアメリカ、イギリス、フランス、ソ連など6カ国の12人を幅広く選択。また、陸軍、海軍といった主要組織にとどまらず、経済や軍医部門に携わった人物、ド=ゴールのように通常は軍人としては扱われない人物も俎上に載せ、総合的に「指揮官の要件」を問うています。
その叙述スタイルは、「正面からの証拠写真ではなく、横から撮ったスナップ」によって、真の人物像を浮かび上がらせようというもの。通説では「名将」とされる指揮官の意外な評価や、これまであまり知られていない軍人への敬意に満ちた眼差しなど、読みどころは枚挙にいとまがありません。
60冊を超える小説を上梓してきた作家でもある著者の、時に冷徹、時に情感溢れる語り口は、従来の軍人評伝のイメージを覆す画期的なものです。戦争の本質とは何か、軍人は何を考え、いかに戦いに臨むのか――。戦雲たれこめる今だからこそ、読まれるべき作品だと言えるでしょう。
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■目次
第一章 ラケットを携えた老提督――南雲忠一大将(日本海軍)
第二章 「高潔な武人」だったのか?――カール・デーニッツ元帥(ドイツ海軍)
第三章 多面体の「猛将」――ジョージ・S・パットン大将(アメリカ合衆国陸軍)
第四章 影を負わされた光――水上源蔵中将(日本陸軍)
第五章 死せる提督の呪縛――トム・フィリップス大将(イギリス海軍)
第六章 挫折した機甲師団長――シャルル・ド=ゴール准将(フランス陸軍)
第七章 「経済参謀総長」の憂鬱――ゲオルク・トーマス歩兵大将(ドイツ陸軍)
第八章 消された英雄――ハンス・ラングスドルフ大佐(ドイツ海軍)
第九章 「幸運」だった将軍――ゲオルギー・K・ジューコフ(ソ連邦元帥)
第十章 医学と人種主義――エルンスト・ローデンヴァルト軍医少将(ドイツ陸軍)
第十一章 霜おく髪――山口多聞中将(日本海軍)
第十二章 非エリートの凄み――ウィリアム・スリム元帥(イギリス陸軍)
終章 現代の指揮官要件――第二次世界大戦将帥論
■著者コメント
日本人にとっての戦争はかつてと異なり、外国で起こる、自分たちとは無関係の惨事ではなくなりつつあります。そんな時代にあって、先の大戦に参加した諸国の指揮官たちが示した英知と痴愚、勇気と陋劣の人間模様を知ることはけっして好事家的な古物趣味にはなりますまい。本書が明日を知るために昨日を振り返る営みの一助となれば幸いです――。
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■著者紹介:大木毅
1961年東京生まれ。現代史家。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてボン大学に留学。防衛省防衛研究所講師、陸上自衛隊幹部学校講師等を経て著述に専念。雑誌「歴史と人物」の編集に携わり、旧帝国軍人を多数取材。『独ソ戦』(岩波新書)で「新書大賞2020」大賞を受賞。著書に『第二次大戦の〈分岐点〉』(作品社)、『「砂漠の狐」ロンメル』『「太平洋の巨鷲」山本五十六』、共著に『帝国軍人』(いずれも角川新書)など。
■書籍データ
【タイトル】指揮官たちの第二次大戦 素顔の将帥列伝
【著者】大木毅
【発売日】5月25日発売
【造本】選書(ソフトカバー単行本)
【本体価格】1,500円(税込1,650円)
【ISBN】978-4-10-603880-8
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/603880/