『ベンガルのたなごころ カンタ 彼女たちの針仕事展』開催のお知らせ
[15/02/27]
提供元:PRTIMES
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ATELIER MUJI
ATELIER MUJI(東京都:無印良品 有楽町内)では、2015年3月6日(金)〜2015年4月22日(水)まで、「ベンガルのたなごころ カンタ 彼女たちの針仕事」展を開催致します。
[画像: http://prtimes.jp/i/987/607/resize/d987-607-319716-0.jpg ]
日本には、手に心が宿る「たなごころ」という言葉があります。心をこめた伝統的な手仕事が成熟したその先には、何があるのでしょうか。色あせることなく、時間が味方するものづくりやデザインとは。
ベンガル地方のファブリックに見る、暮らしを彩る手仕事の豊かな世界をご紹介します。
ベンガル地方の女性たちは、古くは自分や家族のため、現在では産業や民族の誇りを守るために伝統的な針仕事に携わっています。カンタは、古くから伝わるベンガル地方の刺し子です。使い古したサリーなどの布を何枚か重ね合わせ、針と糸で細かい文様や絵柄を思い思いに描きます。この地域の習慣により、女性たちは自由な外出や行動を制限されていましたが、発想はどこまでも自由でした。これらの布は作り手の手を離れてもなお、時間や地域を越えて私たちを愉しませてくれます。使い手の倖せを願い、手間ひまをおしまない女性たちの生活の時間の中で作られた、一枚の布に描かれた世界。まるで私たちを見知らぬ物語へ誘う窓のようです。
本展では、1970年代から現地に足をはこび、一枚一枚収集された岩立フォークテキスタイルミュージアムの貴重なコレクションの中から、時を経てますます輝きを増す手仕事に込められた祈りや想い、倖せを感じさせるカンタを展示します。
【基本情報】
会場|ATELIER MUJI
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-8-3 インフォス有楽町 無印良品 有楽町2F
会期|2015年3月6日(金)〜2015年4月22日(水)(48日間)
開場時間|10:00-21:00 入場無料
お問い合わせ|http://www.muji.net/lab/ateliermuji/
主催|無印良品
企画・運営|生活雑貨部 企画デザイン室/無印良品 有楽町 ATELIER MUJI
協力|岩立フォークテキスタイルミュージアム
グラフィックデザイン|6D 木住野彰悟
【関連イベント】
会期中は、ベンガル地方のカンタに纏わる、暮らしを彩る手仕事の豊かを語るトークイベントや岩立フォークテキスタイルミュージアムの学芸員によるギャラリートークを開催致します。
■トークイベント「カンタ 刺し子で描く心の詩(うた)」
開催日|2015年3月11日(水) 時間|13:30-14:30(受付 13:00〜) 定員|60席
カンタは、ベンガル地方の女性から発祥した刺し子、手刺繍です。その魅力は、文様や技術のみならず、暮らしを営む生活者としての様々な視点や智恵、そして伸びやかな創造性が込められています。その魅力や背景を、現地でひとつひとつ蒐集されたコレクターであり、本展に作品をご協力いただいたインド染織の第一人者、岩立フォークテキスタイルミュージアムの岩立広子さんにお話しいただきます。
岩立広子(染織工芸研究、収集家)
女子美術大学工芸科 卒業。柳悦孝、柚木沙弥郎に師事。染色作家としてスタートし、1965年、中南米にプレインカの布を訪ねる旅をする。古代、現代の民族染織の研究を始め、1970年、染織の母なる国、インドに渡る。その後、40年以上、毎年2回通い続け、通算80回の訪印を記録する。広大で多彩な文化を持つインドの名もなき民が生み出す美しい大地の布、現地の風土に触れ、人々と接し、暮らしの中にある染織品を収集。その間、インド以外のあらゆる国へも足を運び、研究と収集を続ける。2009年、30年間続けてきたギャラリー&ショップ「カディ岩立」を閉店し、岩立フォークテキスタイルミュージアムを開設。インドの収集品:約4000点、その他の国:約4000点、計8000 点余りの染織品を毎回、テーマに合わせてセレクションし、展示している。日本民藝館を始め、岩立コレクションによる展覧会を多数開催。著書に1984年「インド 沙漠の民と美」用美社 (絶版)、2007年「インド 大地の布」求龍堂。
※注意事項
当日の天候や登壇者の体調不良等の理由により、イベントが中止になる場合がございます。イベントの変更がある場合には、アトリエムジ公式にてご案内致しますので、応募前やイベント前に必ずご確認ください。
■トークイベント2「暮らしに生きるカンタ―人と技」
開催日|2015年3月18日(水) 時間|13:30-15:00(受付 13:00〜) 定員|60席
自由で楽しそうな文様が色鮮やかに刺繍されたカンタ。いったいどんな女性が、いつ、どこで、どうやって作っていたのでしょうか?どんな道具や刺繍糸、布で?長い時間をかけてできあがったカンタは、ベンガルの人々の暮らしのなかで、どのように使われてきたのでしょうか?カンタの文様や色使いの意味を読みときながら、カンタに秘められた布と人の関わり、その歴史的変遷をお話します。
五十嵐理奈(福岡アジア美術館 学芸員)
1999-2000年にカンタの文化人類学的調査のため、インド国境に近いバングラデシュの村に滞在。2001年に「ベンガルの刺繍カンタ」展(福岡アジア美術館)に携わった後、2003年より現職。アジア近現代美術の調査、展覧会企画を行う。
■ギャラリートーク
開催日|2015年3月25日(水) 時間|18:30-19:00(受付 18:15〜) 定員|20席
岩立フォークテキスタイルミュージアムの学芸員 廣田繭子さんによる展示解説。
申込|要事前予約(参加無料) 会場|無印良品 有楽町 ATELIER MUJI
イベントへのご参加は無料ですが、事前のご予約が必要です。ご予約はアトリエムジ公式サイトにて承ります。
(なお、ご予約は満員になり次第終了致します。)
アトリエムジ公式サイトhttp://www.muji.net/lab/ateliermuji/
ATELIER MUJI(東京都:無印良品 有楽町内)では、2015年3月6日(金)〜2015年4月22日(水)まで、「ベンガルのたなごころ カンタ 彼女たちの針仕事」展を開催致します。
[画像: http://prtimes.jp/i/987/607/resize/d987-607-319716-0.jpg ]
日本には、手に心が宿る「たなごころ」という言葉があります。心をこめた伝統的な手仕事が成熟したその先には、何があるのでしょうか。色あせることなく、時間が味方するものづくりやデザインとは。
ベンガル地方のファブリックに見る、暮らしを彩る手仕事の豊かな世界をご紹介します。
ベンガル地方の女性たちは、古くは自分や家族のため、現在では産業や民族の誇りを守るために伝統的な針仕事に携わっています。カンタは、古くから伝わるベンガル地方の刺し子です。使い古したサリーなどの布を何枚か重ね合わせ、針と糸で細かい文様や絵柄を思い思いに描きます。この地域の習慣により、女性たちは自由な外出や行動を制限されていましたが、発想はどこまでも自由でした。これらの布は作り手の手を離れてもなお、時間や地域を越えて私たちを愉しませてくれます。使い手の倖せを願い、手間ひまをおしまない女性たちの生活の時間の中で作られた、一枚の布に描かれた世界。まるで私たちを見知らぬ物語へ誘う窓のようです。
本展では、1970年代から現地に足をはこび、一枚一枚収集された岩立フォークテキスタイルミュージアムの貴重なコレクションの中から、時を経てますます輝きを増す手仕事に込められた祈りや想い、倖せを感じさせるカンタを展示します。
【基本情報】
会場|ATELIER MUJI
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-8-3 インフォス有楽町 無印良品 有楽町2F
会期|2015年3月6日(金)〜2015年4月22日(水)(48日間)
開場時間|10:00-21:00 入場無料
お問い合わせ|http://www.muji.net/lab/ateliermuji/
主催|無印良品
企画・運営|生活雑貨部 企画デザイン室/無印良品 有楽町 ATELIER MUJI
協力|岩立フォークテキスタイルミュージアム
グラフィックデザイン|6D 木住野彰悟
【関連イベント】
会期中は、ベンガル地方のカンタに纏わる、暮らしを彩る手仕事の豊かを語るトークイベントや岩立フォークテキスタイルミュージアムの学芸員によるギャラリートークを開催致します。
■トークイベント「カンタ 刺し子で描く心の詩(うた)」
開催日|2015年3月11日(水) 時間|13:30-14:30(受付 13:00〜) 定員|60席
カンタは、ベンガル地方の女性から発祥した刺し子、手刺繍です。その魅力は、文様や技術のみならず、暮らしを営む生活者としての様々な視点や智恵、そして伸びやかな創造性が込められています。その魅力や背景を、現地でひとつひとつ蒐集されたコレクターであり、本展に作品をご協力いただいたインド染織の第一人者、岩立フォークテキスタイルミュージアムの岩立広子さんにお話しいただきます。
岩立広子(染織工芸研究、収集家)
女子美術大学工芸科 卒業。柳悦孝、柚木沙弥郎に師事。染色作家としてスタートし、1965年、中南米にプレインカの布を訪ねる旅をする。古代、現代の民族染織の研究を始め、1970年、染織の母なる国、インドに渡る。その後、40年以上、毎年2回通い続け、通算80回の訪印を記録する。広大で多彩な文化を持つインドの名もなき民が生み出す美しい大地の布、現地の風土に触れ、人々と接し、暮らしの中にある染織品を収集。その間、インド以外のあらゆる国へも足を運び、研究と収集を続ける。2009年、30年間続けてきたギャラリー&ショップ「カディ岩立」を閉店し、岩立フォークテキスタイルミュージアムを開設。インドの収集品:約4000点、その他の国:約4000点、計8000 点余りの染織品を毎回、テーマに合わせてセレクションし、展示している。日本民藝館を始め、岩立コレクションによる展覧会を多数開催。著書に1984年「インド 沙漠の民と美」用美社 (絶版)、2007年「インド 大地の布」求龍堂。
※注意事項
当日の天候や登壇者の体調不良等の理由により、イベントが中止になる場合がございます。イベントの変更がある場合には、アトリエムジ公式にてご案内致しますので、応募前やイベント前に必ずご確認ください。
■トークイベント2「暮らしに生きるカンタ―人と技」
開催日|2015年3月18日(水) 時間|13:30-15:00(受付 13:00〜) 定員|60席
自由で楽しそうな文様が色鮮やかに刺繍されたカンタ。いったいどんな女性が、いつ、どこで、どうやって作っていたのでしょうか?どんな道具や刺繍糸、布で?長い時間をかけてできあがったカンタは、ベンガルの人々の暮らしのなかで、どのように使われてきたのでしょうか?カンタの文様や色使いの意味を読みときながら、カンタに秘められた布と人の関わり、その歴史的変遷をお話します。
五十嵐理奈(福岡アジア美術館 学芸員)
1999-2000年にカンタの文化人類学的調査のため、インド国境に近いバングラデシュの村に滞在。2001年に「ベンガルの刺繍カンタ」展(福岡アジア美術館)に携わった後、2003年より現職。アジア近現代美術の調査、展覧会企画を行う。
■ギャラリートーク
開催日|2015年3月25日(水) 時間|18:30-19:00(受付 18:15〜) 定員|20席
岩立フォークテキスタイルミュージアムの学芸員 廣田繭子さんによる展示解説。
申込|要事前予約(参加無料) 会場|無印良品 有楽町 ATELIER MUJI
イベントへのご参加は無料ですが、事前のご予約が必要です。ご予約はアトリエムジ公式サイトにて承ります。
(なお、ご予約は満員になり次第終了致します。)
アトリエムジ公式サイトhttp://www.muji.net/lab/ateliermuji/