有機資源から生まれた『森のタンブラー』2020年の取り組み■アサヒグループ内の有機資源を『森のタンブラー』に有効活用
[20/02/28]
提供元:PRTIMES
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■「ホノルル・フェスティバル」等の環境配慮型イベントでの展開に加え、麻布大学など産官学連携の取り組みも強化、使い捨てをしない消費文化を社会へ啓発!
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 塩澤賢一)が、パナソニック株式会社と共同開発した世界初※1のエコカップ『森のタンブラー』は、本年で展開2年目を迎えます。2020年は事業化に向け、取り組みをさらに強化していきます。
『森のタンブラー』は、使い捨てプラスチックカップ削減のために“マイカップ”としての使用を提案しています。イベント等で繰り返し使用するだけでなく、家庭でも食器として使用していただくことで、事業系プラスチックゴミを削減するとともに、家庭からのプラスチックゴミも発生させない考えです。“使い捨て”という消費行動を変革していくことを目的とした取り組みをパナソニックと共に推進し、CO2排出量増加による気候危機や使い捨てプラスチックによる海洋汚染などの社会課題を解決し持続可能な世界の実現を目指します。
[画像: https://prtimes.jp/i/16166/555/resize/d16166-555-663239-0.png ]
<2019年の取り組み振り返り>
・パナソニックの独自技術※2を活用した『森のタンブラー』は、2019年7月からテスト展開を開始しました。企業・行政・消費者団体と協業し、「GAMBA EXPO 2019」「B-1グランプリin明石」「つくばクラフトビアフェスト2019」などの様々なアウトドアイベントで12月までに累計約1万個を展開しました。使い捨てプラスチックカップを約3万個削減したと見込むと、プラスチックゴミが約0.3t、CO2が約2.1t削減された計算となります。
<2020年の取り組み>
■アサヒグループ内の有機資源を『森のタンブラー』に有効活用
・原料に、これまで使用していた紙パルプに加え、新たにアサヒビールが広島県に所有する社有林「アサヒの森」の間伐材と、グループ会社であるアサヒビールモルト(株)の麦芽副産物(加工する際に発生する廃棄物)である焙煎大麦カスを採用しました。それぞれ『森のタンブラー HINOKI』『森のタンブラー MUGI』として展開します。
・『森のタンブラー』の特徴である、きめ細かい泡を生み出す機能はそのままに、それぞれの原料の特徴が感じられる魅力的な風合いや香りを実現しました。今後も、「廃棄物活用」「地産地消」などをキーワードに、バリエーション拡大を検討していきます。
・また、更なる石油使用量削減のため、パナソニックで開発を進め、現在の『森のタンブラー』のバイオマス度(植物由来原料の使用比率)向上の取組みも継続して行っていきます。
■2020年3月以降に展開予定の主なイベント
・CO2排出量増加による気候危機および海洋プラスチック問題といった社会問題に対応するため、欧州やアジア各国を中心に、使い捨てプラスチック容器を禁止する法規制が広がっています。日本における取り組みのモデルケースとなるべく、本年は、環境配慮型イベント、アウトドアイベント、スポーツイベントなどでの展開に加え、継続的に使用いただく仕組みの構築にも取り組みます。更に、産官学連携の取り組みも強化し『森のタンブラー』のさらなる普及に取り組みます。
1.「ホノルル・フェスティバル2020」
・3月6日〜8日にハワイ・ホノルルで開催される日本とハワイの文化交流を目的としたハワイ最大級のイベントです。
・約1,000人が参加する「フレンドシップ・パーティ」および州知事主催昼食会にて「ホノルル・フェスティバル」のロゴ入りの『森のタンブラー』を展開し、昨年まで使用していた使い捨てカップを削減します。
・ハワイでは、オアフ島内のレストラン等で持ち帰り用として使用されている使い捨てのプラスチック製の食器類の使用を禁止することを定めた条例が2021年1月より施行され、2022年までに使い捨てプラスチック類の使用が完全に禁止される予定です。脱プラスチックの先端を行くハワイにおける取り組みをきっかけに、世界に発信する機会としています。
関連URL https://www.honolulufestival.com/ja/
2.「麻布大学・生命環境科学部・環境科学科」との取り組み
・「エコプロダクツ2019」をきっかけに取り組みをスタートし、2020年2月に学術指導契約を締結しました。「森のタンブラー」を活用した脱・使い捨てを社会に浸透させるコト(体験)・モノ(商品)の提案を麻布大学の学生有志グループが行います。
・麻布大学は、環境科学科を中心に、「地球共生系〜人と動物と環境の共生をめざして〜」の教育理念に基づき、SDGsに先進的に取り組んでいます。朝日新聞社主催「大学SDGsアワード」においては2年連続ファイナリストに選出され、2019年度はスタディツアー(鹿児島県瀬戸内町×日本航空)賞を受賞するなど、学生主体の活動を積極的に外部発信しています。「かながわSDGsパートナー」に登録されるなど、行政との連携も盛んなことから、産官学連携の取り組みを行っていきます。
関連URL https://azabu-enviro.amebaownd.com/pages/3064675/page_201907121656
*今後のイベント展開については随時発表していきます。
※1:当社調べ
※2:パナソニック(株)が独自に開発したナノ〜マイクロに微細化されたパルプ成分を55%以上含有する新開発の成形材料技術を応用しています。同社独自の金型・成形技術により、独特の風合いと強度を実現できます。パナソニックが受託した環境省の委託業務(平成27年度〜平成29年度セルロースナノファイバー製品製造工程におけるCO2排出削減に関する技術開発)で得られた成果を活用しています。
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 塩澤賢一)が、パナソニック株式会社と共同開発した世界初※1のエコカップ『森のタンブラー』は、本年で展開2年目を迎えます。2020年は事業化に向け、取り組みをさらに強化していきます。
『森のタンブラー』は、使い捨てプラスチックカップ削減のために“マイカップ”としての使用を提案しています。イベント等で繰り返し使用するだけでなく、家庭でも食器として使用していただくことで、事業系プラスチックゴミを削減するとともに、家庭からのプラスチックゴミも発生させない考えです。“使い捨て”という消費行動を変革していくことを目的とした取り組みをパナソニックと共に推進し、CO2排出量増加による気候危機や使い捨てプラスチックによる海洋汚染などの社会課題を解決し持続可能な世界の実現を目指します。
[画像: https://prtimes.jp/i/16166/555/resize/d16166-555-663239-0.png ]
<2019年の取り組み振り返り>
・パナソニックの独自技術※2を活用した『森のタンブラー』は、2019年7月からテスト展開を開始しました。企業・行政・消費者団体と協業し、「GAMBA EXPO 2019」「B-1グランプリin明石」「つくばクラフトビアフェスト2019」などの様々なアウトドアイベントで12月までに累計約1万個を展開しました。使い捨てプラスチックカップを約3万個削減したと見込むと、プラスチックゴミが約0.3t、CO2が約2.1t削減された計算となります。
<2020年の取り組み>
■アサヒグループ内の有機資源を『森のタンブラー』に有効活用
・原料に、これまで使用していた紙パルプに加え、新たにアサヒビールが広島県に所有する社有林「アサヒの森」の間伐材と、グループ会社であるアサヒビールモルト(株)の麦芽副産物(加工する際に発生する廃棄物)である焙煎大麦カスを採用しました。それぞれ『森のタンブラー HINOKI』『森のタンブラー MUGI』として展開します。
・『森のタンブラー』の特徴である、きめ細かい泡を生み出す機能はそのままに、それぞれの原料の特徴が感じられる魅力的な風合いや香りを実現しました。今後も、「廃棄物活用」「地産地消」などをキーワードに、バリエーション拡大を検討していきます。
・また、更なる石油使用量削減のため、パナソニックで開発を進め、現在の『森のタンブラー』のバイオマス度(植物由来原料の使用比率)向上の取組みも継続して行っていきます。
■2020年3月以降に展開予定の主なイベント
・CO2排出量増加による気候危機および海洋プラスチック問題といった社会問題に対応するため、欧州やアジア各国を中心に、使い捨てプラスチック容器を禁止する法規制が広がっています。日本における取り組みのモデルケースとなるべく、本年は、環境配慮型イベント、アウトドアイベント、スポーツイベントなどでの展開に加え、継続的に使用いただく仕組みの構築にも取り組みます。更に、産官学連携の取り組みも強化し『森のタンブラー』のさらなる普及に取り組みます。
1.「ホノルル・フェスティバル2020」
・3月6日〜8日にハワイ・ホノルルで開催される日本とハワイの文化交流を目的としたハワイ最大級のイベントです。
・約1,000人が参加する「フレンドシップ・パーティ」および州知事主催昼食会にて「ホノルル・フェスティバル」のロゴ入りの『森のタンブラー』を展開し、昨年まで使用していた使い捨てカップを削減します。
・ハワイでは、オアフ島内のレストラン等で持ち帰り用として使用されている使い捨てのプラスチック製の食器類の使用を禁止することを定めた条例が2021年1月より施行され、2022年までに使い捨てプラスチック類の使用が完全に禁止される予定です。脱プラスチックの先端を行くハワイにおける取り組みをきっかけに、世界に発信する機会としています。
関連URL https://www.honolulufestival.com/ja/
2.「麻布大学・生命環境科学部・環境科学科」との取り組み
・「エコプロダクツ2019」をきっかけに取り組みをスタートし、2020年2月に学術指導契約を締結しました。「森のタンブラー」を活用した脱・使い捨てを社会に浸透させるコト(体験)・モノ(商品)の提案を麻布大学の学生有志グループが行います。
・麻布大学は、環境科学科を中心に、「地球共生系〜人と動物と環境の共生をめざして〜」の教育理念に基づき、SDGsに先進的に取り組んでいます。朝日新聞社主催「大学SDGsアワード」においては2年連続ファイナリストに選出され、2019年度はスタディツアー(鹿児島県瀬戸内町×日本航空)賞を受賞するなど、学生主体の活動を積極的に外部発信しています。「かながわSDGsパートナー」に登録されるなど、行政との連携も盛んなことから、産官学連携の取り組みを行っていきます。
関連URL https://azabu-enviro.amebaownd.com/pages/3064675/page_201907121656
*今後のイベント展開については随時発表していきます。
※1:当社調べ
※2:パナソニック(株)が独自に開発したナノ〜マイクロに微細化されたパルプ成分を55%以上含有する新開発の成形材料技術を応用しています。同社独自の金型・成形技術により、独特の風合いと強度を実現できます。パナソニックが受託した環境省の委託業務(平成27年度〜平成29年度セルロースナノファイバー製品製造工程におけるCO2排出削減に関する技術開発)で得られた成果を活用しています。