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高い精度の台詞検出機能を新搭載した、映画などの業務用音響制作ソフトの最新版 スタインバーグ ソフトウェア 『Nuendo 12』

株式会社ヤマハミュージックジャパン(東京都港区)は、Steinberg Media Technologies GmbH(ドイツ ハンブルク、以下、スタインバーグ社)が開発した、業務用デジタル・オーディオ・ワークステーション(以下DAW)ソフトウェアの『Nuendo 12(ヌエンド12)』のダウンロード販売を開始しました。パッケージ版も順次発売します。




[画像1: https://prtimes.jp/i/10701/602/resize/d10701-602-e9a8696eb9639ca8382c-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/10701/602/resize/d10701-602-2d11ed660783a283d66d-6.jpg ]


『Nuendo 12』は、映画やテレビ、ゲームオーディオなどの映像用音響制作に特化した業務用DAWソフトウェアの最新バージョンです。今回は、AIを活用したアルゴリズムの搭載によって、ロケ時の収録音から背景の雑音に関係なく台詞だけを検出する機能を新搭載し、ADR(台詞の別途録音:アフレコ、アテレコ)システムの刷新を行うなど、より快適なワークフローを実現するアップデートが多数施されています。また、Netflixで採用されている 「TTALダイアログスクリプト」のインポート・エクスポートに対応したほか、「Dolby Atmosバイノーラル・ダウンミックス」にも対応し、没入感のあるヘッドホンのマルチチャンネル・オーディオ再生を実現します。さらに、新たなライセンスシステム「Steinberg Licensing」の導入により、ドングルにとらわれないライセンス管理が出来るようになったほか、さまざまなユーザーインターフェースを改善し、パフォーマンス全体が向上しました。


品名:スタインバーグ ソフトウェア『Nuendo 12』
品番:NUENDO 12/R(通常版)、NUENDO 12/E(アカデミック版)、NUENDO 12/UD11(アップデート版)
価格:オープンプライス
発売日:4月28日(ダウンロード版のみ)

◎アカデミック版は、学生、学校教員の皆様向けの優待販売版です。ご発注の際には、学生証、教員証等のコピーが必要となります。
◎アップデート・アップグレードについて
『Nuendo 12』へのアップデート・アップグレードは、Steinberg Online Shopにてお買い求めいただけます。詳しくは、Steinberg Online Shopをご参照ください。https://japan.steinberg.net/jp/shop/list.html
◎特別優待期間(Grace Period:グレースピリオド)について
2022年3月16日以降に「Nuendo 11」以前のバージョンをアクティベートいただいた方は、『Nuendo 12』への無償バージョンアップ対象となります。
◎スタインバーグ サイト https://www.steinberg.net/ja/


<『Nuendo 12』の主な新機能>
1.高精度な台詞検出機能を搭載
AIを活用したアルゴリズムによって、ロケ時の収録音から背景の雑音に関係なく台詞だけを確実に検出し、かつ無音部分を除去することが可能になりました。最後に使った設定で無音除去をする新コマンドを選択することで、ユーザーは以降、同一の値で検出処理を実行することができます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/10701/602/resize/d10701-602-5a48c851979f975eb18b-3.jpg ]


2.ADRシステムの刷新
イベントからマーカーを作成する新機能を搭載しました。ADRが必要なプロジェクトで、ADRマーカーをインポートするための表形式スクリプトデータがない場合に、1つまたは複数の既存のオーディオイベントを選択することでADRマーカーを自動的に作成することができます。また、より柔軟なマーカー処理にも対応しました。マーカーウィンドウでマーカーを選択すると、『Nuendo 12』のプロジェクトウィンドウでそのマーカーが選択され、逆もまた同様に選択の連動が可能です。加えて、マーカートラックにマーカーの属性(キャラクター名など)を表示するよう設定できるようになりました。さらに、新しいキーコマンドも追加されています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/10701/602/resize/d10701-602-1a99e15c265191a41cbe-2.jpg ]


3.「TTALダイアログスクリプト」のインポート・エクスポート対応
Netflixで採用されている「TTALダイアログスクリプト」は、台詞の文字情報やキャラクター、有用なメタデータを含む、記録可能なADRマーカーに変換されるだけでなく、インポートやエクスポートも可能です。また、ADR制作中のスクリプトの変更は、『Nuendo 12』のマーカーエディター内で文書化することができます。
[画像5: https://prtimes.jp/i/10701/602/resize/d10701-602-f7678520563fc60729e6-1.jpg ]


4.Headphones Matchプラグイン
ヘッドホンによるバイノーラルコンテンツの周波数領域と空間領域を判断するためには、ニュートラルな周波数特性が不可欠です。「Headphones Matchプラグイン」は、387種類のヘッドホンモデルに対してモニター出力に正確な補正カーブを適用します。また、異なるヘッドホンの音をエミュレートすることも可能です。


[画像6: https://prtimes.jp/i/10701/602/resize/d10701-602-993d555cc3336352660a-4.jpg ]


5.Dolby Atmosバイノーラル・ダウンミックスに対応
「Nuendo 12 Renderer for Dolby Atmos」は、Dolby Atmosミックスのバイノーラルリレンダリングを可能にしました。すべてのベッド(標準的なマルチチャンネルの構成)とオブジェクト入力をレンダリングし、HRTF(頭部伝達関数)フィルターを用いて、ヘッドホンでのマルチチャンネル・オーディオ再生による没入感を再現します。
[画像7: https://prtimes.jp/i/10701/602/resize/d10701-602-c91c4fcb7cb3f37ed4f9-5.jpg ]


6.新ライセンス管理システム「Steinberg Licensing」の導入
ライセンス管理について、従来のドングル(USB-eLicenser)を使用する方法から、ドングルを必要としない「Steinberg Licensing」へ変更しました。新たなライセンス管理システム「Steinberg Licensing」では、ライセンスは「Steinberg Activation Manager」を通じてSteinberg IDと紐づき、最大で3台のPCへのアクティベーションが可能です。

7.Apple Silicon Native対応
Apple SiliconのRosetta2に加え、Nativeにも対応しました。

8.その他の編集ワークフローの向上
拡張編集機能の搭載や、UIとパフォーマンスの改善などを行っています。そのほか、オーディオ・ビデオエンジンのパフォーマンスも向上しています。


スタインバーグ Nuendo製品情報サイト
https://www.steinberg.net/ja/nuendo/
ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/


※文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
※このニュースリリースに掲載されている情報などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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