日本社会にはびこる古くさい価値観を捨て、未来のために思考の尺度を変えよう!
[23/10/03]
提供元:PRTIMES
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佐々木俊尚 著『この国を蝕む「神話」解体 市民目線・テクノロジー否定・テロリストの物語化・反権力』、9月28日(木)発売。
株式会社徳間書店(本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:小宮英行)は、ITから政治、経済、社会まで、幅広い分野で独自の視点から発信を続けているジャーナリストの佐々木俊尚氏が、現代の日本社会が陥っている旧態依然の価値観をただす最新刊『この国を蝕む「神話」解体 市民目線・テクノロジー否定・テロリストの物語化・反権力』を9月28(木)に発売いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/16935/597/resize/d16935-597-a808bd39cbc3e8df124c-0.jpg ]
佐々木俊尚 著『この国を蝕む「神話」解体』 https://www.amazon.co.jp/dp/4198656843
21世紀が始まり四半世紀が経ったにもかかわらず、日本社会はテクノロジーの進化とは逆行して、「神話」のようなあまりにも古くさい価値観が居座り続けています。
権力は常に悪で、庶民感覚は常に正しく、弱者は守られるべき存在であり、物価高は生活に悪影響しかなく、監視社会は個人情報の収奪を目論むものであり、人工的なものは危険で自然由来が最良……そんな旧態依然のステレオタイプな思考が様々なジャンルにはびこり、この国を停滞させていることに、私たちの多くはまだ気づかないままです。
日本のメディアや世論は、そんな半世紀前に生まれた価値観をいまだに保持し続け、その観点で報道し、思考することから抜け出ることができていません。しかし、古くさいながらも、その価値観は極めて強靭で、かつ実態として乏しいところも「神話」たるゆえんです。
本書『この国を蝕む「神話」解体 市民目線・テクノロジー否定・テロリストの物語化・反権力』は、安倍晋三元総理を殺害したテロリストを悲劇の物語の主人公として語ることの危うさ、反対運動の継続を求めるだけの左派リベラル、地方から始まっている土地神話の崩壊、結婚制度という束縛、軍部の暴走に全ての戦争責任を負わせてしまった世間の空気……喫緊の課題から歴史的検証まで収録する最新論考です。
著者プロフィール
[画像2: https://prtimes.jp/i/16935/597/resize/d16935-597-b32b18ec59834b9e156a-1.jpg ]
佐々木俊尚(ささき・としなお)
作家・ジャーナリスト。1961年兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。
毎日新聞記者、『月刊アスキー』編集部を経て、2003年よりフリージャーナリストとして活躍。ITから政治、経済、社会まで、幅広い分野で発言を続ける。
最近は、東京、軽井沢、福井の3拠点で、ミニマリストとしての暮らしを実践している。
2006年には国内の影響力のあるブロガーを選出する「アルファブロガー・アワード」を受賞。
2010年には『電子書籍の衝撃 本はいかに崩壊し、いかに復活するか?』(ディスカヴァー携書)で情報・通信分野に関する優れた図書に贈られる「大川出版賞」を受賞。
『レイヤー化する世界』(NHK出版新書)、『そして、暮らしは共同体になる。』(アノニマ・スタジオ)、『時間とテクノロジー』(光文社)、『現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全』(東洋経済新報社)、『Web3とメタバースは人間を自由にするか』(KADOKAWA)など著書多数。
X(旧Twitter) https://twitter.com/sasakitoshinao
公式サイト http://pressa.jp/
書誌情報
[画像3: https://prtimes.jp/i/16935/597/resize/d16935-597-a808bd39cbc3e8df124c-0.jpg ]
[書名] この国を蝕む「神話」解体 市民目線・テクノロジー否定・テロリストの物語化・反権力
[著者] 佐々木俊尚
[発売日] 2023年9月28日(木)
[定価] 1870円(10%税込)
[判型/仕様] 四六判変形ソフトカバー
[発売] 株式会社徳間書店
[商品URL]
https://www.tokuma.jp/book/b634018.html
https://www.amazon.co.jp/dp/4198656843
<本書の構成>目次より抜粋
この国を停滞させる「二十世紀の神話」を終わらせよう
〜まえがきにかえて
■第一章 社会の神話
「弱者」という幻想
「マイノリティの目線」に縛られるメディア
「弱者」が「強者」に転じるとき
「物価高=悪」のステレオタイプ
悪循環「デフレスパイラル」
実態の景気回復と、マインドの景気回復の両輪
監視社会は「悪のビッグブラザー」ではない
マイナンバーの実利に目を向けよ
ドライブレコーダーは監視ではないのか
なぜ在外邦人は「上から目線」で日本を語るのか
「欧米を見習え」という思考の転換点
極右化、コロナ禍失策でも欧米は素晴らしいのか
■第二章 反権力の神話
日本に必要なのは「反権力」ではなく「反空気」だ
戦争への道は「空気」が決めた
この国におけるリーダーシップの不在
反権力は、なぜカッコ悪くなったのか
マイケル・サンデルで読み解く政治哲学の対立
社会の中枢になっても反権力を気どる世代
「批判するなら対案を」ではなく「批判するなら理念も示せ」
新型コロナ禍で理念不在となった朝日新聞
立憲民主党幹事長の「批判しやすいから批判」という姿勢
■第三章 メディアの神話
新聞の影響力は団塊の世代の退場とともに終わる
大手紙のウェブ進出をめぐる明と暗
新聞社の中立性を失わせた団塊読者へのおもねり
「レモン市場」で考えるフェイクニュース問題
メディアは不確かなものであふれかえっている
正しさを見抜くために私が実践している方法
「職能集団社会」が未来日本の民主主義を支える
レジ袋有料化における「啓蒙」という上から目線
日本社会の良識を支える新たな「知識を持つ人々」
なぜテロリストは「物語化」されるのか
安倍元首相を殺害した男を「被害者」にしたメディア
海外へ「雄飛」していったアウトサイダーたち
■第四章 右派と左派の神話
天皇の政治利用がなぜ二〇一〇年代に浮上したか
山本太郎「天皇直訴」以後の現象
想像でしかなかった左派リベラルの主張
知識人の権威はなぜ失墜したのか
マスコミが持ち上げることで知識人の信頼は高まる
ステレオタイプの終焉と新しい知識人の出現
なぜ「ウクライナ人は降伏せよ」と古い知識人たちは言いたがるのか
「ウクライナ降伏せよ論」の背景にある太平洋戦争
アニメ『この世界の片隅に』のセリフが原作と変わった理由
穏健化していた社会運動はなぜ先祖返りして過激化したか
ネット炎上を社会現象規模で捉えてはならない
ツイッター過激化の背景に団塊の世代の参入
自由を侵そうとする人たちはなぜ右派から左派に移ったか
キャンセルカルチャーという排斥文化の拡大
本来のリベラリズムは相手の発言の権利を擁護する
■第五章 環境と生活の神話
脱ダムは水害が少なかった時代の幻想だった
田中角栄とダム建設など公共事業急増の背景
公共事業費大幅カットとインフラ脃弱化のトレードオフ
「江戸時代に戻れ」と言うが、当時は森林が破壊され、稲作も限界だった
「江戸時代は支え合いとエコの世界」という嘘
文明と経済成長なくして森林は増えない
なぜオーガニック信仰の人たちは容易に陰謀論を信じてしまうのか
アジアを救った農業テクノロジーを否定する有機信仰
人工的=危険、自然=良いという思い込み
土地神話が終わり、土地を押しつけ合う「ババ抜き」時代がやってきた
空き家の管理状況によって固定資産税は6倍に
高齢化して、郊外住宅がやがて空き家化していく
「理想的な夫婦」「素晴らしい結婚」は現代における抑圧である
加藤和彦・安井かずみの夫婦生活の理想像と現実
共依存の果てにあるのは牢獄のごとき結婚生活だ
トレードオフ社会を生き抜くために
〜あとがきにかえて〜
本件に関する報道関係者のお問い合わせ先
【徳間書店PR窓口】
株式会社C-パブリッシングサービス 広報宣伝部
TEL:03-5403-4320(直通)
pr★c-pub.co.jp (★は@に変換してお送りください)
株式会社徳間書店(本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:小宮英行)は、ITから政治、経済、社会まで、幅広い分野で独自の視点から発信を続けているジャーナリストの佐々木俊尚氏が、現代の日本社会が陥っている旧態依然の価値観をただす最新刊『この国を蝕む「神話」解体 市民目線・テクノロジー否定・テロリストの物語化・反権力』を9月28(木)に発売いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/16935/597/resize/d16935-597-a808bd39cbc3e8df124c-0.jpg ]
佐々木俊尚 著『この国を蝕む「神話」解体』 https://www.amazon.co.jp/dp/4198656843
21世紀が始まり四半世紀が経ったにもかかわらず、日本社会はテクノロジーの進化とは逆行して、「神話」のようなあまりにも古くさい価値観が居座り続けています。
権力は常に悪で、庶民感覚は常に正しく、弱者は守られるべき存在であり、物価高は生活に悪影響しかなく、監視社会は個人情報の収奪を目論むものであり、人工的なものは危険で自然由来が最良……そんな旧態依然のステレオタイプな思考が様々なジャンルにはびこり、この国を停滞させていることに、私たちの多くはまだ気づかないままです。
日本のメディアや世論は、そんな半世紀前に生まれた価値観をいまだに保持し続け、その観点で報道し、思考することから抜け出ることができていません。しかし、古くさいながらも、その価値観は極めて強靭で、かつ実態として乏しいところも「神話」たるゆえんです。
本書『この国を蝕む「神話」解体 市民目線・テクノロジー否定・テロリストの物語化・反権力』は、安倍晋三元総理を殺害したテロリストを悲劇の物語の主人公として語ることの危うさ、反対運動の継続を求めるだけの左派リベラル、地方から始まっている土地神話の崩壊、結婚制度という束縛、軍部の暴走に全ての戦争責任を負わせてしまった世間の空気……喫緊の課題から歴史的検証まで収録する最新論考です。
著者プロフィール
[画像2: https://prtimes.jp/i/16935/597/resize/d16935-597-b32b18ec59834b9e156a-1.jpg ]
佐々木俊尚(ささき・としなお)
作家・ジャーナリスト。1961年兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。
毎日新聞記者、『月刊アスキー』編集部を経て、2003年よりフリージャーナリストとして活躍。ITから政治、経済、社会まで、幅広い分野で発言を続ける。
最近は、東京、軽井沢、福井の3拠点で、ミニマリストとしての暮らしを実践している。
2006年には国内の影響力のあるブロガーを選出する「アルファブロガー・アワード」を受賞。
2010年には『電子書籍の衝撃 本はいかに崩壊し、いかに復活するか?』(ディスカヴァー携書)で情報・通信分野に関する優れた図書に贈られる「大川出版賞」を受賞。
『レイヤー化する世界』(NHK出版新書)、『そして、暮らしは共同体になる。』(アノニマ・スタジオ)、『時間とテクノロジー』(光文社)、『現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全』(東洋経済新報社)、『Web3とメタバースは人間を自由にするか』(KADOKAWA)など著書多数。
X(旧Twitter) https://twitter.com/sasakitoshinao
公式サイト http://pressa.jp/
書誌情報
[画像3: https://prtimes.jp/i/16935/597/resize/d16935-597-a808bd39cbc3e8df124c-0.jpg ]
[書名] この国を蝕む「神話」解体 市民目線・テクノロジー否定・テロリストの物語化・反権力
[著者] 佐々木俊尚
[発売日] 2023年9月28日(木)
[定価] 1870円(10%税込)
[判型/仕様] 四六判変形ソフトカバー
[発売] 株式会社徳間書店
[商品URL]
https://www.tokuma.jp/book/b634018.html
https://www.amazon.co.jp/dp/4198656843
<本書の構成>目次より抜粋
この国を停滞させる「二十世紀の神話」を終わらせよう
〜まえがきにかえて
■第一章 社会の神話
「弱者」という幻想
「マイノリティの目線」に縛られるメディア
「弱者」が「強者」に転じるとき
「物価高=悪」のステレオタイプ
悪循環「デフレスパイラル」
実態の景気回復と、マインドの景気回復の両輪
監視社会は「悪のビッグブラザー」ではない
マイナンバーの実利に目を向けよ
ドライブレコーダーは監視ではないのか
なぜ在外邦人は「上から目線」で日本を語るのか
「欧米を見習え」という思考の転換点
極右化、コロナ禍失策でも欧米は素晴らしいのか
■第二章 反権力の神話
日本に必要なのは「反権力」ではなく「反空気」だ
戦争への道は「空気」が決めた
この国におけるリーダーシップの不在
反権力は、なぜカッコ悪くなったのか
マイケル・サンデルで読み解く政治哲学の対立
社会の中枢になっても反権力を気どる世代
「批判するなら対案を」ではなく「批判するなら理念も示せ」
新型コロナ禍で理念不在となった朝日新聞
立憲民主党幹事長の「批判しやすいから批判」という姿勢
■第三章 メディアの神話
新聞の影響力は団塊の世代の退場とともに終わる
大手紙のウェブ進出をめぐる明と暗
新聞社の中立性を失わせた団塊読者へのおもねり
「レモン市場」で考えるフェイクニュース問題
メディアは不確かなものであふれかえっている
正しさを見抜くために私が実践している方法
「職能集団社会」が未来日本の民主主義を支える
レジ袋有料化における「啓蒙」という上から目線
日本社会の良識を支える新たな「知識を持つ人々」
なぜテロリストは「物語化」されるのか
安倍元首相を殺害した男を「被害者」にしたメディア
海外へ「雄飛」していったアウトサイダーたち
■第四章 右派と左派の神話
天皇の政治利用がなぜ二〇一〇年代に浮上したか
山本太郎「天皇直訴」以後の現象
想像でしかなかった左派リベラルの主張
知識人の権威はなぜ失墜したのか
マスコミが持ち上げることで知識人の信頼は高まる
ステレオタイプの終焉と新しい知識人の出現
なぜ「ウクライナ人は降伏せよ」と古い知識人たちは言いたがるのか
「ウクライナ降伏せよ論」の背景にある太平洋戦争
アニメ『この世界の片隅に』のセリフが原作と変わった理由
穏健化していた社会運動はなぜ先祖返りして過激化したか
ネット炎上を社会現象規模で捉えてはならない
ツイッター過激化の背景に団塊の世代の参入
自由を侵そうとする人たちはなぜ右派から左派に移ったか
キャンセルカルチャーという排斥文化の拡大
本来のリベラリズムは相手の発言の権利を擁護する
■第五章 環境と生活の神話
脱ダムは水害が少なかった時代の幻想だった
田中角栄とダム建設など公共事業急増の背景
公共事業費大幅カットとインフラ脃弱化のトレードオフ
「江戸時代に戻れ」と言うが、当時は森林が破壊され、稲作も限界だった
「江戸時代は支え合いとエコの世界」という嘘
文明と経済成長なくして森林は増えない
なぜオーガニック信仰の人たちは容易に陰謀論を信じてしまうのか
アジアを救った農業テクノロジーを否定する有機信仰
人工的=危険、自然=良いという思い込み
土地神話が終わり、土地を押しつけ合う「ババ抜き」時代がやってきた
空き家の管理状況によって固定資産税は6倍に
高齢化して、郊外住宅がやがて空き家化していく
「理想的な夫婦」「素晴らしい結婚」は現代における抑圧である
加藤和彦・安井かずみの夫婦生活の理想像と現実
共依存の果てにあるのは牢獄のごとき結婚生活だ
トレードオフ社会を生き抜くために
〜あとがきにかえて〜
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