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奥泉光・著『虚史のリズム』、集英社より8月5日(月)発売。太平洋戦争前後の混乱期に蠢く無数の「声」を紡ぎあげた超絶技巧ミステリー!

これぞ現代日本文学の最先端。1000ページ超の、メガ、ギガ、もとい「テラ・ノベル」、現在試し読み実施中。




[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11454/596/11454-596-a45bacadb51d0863eae3ce1cc7cd5bf6-856x1200.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
奥泉光・著『虚史のリズム』/集英社 カバー

日本の近現代史を舞台に、『東京自叙伝』など数々の怪作を世に送り出し続けている小説家・奥泉光氏。『この国の戦争:太平洋戦争をどう読むか』(加藤陽子氏との共著)などでも、その知識の深淵
を知ることができます。
その奥泉氏が新たに世に問う、1000ページを超える超大作、それが『虚史のリズム』。集英社より8月5日(月)発売、現在予約受付中です。

【内容紹介】
1947年東京、石目鋭二はかねてより憧れていた探偵になることにした。雑多な商売をこなしつつ新宿にバー「Stone Eye」を開き、私立探偵として活動を始める。ほどなくして彼のもとに、元陸軍少尉の神島健作からの依頼が舞い込んだ。山形に住む彼の実の兄・棟巍(とうぎ)正孝元中将夫妻が何者かに殺されたのだという。正孝の長男夫妻と三男の和春は行方知れず、他の容疑者も浮かぶ中、事件を追う石目の前に姿を現したのは、東京裁判の行方をも動かす国家機密が記された「K文書」なる存在だった。GHQまでもが必死に追う怪文書の正体は。殺人事件の犯人は。dadadadadaという奇妙なリズムが意味するものは一体……?

奥泉氏本人の「奇書にしたい」という思いから、作品中の「dadada」というフレーズを生かしてデザインされた、川名潤氏によるインパクト十分な装丁にもぜひご注目ください。
圧倒されるボリュームではあるものの、そのグルーヴ感から一気読み必至。未知なる読書体験をお約束します。

【『虚史のリズム』試し読み実施中】
https://note.com/shueisha_bungei/n/n873e7647fbe6

【著者略歴】
奥泉光(おくいずみ・ひかる)
1956年山形県生まれ。86年「地の鳥天の魚群」でデビュー。93年『ノヴァーリスの引用』で野間文芸新人賞、瞠目反文学賞、94年『石の来歴』で芥川賞、2009年『神器―軍艦「橿原」殺人事件』で野間文芸賞、2014年『東京自叙伝』で谷崎潤一郎賞、2018年『雪の階』で柴田錬三郎賞、毎日出版文化賞を受賞。『バナールな現象』『「吾輩は猫である」殺人事件』『グランド・ミステリー』『シューマンの指』『死神の棋譜』など著書多数。

【書誌情報】
作品名:虚史のリズム
著者名:奥泉光
定 価:5,280円(10%税込)
頁 数:1,104ページ
体 裁:A5判ハード
装 丁:川名潤
ISBN :978-4-08-771839-3
ネット書店の予約は以下から。
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-771839-3
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