Shizuoka City Acceleration Program 2023採択のLipper、静岡市のシェアサイクルで環境にやさしい「BXホワイトタイヤ」を装着して公道を走行する実証実験をスタート
[24/04/24]
提供元:PRTIMES
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4月15日(月)〜7月14日(日)に、静岡市内に全6台を設置。新しい環境課題「タイヤの環境負荷」に対応する新しいタイヤづくりを目指す。
株式会社ゼロワンブースター(本社:東京都千代田区、代表取締役:合田ジョージ、以下「01Booster」)は、静岡市と共同で「Shizuoka City Acceleration Program (静岡市アクセラレーションプログラム)2023」を開催いたしました。このたび、本プログラムで採択されたリッパー株式会社(本社:静岡県富士市、代表者:鈴木幹久、以下「LIPPER」)が、2024年4月15日(月)から、静岡市のシェアサイクルPULCLE(パルクル)に同社が開発する「BXホワイトタイヤ」を装着して公道走行する実証実験を開始しましたので、お知らせいたします。
「BXホワイトタイヤ」は、環境にやさしい自然タイヤ強化剤を原材料に製造された、カーボンブラックを代替する新しいタイヤです。LIPPERはタイヤの環境負荷を新しい環境問題と捉え、これに対応した新しいタイヤ作りを目指しています。
本実証実験では7月14日(日)まで静岡市内に「BXホワイトタイヤ」を装着したシェアサイクルを全6台設置。タイヤ摩耗度および耐候性の検証を行います。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16550/590/16550-590-63cd002ce37dc7820481a7ad469f1002-2500x1313.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
新しい環境課題・タイヤの環境負荷に対応する「BXホワイトタイヤ」
「BXホワイトタイヤ」のBXは「ブルー・トランフォーメーション(海の構造改革)」の略で、水産資源と人びとの健康を守るための構造的な変革を意味する言葉です。静岡市は国内最深で多様な生態系を持つ駿河湾に面しており、「地」の利などを生かした海洋産業イノベーション、海洋環境保全と経済活動の両立を実現する事業を推進しています。静岡市アクセラレーションプログラムでも、PoC型アクセラレーションコースのテーマの1つに「BX」を設け、海洋資源の持続的活用と海洋産業の発展につながるアイデアを募集。2023年にLIPPERを採択しました。
LIPPERは2021年以来、環境にやさしい自然タイヤ強化剤を原材料に製造された、カーボンブラックを代替する新しいタイヤ「BXホワイトタイヤ」の原材料開発を進めてきました。現状のタイヤは強化剤が石油由来のため、製造や廃棄におけるCO2排出量が大きいことや、タイヤ粉塵によるマイクロプラスチック汚染が大きな課題となっています。このタイヤの環境負荷という新しい環境課題を解決するため、LIPPERは木材由来のナノセルロースでタイヤを強化することで、自然由来へと原材料を転換しました。自然素材を用いることで、自然環境で生分解(※)されるようになります。※生分解:バクテリアや菌類などの微生物の働きにより、有機化合物が分子レベルまで分解し、最終的には二酸化炭素や水となって自然界へと循環していくこと参考:タイヤに関する課題
1.タイヤ強化剤カーボンブラックが石油由来のため、この製造におけるCO2排出量が大きい
2.タイヤ粉塵が海洋マイクロプラスチックの主要因と言われていて、EUでは規制が決定している
3.タイヤ処分が現状では埋め立てるか、燃やすしか方法がなく、いずれも環境負荷が大きい
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16550/590/16550-590-810a911d103a804d1e3c388ec9a26548-2992x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
シェアサイクルに装着されたBXホワイトタイヤ
静岡市役所、ケーブルネットワークのTOKAIと協働し、実証実験をスタート
LIPPERは、2023年に静岡市アクセラレーションプログラムに採択された後、静岡市役所・株式会社TOKAIケーブルネットワークと実証実験の準備を進めてきました。そして、このたび2024年4月15日(月)から、静岡市運営のシェアサイクルPULCLE(パルクル)にLIPPERが開発する「BXホワイトタイヤ」を装着して公道走行する実証実験を開始することとなりました。全6台を設置し、タイヤ摩耗度および耐候性の検証を行います。検証期間:2024年4月15日(月)〜7月14日(日)
展開台数:シェアサイクルPULCLE(パルクル)6台
検証内容:タイヤ摩耗度および耐候性の検証
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16550/590/16550-590-fe8f63040c632f19e3c4b131c234ec7d-2992x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
シェアサイクルの利用イメージ
今後、LIPPERは、静岡県・静岡市の協力のもと、2024年6月からタイヤ粉じんの海洋生分解性検証を清水港で行う予定です。また、2025年からタイヤ強化材を本格量産し、タイヤメーカーへ供給を開始する予定です。
持続可能な街づくりに取り組む、静岡市アクセラレーションプログラム
「静岡市アクセラレーションプログラム」は、持続可能な街づくりに取り組む静岡市が主催するアクセラレーションプログラム(※)です。本プログラムには、プレシード・シード期の企業を対象とした「インキュベーションコース」、アーリー・ミドル期の企業や第二創業の企業を対象とした「PoC型アクセラレーションコース」の2つのコースがあり、LIPPERは「PoC型アクセラレーションコース」に採択されました。
PoC型アクセラレーションコースでは、静岡市が抱える課題や地域の特性を踏まえて「防災」「BX(ブルー・トランフォーメーション)」「教育・福祉」というテーマを設定。採択企業に対して、市内事業者とのマッチングと事業共創に向けた実証実験における伴走支援、専門家への個別相談、社会関係資本の提供など、幅広い支援を行いました。Shizuoka City Acceleration Program WEBサイト: https://01booster.com/program/shizuoka-city
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16550/590/16550-590-0ea2daf579b11ec45cb83134f4aeb741-1250x417.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社ゼロワンブースター
「事業創造の力で世界を変える」という企業理念のもと、大手企業とベンチャー企業が足りない部分を相互に補完し合い、イノベーションを共創し、事業の成長を加速するオープンイノベーションプログラム「コーポレートアクセラレーター」や社内起業家を発見・育成するプログラム「イントラプレナーアクセラレーター」を展開しています。また、起業家や社内の事業開発担当者を育成するラーニングプログラムの運営やベンチャー投資、ベンチャースタジオの運営など事業領域を拡大中。また、2020年2月から、個人のアイデアを形にするワーキングコミュニティ「有楽町『SAAI』Wonder Working Community」の運営を行っています。商号:株式会社ゼロワンブースター
代表者:代表取締役 合田ジョージ
所在地:〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1階
設立:2012年3月
事業内容:
起業家向けシェアオフィス、コーポレートアクセラレーター・イントラプレナーアクセラレータープログラム企画運営、企業内起業人材研修、投資および資金調達支援、事業創造コンサルティング、M&A仲介サポート等
URL:https://01booster.co.jp
※コーポレートアクセラレーターは01Boosterの登録商標です。
株式会社ゼロワンブースター(本社:東京都千代田区、代表取締役:合田ジョージ、以下「01Booster」)は、静岡市と共同で「Shizuoka City Acceleration Program (静岡市アクセラレーションプログラム)2023」を開催いたしました。このたび、本プログラムで採択されたリッパー株式会社(本社:静岡県富士市、代表者:鈴木幹久、以下「LIPPER」)が、2024年4月15日(月)から、静岡市のシェアサイクルPULCLE(パルクル)に同社が開発する「BXホワイトタイヤ」を装着して公道走行する実証実験を開始しましたので、お知らせいたします。
「BXホワイトタイヤ」は、環境にやさしい自然タイヤ強化剤を原材料に製造された、カーボンブラックを代替する新しいタイヤです。LIPPERはタイヤの環境負荷を新しい環境問題と捉え、これに対応した新しいタイヤ作りを目指しています。
本実証実験では7月14日(日)まで静岡市内に「BXホワイトタイヤ」を装着したシェアサイクルを全6台設置。タイヤ摩耗度および耐候性の検証を行います。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16550/590/16550-590-63cd002ce37dc7820481a7ad469f1002-2500x1313.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
新しい環境課題・タイヤの環境負荷に対応する「BXホワイトタイヤ」
「BXホワイトタイヤ」のBXは「ブルー・トランフォーメーション(海の構造改革)」の略で、水産資源と人びとの健康を守るための構造的な変革を意味する言葉です。静岡市は国内最深で多様な生態系を持つ駿河湾に面しており、「地」の利などを生かした海洋産業イノベーション、海洋環境保全と経済活動の両立を実現する事業を推進しています。静岡市アクセラレーションプログラムでも、PoC型アクセラレーションコースのテーマの1つに「BX」を設け、海洋資源の持続的活用と海洋産業の発展につながるアイデアを募集。2023年にLIPPERを採択しました。
LIPPERは2021年以来、環境にやさしい自然タイヤ強化剤を原材料に製造された、カーボンブラックを代替する新しいタイヤ「BXホワイトタイヤ」の原材料開発を進めてきました。現状のタイヤは強化剤が石油由来のため、製造や廃棄におけるCO2排出量が大きいことや、タイヤ粉塵によるマイクロプラスチック汚染が大きな課題となっています。このタイヤの環境負荷という新しい環境課題を解決するため、LIPPERは木材由来のナノセルロースでタイヤを強化することで、自然由来へと原材料を転換しました。自然素材を用いることで、自然環境で生分解(※)されるようになります。※生分解:バクテリアや菌類などの微生物の働きにより、有機化合物が分子レベルまで分解し、最終的には二酸化炭素や水となって自然界へと循環していくこと参考:タイヤに関する課題
1.タイヤ強化剤カーボンブラックが石油由来のため、この製造におけるCO2排出量が大きい
2.タイヤ粉塵が海洋マイクロプラスチックの主要因と言われていて、EUでは規制が決定している
3.タイヤ処分が現状では埋め立てるか、燃やすしか方法がなく、いずれも環境負荷が大きい
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16550/590/16550-590-810a911d103a804d1e3c388ec9a26548-2992x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
シェアサイクルに装着されたBXホワイトタイヤ
静岡市役所、ケーブルネットワークのTOKAIと協働し、実証実験をスタート
LIPPERは、2023年に静岡市アクセラレーションプログラムに採択された後、静岡市役所・株式会社TOKAIケーブルネットワークと実証実験の準備を進めてきました。そして、このたび2024年4月15日(月)から、静岡市運営のシェアサイクルPULCLE(パルクル)にLIPPERが開発する「BXホワイトタイヤ」を装着して公道走行する実証実験を開始することとなりました。全6台を設置し、タイヤ摩耗度および耐候性の検証を行います。検証期間:2024年4月15日(月)〜7月14日(日)
展開台数:シェアサイクルPULCLE(パルクル)6台
検証内容:タイヤ摩耗度および耐候性の検証
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16550/590/16550-590-fe8f63040c632f19e3c4b131c234ec7d-2992x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
シェアサイクルの利用イメージ
今後、LIPPERは、静岡県・静岡市の協力のもと、2024年6月からタイヤ粉じんの海洋生分解性検証を清水港で行う予定です。また、2025年からタイヤ強化材を本格量産し、タイヤメーカーへ供給を開始する予定です。
持続可能な街づくりに取り組む、静岡市アクセラレーションプログラム
「静岡市アクセラレーションプログラム」は、持続可能な街づくりに取り組む静岡市が主催するアクセラレーションプログラム(※)です。本プログラムには、プレシード・シード期の企業を対象とした「インキュベーションコース」、アーリー・ミドル期の企業や第二創業の企業を対象とした「PoC型アクセラレーションコース」の2つのコースがあり、LIPPERは「PoC型アクセラレーションコース」に採択されました。
PoC型アクセラレーションコースでは、静岡市が抱える課題や地域の特性を踏まえて「防災」「BX(ブルー・トランフォーメーション)」「教育・福祉」というテーマを設定。採択企業に対して、市内事業者とのマッチングと事業共創に向けた実証実験における伴走支援、専門家への個別相談、社会関係資本の提供など、幅広い支援を行いました。Shizuoka City Acceleration Program WEBサイト: https://01booster.com/program/shizuoka-city
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16550/590/16550-590-0ea2daf579b11ec45cb83134f4aeb741-1250x417.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社ゼロワンブースター
「事業創造の力で世界を変える」という企業理念のもと、大手企業とベンチャー企業が足りない部分を相互に補完し合い、イノベーションを共創し、事業の成長を加速するオープンイノベーションプログラム「コーポレートアクセラレーター」や社内起業家を発見・育成するプログラム「イントラプレナーアクセラレーター」を展開しています。また、起業家や社内の事業開発担当者を育成するラーニングプログラムの運営やベンチャー投資、ベンチャースタジオの運営など事業領域を拡大中。また、2020年2月から、個人のアイデアを形にするワーキングコミュニティ「有楽町『SAAI』Wonder Working Community」の運営を行っています。商号:株式会社ゼロワンブースター
代表者:代表取締役 合田ジョージ
所在地:〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1階
設立:2012年3月
事業内容:
起業家向けシェアオフィス、コーポレートアクセラレーター・イントラプレナーアクセラレータープログラム企画運営、企業内起業人材研修、投資および資金調達支援、事業創造コンサルティング、M&A仲介サポート等
URL:https://01booster.co.jp
※コーポレートアクセラレーターは01Boosterの登録商標です。