【江戸川乱歩も絶賛!】戸板康二による推理小説、歌舞伎俳優にして名探偵・中村雅楽が事件に挑む傑作シリーズが2か月連続刊行!
[24/01/11]
提供元:PRTIMES
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各巻【殺人事件篇】【日常の謎篇】のテーマで楽しめる、河出文庫版よりぬき「中村雅楽」シリーズ。直木賞・日本推理作家協会賞受賞作も収録。
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株式会社河出書房新社(本社:東京都渋谷区/代表取締役:小野寺優)は、戸板康二が生み出した名探偵・中村雅楽シリーズから精選した短篇集『等々力座殺人事件 中村雅楽と迷宮舞台』および『楽屋の蟹 中村雅楽と日常の謎』(河出文庫)を2か月連続で刊行いたします。
■シャーロック・ホームズと半七捕物帳、双方の系譜を継ぐ傑作シリーズ
日本の三大名探偵といえば、明智小五郎(江戸川乱歩作品)、金田一耕助(横溝正史作品)、神津恭介(高木彬光作品)。ミステリー評論家・新保博久氏がこの御三家に次ぐ四番手に推すのが、戸板康二が生み出した「中村雅楽」にほかなりません。
昭和33年(1958)、江戸川乱歩のすすめで、当時演劇・歌舞伎評論家として活躍していた戸板康二が「一編だけ」のつもりで執筆したのが、歌舞伎界の名優・中村雅楽が活躍する推理小説「車引殺人事件」です。
その後も発表された数々の作品は「おいしい物を噛みしめるような、なんともいえない味」と江戸川乱歩が絶賛。コナン・ドイルのシャーロック・ホームズ物語とともに、著者が愛読し、また手本と仰いだ岡本綺堂による連作『半七捕物帳』の執筆・発表期間20年をも凌ぐ、30年以上にわたる長寿シリーズとなりました。
この度、著者没後30年を迎えるにあたり、新保博久氏が編者を務め、本シリーズから【殺人事件篇】【日常の謎篇】の2テーマに分け、精選した短篇集『等々力座殺人事件 中村雅楽と迷宮舞台』、『楽屋の蟹 中村雅楽と日常の謎』を2か月連続刊行することとなりました。
河出文庫版よりぬき「中村雅楽」シリーズ。数十年経っても色あせないチャーミングな老優の魅力、鮮やかな名推理の数々をどうぞご堪能ください。
■第1弾『等々力座殺人事件 中村雅楽と迷宮舞台』(2023年12月6日発売)
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「じゃ、私の考えた筋をいってみようか」
第1弾はシリーズ唯一の密室ものにして雅楽最初の事件「密室の鎧」から始まる【殺人事件篇】です。
演劇界内外を騒がせる怪事件に、老優の推理が冴えわたる8篇を精選。
小社より1959年に刊行された著者初の推理小説集『車引殺人事件』に江戸川乱歩が寄せた序文を再録、またデビュー作「車引殺人事件」の雅楽が登場しない幻の原型作品を書籍初収録しました。
<収録内容>
『車引殺人事件』序(河出書房新社版)/江戸川乱歩
密室の鎧
等々力座殺人事件
松王丸変死事件
奈落殺人事件
滝に誘う女
臨時停留所
美少年の死
ラスト・シーン
車引殺人事件/伴大五郎(戸板康二)
■第2弾『楽屋の蟹 中村雅楽と日常の謎』(2024年1月10日発売)
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「万事めでたしめでたしで、何よりでしたね」
第2弾は入院中のベッド上で見事な謎解きを披露する直木賞受賞の名作「團十郎切腹事件」などを収録した【日常の謎篇】です。
新幹線ひかり号車内での一幕物さながらの傑作「グリーン車の子供」(日本推理作家協会賞受賞)、読者に別れを告げる感涙の大団円「むかしの弟子」まで雅楽の人間味と名推理が堪能できる11篇を収録しています。
<収録内容>
團十郎切腹事件
虎の巻紛失
グリーン車の子供
目黒の狂女
楽屋の蟹
元天才少女
コロンボという犬
芸養子
弁当の照焼
一日がわり
むかしの弟子
老優中村雅楽(エッセイ)
■人気イラストレーターYOUCHANによるカバーイラスト
河出文庫版「中村雅楽」シリーズ2作のカバーイラストを手がけたのは『金田一耕助語辞典』(株式会社誠文堂新光社)のイラストをはじめ、多くのミステリー、SF関連作品の装画を手がけるYOUCHANさん。
魅力あふれるキャラクター造形と各短篇のキーアイテムを盛り込み、2冊を並べると一つの絵になる遊び心溢れるイラストにもぜひご注目ください。
【著者紹介】
戸板康二(といた・やすじ)
1915(大正4)年、東京に生まれる。慶應義塾大学国文科卒業後、『日本演劇』編集長時代から歌舞伎評論を発表し、その方面の業績により戸川秋骨賞、芸能選奨文部大臣賞などを受賞。江戸川乱歩のすすめでミステリーの執筆を開始する。1958年に発表した「車引殺人事件」の好評を受け、中村雅楽シリーズを数多く執筆。1959年「團十郎切腹事件」で直木賞、1976年「グリーン車の子供」で日本推理作家協会賞を受賞。1993(平成5)年没。
【書誌情報】
書名: 1.『等々力座殺人事件 中村雅楽と迷宮舞台』/2.『楽屋の蟹 中村雅楽と日常の謎』
著者: 戸板康二/新保博久編
仕様:文庫版/各376ページ
発売日:1.2023年12月6日/2.2024年1月10日
税込定価:各1,155円(本体1,050円)
ISBN:1.978-4-309-42070-7/2.978-4-309-42077-6
装丁:坂野公一(welle design)
装画:YOUCHAN(トゴルアートワークス)
書誌URL:
1.https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309420707/
2.https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309420776/
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12754/573/12754-573-9371d6dcc136f520dddf858cb96f7162-1600x900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社河出書房新社(本社:東京都渋谷区/代表取締役:小野寺優)は、戸板康二が生み出した名探偵・中村雅楽シリーズから精選した短篇集『等々力座殺人事件 中村雅楽と迷宮舞台』および『楽屋の蟹 中村雅楽と日常の謎』(河出文庫)を2か月連続で刊行いたします。
■シャーロック・ホームズと半七捕物帳、双方の系譜を継ぐ傑作シリーズ
日本の三大名探偵といえば、明智小五郎(江戸川乱歩作品)、金田一耕助(横溝正史作品)、神津恭介(高木彬光作品)。ミステリー評論家・新保博久氏がこの御三家に次ぐ四番手に推すのが、戸板康二が生み出した「中村雅楽」にほかなりません。
昭和33年(1958)、江戸川乱歩のすすめで、当時演劇・歌舞伎評論家として活躍していた戸板康二が「一編だけ」のつもりで執筆したのが、歌舞伎界の名優・中村雅楽が活躍する推理小説「車引殺人事件」です。
その後も発表された数々の作品は「おいしい物を噛みしめるような、なんともいえない味」と江戸川乱歩が絶賛。コナン・ドイルのシャーロック・ホームズ物語とともに、著者が愛読し、また手本と仰いだ岡本綺堂による連作『半七捕物帳』の執筆・発表期間20年をも凌ぐ、30年以上にわたる長寿シリーズとなりました。
この度、著者没後30年を迎えるにあたり、新保博久氏が編者を務め、本シリーズから【殺人事件篇】【日常の謎篇】の2テーマに分け、精選した短篇集『等々力座殺人事件 中村雅楽と迷宮舞台』、『楽屋の蟹 中村雅楽と日常の謎』を2か月連続刊行することとなりました。
河出文庫版よりぬき「中村雅楽」シリーズ。数十年経っても色あせないチャーミングな老優の魅力、鮮やかな名推理の数々をどうぞご堪能ください。
■第1弾『等々力座殺人事件 中村雅楽と迷宮舞台』(2023年12月6日発売)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12754/573/12754-573-760c2e6d498bc86a0a7ef165a8a2b185-1239x1760.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「じゃ、私の考えた筋をいってみようか」
第1弾はシリーズ唯一の密室ものにして雅楽最初の事件「密室の鎧」から始まる【殺人事件篇】です。
演劇界内外を騒がせる怪事件に、老優の推理が冴えわたる8篇を精選。
小社より1959年に刊行された著者初の推理小説集『車引殺人事件』に江戸川乱歩が寄せた序文を再録、またデビュー作「車引殺人事件」の雅楽が登場しない幻の原型作品を書籍初収録しました。
<収録内容>
『車引殺人事件』序(河出書房新社版)/江戸川乱歩
密室の鎧
等々力座殺人事件
松王丸変死事件
奈落殺人事件
滝に誘う女
臨時停留所
美少年の死
ラスト・シーン
車引殺人事件/伴大五郎(戸板康二)
■第2弾『楽屋の蟹 中村雅楽と日常の謎』(2024年1月10日発売)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12754/573/12754-573-a23716b56959aeb2fd907f2d414be8cc-1238x1753.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「万事めでたしめでたしで、何よりでしたね」
第2弾は入院中のベッド上で見事な謎解きを披露する直木賞受賞の名作「團十郎切腹事件」などを収録した【日常の謎篇】です。
新幹線ひかり号車内での一幕物さながらの傑作「グリーン車の子供」(日本推理作家協会賞受賞)、読者に別れを告げる感涙の大団円「むかしの弟子」まで雅楽の人間味と名推理が堪能できる11篇を収録しています。
<収録内容>
團十郎切腹事件
虎の巻紛失
グリーン車の子供
目黒の狂女
楽屋の蟹
元天才少女
コロンボという犬
芸養子
弁当の照焼
一日がわり
むかしの弟子
老優中村雅楽(エッセイ)
■人気イラストレーターYOUCHANによるカバーイラスト
河出文庫版「中村雅楽」シリーズ2作のカバーイラストを手がけたのは『金田一耕助語辞典』(株式会社誠文堂新光社)のイラストをはじめ、多くのミステリー、SF関連作品の装画を手がけるYOUCHANさん。
魅力あふれるキャラクター造形と各短篇のキーアイテムを盛り込み、2冊を並べると一つの絵になる遊び心溢れるイラストにもぜひご注目ください。
【著者紹介】
戸板康二(といた・やすじ)
1915(大正4)年、東京に生まれる。慶應義塾大学国文科卒業後、『日本演劇』編集長時代から歌舞伎評論を発表し、その方面の業績により戸川秋骨賞、芸能選奨文部大臣賞などを受賞。江戸川乱歩のすすめでミステリーの執筆を開始する。1958年に発表した「車引殺人事件」の好評を受け、中村雅楽シリーズを数多く執筆。1959年「團十郎切腹事件」で直木賞、1976年「グリーン車の子供」で日本推理作家協会賞を受賞。1993(平成5)年没。
【書誌情報】
書名: 1.『等々力座殺人事件 中村雅楽と迷宮舞台』/2.『楽屋の蟹 中村雅楽と日常の謎』
著者: 戸板康二/新保博久編
仕様:文庫版/各376ページ
発売日:1.2023年12月6日/2.2024年1月10日
税込定価:各1,155円(本体1,050円)
ISBN:1.978-4-309-42070-7/2.978-4-309-42077-6
装丁:坂野公一(welle design)
装画:YOUCHAN(トゴルアートワークス)
書誌URL:
1.https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309420707/
2.https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309420776/