Bluetooth Low Energy対応無線通信ICを使用した音声送信ソリューションを発表
[15/06/12]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
専用BlueVoiceドライバ / ライブラリの提供とSTM32マイコン、Bluetooth(R) Low Energy用IC、およびMEMSセンサを使用しウェアラブル機器開発を簡略化
多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、ソフトウェアを含むBluetooth Low Energy対応無線通信ICを使用した革新的な音声送信ソリューションを発表しました。ソフトウェアを含むこのソリューションは、ウェアラブル機器や音声リモコンなどの簡略化ならびに低消費電力化に貢献します。
ウェアラブル機器市場は、スマートウォッチなどの洗練された新商品の登場により、急成長し始めています。調査会社であるIHS社は、ウェアラブル機器の出荷台数が2019年までに1億3500万台に達すると予測しており、高度な機能に対応するためより多くの高性能センサを搭載したスマートな設計になると考えています(1)。ウェアラブル機器を購入する上での重要なポイントとして、使いやすさとバッテリ駆動時間の長さが挙げられますが、タッチパネルの使用頻度を最小限に抑える音声制御機能は、この両方を向上させることができます。
市場をリードするSTの無線通信用IC、32bitマイクロコントローラ(マイコン)、およびMEMS(2) センサは、ウェアラブル機器に理想的です。新しいBlueVoiceソフトウェアには、ST製品(32bitマイコン : STM32マイコン、超低消費電力ネットワーク・プロセッサ : BlueNRG、MEMSマイクロフォン)を活用したシステムにおいて、Bluetooth(R) Low Energyによる音声伝送に必要なドライバとライブラリがすべて用意されています。これらはスタック可能な開発ボードで提供されるため、プロトタイプを簡単に制作することができます。
さらに、Bluetooth Low Energyには、ホーム・オートメーション・システムのリモコンに使用されるWi-FiおよびZigBee(R)に比べ優位性があります。BlueVoiceを搭載したSTの開発プラットフォームは、MEMSマイクロフォンとモーション・センサを使用した音声・ジェスチャ制御機能の実装に最適化されており、より直感的で自然なユーザー・インタフェースを実現することができます。
STM32Cubeプラットフォームをベースとした新しいosxBlueVoiceミドルウェアおよびBlueVoiceLink Software Development Kit(SDK)は、STのMEMSデジタル・マイクロフォンを用いた開発をサポートするopen.AUDIOライセンス・プログラムに含まれます。open.AUDIOは、ARM(R) Cortex(R)搭載32bitマイコンであるSTM32を使用した組込み機器開発で設計者を強力にサポートするSTM32 Open Development Environmentと連携しています。
評価・開発用のBlueVoiceLink SDKは、http://www.st.com/bluevoicelink-nbより無償ダウンロードが可能です。配布パッケージに含まれるライセンス・ウィザード・ツールを使用することで、簡単にアクティベーションすることができます。また、ボリューム・ライセンス条項は、より価格競争力の高い最終製品の開発に向け、分かりやすくかつビジネスに配慮されたものになっています。
注記
ハードウェアとソフトウェアで構成されているSTM32 Open Development Environmentには、STM32マイコンの全シリーズに対応したSTM32 Nucleoマイコン・ボードの他、スタック可能な各種拡張ボード(X-NUCLEO-IDB04A1 : BlueNRG、X-NUCLEO-CCA02M1 : MEMSマイクロフォン、X-NUCLEO-IKS01A1 : MEMSモーション・センサ / 環境センサ)が含まれます。また、STM32Cubeの組み込みソフトウェアとサンプル・コード・スニペットにより、ソフトウェア開発の基本的な作業が簡易化されるため、設計者はアプリケーション・レベルでの機能差別化に注力することができます。
(1)ウェアラブル機器向けMEMS & センサのレポートに関するプレス・リリース(2014年):http://press.ihs.com/press-release/technology/wearable-sensor-market-expand-sevenfold-five-years
(2)Micro Electro Mechanical Systems(微小電気機械システム) : STは、コンスーマ・携帯型機器向けのMEMSマイクロフォンやモーション・センサ(加速度センサ、ジャイロ・センサ、地磁気センサ、および各種機能を統合した慣性モジュール)を含むMEMSセンサの世界的サプライヤです。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2014年の売上は74.0億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
アナログ・MEMS・センサ製品グループ
TEL: 03-5783-8250 FAX: 03-5783-8216
多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、ソフトウェアを含むBluetooth Low Energy対応無線通信ICを使用した革新的な音声送信ソリューションを発表しました。ソフトウェアを含むこのソリューションは、ウェアラブル機器や音声リモコンなどの簡略化ならびに低消費電力化に貢献します。
ウェアラブル機器市場は、スマートウォッチなどの洗練された新商品の登場により、急成長し始めています。調査会社であるIHS社は、ウェアラブル機器の出荷台数が2019年までに1億3500万台に達すると予測しており、高度な機能に対応するためより多くの高性能センサを搭載したスマートな設計になると考えています(1)。ウェアラブル機器を購入する上での重要なポイントとして、使いやすさとバッテリ駆動時間の長さが挙げられますが、タッチパネルの使用頻度を最小限に抑える音声制御機能は、この両方を向上させることができます。
市場をリードするSTの無線通信用IC、32bitマイクロコントローラ(マイコン)、およびMEMS(2) センサは、ウェアラブル機器に理想的です。新しいBlueVoiceソフトウェアには、ST製品(32bitマイコン : STM32マイコン、超低消費電力ネットワーク・プロセッサ : BlueNRG、MEMSマイクロフォン)を活用したシステムにおいて、Bluetooth(R) Low Energyによる音声伝送に必要なドライバとライブラリがすべて用意されています。これらはスタック可能な開発ボードで提供されるため、プロトタイプを簡単に制作することができます。
さらに、Bluetooth Low Energyには、ホーム・オートメーション・システムのリモコンに使用されるWi-FiおよびZigBee(R)に比べ優位性があります。BlueVoiceを搭載したSTの開発プラットフォームは、MEMSマイクロフォンとモーション・センサを使用した音声・ジェスチャ制御機能の実装に最適化されており、より直感的で自然なユーザー・インタフェースを実現することができます。
STM32Cubeプラットフォームをベースとした新しいosxBlueVoiceミドルウェアおよびBlueVoiceLink Software Development Kit(SDK)は、STのMEMSデジタル・マイクロフォンを用いた開発をサポートするopen.AUDIOライセンス・プログラムに含まれます。open.AUDIOは、ARM(R) Cortex(R)搭載32bitマイコンであるSTM32を使用した組込み機器開発で設計者を強力にサポートするSTM32 Open Development Environmentと連携しています。
評価・開発用のBlueVoiceLink SDKは、http://www.st.com/bluevoicelink-nbより無償ダウンロードが可能です。配布パッケージに含まれるライセンス・ウィザード・ツールを使用することで、簡単にアクティベーションすることができます。また、ボリューム・ライセンス条項は、より価格競争力の高い最終製品の開発に向け、分かりやすくかつビジネスに配慮されたものになっています。
注記
ハードウェアとソフトウェアで構成されているSTM32 Open Development Environmentには、STM32マイコンの全シリーズに対応したSTM32 Nucleoマイコン・ボードの他、スタック可能な各種拡張ボード(X-NUCLEO-IDB04A1 : BlueNRG、X-NUCLEO-CCA02M1 : MEMSマイクロフォン、X-NUCLEO-IKS01A1 : MEMSモーション・センサ / 環境センサ)が含まれます。また、STM32Cubeの組み込みソフトウェアとサンプル・コード・スニペットにより、ソフトウェア開発の基本的な作業が簡易化されるため、設計者はアプリケーション・レベルでの機能差別化に注力することができます。
(1)ウェアラブル機器向けMEMS & センサのレポートに関するプレス・リリース(2014年):http://press.ihs.com/press-release/technology/wearable-sensor-market-expand-sevenfold-five-years
(2)Micro Electro Mechanical Systems(微小電気機械システム) : STは、コンスーマ・携帯型機器向けのMEMSマイクロフォンやモーション・センサ(加速度センサ、ジャイロ・センサ、地磁気センサ、および各種機能を統合した慣性モジュール)を含むMEMSセンサの世界的サプライヤです。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2014年の売上は74.0億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
アナログ・MEMS・センサ製品グループ
TEL: 03-5783-8250 FAX: 03-5783-8216