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IoT機器へ簡単にセンシング機能を追加できる新しい開発フレームワークを発表

STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、AndroidまたはiOSプラットフォームを対象としたBluetooth(R) Low Energy対応センサ端末の開発期間を短縮する新しいBlueMicrosystem1 Open.Frameworkを発表しました。

BlueMicrosystem1は、温度、湿度、圧力、動き、位置データの検出・処理・伝送を行うアプリケーションに最適な包括的ソリューションです。このフレームワークは、IoT機器やウェアラブル機器をはじめ、高い性能と超低消費電力が求められる無線センサ機器の開発を加速させます。

BlueMicrosystem1には、リアルタイム・モーション・センサを含むライブラリに加え、大気圧センサのサンプル・アプリケーションが付属しています。このサンプルでは、完全に機能する無線センサ・ノードの構築方法を確認できるため、迅速な開発が可能となります。大気圧センサのサンプル・アプリケーションは、32bitマイクロコントローラ(マイコン)であるSTM32 F4を搭載したSTM32 Nucleoボード(NUCLEO-F401RE)、MEMSモーション・センサおよび環境センサを搭載した拡張ボード(X-NUCLEO-IKS01A1)、Bluetooth Low Energy拡張ボード(X-NUCLEO-IDB04A1)の3種類で構成され、使用可能な状態で提供されます。

センサ拡張ボードは、温湿度センサ、大気圧センサ、デジタル出力の3軸加速度センサと3軸ジャイロ・センサを含む慣性モジュール、3軸地磁気センサを搭載しており、10自由度の検知(10 DOF)(1)に加え、湿度と温度の検知にも対応しています。また、Bluetooth拡張ボードは、2.4GHzの無線帯域に対応するSTの低消費電力ネットワーク・コプロセッサBlueNRGを搭載しており、BlueMicrosystem1は、トランシーバとセンサを認識するドライバを搭載しています。さらに、STM32 NucleoボードはSTM32ファミリの全製品に対応しているため、開発中のアプリケーションに最適なマイコンを選択することができます。

Open.Framework、Open.MEMS、Open RFを含むSTのOpen Software Expansion開発ツールは、センサおよび通信用ICを含む互換製品や補完製品を搭載するIoT機器や組込みシステムの設計を加速させるドライバ、ミドルウェア、アプリケーション・ソフトウェアを提供します。この開発ツールにより、最先端製品を採用した迅速な試作が可能になるため、製品開発期間を短縮することができます。

詳細については、 http://www.st.com/bluemicrosystem1-nb をご覧ください。

(1)3個の3軸モーション・センサによる9項目と気圧センサによる1項目

STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2014年の売上は74.0億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。

◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
アナログ・MEMS・パワー製品グループ
TEL: 03-5783-8250 FAX: 03-5783-8216
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